2008年02月04日
Match No.013 2008.2.3
<バレーボール>
Vチャレンジリーグ男子
FC東京vs東京ヴェルディ
@東京体育館
Jのほうでは今シーズン3季ぶりに復活する「東京ダービー」。
土肥洋一がその日だけ試合に出ないことを祈りつつ楽しみにしているのだが、
こちらバレーの東京ダービーは、Vチャレンジリーグにて
毎年行われております。
記憶が正しければ3回目のバレーのダービー観戦。
7戦全勝どうしの対決は、「本日のメインエベント」的に
満を持して第3試合に組まれた。
今季のNFL第9週、ペイトリオッツ対コルツのような試合を期待しよう。
会場にぶら下がる青赤、そして緑の横断幕。
両チームの「サポーター」はサッカーの応援スタイルをアレンジして歌い、コールする。
手にはチームカラーの旗。
どちらが先に掲げたかは知らないが双方「東京の誇りにかけて」の横断幕。
どちらが先に始めたかは知らないがFC東京は「La7」、ヴェルディは「El 13」と
サポはそれぞれ7人目の選手、13人目の選手を自称する幕を掲げる。
ベンチ入りが12人だからということで13をとるか、
コートには6人だから7をとるかの違い。
(まぁサッカーの例に倣うなら7なんだろうな)。
13(トレセ)には男性冠詞が付いていて
7(シエテ)には女性冠詞が付いているのも、きっと意味はあるのだろう。
バレー界において、伝統のライバル対決みたいなものは数あれど、
こんなにライバル意識剥き出しなのはこの対戦だけかもね。
(ヴェルディなんかライバル視していないという上から目線の東京サポがいるとしたら、
その意識はやめといたほうがいい。せっかくなんだから熱くなろうぜ)
それでもなぜか、似通った「ふたり」は仲良しに見えてしまう(苦笑)。
こっち世界では東京のサポもヴェルディのサポも異端児的で
同じ括りに入ってしまうからなんだろうなー。
とはいえダービーはダービー。
ポイントが進むにつれ、特有の尻がむずがゆい感覚が増していった。
ドキドキする試合ではいつもこうなる。
====
第1セット。
エース福田が右サイドに入ってのアタックなどで東京がペースを掴む。
阿部のスパイクで12-9とリードを奪うと、
阿部サーブのシリーズで2点追加しヴェルディのタイムアウトを誘う。
リードをキープした東京はセット後半は阿部のバックアタックが冴え、
最後は少々もたつきつつも25-22でセットを取った。
第2セット。
今日何度も見せつけられたバレーという競技の特質をここでも見る。
「セットのアタマはゼロ対ゼロから始まるよ」、つまり
どんだけ前のセットで調子に乗ってても、次セットはチャラになって始まり、
最終的にセット数の多い方が勝ちだということ。
東京はこのセットも8-6とリードで最初のテクニカルTOを迎えたが、
ヴェルディのセッター奥田がプレー中に腱をやったか捻挫したかで
もんどりうって交代したあたりから雲行きが怪しくなった。
ミスってばかりいたヴェルディの20番が決めだしたと思ったら、
東京のスパイクが軒並みブロックに遭う。
効きまくっていた阿部のバックアタックが、ついに3枚ブロックで対処され
13-16とされる。
その後盛り返すが連続ポイントが取れず、19-23でタイムアウト。
セッターが高橋に代わってからリズムの良いヴェルディに対し、
東京の金澤監督が何を伝授したかは素人目にはわからない。
しかしここから、雪をみぞれに変えるほどの熱い時間帯が始まった!
伊東が決めて3点差。20番のスパイクがネットにかかり2点差。
ヴェルディたまらずタイムアウト。
ここで東京はサーブをミスってダメだこりゃ。21-24セットポイント。
いやダメじゃない。
1点返すと、さらに加賀!加賀!加賀!3連続ブロックだこらー!
全部加賀の手だったかはわからんが、
いちばん吠えていたから勲章は加賀のもんや。
3つめのブロックは阿部のバックアタックにつなげ、
25-24、逆王手だこらー!
加賀の3ブロックは2枚以上のブロックが実ったもの。
ヴェルディ高橋にとっては悪夢のような時間帯だったに違いない。
最後はヴェルディ和井田のアタックがオーバーし、
ミラクル(安いな)完結!26-24でセット連取!
少々取り乱してしまいましたが、
ぼくはほんとにとてもたのしかったです。
さて、もちろん第3セットも0-0から始まったが、
どんなにバレーボールが恐ろしくても、
「21-24からの5連続ポイント」の流れが逆流することはなかった。
フルセットを覚悟していたが、3-0のストレートで勝利。
トリプルヘッダーは大満足の結果で締まった。
使われなかった大量の防寒具を手に、薄暗い雪道を帰った。
====
バレーボールとは面白いものだ。そして難しい。
両者の実力が高いレベルで拮抗するほど、
試合は淡々とスコアを刻む。
柏対四国のようなアップダウンはない。
ひとつのミスが命取りになり、わずか2ポイント差でも
追いつくのは容易でない。
一方で、両軍合計200ポイントが入ることも当然ある。
極限の集中。そして一見単調にも見えるゲームの連続性。
この2つが同居し混在するバレーボールというゲームは、
観るのがとても難しい。
戦術を深く知ればずっと面白いのだろうが、
そうでない限り、もしかしたらスティックを打ち鳴らして
「○ッポン!」とはしゃぐのがいちばんいいんだったりして。
いやいやいやいや。
FC東京 3-0 東京V
posted by sot-escape |22:56 |
Vリーグ |
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2008年02月04日
Match No.012 2008.2.3
<バレーボール>
Vチャレンジリーグ女子
PFUブルーキャッツvs健祥会レッドハーツ
@東京体育館
さて2試合目。
私は、同時進行される第1コートの女子(PFU×健祥会)と
第2コートの男子(警視庁×大同)を
ちょうど間の席に座って両方追いかける、という芸当に挑戦し、
あえなく大混乱に陥り、途中から女子に専念したのだった。
案の定、試合の記憶はブツブツ抜けている…。
第1セットは、激しいシーソーゲーム。
18-18から健祥会が連続ポイントで23-19とし、そのまま逃げ切った。
PFUは、セッターのトスがずれることが何度かあった。
第2セットはPFUが常に先行するも22-22に追い付かれる。
それでもそこから3点。最後は好レシーブから古藤がねじ込んで決めた。
PFUブルーキャッツの応援は、
バレーボールらしく、音響を持ち込み、PCで流す音楽を操作し、
青いTシャツに猫耳のお兄さんたちが
手拍子やコールを指揮していた。
石川県からおいでになったんだろうか。
決めのネコポーズが悩ましい。ニャーン。
第3セットは大味な展開。グワングワンと流れが振れる。
健祥会は2-5から5連続ポイント。
PFUはそこから怒涛の10連続ポイント。
1番の餅田、何をやってもうまくいく。
そこからは多少もたついたが、最後も餅田がきれいに決めてセットを取る。
しかしバレーは難しい。第1試合と同じ、女心は行ったり来たり。
10点目あたりまでは競っていたのだが、
そこからサーブレシーブの乱れ、呼吸が合わないなど
急にグダグダになり始めたPFUが完全に自滅。
健祥会の24点目もPFUのお見合い。
17-25でセットを落とし、僕はもうPFUは「切れた」な、と思った。
しかしなぁ。そこから振り子が戻るもんかね。
すっかり(ちゃっかり)ご機嫌を直したPFUの猫たち(猫耳お兄さんたちではないよ)は、
餅田のスパイク、河合の1枚ブロックなどで差を広げてゆき、
佐々木のブロック、河合のクイック、もひとつ河合のスパイク…
とノリノリに。結局15-8で最終セットを制し、
3-2でPFUが勝利した。
2試合連続で目まぐるしい試合を見て、しかも隣のコートをチラ見する
という無謀な考えまで途中まで遂行していたために、
けっこう疲れてしまった。
しかし、メインエベントより前に果ててしまうわけにはいかないのだ。
→つづく
PFU 3-2 健祥会
posted by sot-escape |00:03 |
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2008年02月04日
Match No.011 2008.2.3
<バレーボール>
Vチャレンジリーグ女子
四国Eighty8Queen vs 柏エンゼルクロス
@東京体育館
今日は楽しみにしていたトリプルヘッダーの日。
秩父宮でトップリーグの最終節2試合を見た後、
東京体育館でVチャレンジリーグの東京ダービーを
観戦するという美しいスケジュールが組まれていた。
さらに、雪を見ていっそう情熱を燃やし、
あこがれのグリーンベイ・パッカーズのファンのように
吐息を凍らせながら観戦しようと意気込んでいたのに、
外苑前駅に着いたら「本日のトップリーグは延期だよ」ってさ。
仕方あるまい。
ひざ掛けも5つのカイロもハイソックスも
ジーンズの下に着込んだサッカーパンツも2組の手袋もフイになったが、
こうなったらバレーボールをとことん見てやろうじゃないか。
というわけで、
Vリーグ2部のVチャレンジリーグの集中開催会場である
東京体育館へ正午からGO。
コート3面を使ってそれぞれ3試合。計9試合が組まれたこの日。
まずは四国Eighty8Queens対柏エンゼルクロスをチョイス。
これはもうネーミングで一発で選んだ。
四国だから88かい!白装束で歩いて来たんかい!
エンゼルクロスって、天使の衣、きっと看護婦さんのチームやろ!
と、わかりやすかったので、◎。
実はここまで全敗どうしの対戦。
このレベルだと、
主導権が目まぐるしく行き来するし、ラリー自体が長い。
で、得点経過を全部メモってはいるんだけど、
詳細は割愛しましょう。
フルセットまでもつれたこの試合、
とにかく流れがあっちに行ったりこっちに行ったりで大変だった。
第1セットは四国が9点差で取ったのだが、
第2セットは終盤に突如四国のレシーブが乱れ始めて柏が取り、
第3セットは四国が巻き返したものの、
第4セットは四国のレシーブがまた乱れ、最終セットはネジが外れてしまい、
結局柏が初勝利を挙げた。
さて、「女子バレー」と聞いてわれわれが思い浮かべるもの。
コーチにしごかれる鮎原こずえのイメージから、進化しているだろうか?
していない!と僕は思う。アタックNo.1なんかろくに見たことない世代が言うのもなんですが。
思い浮かべてみてほしい。
もはや国民も飽き飽きし始めているであろう
しょっちゅう日本で行われるバレーボールの世界大会で
フジテレビやTBSが垂れ流す、大会PRや選手紹介のVTRを。
必ず、柳本監督に怒鳴られて涙しながらも最後は笑顔!
みたいなアプローチなのだ。
コーチという存在を介さないとチームも選手も語ってもらえない
のです、いまだに。
もちろん悪いのは短絡的なテレビ局だ。
だけど、できることから始めよう。選手よ協会よ立ち上がれ!
というわけで、提案。
女子バレー、タイムアウト禁止条例
を制定してはどうか。
今日の四国対柏の試合。何回あったことか。
連続ポイントを取られる→コーチがたまらずタイムアウト
→さっきまでの流れがウソのように連続ポイント奪取
→今度は敵のコーチがタイムアウト→またもや相手が息を吹き返す
→途端にレシーブが乱れる→たまらずまたタイムアウト・・・・。
女心と秋の空。
外は大雪。
タイムアウトを取る目的は何か。
8割方、精神的なケアであろう。
高校生ならまだわかる。
でも大の大人が、ちょっとレシーブが乱れたくらいで
コーチに「落ち着け」とか「ここは集中や」と言ってもらったり
「ドンマイ切り替えていこう」と作り笑顔で励ましあったりするために
1セットに2度もプレーを止める権利を与えられているって、
どうかと思う。
(30秒間プレーが中断されたくらいで、
するりと相手に流れを持っていかれてしまうのはもっと悪いけど)
(実は)バレーを齧ったことのある僕は
バレーがいかに「流れのスポーツ」であるかよくわかっているつもりだ。
でも、僕は言いたい。
ちらちらベンチを見るな!コートの上で解決しなさい!と。
自立した現代女性(昭和30年代みたいな表現やけど)に
見えないのよ。日本のバレーの選手は。
タイムアウト禁止条例で、まず自立への一歩(昭和だなぁ表現力が)を
踏み出しましょう。
泣いたり挫けたり、するよね。
「だって女の子だもん」
でも
「コートの中では平気なの」という歌詞を忘れていやしないかい?
フジテレビも、「柳本ジャパン」という単語、禁止!
やるのは選手。シビアに見てあげることが、大事。
少々熱くなりやした。
でも今日はあと2試合あるんです。
四国Eighty8Queen 2-3 柏エンゼルクロス
posted by sot-escape |00:01 |
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