2008年12月31日
Match No.099 2008.12.28
<アイスホッケー>
アジアリーグ
HC日光アイスバックスvs日本製紙クレインズ
@日光霧降アイスアリーナ
今年一番のバッドニュースは、
年の瀬にやってきました。
SEIBUプリンスラビッツ廃部の決定。
ニュースを知ったとき、全国のアイスホッケーファンの皆さんはどんな反応をしたのでしょう。
例えば僕は呻き声を上げて頭を抱えました。
経費のかかる「お荷物」としていつか切りたいと思っていたところへ、
「経済情勢の悪化」が口実を与えた、
というのが私の見立てです。
不景気を感じる前から不景気だと思い込んでしまったような感じの昨今の日本。
果たして、プリンスホテルやオンワードにとって今は100年に1度の危機なんでしょうか。
西武グループの経営の拙さは今に始まったことではないでしょう。
とにかく、ヤバい状況です。
東伏見での街頭インタビューに答えた方の言葉を借りれば
「野球でいえば巨人がなくなるようなもの」という緊急事態です。
「年間100試合観戦計画」は、99試合目に、
アイスホッケーを選びました。
====
2月のプレーオフに来たときは平日ナイターだったので寂しかった日光の駅前ですが、
年末を温泉地で過ごす観光客でそこそこ賑わってました。
今や僕がいちばん好きなアリーナといえる霧降アリーナ。
たくさんのバックスファンを集めました。
クレインズサポーターが、ラビッツ存続のための署名を集めていました。
もちろん気合いを入れて名前を書きます。
名前がひとつしかないのが残念。
====
クレインズは赤いユニフォーム(初めて見た)、
バックスは黒地にオレンジの横縞が入ったユニフォームで戦います
(そんなのあったんだね。パジャマみたいだけど素敵)。
両ゴーリーは昨日の試合と同じ、バックスは橋本、クレインズは石川。
昨日は4-1でクレインズ。日光はまだ今季4勝で最下位だ。
98%ホームの雰囲気でフェイスオフ。
2月の試合と同じような立ち上がり。
バックスは開始52秒でいきなりペナルティを取られる。
飯村のシュートをゴール前でチップされるが橋本がセーブ。
伊藤雅俊からゴール横のティリー(だったかな)へのパス、これは外れる。
危なっかしいスタートだ。
せめて序盤は耐えてくれよー。
そんな願いが通じ、よく走れていたバックス。
3:40頃、第2ラインの大日向と中居のブレイクアウェイ、
2on1だったが、シュートは石川にセーブされた。
3分後、リンク中央でパックを奪った大日向が持ち込みシュート、これもセーブ。
さらに、中居が少なくとも2回チャンスを演出する。
バックス、とってもいい感じ。
FWはよく追い、ニュートラルゾーンでのチェックも早い。
ペースは掴んでいた。
しかし、先制点はやっぱりクレインズ。
攻め込んだ先のゴール裏で日光・瀬高がトリッピングを取られると、
クレインズは12:14、パワープレーチャンスをゴール脇で山野が生かし、1-0とした。
ここから日光は押し込まれ始めるが、
橋本が横っ飛びセーブなどで切り抜ける。
その後、激しいトランジッションゲームから双方チャンスを作るが、
1-0のまま1ピリ終了。
腹が減っていた僕は、当然売店コーナーへ。
駅前で食事をするのを我慢したのは、もちろんここの豚汁を飲むことが
ホッケーの役に立つからだ。
2月の反省を生かして防寒着をちゃんと着てはいたが、
やはりこの(ジャガイモの多い)豚汁がいちばん効く。
さて、1ピリのラストプレーでディック・ジョエルが反則を取られていた。
2ピリは最初から人数有利のアイスバックス。
39秒、ゴール前から後ろに戻されたパックを、
ルーキー福沢直哉が叩き、これが見事に決まる。
ドッカンドッカン霧降アリーナ。オレンジの旗が揺れる。
ラッフィング両成敗で4on4、さらに日光のパワープレーチャンスがあったが、
日光はセットアップするもののなかなかシュートに持ち込めず、
ファンからは「打て!」の声。このあたり味スタと一緒。
しかしパックを客席放り込みの罰(ディレーオブゲーム)で
クレインズがペナルティを犯すと、
7:19、バックスがパワープレーゴール。
左からのシュートのリバウンド、空いたゴールに中居がパックを押し込み、勝ち越した。
クレインズの個人技と素晴らしいパス回し、それに対抗するバックスの速攻。
好対照がゲームを面白くする。
9:45、直前の日光・ラフリニーエルのチャンスを防いだクレインズは、
速い攻撃から、三谷のロングパスを受けたディックが同点ゴール。
やはりこの2人でサクっと点を取ってしまう。
互角以上にやりあった30分間に満足するな。気持ちを切らすな。
と念じていたら、12:29またもやパワープレーを生かす。
フェイスオフからゴール前の混戦。
瀬高のシュート、リバウンド、土田英二ぃぃぃ!3-2。再び勝ち越した!
ここまでの3得点すべて、氷に乗っていたのは同じ
福沢、土田、中居、瀬高、ギルクリストのパワープレーセットだ。
クレインズも黙ってはいない。
佐藤博史、大沢のシュートは橋本がセーブ、
さらにクレインズのパワープレー。
橋本にはシュートの雨。しかしリバウンドを漏らさない。集中力は依然高い。
PP明けもどんどん放り込んでくるクレインズだが、
日光が集中してリードを守り、2ピリを終えた。
ここまで24-16とシュート数でも大きく日光が上回っていた。
ところが、3ピリのシュート数は、
日光7に対し、クレインズはなんと3倍の21本。
それでも、よく逆転を許さなかったと思う。
3ピリ最初のPKを凌ぎ、PK明けも橋本がピンチを防ぐ。
押し込まれながらも懸命のフォアチェックと速攻でチャンスをうかがう日光。
しかし11分台、日光は福沢がスティックを失う。
クレインズはパックを回して追い詰める。
プレーはなかなか止まってくれない。塚田が福沢にスティックを渡すも、自分は手ぶら。
プレスがかからない中、ゴール前にパックが放り込まれ、
リバウンドを佐藤博史が叩き、クレインズが同点とした。
尻がむずむずしてきた。ハラハラしているときの感覚。
つまり、面白いってこと。
この競技を見てハマらない人って、寂しい人だよね。
言いすぎかな。たしかにテレビじゃつまらんのだけど、
一度でも生で(できればプレーオフなんかを)見たら、サッカーに戻るのが
ちょっとしんどくなると思うのだけれど。
人生で2度だけ見た本場でのNHL(もう1試合は@さいたま)。
セディン兄弟がシュートを外しまくった、バンクーバーでの試合(2万人)。
大好きなティモネンがゴールを挙げた、ナッシュビルの試合(1.5万人)。
わざわざ太平洋を渡ってしまうほど僕がアイスホッケーを愛するのは、
単純明快で、スピーディーでパワフルで、
そしてスケートしながらパックを扱うという特殊技能を選手が操るという
スポーツとして大切な要素を凝縮した競技だと思うからだ。
今日の試合でも、3ピリラスト2分の一進一退の攻防はしびれた。
アイスバックスの速攻。大日向が右からシュート、石川がセーブ。
ラスト20秒。クレインズ飯村のシュート、リバウンドが出た!橋本セーブ!
その帰りのブレイクアウェイ、波多野がシュートをセーブした石川に
ぶつかっていった(リバウンドを獲りにいった)ことで石川が色めき立つ。
ヒューっと逃げていった波多野に、飯村がヒット。波多野吹っ飛ぶ。
ラスト8秒での大喧嘩。バックスを去った飯村に、霧降に降る激しいヤジ。
ジャッジは、飯村4分、波多野2分。
延長戦は4on3でのスタートとなった。リンクはスッカスカ。
そして延長1:05、土屋がスラップシュート!
右へ大きく外れたが、壁に当たったパックが跳ね返ってきたところを、
福沢が口を空けたゴールにシュート、ゴーーーール!
同じセットで、4つめのゴールだった。
====
ヒーローインタビュー。インタビュアーは正直で、
「バックス勝ちました!」と2度叫びました。
勝ったことがニュース。それは情けないっちゃ情けないんですが、
この歓喜を味わうために、人々はまた、アリーナにやってくるのです。
それはホッケーに限らずどこのファンでも同じことです。
日光に来てうらやましいと思うのは、
帰りのタクシーで運転手さんが「今日は勝ちました?」と聞いてくること。
第一声がホッケー、しかも「バックス勝ちました?」でなくても当然バックスが主語だとわかる会話。
味スタではまずあり得ないですね。「味スタ」が通じない運ちゃんさえいます。
そういう意味では、他のスポーツのフランチャイズすら凌駕している日光。
運営の苦しさは至るところに現れていますが、僕はこのチームが本当にうらやましいです。
SEIBUプリンスラビッツの衝撃は、
国内のアイスホッケーにどこまで影響するのでしょうか…。
2009年は実体経済がかなり厳しいのは確実です。状況は果てしなく厳しい。
でもトップリーグの維持はもちろん、チーム数の維持も絶対に必要です。
我々ファンは、できることは全てやりましょう。
僕は、競技の魅力をこういう場で伝えるのも、役目のひとつだと思っています。
昔に比べメディア露出が圧倒的に減ってしまったアイスホッケーですが、
霧降アリーナの雰囲気と、リンク上の戦いを見て、強く思いました。
日本アイスホッケーの火は、消えないぞ!!
そして東京のアイスホッケーの火も。
僕は願います。
立ち上がれ、FC東京、と。
年間3億円?楽勝楽勝。
日光アイスバックス 4-3 日本製紙クレインズ
posted by sot-escape |22:21 |
アジアリーグ |
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2008年11月18日
Match No.091 2008.11.16
<アイスホッケー>
アジアリーグ
SEIBUプリンスラビッツvs日本製紙クレインズ
@新横浜スケートセンター
NHLが開幕して2カ月が経つが、
NHL.comの使い勝手が悪くなり(FLASHって大嫌い)、
毎冬日課になるラジオ中継の録音をしていない。
アイスホッケーが足りない!
と鬱憤をためて新横浜に乗り込んだ。
ラグビー・アメフトに続き、トリプルヘッダー第3戦。
やっぱりアイスホッケーは生観戦に限るね!
国内4チームが集まったセンター開催の最後は、熱戦になった。
先制したのはクレインズ。
1ピリ9:44、ミタニ、じゃなくて三谷がゴール左ポスト際から押し込んだ。たぶん。
(満員で立ち見だったので、幾分不正確かと)
両者互角の展開の中、1ピリ残り22秒のフェイスオフ。
SEIBUがキープし、ゴール前へ。ゴール前では激しいポジション争い。
その中でGKが引き出され、ローチフォルトがフリーでこぼれ球(パス?)を押し込み、
同点に追い付いた。1ピリ残りは0秒。
クレインズとしてはありえな~い失点。
2ピリのあたま、開始27秒。
ありえな~い失点再び。
フェイスオフからノープレッシャーで持ち上がったパーピックのミドルシュートが、スコンと入ってしまった。
インターミッションを挟んで28秒で2失点。2プレーで2失点である。
このあと、リードを許したクレインズが徐々にペースを握る。
5分台、クレインズフェアチャイルドのシュートは菊地がセーブ。
さらにフェアチャイルドのパスに西脇と伊藤雅俊が飛び込むが惜しくもNG。
伊藤賢吾のペナルティでのSEIBUパワープレーをなんとか凌いだ後、
クレインズはファーストブレイク、しかし佐藤博史のシュートはまたも菊地が防ぐ。
さらにさらに、13分台からクレインズは波状攻撃を見せる。
しかし菊池が大当たり。すごい。
クレインズはラビッツのペナルティを引き出し、PPも押しまくり。
ユールがオープンネットに叩こうとしたパックはギリギリクリア。
伊藤のパスが角度変わるもわずか右。
そして菊池。神が降臨している。
そんな菊地も、さすがに5on3シチュエーションは止められなかった。
2ピリ終盤、SEIBUは今のインターフェアと増子のスラッシュを
同時に取られ、珍しい2分まるまるの3on5。
1分後、クレインズは三谷のパスからフェアチャイルドが押し込み、
2-2の同点とした。
5on3中にもペナルティを犯したSEIBUの人数不利はしばらく続いたが、
クレインズは逆転ゴールを挙げることができなかった。
3ピリは比較的SEIBUペースで進んだが、
クレインズは7分台にビッグチャンス。
しかしここでも菊池のアクロバティックなセーブに止められる。
その後は膠着。クレインズは石岡のペナルティで得た終盤のPPを生かせず。
3ピリ終了間際、
今度はクレインズ原武が痛いペナルティ。
なかなか形が作れない中で残り2秒、リバウンドが
ゴール前に出てパーピックがシュート、右に逸れる。危なかった。
5分間の延長戦は4on4で行われる。
原武のペナルティが残っていたクレインズは3人でのスタートだったが無難に消費。
逆に速攻から反則をもらい4on3の大チャンス。
しかし、入らんもんやなぁ。SEIBUは守りきる。
延長戦ラスト2分、SEIBUはパーピックを中心に
ビッグチャンスを作るも決められず、2-2で65分間の戦いを終えた。
目まぐるしかった。
激しく、そしてじれったいホッケーらしい攻防に、
両サポーターも一般の観客も満足していたはずだ。
それだけに、今年から取り入れられた
(NHLでいう)シュートアウト、(アジアリーグでいう)ゲームウィニングショット戦、
えーい面倒くさいな、ペナルティショット合戦は
本当に必要なのだろうかと首を傾げてしまう。
リンクの掃除をじいっと待ち(退屈!)、いざ始まると意外とあっさり終わる。
勝ったのは、2人目の石岡が決めたSEIBU。
シュートアウトでも完封した菊地は、
最後までゲームの主人公であり続けた。
SEIBUに勝ち点2、クレインズに1。
うーん、微妙。わざわざ差をつける必要性が、わからん。
SEIBU 2-2 クレインズ
(1 PS 0)
posted by sot-escape |23:49 |
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2008年03月05日
Match No.021 2008.3.2
<アイスホッケー>
アジアリーグプレーオフセミファイナル第2戦
SEIBUプリンスラビッツvs日本製紙クレインズ
@ダイドードリンコアイスアリーナ(東伏見)
試合の後、僕は花小金井のドトールで島田雅彦の小説を読みながら、
録音しておいたNHLのラジオ中継をウォークマンで聞いていた。
NHLを聞くときいつも僕は頭の中で、アナウンサーの実況を(あくまで想像することしかできないが)映像に変換する。
映像にして理解しないと、早口のアナウンサーがまさにPlay-by-Playで伝える実況内容は
スルスルーっと右耳から左耳へスルーしていってしまう。
野球と違って、アイスホッケーの映像変換作業はかなり難しい。しかも英語。
ところが不思議なもので、生のアイスホッケーを観戦した直後だと、
かなり鮮明に映像を想像できることに今日気付いた。いつもより臨場感が出る。
ただ、ひとつ困ったことがあった。
いくらテレビカメラ目線でプレーを想像しようとしても、できないのである。
僕の頭の中でナッシュビル・プレデターズとダラス・スターズの選手が、
東伏見のリンクの上を行き来してしまうのだ。
ソーメイ・センターに実際僕は行ったことがあるというのに、
今日座った席からの目線でしか映像が目に浮かばない。うーむ。
きっと、めずらしく指定席なんか買ったからこうなったんだ。
因縁の対決だ。
3年連続ファイナルで当たっている両チーム。
セミで対戦してしまうのは残念だけど、ファイナルの予定日に軒並み仕事が入っている僕にとっては
逆に好都合だった。
かなり楽しみにしていた勢いで、当日券売り場でついつい指定席を購入してしまった。
南側メインスタンドの中央付近のなかなかいい席だった。
1ピリからプレーオフにしてはペナルティの笛が普通に吹かれたこともあり、
両者とも気を抜けない展開になった。
クレインズは最初のPPで外崎からスピードに乗って上がってきた
フリーの飯村へパス。しかし飯村のシュートはGK菊池に止められる。
飯村は次のPPでもチャンスがあったがこれも菊池に弾かれた。
ラビッツも、得点こそなかったものの、
鋭いカウンターは危険な匂いを放っていた。
2ピリに入っても互いにチャンスを迎えるが、両ゴーリー
ラビッツの菊池、クレインズのマクレナンが好調。
しかし拮抗が破られたのはやはりPPから。
ラビッツは7:40すぎ、クレインズゴール前での攻防、
クリアパックを拾った河村からのパスを鈴木貴仁キャンプテンが
ワンタイマーで叩き、マクレナンの壁を破る。
クレインズはまたペナルティを取られる。山野のチャージング。
ラビッツに流れが傾く中、耐えなければいけなかったが、
原武がクロスチェッキングを取られて3on5に。
20秒後、ローチフォルトのシュートのリバウンドを藤田が決めて2-0に。
2ピリに入って15分あまりで4つのペナルティをおかしたクレインズは
自滅に近い形(レフェリーのジャッジは正当だった)で2点を失った。
ただしまだ試合は半分残っていた。こっちは今日は指定席だぞ。
しかし・・・。
16:50、ライアンとパーピックの小競り合い。両者はペナルティボックスへ。
しかしクレインズゴール前で残り火が大火事を呼ぶ。
大乱闘。2箇所目でも発生。マクレナンも参戦。
いつの間にかパーピックが戻ってきて中心にいる。
そこへライアンが飛び込んでジョイン。
そしてハイライトはクレインズ・ナッシュvsパーピック。
ひとしきりやり合ったあと、引き剥がされた両者。
ナッシュは怒りの形相。対照的にパーピックは不気味で憎憎しい笑顔。
ナッシュ退場、パーピックはラッフィングのダブルマイナーだけ
という判定もまた対照的だった。
審判団による10分以上のペナルティ確認の結論が出たとき、
僕は3000円の指定席券の元は取れないということを悟った。
主にクレインズに厳しい制裁が下ったこの乱闘で、
ラビッツの5on3が延々と続き、2点が入った。4-0の大差。
3ピリは通常のアイスホッケーの試合に戻ったものの、
両チームのゲームへの熱も通常まで下がってしまった。
クレインズは5on3から1点を返すなど、試合が動かなかったわけではないが、
僕はもっぱらカメラのシャッタースピードと絞りの調整の練習をしていた。
奮発した日に限ってこうなる。
今となっては最大の見せ場だった乱闘も、
いつもの自由席の場所なら間近に見えていたかもしれない。
兎にも角にも、シリーズは1勝1敗のタイになった。
釧路での水曜木曜の連戦で勝ち星を分け合えば、
来週日曜に東伏見にシリーズは戻ってくる。
フロンターレの開幕戦を見る予定の日だが、こっちが優先だろう。
というわけで途中からなんとなく気の抜けた試合になってしまったために、
僕は1500円分くらいしか試合を見た気がしなかった。
だからプレデターズに残りの1500円分を
東伏見でやらせてしまったんだと思う。
正念場の遠征6試合を前に、ホームで大量失点をしたプレデターズ。
あのメンバーでのこの健闘ぶりはそれだけで十分評価できるが、
危ういフランチャイズの足場を固めるためにも、プレーオフには出ておきたい。
僕のPreds愛は後ほど語るとして…。
今週は平日にめぼしい試合がないな。
100試合が不安になってきた。
釧路行きてえーーーー。
SEIBUプリンスラビッツ 4-1 日本製紙クレインズ
posted by sot-escape |23:51 |
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2008年02月21日
Match No.018 2008.2.20
<アイスホッケー>
アジアリーグプレーオフ1stラウンド第3戦
日光アイスバックスvs王子製紙
@日光霧降アイスアリーナ
日光さ来たべ。
いえ、別に他意はないです。すんません。
昔から、一度来てみたかった場所。
初めてのスタジアムに足を運ぶ興奮と喜びを
いちばん大事にしている僕にとって、今日の小旅行はとても楽しいものだった。
東武のスペーシアをあえて栃木で下りて各停に乗り換える。
つもりが、マフラーを席に忘れて引き返しているうちに扉が閉まる。
次の新鹿沼で下りたら30分待つハメに。
でも全然オッケー、これぞ旅の醍醐味さ。
ここらの女子高生は黒タイツを穿くのが当たり前らしい。
昔鹿沼高校と試合をしたことを懐かしく思いながら、東武日光へ。
観光シーズン外の日光は、暗い。
タクシーでのリンクまでの道中は歩道に雪が残り、到底歩ける様子ではなかった。
5年前なら間違いなく節約のために歩いたけど。
目に入れるたび必ず「霜降り」と読み間違える、
日光霧降アイスアリーナ。
入り口前には開場を待つファンが、円形の広場に沿って並ぶ。
松明のような明かりがぼんやりと映し出す人々の円、上空には満月。
異国の儀式のような妙に厳かな雰囲気だ。
いざ入場。
ホッケーリンクは、どこも眩しい。でも東伏見よりずっと眩しい。
スタンドが高い位置にあり傾斜も急で、
下から白い明かりを当てられる感覚が強いためだ。素晴らしいアリーナ。
誰だ、東伏見を設計したのは!
霧降のベスト観戦スポットはゴール裏らしい。
スタンドにはなっていないが、ゴール「上空」が通路なので
そこからシュート練習やゴール裏の攻防を真下に見られて楽しい。
当然「先客」がいたのでスタンドの中央付近で観戦。
プレーオフ第1ラウンド第3戦。
苫小牧で2つ先勝した王子製紙に対し、
昨年同シリーズで大アップセットを決めたアイスバックスが挑む。
7チーム中6位のバックスがPOに出てしまう現行システムの賛否は別として、
やはりプレーオフが全然違うぜ!と感じられる試合だった。
バックスは素晴らしいホームアイスを持っていて、幸せだ。
暖かくも目の肥えたファンが、苦難を続けるチームを懸命に応援する姿は、
私のような通りすがりの(どこがやねん)一介のファンも魅力してしまった。
オレンジ色の大声援で迎えられた日光はやはり、
開始から王子に攻め込まれる。
1分半でいきなり王子のパワープレー。王子、打つ打つ打つ。
日光GK橋本が奮闘するも、3:57、王子は混戦から河本が決め、先制点を挙げた。
これはしんどい試合を見に来てしまったか…と思ったが、
ホーム日光は気合いが入っていた。
次第に動きが良くなってくると、
波多野がフリーで切り込んでシュート(枠外)、
大日向のブレイクアウェイからシュートし相手スケートに当たったこぼれ球をドフリーで別の選手が叩いたが外す。
あぁ~と腰を浮かしかけたバックスファン。
13分台のパワープレーでは、ブルーライン際で
クリアパックを止めた波多野が振り向きざまにシュート、
大日向がチップするが惜しくもゴール上。
日光ペースで試合は進んだ。
特に第1ラインに勢いがあった。
2ピリは荒れ模様。
日光は二人アドバンテージを逃すと、
村井のペナルティ、1分半後に瀬高のペナルティで3on5に。
ここは橋本が頑張って凌いだ。
逆に喧嘩で王子の二人がペナルティを取られて日光はパワープレーのチャンスがあったがダメ。
ついに日光の奮闘が実ったのは12:42、
左からのスラップショットのリバウンドがこぼれ、
土田がパックをすくい上げてネットに放り込んだ。
当然歓喜の霧降アリーナ。いい雰囲気だなー。
リンク上では小競り合いが増えてきた。
13:41からのパワープレーを生かせなかった日光は17:12、
王子パーソンからフリーのエンディコットへのパスを通され、GKと1対1に。
エンディコットはリストショットできっちり決めて、勝ち越し点を挙げた。
さらに橋本がインターフェアを取られてPK。
振り回されて守備のボックスはどんどん小さくなり、苦しかったが、
シュートブロックでしのぐ。
日光は2ピリだけで16本のシュートを許した。
防寒着が足りず、非常に寒い。ブルブル。
ボランティアの人たちの豚汁(300円)だけが頼りだ。
さぁ勝負の3ピリ。
しかし日光はふわっと入ってしまった。
任田がホールディングでボックスへ。橋本はまたまた大変。
PK防いだあとも自らスラッシュを取られてまたまた人数不利。
2点差はヤバい。橋本がんばれ。
橋本、がんばった。
今度は日光のPP、しかし王子にうまく守られる。
ペナルティ明け、王子齊藤哲也の速攻、左に流れ、バックハンドシュート!橋本ナイスセーブ。
足が止まってきた日光、プレーがうまく流れない。
踏ん張り所で大日向が果敢にチェックに行くが、無情なるボーディングの笛…。
そして王子に回され、陣形はシュリンク。
13:53、桜井がジリジリと持ち込むのに誰も当たれず、まんまと決められた。
1-3。あぁこれはキツい。
しかし諦めない地元ファンは、1分15秒後、木村ケビン久樹のロングショットのコースを変えてみせた。
いやDFに当たったのだが、とにかく1点差。
まだシーズンは終わらせないぜ。と19秒間だけノリノリになったところでしかし、
王子・桜井に決められ、再び2点差に広げられた。
日光の点は、苦労して苦労して、入るべくして入る点、という感じがする。
一方、日光の失点(特に2点目と4点目)は、防げそうだったしもったいない点だった。
アイスバックスは、もっと上位に近付ける。
その力があると思う。
18:29エンプティネッターが決まり試合は決したが、
それでも日光サポーターのコールは続いた。
JRの最終(早えよ)に揺られながら、僕は余韻に浸った。
アイスホッケーの面白さが詰まった試合、
アイスホッケーを愛するホームリンクのボルテージ。
一昨年初めてカナダでNHLを観た日に匹敵する、心地よさだった。
日光 2-6 王子製紙
posted by sot-escape |19:46 |
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2008年01月28日
Match No.008 2008.1.27
<アイスホッケー>
アジアリーグ最終週
SEIBUプリンスラビッツvs日光アイスバックス
@ダイドードリンコアイスアリーナ
先週「圧敗」したバックス。
今日も負けたけど、先週とは全然違った。
よく闘っていたと思う。
1ピリで健闘したことが試合への興味を
引っ張ってくれた。
パワープレーで1点は失ったが、
ペナルティで3on5の場面を凌いだりと奮闘。
逆に2人多い時間帯でスラップショットをまともに
枠内に飛ばせなかったりでゴールできなかったのが痛かった。
2ピリは交互にペナルティを繰り返し、
日光にもいくつか決定機があったけれど、
SEIBUのGK菊池が立ちはだかった。
中盤に入り、SEIBUはPPで鈴木貴人がリバウンドを叩いて2点目、
さらに4on4で山田佑哉がスラップショットで3点目。
がんばった日光だったが、このへんで勝負ありかと。
用事があって3ピリ途中に日光が1点返したところで帰ったのだが、
この試合、まともに5人対5人でプレーした時間が
何分あっただろうか。
喧嘩両成敗なども含めた公式記録で、
日光だけで23ものペナルティ。
アンスポとミスコンダクトを覗いても
40分ものPIM(ペナルティを課せられた時間)!
SEIBUも32分のPIM。
これって選手だけのせい?
ぜったい違うと思う。
山内レフェリーよ、あなたはどう思う?
実力差ではない理由で、途中から、試合は壊れたよ?
SEIBU 8-2 日光
posted by sot-escape |02:28 |
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2008年01月28日
Match No.007 2008.1.27
<アイスホッケー>
アジアリーグ最終週
日本製紙クレインズvs王子製紙
@ダイドードリンコアイスアリーナ
大手製紙メーカーによる一連の「環境偽装」騒動で
胸の内がざわめいたアイスホッケーファンは
少なくないと思う。
現在の犯人探し社会においては、
ひとたび不祥事を起こした企業は
一歩対応を誤ればメディアによって揚げ足を取られまくり、
文字通り転倒する。
7、8年前だったと思うが、
社長の「私は寝てないんだよ」発言が「部分切り取り」で
ワイドショーにペーストされ、
食中毒事件で揺れる雪印の信用は完全に失墜した。
その末路のひとつに、雪印アイスホッケー部の解散があった。
その数年後。
堤義明の失脚と、
コクド・西武鉄道の両アイスホッケーチームの「合体」は
無関係ではない。
アイスホッケー界は企業の不祥事に
振り回されてきた。
ファンの脳裏には、苦々しく焼きついている。
イチ抜けで頭を下げた日本製紙、
追随して事実を認めた王子製紙。
幸い、一般消費者にこの件は大きく波及しなかった。
杞憂には終わったが、
この問題が粉飾決算だったり
消費者に直接打撃を与えるような事件だったら、
雪印や西武と同じ悲劇が待っていたかもしれない。
===
なーんて大きなことを考えているうちに、
クレインズはスコンスコン点を取られていく。
ニュートラルゾーンでのターンオーバーから
ショートハンドゴールを決められ、
GK石川が飛び出しながらもセーブし損ねたパックを
放り込まれて0-2。ペースを失った。
10ヶ月前。熱く感動的な06-07シーズンの結末。
ここ東伏見でのファイナル第4戦は、延長の末
クレインズがSEIBUを下した。
去年の現場観戦の中ではベスト3に入るゲームだった。
自身その試合4点目となる決勝ゴールを挙げた西脇雅仁は今季
海を渡りECHLのデイトン・ボンバーズへとフライ・アウェイ。
今季初めて観たクレインズは、
(先入観のせいか)ちょっと攻撃に迫力を欠いていたように映った。
ライアンに元気がないように見えたのは気のせいか?
得意のレギュラーシーズンで4位。
クレインズは連覇できるだろうか。
第1ラウンドを勝てば、SEIBUとは準決勝での対戦となる。
5-0と完勝の王子製紙。
相手のパックキャリアーへのチェックをよく続け、
ニュートラルゾーンで勝った、という感じ。
GK春名はリバウンドをよくコントロールしていた。
失点率1位はダテじゃない。
早いもんで、もうプレーオフが始まる。
北海道にはなかなか行けないのが残念なりー。
クレインズ 0-5 王子製紙
posted by sot-escape |00:06 |
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2008年01月20日
Match No.003 2008.1.20
<アイスホッケー>
アジアリーグ
SEIBUプリンスラビッツvs日光アイスバックス
@ダイドードリンコアイスアリーナ(東伏見)
忙しくて、17日間も観戦ナシというかなり先行き不安な1月。
アイスホッケーを観るのも今シーズン初だった。ごめんなさい。
セルジオ越後シニアディレクター率いる
アイスバックスは、昨年のプレーオフで
王子製紙をやっつけるアップセットを演じたが、
今年は惨憺たる成績だ。
そしてこの日も、
熱く頼もしいサポーターからブーイングを浴びた。
プレッシャーを受けてパスがつながらない、
後手に回ってペナルティを繰り返す、という悪循環。
なによりフェイスオフは壊滅的だった。
なんだか不安になった。
この試合だけを見てこんな大げさな話はしたくないのだが、
もう日本のアイホ界からトップチームをなくしてはいけない。
日光アイスバックスは、絶対にアイスホッケーファンみんなで
守らなくてはならない。
本当に、そういう大きなことに考えが至ってしまった。
SEIBU 8-0 日光
posted by sot-escape |23:12 |
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