2008年12月28日

too many ターンオーバー [洛南vs市船橋]

Match No.098 2008.12.27
<バスケットボール>
“JOMOウィンターカップ2008”
第39回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会 準々決勝
洛南高等学校vs船橋市立船橋高等学校
@東京体育館

年の瀬。ついにマッチナンバーは98番を数える。


夏のインターハイ決勝で死闘を繰り広げ準優勝した福岡第一が準決勝にコマを進め、
福岡第一を破った延岡学園もそれに続いた。

延岡学園の試合の途中から東京体育館に到着。
この試合ではスピード溢れる東海大菅生の健闘が印象に残った。

レポートするのは準々決勝4試合目、
史上2校目の3連覇を目指す洛南(京都)が市立船橋(千葉)の挑戦を受けた試合だ。

洛南は秋の国体で(「京都」の名ではあるが)優勝した。
夏は決勝に残れなかったが、
メンバー構成を見れば、なるほどロースターに
3年生は4人しかおらず、(高校生相手にこんな表現もおかしいが)若いチームである。
夏場から全国制覇されては困る。

それにしても、市船は何でもかんでも強いのねぇ。
優勝候補に挙がっているサッカーのほうも、隣のスタジアムでもうすぐ開幕だ。
校長先生の年末年始が気の毒になるなぁ。
「千葉」(混成チーム)は国体準決勝で「京都」(洛南単独)に敗れている。
その借りを返したいところだ。

1Q序盤、洛南は外のシュートが決まらず、
市船にリードを許す。観客に期待を持たせる立ち上がりだ。
市船はまず和田が長い距離を決め、次に主将の星野がスリー。
守備ではゾーンで洛南を外に押し出す。
そして速い攻撃から和田-藤岡とつないで加点。
7-2とリードを奪う。
洛南のターンオーバーも誘い、上々のスタートを切ったはずだった。

市船としては、ここで畳み掛けたかったところだが、
ターンオーバーのオンパレード。
ハンドリングエラー、パスミスなどを立て続けに犯し、
洛南にみすみす主導権を渡してしまった。
洛南もスタートは悪かったのでスコアの動きは遅く、
市船としてはすぐに盛り返すことは可能だったのだが、
落ち着きなくミスを連発してしまった。

さらに、市船にとって痛かったのは、
外のシュートがことごとく落ちたことだろう。
星野と和田は積極果敢にスリーを狙っていったが、
和田は全く当たっておらず、リムはボールを弾き続けた。
和田


ターンオーバーからの速攻を許すと厳しい。
洛南の強さを見ている気は全くしないままに点差は開き、
25-13で1Qを終える。
1Qだけで8個のターンオーバーを犯した市船。
アップセットの足掛かりを失った。

徐々にインサイドを侵食し始める洛南。
PG佐藤を中心に落ち着いて外で回し、機を見て中へ。
インサイドではやはり洛南に分がある。
マンツーマン気味に付き始めた市船だが、個人技での突破を許すシーンが目立ち始めた。

オフェンスも単調になりがちの市船。
点が入っても、洛南としては崩された感じはしない。
逆に、守備の網を縫うようなパス回し、インサイドでの比江島らの確実なポイントで
洛南は市船を崩している。
オフェンスリバウンドを獲る洛南・比江島、谷口。
市船はシュートセレクションが予測できないので
オフェンスRを獲れない。

2Qの序盤で地力の差がはっきりと出た。
気付けば46-22の大差で市船のタイムアウト。
しかし趨勢には変化なし。
バスケットは番狂わせの少ないスポーツとはいえ、
ここまで目に見えて差がついてしまうものか…。

55-33で前半を終え、観客がだいぶ帰り始めてしまった。

後半、市船は12番の安田がリズムを変え、
インサイドでは三富も谷口や加藤を相手に奮闘したが、
市船が決めるのと同じだけ洛南も決める。
フルコートでプレスをかけても、実らない。
きれいにに30点差前後を維持しながら、試合は淡々と進んだ。
三富


4Qに入り、市船が試合をひっくり返す可能性がほぼ消滅すると、
洛南は1年生をどんどんコートに放り込んできた。
逆に市船も、個人技でどんどん仕掛け、「最後の10分」を
十分楽しんでいるように見えた。


友人が言っていた。バスケは割に合わない。
練習はきつい。デカいやつが有利。スタメンは5人だけ。
なるほど確かに…。
それでもバスケを選び、強豪でレギュラーになり、
1面コートの東京体育館の舞台に立った選手たち。
ほんとにすごいよあんたたち。

ようやく和田のスリーが入ったとき、僕はこの日いちばんの拍手をした。

===
なんか、深谷のほうが熱気があったな。

今日のお客さんは静かだった。都内のバスケ部の選手たちや、
第三者目線のバスケ関係者が多かったせいだろうか。
東京体育館はコート1面になるとなかなか一体感を得にくい。
やはり代々木第二がバスケにはいちばんいい。

===
さて、洛南対延岡学園はぜひとも見たいのだが、
残り2試合となった「年間100試合観戦計画」は、使命感を持って、
明日の日光へと舞台を移すのである。

洛南 120-82 市船橋


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posted by sot-escape |00:41 | 高校バスケ | コメント(0) | トラックバック(0)
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