2008年08月02日

インターハイ観戦記② [ハンド] 

ものすごく遅いアップで、
サイトの趣旨に反するような気がしますが、
記録として残さないといけないので、アップします。


Match No.058 2008.8.2
<ハンドボール>
平成20年度全国高等学校総合体育大会 
男子ハンドボール競技準決勝
興南高校vs大分雄城台高校
@和光市総合体育館

100試合男のインターハイチェックは、
今日は和光市からのスタート。

男子ハンドボールの準決勝第1試合は、九州勢どうしの対戦。

沖縄の興南高校と、大分雄城台高校。
過去5年間で3度の優勝を誇る興南は、
準々決勝で、昨夏と春選抜を制している北陸高校を撃破している。
大分雄城台は2度目の出場ながら、法政二高、小林工業といった
強豪を倒し、ここまでやってきた。

と、実績だけ見ると興南有利なのだが、
コートに散った選手を見ると、どう見ても、
興南が大分雄城台に挑んでいるようにしか見えなかった。

ガタイ良く上背のある選手が多い雄城台(赤黒のユニも恐い)に対し、
興南の選手たち(鮮やかな黄色)のほうがだいぶ小柄に見えた。
平均身長で5センチほど差がありそうだ。

とはいえメンバー表を見ると、ほぼ全員170cmはある。
背が低く見えるスポーツなのかね。ユニフォームのせいかな。

試合は序盤、取ったり取られたりが続いた(そもそもそういうスポーツですよね)。

戦術などについてはよくわからないので、
僕はしばらく両主将に注目して見ていた。
雄城台の主将・伊東(5番)は背も高くガッシリとしていて、
守備のときは敵のポストをマークすることが多かった。
興南の主将・高良(7番)はよく動き、ポジションを頻繁に変えながら
敵の網をくぐりぬけていた。
跳ぶ7番。


リードした雄城台は伊東が強引に中央突破を図り7mスローをもらえば、
興南は高良を左に置いて中へ切り込ませてゴール。これで12-12の同点。
さらに速攻で逆転し、雄城台が追いつき、
興南の堀川が技ありのシュートで再度勝ち越したところで前半が終わった。


沖縄の選手たちのほうがノリが良かった。
得点するたびに、相好を崩して喜ぶ。
雄城台はどちらかというと「よしっ」という感じ。

後半は興南が突き放せば雄城台が食い下がる、という展開。

後半の前半、興南に速攻が出始め、点差を広げにかかったが、
雄城台はGKがファインセーブを連発。
興南がひとり一時退場者を出した隙に19-18と1点差に迫る。

興南は堀川と高良を中心に小気味良いパス回しと細かな動きで
雄城台の守備を翻弄し、3点差に広げる。しかし雄城台も粘る。

22-21。
24-23。
25-23。
26-25。

熱戦は続く。
興南はリバウンドから新垣が決めて2点差。
その帰り、雄城台のシュートはポストを叩く。

ここで興南が連続ポイント。29-25と4点差に。
雄城台は伊東主将が意地を見せて3点差に迫るが、
焦りからか、攻撃が単調になりうまく機能しない。

こうなればノリの良い興南は、着実に、多彩な攻めで、
点差を広げていくだけだった。


最終的には33-28。興南が決勝進出を決めた。
大分雄城台は、秋の国体を、開催県として迎える。
「夏」は、まだ終わらない。



ハンドボールは、息つく暇を与えてくれない。
シンプルで、スピーディーで、フィジカルだ。
一方でバレーボールのようにモメンタムのスポーツでもある。
流れを懸命に引き寄せようとする雄城台と、
追いすがられても慌てなかった興南。

両校のモメンタム争いが、とても面白かった。


第二試合も半分見たが、
長崎日大は(結果的に優勝するわけだが)、これは強いな、と思った。
GKは当たっていたし、シュートも面白いように入る。
トーナメントの中でのモメンタムも、掴んでいる気がした。

なぜ九州のチームが強いんだろう。
暑いから室内スポーツが発展したんでしょうか。
そういやバスケも強いよな、九州。
いや待てよ、野球もサッカーも強いな。
うーん、難しく考えるのはやめよう。結論:九州男児はすげー。


興南 33-28 大分雄城台


posted by sot-escape |23:26 | ハンドボール | コメント(0) | トラックバック(0)
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