2008年01月30日
女子ハンド、無念なり [日本vs韓国]
Match No.009 2008.1.29 <ハンドボール> 北京五輪アジア予選再試合 日本vs韓国 @国立代々木競技場第一体育館 勧善懲悪が大好きな日本人にとって、 今回のハンドボールにまつわる騒ぎは格好のネタだった。 思うがままに美女を侍らすだけに飽き足らず(あくまで想像です) アジアハンドボール界の重鎮となって 審判を買収しまくっていたアラブの王子様を「やっつける」。 なーんて、水戸黄門みたいな本当の話があるんだねぇ。 でも世間の注目は男子ばかりで、 女子の再試合についての事前報道は多くなかった。 かくいうおれも、男子のチケットを取り損ねたがゆえに 女子を見に来たということを白状しつつも、 しっかり興奮したこの試合をちょっとレビュー。 ==== 明治神宮前駅を降りると、代々木第一体育館方面から 大量の人が駅に向かってきた。 ぬぬ、試合開始時間を間違えたか!?もう終わってんの??? と思ったら連中はドラリオン帰りだった、というあたりから おれは少々浮き足立っていた。 滅多に見ないスポーツでも、 五輪出場がかかった試合で燃えないわけがない。 2階席こそ空席が多かったが、バックスタンドを赤と青に二分した 日韓の応援団の歓声はほぼ互角。 試合開始のとき、 「ニッポン!」と「テーハンミングッ!」が両応援団から 同時に繰り出された時には、鳥肌が立ってしまった。 やっぱ日韓戦はええもんや! 最近、日本でサッカーの日韓戦やんないもんなー。![]()
審判はデンマーク人。 よし。どう見てもアラビア系ではない。 以前来たことのある世界バレーのときの 安~い熱気とはまったく違う、ピリピリした騒々しさ。 いい雰囲気だった。少し異様な空気だった。 そして、案の定、 「東京でハンドやるよ」といえば駒沢だという 固定観念のあるであろう(言いすぎ?)日本の選手たちは、 代々木第一体育館に、呑まれた。 ほんとうに手に取るように、わかった。 緊張でガチガチ。というより、地に足が着いていない。 日本は韓国GKに向かって「弾いてください」と言わんばかりの コースのシュートを放ち、 逆に日本のGK飛田は同じような簡単なコースのシュートを 決められていった。 経験がないわけではないからわかる。 やり慣れない場所で緊張を強いられる試合をすると、 視界が極端に狭まるのだ。 おれはスポーツの「ホーム&アウェイ」方式で もっとも有利不利が出るのは地べたでも応援でもなく、 視野に入る景色の慣れ・不慣れだと思っている。 結果論にもほどがあるが、 女子は駒沢体育館でやってあげてもよかったんじゃないのかなー、なんて。 ハンド経験者(いわゆる部活ですが)の妹の解説によると、 自信満々に攻めてくる韓国に対して日本は 引いて守らず5-1の布陣あるいはもっと飛び出して 守備をするくらいのリスクを負うべきだったし、 高い位置からプレスをかけてくる韓国の守備を崩すために もっと切れ込んでシュートを打ちに行くべきだった。 少なくとも素人のおれから見るとその通りだと思った。 挑戦者なりの開き直りが、足りなかったのかな。 アン・ジョン・ファンみたいな名前の サイドの選手にガンガン速攻を許したのに対し、 日本は速攻が全然出なかった。 前半を6点ビハインドで折り返した日本。 「奇跡を起こせ!」と本気で思ってしまうおれはまだまだ純真無垢。 後半。 7mスローを止めたり、田中の超絶フェイントがあったりで 盛り上がる場面はあったものの、点差は5点差より縮まることなく、 特に日本に退場者が出た時間帯は サイドを徹底的に突かれて点差を広げられた。 パスミスは多く(後半の東濱はどうにも…)、 当たり負けも多く、サイドの選手からは攻撃の意志を感じない。 銀メダル軍団とは、やっぱりかなりの差があった。 完敗中の完敗。 再試合決定からのドタバタの中、よくがんばりました。 でも、まだまだです。![]()
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女子ハンドの代表を見て思ったのは、
「運動部の優秀な人材がハンドに集まっていないな」
ということだ。
日本トップの選手たちなのに、
圧倒的な運動神経やフィジカルというものを
今日の選手たちからは感じなかった。
線が細いし、ゴルフの宮里やソフトの上野のような
近年よく見かける
「運動するために生まれてきた」みたいな
ハートとセンスを兼ね備えた選手は、どうやらいないようだ。
おれは思う。
下澤シゲコが大学進学時に他競技に流出しなければ・・・と。
断言していいが、この「にわかハンドブーム」は一瞬で過ぎ去ると思う。
それでもハンドボールは続く。(どっかで聞いたことあるな)
最終予選、がんばれ。
強化、がんばりましょう。
日本 21-34 韓国
posted by sot-escape |01:10 |
北京五輪 |
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