2008年09月25日

東京の十八番 [東京vs磐田]

Match No.078 2008.9.23
<サッカー>
J1リーグ第26節
FC東京vsジュビロ磐田
@味の素スタジアム

立ち上がりから積極的にボールを追った東京。
体よくカボレのゴールで先制すると(しかしこのゴールは見事であった)、
今度は磐田にボールを回させて、落ち着いて試合を運んだ。

抱擁


両チームの差はまさに、「自信」にあった。
磐田のパス回しは全く脅威を感じさせない。
磐田の足は動かずマークは外れない。立体的でもない。

迫力は自信から。
自信のないときは、迫力が出ない。

しかしそこは可愛い可愛い東京ちゃん。
存外に余裕があったためか、しっかり乱れ始めてくれた。

パスミスの嵐。ボールの取られ方も悪い。
梶山や平山がミスって捕られたボールを、
50m走って戻ってきたエメルソンやカボレが取り返す
なーんてシーンは1回や2回じゃなかった。

ま、たまにはこういうのもいいかもね。美しき日伯の友情。

さて、この試合の注目はサイドにあった。
東京から見て左サイドは、エメルソンが駒野を封じていた。
守備でもよくがんばったエメは前半45分の功労者。
逆サイドの村井vs石川は、ともに潰し合い、仕掛け合う。

しかし先に結果を出したのは石川。
前半33分に右から鋭く低いクロスをDFとGKの間に入れ、中で潰れたカボレの向こう側、
あれ、なんで君はそこにいるんだっけ、佐原秀樹が蹴り込んで2点目を挙げた。

しかしその石川は直後に剃髪モノのアホバックパスで磐田に1点を献上。
チームも、後半15分くらいまでは無駄にグラついていた。

東京としては前述のように、磐田にスペースさえ与えなければ
怖いものはなかったはずだ。
ところが不用意なターンオーバー続きで中盤が緩み始め、
ラインも下がった。
磐田は中盤の選手が前線に飛び出してきて、東京の守備を撹乱し始めた。
怖いのは彼ら自身ではなく、それによってジウシーニョと前田のマークが外れることだ。

何度かヒヤヒヤさせられたが、
浅利や両CBがよく体を寄せて、崩壊を免れていた。

苦戦の原因のひとつはショートパス偏重の攻撃にあったと思う。
だからエメ→大竹の交代意図とタイミング(後半15分)は、理に適っていた。
早速左の大竹から石川へ大きなサイドチェンジが出てチャンスになるなど、
落ち着かない中盤から磐田の選手を引き剥がす効能が出てきた。

一旦リズムを取り戻せば、今の東京には、
輝きを取り戻したサイド攻撃がある。そう、昔からお得意のパターン。
右の石川は(返す返すも惜しまれるくだんのバックパス以外は)キレていたし、
左に流れたカボレは規格外のスピードとリーチで駒野のウラを突きまくった。

それでもフィニッシュするのが平山ではない、というのが
これまたひとつのミソなんだが、まぁ多くは語るまい。

後半16分にカボレのシュート並みのセンタリングが(石川と思いきや)
DFに当たりゴール。
24分には左をえぐったカボレのシュート並みのセンタリングに
石川がきれいに合わせて4点目。

さらに鈴木達也の移籍初ゴールもあって、
墓参り日和の味スタは、サックスブルーの名門を、
まさに彼岸(じぇいつー)まで弾き飛ばす勢いで葬った。
めったにないので撮りました



磐田の凋落は、驚きでもあれば、納得の面もあるが、
降格争い中のチームには毎年、「みんな頑張れ」と思ってしまう心優しい僕なのである。

気炎を吐くことを我慢しているように見える川口や、
ブーイングを通り越してひたすら背中プッシュモードに入ったようなサポーターを見ると、
余計に、これは只事ではないのだな、と実感してしまう。


東京は(クチが裂けても首位なんていいませんよ。こんなチームが優勝しちゃいけません)、
ACL圏内が見えてきた。ACLにはヴェルディが先に出てるので、
早く僕らも出ようじゃないか。

あとはブルーノを城福さんが使うのを待つばかりだぜ。


東京 5-1 磐田


posted by sot-escape |23:44 | FC東京 | コメント(0) | トラックバック(0)
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