2008年09月24日

ELVsにやられるの巻 [東芝vs九州電力]

Match No.077 2008.9.20
<ラグビー>
トップリーグ第3節
東芝ブレイブルーパスvs九州電力キューデンヴォルテクス 
@秩父宮ラグビー場


何の心の準備もできていないまま(僕が勝手にできていないだけだが)、
トップリーグはすでに開幕3節目を迎えている。

ジョージ・グレーガンは7時からの2試合の登場。
所用があったため、今日はGGお預けで1試合目だけの観戦になった。



東芝は好調が伝えられており、実際に結果もそれを示していたが、
今週はフルモードではなかったようだ。
さらに、九電のしぶとくて組織立った素晴らしい防御が、
東芝のビッグゲインを阻んでいた。

和製のフォワードが頑張り、
外国人を3人入れたバックスが突破を図る、という作戦で、
後半一時は1T1G差まで詰め寄った。
しかし良いペースだったところで、自陣でのキック処理を誤り、
完全にこれが響いてモメンタムを手渡してしまった。
せっかく東芝はオトがポロポロやってくれていたのに…。

それにしても、デイビッド・ヒルは噂に違わずええ選手やぁ。



今季初の観戦だったためか、試合自体に見所が少なかったのか。
なかなか試合に入り込めなかった。
いや、きっといちばんの理由は、ELVsにある。

今季から世界的に実験的に採用されている、攻撃重視の新ルールだ。
ELVsが、トップリーグのラグビーをどう変えるのか、
去年と今年とでは試合展開は違ってくるのかを
この目で判断してやろう、というのを
この試合のテーマにして臨んでしまったのだ。

これが失敗だった。

ラグビー観戦歴はすでにそこそこの長さで、
反則の種類も概ね瞬時に判断できる僕だが、
いかんせん素人は素人。

まだ頭に完全に入ってすらいない新ルールから
この奥深いスポーツを分析するなど、百年早かったのだ。

特に、ラインアウトでの立ち位置の変更について
そもそも元のルールすらよく理解していなかった僕は、
小さなパニックをラインアウトのたびに起こしてしまい、
人数を数えているうちにとっくにプレーが流れていって
あわわあわわとなってしまうこと度々だった。

素人目にも「これで展開は早くなるよね」とよくわかったのは、
クイックでスローインするときに
平行に投げる必要がなくなったルールくらいで、
その他については分析はおろか、どのシーンがELVs対象なのかも
追いかけられなかったのが実情だ。

そんなこんなで集中が全然できなかった。

まだまだ修練が足りません、どうか許してください
とラグビーの神様に土下座したい気分だった。

でもひとつだけムムムと思ったのは、
ゴール前5mくらいでの攻撃側のスクラムのシーン。

スクラム時のオフサイドラインが下げられたのは大ニュースのひとつだ。

スクラムの最後尾からゴールラインまでが5mに満たない場合は
オフサイドラインがゴールラインになるようだ(合ってますか?)が、
昨季までよりも下げられていることには違いない。

これは攻撃側に圧倒的に有利ではないか?
後半32分に東芝がダメ押しのトライを挙げたシーンなどは
その好例だろう(合ってますか?)。
左サイドのスクラムから中央で受けた望月がスピードに乗って
タックルを2枚弾いて飛び込んだ。

ゴール前での敵の攻撃を堪え忍んで、
敵の反則を誘ったりカウンターのチャンスを伺ったりして
勝機を見い出す、ということが困難にはなりはしまいか。
デカイFWに斜めに突っ込んでこられたら一発アウトだ。

逆に攻撃側は、サインプレーの鍛練次第ではこのシーンを
いくらでも有効活用できる。

スコアは動かずとも、このゴール前でのジリジリとした攻防は
ラグビーの貴重な魅力のひとつだったはずだ。
だがそういう展開は減りそうな予感がする。

それとも、ゴール前ではもともとクッションをとって敵ラインに相対するから
大丈夫よ、という解釈もできるのだろうか。

…うーむよくわからん。

東芝 29-15 九州電力

posted by sot-escape |23:49 | トップリーグ | コメント(0) | トラックバック(1)
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