2008年03月15日

勝負に徹したサントリー  [MS杯決勝 三洋電機vsサントリー]

'選手権決勝を前に、
たまっているラグビー観戦日記をアップしようの回 第3弾'

Match No.019 2008.2.24
<ラグビー>
トップリーグマイクロソフトカップ決勝
三洋電機ワイルドナイツvsサントリーサンゴリアス
@秩父宮ラグビー場

近い将来、清宮氏はジャパンの監督を務めるだろうし、
おれはそれでいいと思っている。
しかーし、それまでにちょっと苦労したほうがいい。
日本のためにな。

そんな考えがおれにはあるから、
前半が終わったとき、舌打ちしたい気分だった。
秩父宮には強い北風が吹きつけていたが、
前半風上に立った三洋は10-7と3点しかリードできなかった。
ちぇっ。きっと清宮氏の作戦通りだ・・・。

ただ三洋はシーズンを通じて、「後半のチーム」。
だからそんなに悲観はしていなかった。
ところがだ。三洋にボロが出まくった。

ラインアウトを奪われる三洋


前半に食らったトライもひどいもので、
マイボールラインアウトを竹本隼太郎に取られて
そのまま走りこまれるという情けない形だった。
後半もラインアウトはボロボロ。
ラインアウトが悪いと陣地を稼いでも嬉しくない。
さらに、増え始めた反則もモールコラプシングやアーリーエンゲージという
サントリーのプレッシャーの強さを証明するような内容ばかり。

三洋も防御に関してはさすがで、
サントリーはバックスに展開しての攻撃は完全に手詰まりだった。
でもやっぱり試合中にラインアウトを修正できなかったのは高くついた。
後半20分、ラインアウトから展開と見せかけて
小野澤宏時が斜めに入ってきてボールを受け取り、
意表をつかれた三洋DFの隙間を縫って逆転トライ。

おれだけでなく多くの観客も、この時点でなんとなく
サントリーが勝つな、と思ったに違いない。
今のサントリーに勝ち切る強さが身についていることをすでにおれたちは感じていた。

田中史朗が抜け出したり、吉田尚史が準決勝の再現を狙いゲインしたりと
三洋にもチャンスはいつかあった。
25分からの10分くらいは緊張感溢れるフェーズの繰り返しだった。

ブラウンのPG×2でもよかったのだが、その機会すらなかった。
サントリーのゲームマネジメントの勝ちだ。

ブラウン擁する三洋の強みは、似て非なるもの、
エリアマネジメントだった。
しかし北風がそれを阻んだ。
もうひとつ絶対の自信を持っていたはずのディフェンスにしても、
いってみれば受動的なものだ。
片やサントリーには、主体的な得意科目、
ラインアウト、スクラム、モールがあった。

おれはラグビー素人だけど、そのへんが違いだったのかなと思う。

風のせいもあり、かなり渋い決勝になったが、
清宮氏は何食わぬ顔で面白いゲームだったと言うんじゃないだろうか。
なーんかおもしろくない。清宮氏が最後に笑うのは。


今年くらいは三洋に勝たせてやってもいいじゃないか。
清宮氏がトップリーグの盟主になるのは、もうちょい後でもいいじゃないか…。


サントリーサンゴリアス 14-10 三洋電機ワイルドナイツ


去年の悔しさをばねに



posted by sot-escape |23:56 | トップリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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