2010年09月30日
2010.9.30
<野球>
プロ野球 パ・リーグ
千葉ロッテマリーンズvsオリックスバファローズ
@千葉マリンスタジアム
夏以降、ロッテと東京が右肩45度くらいで下がりっぱなしだったので
スタジアムに行っても記事を更新しない日々が続きました。
ロッテに対しては
「もうおまえれCSに行く資格なんかないわ!」と匙を投げた夜もありました。
それでも昨日、マリンに行って、再確認。
やっぱり僕は君たちを信じてる(ハートマーク)。
なにがなんでも、CSに行って。おねがいだから。
年に数回、とんでもなく良いピッチングをするオリックス・長谷川の
「当たり日」を引いてしまったような前半戦。
吉見はよく踏ん張った。
そして内の連日の好投(そして小学生のようなインタビュー)は素敵すぎた。
6回表1死1、3塁で、井口がゲッツーの取り方を間違えて先制され、
イヤ~な流れになったが、清田がよく打ってくれた。
テギュンも大きな大きな勝ち越しタイムリー。
9回はしっかり汗をかかせてくれたが、勝ちは勝ち。
喜田剛の大飛球がフェンスを叩いた音「カシャン」が、耳に残って離れないが・・・。
あれ、間際でフェンスがちょっと伸びたね、きっと。
さぁ泣いても笑っても笑っても笑っても、あと勝ち点1。
これは野球。自陣に引いて守りを固めることは出来ない。
早いとこ先制点を取って、
成瀬が「11敗」の責任を取ってくれることを祈ろう。
千葉ロッテ 3-2 オリックス
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2010年08月27日
2010.8.26
<野球>
プロ野球 パ・リーグ
千葉ロッテマリーンズvs埼玉西武ライオンズ
@千葉マリンスタジアム
しびれるシーンだった。
8回裏、1死1、3塁。スコアは1-1の同点。
打席には清田、マウンド上には長田。
ここで1点入れば、それは決勝点になる。
西武ベンチももちろんそれはわかっており、内野は本塁送球を睨んだ浅めのシフトだ。
清田は初球を叩いた。
レフトへのライナー。浅い。明らかに浅い。
しかし残塁続きでじれったい思いをしていたファンは、行け!と叫んだ。
三塁走者はサブローの代走、岡田だった。
サブローが大松のヒットで三塁に到達してから代えられたのだ。
まさに、犠牲フライでGOするために。
岡田は、リードしていた分+いい当たりに反応した分の数メートルをベースまで駆け戻り、
跳ね返るようにベースを蹴った。
残塁続きでじれったい思いをしていたファンもさすがに、おいおい本当に行くのかよ、と一瞬思った。
レフトは大島。決して守備を期待されて起用されている選手ではない。
岡田は、大島からの返球が変化球に見えるほど、速かった。
駆け引きなしに低く真っ直ぐ滑り込んで、セーフ。
3タテと首位を手中にする好プレーだった。
思えば、この試合は、唐川の踏ん張り、清田の決勝打、そして岡田の好走塁と、
若手が試合を決めきれないベテランを救った試合だった。
緊迫したゲームをものにして本当に大きな1勝を挙げたことに
私はものすごーく満足しているが、
頼むから的場に代打を出してくれ!
と叫ぶことは止められない。
8回のシーンも、無死1、3塁から的場に代打を出さず、結局しょうもないボールを空振りして無駄なアウトを増やしていたのだ。
捕手の層がいま極端に薄いのはわかっているが、
何の可能性も感じない選手に「外野フライ、さもなくば三振を」と送り出すことに意味があるのか。
走者が1塁におり、盗塁も見込めない限り(この場面は大松)、
無死が1死になるだけで敵は大きな勇気を得るのだ。
そもそも的場は、6回に無死1、2塁でバント失敗(三塁封殺)という大チョンボをやらかしている。
このシーン、的場は「セオリーどおり」三塁線ににバントし、西口の滞りない処理に遭っている。
果たしてこのセオリーは、正しいのか。
三塁線にバントするのは基本的に、サードに取らせるのが目的だ。
今回のケース、ショート中島は二塁走者ケアで三塁ベースカバーの可能性はなく、
サード原のダッシュはあり得なかった。
すると三塁線は西口がダッシュしてくることになる。
一塁線はフェルナンデスがチャージしてくる。
西武の投手は皆フィールディングがとても上手い。西口もまた然り。
フェルナンデスの方向に転がせば、逆シングルのグラブに入れない限りは
投手より体の反転が難しく、送球エラーを誘うこともできるだろう。
まぁおそらく正解はなく、ベンチの判断での三塁側へのバントだったかもしれない。
素人の私が論じられる世界ではない。
だが、、、、とにかく的場は打席での失態が多い。
このバント失敗で走者として残ったときも、一塁手の牽制ケアが全くないにも関わらず
リードをほどんど取らないという消極ぶりであった。
交流戦の結果などから、今はパ・リーグのほうが強い、と皆口を揃えるが、
思えばそれは好投手の豊富さに寄与している。
こういう僅差の勝負での攻撃の緻密さにおいて、
パの上位3球団が巨人・中日の上を行っているとは到底思えない。
私はこの対上位6連戦は、全勝すべし、と思っている。
まだ道半ば。杉内に勝つには、少ないチャンスを確実に生かすプレーが求めれられる。
この日のような拙攻続きでは、3タテはままならない。
とにかく、、、踏ん張りどころだ、がんばれマリーンズ。
千葉ロッテ 2-1 埼玉西武
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2010年08月20日
2010.8.20
<野球>
第92回全国高等学校野球選手権大会
準決勝第1試合
興南高校vs報徳学園高校
中1日が空いている興南と、昨日の午後に戦ったばかりの報徳学園。
ただせさえ優勢な興南には大きなアドバンテージがあると見られていた。
しかし試合は序盤、まさかの展開を用意していた。
ひとつのヤマは早速1回表に訪れていた。
先攻の興南が1死1、3塁というビッグチャンスでクリーンアップを迎えた場面だ。
報徳の先発投手、3年生左腕の大西は、我如子、真栄平を続けて打ち取り、
球場に満ちたワンサイドゲームへの懸念を払拭した。
特に、我如子の一ゴロでは、ホームでのタッチプレーを送球・タッチともに
落ち着いて成功させたことが大きかった。
内野手のホームへの送球というのは、緊張を誘うものなのだ。
逆にその裏、報徳は先頭で出塁した八代を置いて、3番・中島が
島袋から一塁強襲のヒットで先制点を挙げた。
一塁手・真栄平としては取らなければいけない当たりだった。
こうして興南は2試合続けて先取点を奪われた。
準々決勝と異なるのは、さらに点差を広げられたこと。
2回裏、ヒットと連続四球で満塁のピンチ。
たまらずマウンドに集まる興南の選手たち。
今日の島袋はどこかおかしい。変化球の制球が悪い。
ならば直球勝負といわんばかりに、打席の3番・中島に140キロ台のストレートを連発して追い込んだが、
ついに5球目の145キロを捕らえられ、これが左中間を転々とする間に、
3人の走者が全員帰ってきた。
さらに4番・越井が今度はタテの変化球に合わせてライト前ヒット。
2回で5-0、報徳のリード。
誰もが予想しえなかった展開に、スタンドはざわめいた。
報徳の選手はとにかくよくハイタッチをする。
うまくベースカバーに入ってくれた味方にハイタッチ、エラーしたやつにもハイタッチして頭をゴシゴシ。
特に名高い選手もいない中で全国4強まで駆け上がってきた要因は、
この一体感ではなかったか。
仲間を信じて打たせて取るエース・大西は、奪三振ナシで4回無失点。
興南、春夏連覇の夢潰えるか、という空気が濃くなってきた。
しかし、興南は強かった。
反撃の口火を切ったのは島袋のバット。5回、先頭打者として中前ヒットで出る。
9番・大城にはバントのサイン。点差は5点もあるだが、強打で併殺で受けるショックと天秤にかければ、十分納得できる作戦だ。
それに、1点入るだけで気の持ちようが変わってくる。
だが2球続けて大城がミス。そしてやむなく打って出た打球が三塁ゴロ。
最悪中の最悪を行ったはずのプレーだった。
ところが今日大活躍の報徳のサード、中島が二塁への送球をミスってオールセーフとなってしまった。
結局、ミスにつけこみ慶田城と我如子がタイムリーで5-3と2点差。
点差はあっという間に「ちょうどいいハンデ」の範疇に入った。
6回表にはさらに、島袋が自らタイムリーを放ってついに1点差。
昨日先発し試合のほとんどを投げた1年生の田村へといつスイッチするのか。
僕は、捕まり出した大西は6イニングが限界と見ていた。
しかし7回も続投。すると逆に、田村には疲れが残っていて使える状態ではないでは、という懸念を持った。
先頭の国吉にヒットが出て、今こそ代え時だった。永田監督は動かない。
すると、犠打を挟んで絶好調の我如子に右中間に運ばれてこれが同点スリーベースに。5-5。
序盤の劣勢によってエネルギーが余分に蓄積された様子の3塁側アルプスが爆発する。
ここでようやく田村がマウンドに上がったが、興南の津波のような勢いは止められない。
4番・真栄平がセンターへ運んで我如子が帰る。ついに、逆転に成功した。
まったく大したチームである。
5点のビハインドを背負っても、興南からは焦りというものを感じなかった。
相手との実力差を冷静に分析して、逆転可能と踏んでいたのだろう。
5回表の3得点のシーンではことごとくスライダーを叩いてもいた。
そして島袋。
途中からはほとんどストレート1本といってもいい投球に見えた。
結局最終的には10本のヒットを浴びるのだが、
大事な局面では140キロ台半ばのボールを連発して空振りを奪った。
それでも球数は相当数に昇っていた。
9回裏。甲子園は真っ二つの声援がぶつかった。
報徳は1死から2番・谷が一二塁間を破って出塁し、自ら手を叩いて叫ぶ。
1塁側アルプスと地元のファンの歓声のボリュームが上がる。
そしてクリーンアップへ。
3番・中島には1ボールから4球続けてストレート。
5球目のボール球を振らせて三振を奪うが、1塁走者がスタートしていた。
捕手の送球がセンターへ抜ける。谷は3塁へ。2死3塁。
どんな形でも点が入りうるシチュエーションになった。最高の場面だ。
フルハウスの3塁側アルプスから、「洋奨(ようすけ)!洋奨」の大コール。
報徳のブラスバンドは勢いを増し、4番・越井を迎える。
越井はヘルメットを取り、天を仰ぎ、胸に手を当てる。
エース対4番。144キロ、145キロを連発し2ストライク1ボール。
4球目、越井の肩が動いたが、バットは動かない。ボール。
5球目、143キロの高めストレート、バットは空を切った。
整列した両軍に、甲子園らしい温かい拍手が送られた。
興南を追い詰めた全員野球、そして最後のしびれるシーンに皆感謝である。
涙に暮れる越井。敵の校歌を聞きながら、アルプスに頭を下げながら。
あの143キロは島袋の159球目だったらしい。
そんな大物を食らう一歩手前だったのだから、悔しいだろう。
興南はついに、今大会最高の投手と、自信みなぎる打線を擁して、
松坂以来の「春夏」に挑む。
興南 6-5 報徳学園
posted by sot-escape |20:03 |
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2010年08月19日
2010.8.19
<野球>
第92回全国高等学校野球選手権大会
準々決勝第3試合
東海大相模高校vs九州学院高校
@阪神甲子園球場
2年ぶりに夏の甲子園に来ました。
昨年は休みを取って来た2日間が両方雨で中止という憂き目に。
今日から決勝までの5試合をレポートします。
東海大相模(以下相模)のエースはみんな知ってる一二三。
この試合の注目は何といっても、当たっている九州学院(以下九学)を
一二三がどう抑えるか、だった。
初回、両校早速明暗が分かれる。
サイレンヒット(初球打ち、の意)で出た先頭の渡辺をきっちり送り、
大城卓の先制タイムリーに結びつけた相模。
一方九学も先頭打者を出すもバントに失敗し、得点ならなかった。
一二三は2回にも、守備のミス絡みで2死1、3塁のピンチを招くが、
巧打者の井を三振に仕留めた。
144キkmのストレートをファウルさせた後、外角低めに落とされたらかなわない。
3回に追加点をもらった一二三は次第に調子を上げていく。
走者こそ出すものの、いわゆる「要所を締める投球」というやつだ。
序盤3イニングで得点を挙げられなかったのは九学としては今大会初。
1、2年生が多く名を連ね、序盤の攻勢で試合の主導権をもぎ取ってきたきただけに、
好投手を相手に追う展開はしんどかった。
さらに5回には立て続けにエラーが出てしまい、4-0と、
勝負の行方は相模に大きく傾いた。
そこへ、さらなる悪夢が襲う。
6回表、エース渡辺の左手に打球が直撃してしまったのだ。
患部を押さえて苦悶の表情を見せる渡辺。
その裏、チャンスを作って渡辺の打順で、やはり代打が送られた。
チームを引っ張ってきたエースの代わりに打席に入ったのは、キャプテンの前川。
今大会初打席は、いろいろな思いの詰まったものだったはずだ。
三遊間へのヒット性の当たりはしかし、
相模の染谷のファインプレーによって封じられてしまった。
その染谷は8回表にタイムリー二塁打を放って6-0。
事実上試合は決した。
ところが、甲子園は九学に最後のドラマを演じさせる時間を与えた。
8回裏、1年生で4番を張る萩原のヒットを足がかりに、
途中出場の3年生・中村がつなぐ。
ここで坂井が二塁打を放ち、代走の上野(3年)と中村を帰還させた。
さらに9番の2年生・下田に代わって、打席には3年生・岩田。
センター前に見事に弾き返して3点目を入れた。
3回戦まで大量リードでもほとんどメンバーをいじらなかった坂井監督だけに、
よくある「最後の花道」的な意味合いの代打・代走攻勢だったはずだ。
そこへ、3年生が意地を見せた。思い出作りで終わってなるものか、と。
結局9回表に相模が4点を加え、一時は逆転の可能性を見せた九学も終わってみれば大差で敗れたことになる。
しかし、終盤で見せた粘りと、
1、2年生中心のチームにあってベンチを温めていた3年生の活躍は、
心に響くものがあった。
9回表2死無走者で、坂井監督は投手を2年生・小山田に代えた。
彼の登場で実にベンチ入り18人全員が登場したことになる。
小山田が打ち取ったセカンドゴロが、九学の新チームのスタートになるのだ。
敗れたが名采配だったと思う。
左手に包帯を巻き、ベンチから声をからした九学・渡辺に、
整列時に一二三が声をかけていた。
一二三も、東海大相模というチームも、敗北の悔しさを糧にしてきた代表格だ。
クールであまりはしゃがないように見えた相模ナインだったが、
その光景は美しかった。
東海大相模 10-3 九州学院
posted by sot-escape |18:35 |
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2010年08月19日
2010.8.18
<サッカー>
J1リーグ第19節
セレッソ大阪vsFC東京
@キンチョウスタジアム
東京在住のサッカーファンで、
このスタジアムに来るのが4度目というのは多いほうだと思う。
隣の陸上競技場にはきっと多くの東京サポや代表サポが訪れたことがあるだろうが、
新しいセレッソのホーム「キンチョウスタジアム」に入ったことがある東京サポは
そう多くはないだろう。
主に大学や社会人のアメフトを開催する場所として知られていた「長居球技場」。
僕にとってはもちろんここはホッケーの大きな大会をやるところ、である。
シドニー五輪最終予選でマレーシアに敗れた男子ホッケー代表の試合を見たのがここへ来た最初だったが、
あれからもう・・・・おおお、年は取りたくないもんだ。
で、天然芝である。
なんだか人工芝の上に乗っけているようにも見えたが、
これ、はがせるんでしょうか。無理ですよね・・・。
ということは、ホッケーの会場がまた天理の山奥へと押しやられる確率が上がったわけだorz
(事実誤認があったら指摘してくださいね)
こけら落としのゲームはスコアレスドロー。
セレッソとしてはなんとしても初得点、初勝利は自軍で挙げねばならないから気合も違う。
はるばる東京から馳せ参じた僕は、指定席だったので
ピンク色に囲まれることを覚悟しており、周りの厳しい目線を中和させる意味で
青赤は青赤でも「BRUNO QUADROS」のユニを着込み、
セレッソサポと「共通の知人」がいることをアピール。
そして、大々的に売り出されていた、茂庭照幸200試合出場記念タオルを迷わず購入した。
茂庭は新天地で大活躍中。
セレッソの守備に安定をもたらし、バリッバリの主力選手である。
試合後の大阪サポーターからのコールを聞いていてもわかったが、
茂庭はしっかり愛されている。
うれしいじゃないか。
東京を戦力外になり、「見返してやりたい」と言っていた男は、元気で、自信に溢れ、
しかし、今日の試合はヒマそうだった・・・。
右に流れた家長の突破からセンタリング。ドフリーで頭を振ったアドリアーノのシュートが、
記念すべきキンチョウ初ゴールとなった。
前半わずか4分の出来事である。
乾や家長はポジションを変えながらボールを受け、
それぞれにドリブルもシュートもある。
中盤の底ではマルチネスがドンと構え、サラリサラリとボールを配給する。
プレスがうまくかけられない東京は、中途半端なプレーからの
ハーフカウンターを何度も許した。
右からは高橋大輔が、左からは丸橋が上がってくる。
それでも暑ーい大阪。
セレッソも主導権を握りながらも追加点はなかなか生まれず、
「安心してるとやられちゃうぞー、いまに見てろよー」と思いもしたのだが、
いかんせん得点のにおいがしない。
前線にタレントを揃えるセレッソは、守備ではしっかり帰陣してスペースを消し、
石川が走るべき草原には杭が打ち込まれ、
大黒に入るべきボールは門番たちに跳ね返された。
そして前半37分に森重真人が2枚目のイエローでまた退場。
東京はボールを追いかけるだけの55分間を強いられることとなった。
清武がいて、高橋がいて、上本がいて、家長もいる。
さながらトリニータ同窓会のようなメンバーの中で、
ひとりやらかしてしまった森重。
さらに僕は意地悪く考える。
君は茂庭を斬って浮かした人件費で連れてきた選手だ。
今日はいいところを見せなければいけなかったんじゃないのか?
僕の背中に宿ったブルーノの霊も君を睨んでいるぞ。
後半開始早々、アドリアーノに代わった小松の左サイドの突破から、
高橋が見事に合わせて2-0。
これまた記念すべき、セレッソサポにとっては「こっち側」初ゴールである。
茂庭の耳元で「ビルドアップ」と囁けば、ミスしてくれるんじゃないかと思うのだが、
30度超えの空気の中、一人少ない東京は茂庭に近寄ってプレスすることもままならない。
挙句の果てには、黒木と石神に初ゴールを献上する有様。
大竹のゴールは綺麗だったが「FC東京ホットライン」以外の番組では黙殺されてしまうだろう。
先般の新潟戦敗戦のあと、中2日と3日のチームが当たる不公平を嘆いた城福監督。
そのとおり。どのチームのファンも関係者もそこは不満なはずだ。
しかし1日休みの少なかったセレッソにここまでやりこめられては、
立場がないというものだ。
選手は監督の顔に泥を塗ったといってもいいだろう。
19試合を終えて、まさかの下から5番目。
徳永を左MFに置かなきゃいけないほどうちは人材不足なんだっけ?
適所に適材を補強したつもりだったのに、どうしたことか。
さて勝ったセレッソ。
ブラジルチックな面白いポゼッションサッカーだと思った。
3節に当たったときからかなり進化していて、羨ましいです。
家長のボディバランスは見ていて惚れ惚れする。
若くて活きのいいメンバーと、タスクをこなすブラジル人たち。
あの選手入場の前のおーおーさーかーという歌にも突っ込めないほどにやられました。
ヒーローインタビューで蚊取り線香をもらったアドリアーノ。
実家に送るんだそうです。
金鳥の夏、日本の夏。
最近見ませんねあのCM。
東京ですか?冬ですけどなにか。
C大阪 4-1 東京
posted by sot-escape |17:38 |
FC東京 |
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2010年08月16日
2010.8.15
<野球>
プロ野球 パ・リーグ
千葉ロッテマリーンズvs東北楽天ゴールデンイーグルス
@千葉マリンスタジアム
ラズナーと長谷部から計3安打しかできない打線が
マー君と対戦したら一体どうなるんじゃい!という
半ば自嘲気味なテンションだったのだが、案の定、ため息ばかりの4時間だった。
安打数こそ8まで届いたものの、
ストレスを溜めるためだけに在ったような試合を最後まで見た自分を揶揄してほしい。
良かったのは、結果だけ。
今江の3ランの瞬間には素直に喜んだが、帰りの電車では11回までを思い出してグッタリしてしまった。
素晴らしい投球をした救援陣がよく集中力を切らさなかったものだ。尊敬に値するよ。
打てない打てない打てない打てない。
田中から同点に追いついたまではよかったが、
地面にぶつけまくってたフォークを多用しない組み立てに変えられた瞬間ダメになった。
そしてまたもや青山に、3イニングも零封される始末。
辛抱フェチの西村さんも、そろそろ限界なのでは?
我が家では「打てよ~大松尚逸!」という応援歌が「打たね~大松尚逸!」と替え歌されている。
↑これを読んで奮起してくれー。
最近テギュンをスンヨプと呼びそうになっている。
↑これを読んで奮起してくれー。
的場の打席でトイレに行く。
↑悔しいだろ、奮起しろ!
技術論に関しては素人なのでよくわからないのだが、
打者陣のスイングが鈍~い感じがするのは気のせいだろうか。
春先より重いボールが出回っているのか!?とすら感じる。
火曜から東京ドーム3連戦。
向かい風のない場所で、気持ちよ~く、ボール飛ばしちゃってください。
千葉ロッテ 6-3 東北楽天
posted by sot-escape |10:41 |
プロ野球 |
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2010年08月14日
2010.8.13
<野球>
プロ野球 パ・リーグ
千葉ロッテマリーンズvs東北楽天ゴールデンイーグルス
@千葉マリンスタジアム
5回終了後、恒例の花火が打ちあがる。
千葉マリンの花火は本当に美しい。
丸く切り取られた夜空に、バックスクリーン後方から上がった花火が開き、
グラウンドに降り注ぐように見える。
CGで合成しているかのような画だった。
しかし、ホームチームの打線の導火線は、湿っているどころかズブ濡れだった。
誰も火をつけようともしなかった。
僕は、スタジアムで野球を見ていればそれだけで幸せ、というタイプの人間だが、
さすがに、敵のノーヒットノーラン劇を指をくわえて見ていて満足するほど
お人好しではない。
ようやく出たヒットは案の定、併殺アーティストのひとりによって掃除され、
夏休みの楽しみに訪れた多くのファンはため息にくれた。
成瀬は今日も打たれてはいけない人に、打たれてはいけないタイミングで
ホームランを許し、我慢比べに負けたが、
今日は彼を責めるべきではない。
2失点目以降も、孤独な戦いを強いられた結果だと考えれば、理解できる。
僕が成瀬だったら「僕がノーヒットで抑えればよかったんです、僕の責任です」と
打線を皮肉るコメントを吐いていただろう。
ラズナーの球威に押され、ゴロはどん詰まり、フライは伸びない。
四死球のランナーは、エンドランの失敗、バント失敗などで消えていった。
金泰均・大松は全くオーラを失っている。
打線全体も、こういう試合でホームランが出る気配がないというのは
敵の投手としては気が楽だろう。
たまにはこういう試合もあるさ、という類の試合なのか、
これが今のロッテ打線を象徴しているのか。
答えは、難しくない。
若手を使え!と叫ぶことは、言うだけなら簡単だが、僕は大嫌いだ。
このチームはピークの選手が揃っている。今の主力で優勝できる。
なんとか調子を取り戻して欲しい。
3連戦最終日は田中将大が登板するだろう。
2戦目は、絶対に絶対に落とせない。
千葉ロッテ 0-4 東北楽天
posted by sot-escape |14:59 |
プロ野球 |
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2010年08月12日
2010.8.11
<野球>
プロ野球 セ・リーグ
東京ヤクルトスワローズvs読売ジャイアンツ
@明治神宮野球場
個人的に、今年巨人には4敗していて、
特に東野には成瀬善久・岸孝之を擁しても勝てなかった。
だから内海という先発予想でニヤリ、
さらにヤクルトは7月MVPの石川なので重ねてニヤリ。
ところがことは簡単に運ばない。僕には巨人を勝たせてしまう力があるのか…。
飯原の2ランで初回に先制したものの、ヤクルトは2回に阿部のHR、松本のタイムリーなどですぐに逆転され、
さらに阿部の2打席連発などで2-5とビハインドを背負った。
しかし、4日前に味スタで「水曜絶対勝てよ」とつば九郎を脅した効果か、
はたまた単に内海が情けないのか(まぁおそらく後者でしょう)。
ヤクルトは3回裏に1点差としてすっかり自信喪失に見える内海をマウンドから引きずりおろす。
(内海は中継ぎ降格らしいが、左打者にも打たれているので今はワンポイントも厳しいのでは…)
内海を引き継いだ野間口が先週火曜のような「序盤の火消し役」として試合を締めるかに見えたが、
4回裏、田中浩康のタイムリーで同点とすると、飯原の今日2発目が飛び出して勝ち越し!
FC東京×スワローズのコラボ傘を振り回す僕。
東京音頭も高らかに。
5月あたりのヤクルトだったら、試合序盤に3点差になった時点で
「あーあ」という雰囲気になっていただろうが、
打線が好調な今は先発も粘れるし、球場のファンも諦めない。
立ち直った石川は7回をしっかり投げきり、松岡に繋いだ。
打者3人で8回を締めた松岡の次はもちろん林昌勇。
イギョーラ、イムチャンヨン!ちがうか。
9回表、先頭の坂本の三遊間へのゴロを川端がうまく回り込んで裁き、
1塁へストライク送球!ナイスプレーでアウトに見えたがセーフ判定。
代打・由伸も続き、松本の犠打で1死2、3塁。
ここでさすがに心臓がブルブルしたが、脇谷は浅い外野フライ。
そして最後の小笠原への投球はしびれた。
3球勝負!低めの落ちるボール(かな?)でスイングアウトを取って、
本当に久々に「ヤクルトで」巨人に勝った僕は、ちょっと涙ぐんだ。
中日の負けで3位まで3.5ゲーム。8連勝。あるよー、これ。
でも。
仮に、万が一、CS進出が叶ったとしても、
フロントは今季の轍を踏むことなく、補強については別途真剣にやってほしい。戦力が薄いのは明らかなのだから。
というわけで、ワッショイTOKYO夏ラリーの優秀な参加者(大井行けず申し訳ないが)
となった僕はしかし、8日の味スタでも今日の神宮でもスタンプラリーを
やり忘れたことに気付き、両フロントにお詫びしたいのと同時に、
スタンプ(QRコード読み取り所)の場所が少なくて
酔った瞬間忘れちゃうので、後日でも応募できるようにしてほしいなーと要望して、
今日の記事を終えたいと思います。
あー気持ちよか。
東京ヤクルト 7-5 巨人
posted by sot-escape |17:20 |
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2010年08月10日
2010.8.8
<サッカー>
J1リーグ第17節
FC東京vs名古屋グランパス
@味の素スタジアム
ゴール裏にいた贔屓目かもしれないが、
東京は名古屋を圧倒していた。それは、作り出したホームの雰囲気も含めて。
ノっている金崎も中村北斗がしっかり抑え込んでいた。
チャンスも数多く作れていた。あとはゴールを待つばかり。
味スタに集った観客は、最後の最後に訪れるドでかい花火を信じて疑わなかった。
ウソ。「信じて疑わない」ことができるほどこのチームのは信用は大きくない(笑)
でも大いにワクワクしながら待ち望んでいた。スタンドを爆発させる決勝ゴールを。
わりと楽観的にそれを期待できる内容だったのだ。
前回のスルガ銀行CSの記事で、案の定カタイコト言う方にコメントいただいたのだが、
試合を観ながら、やはり過密日程下にあっても水曜に「カップ」をかけた戦いを行ったことは
無駄ではなかったしむしろプラスに働いていると僕は確信していた。
後半に入り、先に足が止まったのは名古屋だった。
運動量が落ちて連動性ももうひとつ。(それにしても、こうも毎試合違う布陣で戦ってよく混乱に陥らないものだ)
東京の集中力は高かったし、勝点3への意欲も途切れなかった。
途中から右ウィングに投入された徳永の戸惑いを除けば、
足が重い相手をかき回す意味での重松の投入、
近しい意味での疲れた石川→リカの交代も的を得ていたと思う。
シュートは倍の20本。空気は東京のものだった。
それでも、ハイライト映像を作ってみるとわかる(作ったわけではないが)。
いわゆる決定的なチャンスの回数の比較でいうと、
ほぼ互角か、もしくは名古屋寄りだった。そこが問題だ。
例えば後半12分の玉田のFKからのケネディのヘディングのシーン(叩きつけすぎによる幸運な失点回避)。
または数分後の金崎のヘディングや終了間際の小川のミドル。
一方の東京は、楢崎を多忙にはさせたが、その多くは直接その胸に収まるシュート。
前半の大黒→平山のシュート(ポスト)はきれいな形だったが、そのほかでは
エリア内で東京の攻撃陣は名古屋の優秀なCBと、大きく見える「日本一」のGKに丸め込まれたといえる。
後半ロスタイム。大黒の(これこそ)決定的シーンも楢崎の正面へ。
そこへ、名古屋がFKから小洒落たプレーを見せ、抜け出したアレックスが余裕でセンタリング。
今野の背中越しに飛んできたマルクスがヘディングを突き刺して、
19時スタート@味スタだと新幹線の終電に間に合わないサポーターを乱舞させた。記録では94分のゴールだ。
悔しかったが、この順位なら勝点1も0も一緒やわ、と僕は割り切って帰ったのだ(首位争いは遠いし、降格圏と2ゲーム差とはいえさすがにそっちは見なくていいだろう)。
楽しい試合だったし、花火もつば九郎も見られたし、スタジアムもそこそこ盛り上がったし、
よしとするか、と思っていた。
前日にBSで見た仙台横浜戦との比較から、
やはり個々の技術ではJ屈指のクラブ同士の対戦だと試合が安定して面白いゲームになる、と感心していた。
しかし帰って各局のスポーツニュースを見るたびに、
ほとんどが「集まれ~対決、闘莉王が制す」的なアプローチであることに臍をかんだ。
今野には同情する。
気持ちを推測するに、
「だから嫌だったんだよ~モノマネの着ボイスとか配信しちゃって、結局頭越しに決勝点決められるなんて…断ればよかった」
といったあたりではないだろうか。
結局、例年より勝点の多い首位争いはリーグ後半戦開始時も「勝点2差に3チーム」で構成されることになり、
東京は2万8千の観衆をのめり込ませはしたものの、
結果だけ見ればそれはピクシーの派手なガッツポーズのお膳立てをすることになってしまった。
これもサッカー。なーんて。
なんかいろんなことに耐性が出来てきてるのは悪い傾向のような気がしないでもない(笑)
東京 0-1 名古屋
posted by sot-escape |13:57 |
FC東京 |
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2010年08月05日
2010.8.4
<サッカー>
スルガ銀行チャンピオンシップ2010
FC東京vsリガ・デ・キト
@国立競技場
先週末の新潟戦のあと、城福さんは日程の不公平について述べていました。
負けの言い訳にはしてほしくないですが、私も同感です。
ミッドウィークに試合を開催する週は、全カード「土-水-日」の中3日で統一すべきだと思います。
ましてやこのクソ暑い中で・・・。
日-水-土で中2日の連戦を強いられた東京に降りかかる、さらなるタスク。
昨年のナビスコ制覇の“ご褒美”は、“試練”と紙一重。
いやどちらかというと試練寄りですよね。
それでも我が子に厳しい私は、今日の東京に2つのハードルを(勝手に)課しました。
その1: ベストメンバーで戦え
…なんだかわけのわからない親善試合が乱発された2000年代前半、
ユーベやらローマやらソウルやらと夏場に試合をしましたが、ハラヒロミという男は
わりとそういうのを楽しんでいました。ガチの勝負を挑み、代表メンバー抜きの試合も多かったわりに
けっこう面白い試合をしていた気がします。
海外クラブとの試合には、向こうのモチベーションがどうあれ「礼儀」が必要です。
礼儀とはすなわち、本気でやるということ。そういうとこちゃんとやらない監督って、嫌いです。
優勝も降格もなさそうな東京には、週末のJを見越して云々なんてことは言ってほしくないわけです。
その2: ミッドウィークの国立開催は、絶対に下手を踏むな
…私の持論のひとつで、クラブにはすごーく強調したいことなんです。
平日の試合は、よく国立で開催されますね。労働者のアクセスを考慮してのことでしょう。
これで割りを食うのが調布や三鷹に住んでいる親子観戦世代です。
サッカーの練習やら塾やらで千駄ヶ谷まで来られない小中学生も多いでしょう。
親としても、子供連れで電車に乗ること自体が面倒だからパス、となりますよね。
それでも、ほかのクラブに比べて東京の平日集客は抜群に良いのです。
これは私の思うところでは、多くの人が職場の同僚を連れてきてるからだと思うんです。
実際、東京の試合は初めてです、みたいな人を5人も6人も連れてきちゃって、
誘ったはいいが気苦労してる人、よく見かけます。私も経験が…。
気苦労が最大化するのは、試合がつまらない時です。「いつもはこんなんじゃないんだ」と土下座して二次会は全奢りしたくなります。
国立開催は、サポーターにとっても誰かを誘いやすい営業チャンスであり、ファン増加の好機なのです。
だから、平日+国立⇒絶対につまらん試合はするな!をクラブハウスにポスター掲示してほしいなと。
ましてや今日は、「試合の趣旨自体が説明するのがちょーめんどくせぇ」状態の試合。
同僚を連れてくるだけでひと苦労した人も多いはずなので特にね。
さて、前置きが超長くなってしまったが、試合を振り返りましょう。
=====
2つの(勝手な)注文については、概ね満足(えらそう)。
城福さんは梶山・羽生・大黒をベンチスタートにさせ、
このところスタメンを外れていた平山と石川をスターターで起用した。
さらに、リーグ戦で最近ほとんど出番のない田邉をボランチに置いた。
コンディションを考慮すれば、これは監督から見た「ベストメンバー」だったのだろう。
久々スタメンの3人は、期待に応えて躍動を見せた。
そして試合自体も、初対戦で事前情報が少なかったこともあり、
両者の持ち味が(正確には、キトの持ち味は知らないんだけど)出た好ゲームだったと思う。
というよりは、ありがちな日本対南米の試合だった。
そう。東京は、南米のチーム(というときは大抵セレソンやアルゼンチン代表は入らない)の
なんたるかを思い知らされるのである。
エクアドル中央大学発祥のクラブだけにUniversidad(大学)のUを中央に据えたロゴ。
リガ・デポルティバ・ウニベルシタリア・デ・キトの選手達は、
国内一の強豪でありながらあくまで、学生のように謙虚だった。
そして真剣に勝つためのサッカーをし、我々を苦しめた。
序盤から主導権を握った東京は、
CFの平山が高さと足元の技術を武器にキトDFを苦しめ、くさびのパスを次々と受けてはチャンスを創出した。
チャンスの受注先として特に効いていたのは石川。裏のスペースへ何度も飛び出し、
(ぼくらはそれが大好きだから)ファンを喜ばせ、チャンスメークもしつつ切り返しての強烈なシュートも放つ。
リカルジーニョは好調を維持、キム・ヨングンも自信も持ってプレーしている。
CKから森重のアタマ、というのも看板の武器になってきた。
バックスタンド中央に陣取ったコアサポーターを筆頭に、お客さんも
マジメとオマツリの中間を行くこの雰囲気を楽しんでいた。
ポゼッションは東京が上。攻めてもいるしボールも奪っている。
そこへきて、謙虚なナンベイ軍団である。海か山かといえば、みな山の顔。
29分、中央のFWバルコムへ1本のパス。バルコムはほぼワントラップの動きで今野を交わし、
強烈なシュートを逆サイド(左)のネットに突き刺してくれた。フォルランかと思った。
岡ちゃんは、これが嫌だったんだろうな、と思った。
なんとなく攻めてはいるが、敵のパスの出し手と受け手の体勢にちょっと自由を与えると、一瞬でそれは失点になる。
これが世界のしたたかさなのだ。
日本ぽい取られ方だし、いかにも南米の古豪という取り方。素晴らしい。
流れが怪しくなってきた34分、田邉がロングシュート。
(たぶん)大きく揺れたであろうボールをGKが弾き、しっかり詰めた平山が
つま先で押し込んで同点ゴールを挙げた。
後半開始から大竹・羽生が投入され、程なく大黒もin。勝ち越し点を奪いにかかった。
サイドの崩し、中央でのパス交換も東京らしさが垣間見られたが、
決めきれずにいると、63分、FKからのゴール前の混戦でPKを取られてしまう。
これをウルティアが決めて勝ち越し。
うーむ、ナンベイおそるべし。
こうなるとキトとしては、別に地球の裏側の観客を喜ばせる義理はないので
守りきって勝つ戦法にナチュラールに移行すればよかった。
国内では強豪でも、大陸のカップ戦に出れば弱者の闘いを要する。
これはある意味、対アジア・対世界の違いに戸惑う日本代表に通じるものがある。
東京が岡ちゃんから見たオランダと同じように見えたわけではないだろうが、
彼らはアウェイの一発勝負をよく知っていた。
スペースを消され、エリア突入寸前で体を寄せられる。
そして彼らのスライディングタックルは、深く鋭く正確だ。
ウィイレのようにきれいに決めてくるタックルは新鮮に映った。
警告基準の変化のせいか、組織的な守りが重用されるようになったからか、
最近では「簡単に飛び込むな」はおそらく世界的な共通認識だ。
だが守備の根本部分で、1対1を止めることの重要性もキトの選手は理解していた。
前半はスペースもあり体力もあったので、タックルをひょいひょい交わしていた東京の選手も
1-2となってからは思うままに深いタックルを交わせず苦労していた。
試合はこうしてロスタイムへ。
その2分が過ぎた頃、東京ブギウギを歌った私は呟くのだ。
「大黒をW杯イヤーにJ2に置いといたのは誰だ?」と。
91分、エリアに入れたボールを平山とDFが競る。
こぼれ球が裏へ抜ける。大黒が反応し、ほとんど角度のないところから
切り返さずに左のアウトでシュート。GKのタイミングを外し、ネットの内側に入れてみせた。
これをストライカーというのだ。
ボールをストライクする必要はない。手ではない体のどこかでボールをゴールに入れればいいのだ。
歓喜の同点劇に沸くコクリツ。試合はPK戦へ。
2004年の初タイトルと同じゴールに向かって、5人ずつが蹴った。
キトは試合中にPKを決めた1番手のウルティアが権田(の気合い)に止められ、
東京は3人目の重松が自信満々に真ん中目に蹴り込みセーブに遭った。
4回表、試合後半の時間稼ぎで東京人の不評を買っていたルナが右に外す。
東京は5人目の梶山が右隅の隅に決めて、ジ・エンド。勝ったー!
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歴史も浅く意義もよくわからないですが、れっきとした2つのカップ戦王者が会し(つまり招待大会ではなく)
賞金もカップもある大会なんですから、「タイトル」と言っちゃいましょう(笑)
初めての、国際タイトルだぜアミーゴス。
青赤の歓喜の輪。ひざまずくエクアドルの雄。
リアルにガッカリしていたキトの選手と、
しらけ顔なしに優勝者としてセレモニーで振舞った東京の選手たち。
つまりは、真剣勝負のいい試合だったということです。
日程の問題はこの際どうでもよし!
東京の選手と我々ファンにとって、「世界」を知る意味で本当に良い経験になりました。
PK戦も、たまにはいいもんですね。
キトの選手・関係者は疲労感いっぱいで「キトへの帰途」につくわけですが、
今さらながら、遠路はるばるありがとう、また来てね!ムチャスグラシアス!
といいたいと思います。
アディオス
東京 2 (4PK3) 2 リガ・デ・キト
posted by sot-escape |15:54 |
FC東京 |
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