2007年01月27日

第79回センバツ出場校決定!

いくつかの地区で選考が難航したようですが、とにもかくにも32校が出揃いました。

まずは21世紀枠が審議されたようです。

◇21世紀枠

都留(山梨・初出場)
都城泉ヶ丘(宮崎・初出場)

都留は関東大会ベスト8の実績で、圧倒的な支持を集めたようです。報道では2校目を都城泉ヶ丘と、成章(愛知)が争ったようですが、九州大会ベスト8で、甲子園出場経験のなかった都城泉ヶ丘が、甲子園出場経験があり、県大会ベスト8止まりだった成章を上回った形になったようです。そのまんま東こと東国原英夫宮崎県知事の母校でもあるようですが、まぁこのエピソードはおまけ的なものに過ぎないでしょう。

◇北海道・東北

旭川南(北海道・初出場)
仙台育英(宮城・6年ぶり9回目)
聖光学院(福島・初出場)

地区大会の上位校がそのまますんなりと選ばれた形になりました。昨夏の甲子園を経験した、仙台育英の佐藤由規が楽しみな存在。北海道大会準々決勝以降の3試合をいずれも3点差以内の競り合いを勝ち抜いてきた、旭川南の粘りにも注目。福島県勢は、21世紀枠導入年に出場した安積以来、6年ぶりのセンバツ出場となりました。

◇関東・東京

千葉経大付(千葉・初出場)
佐野日大(栃木・13年ぶり3回目)
日大藤沢(神奈川・9年ぶり3回目)
桐生第一(群馬・3年ぶり3回目)
成田(千葉・2年連続2回目)
帝京(東京・11年ぶり13回目)

関東のベスト4と、東京の頂点に立った帝京がすんなり決定。都留が21世紀枠で選ばれたことが、どう選考に影響するかと思われましたが、昨春のセンバツにも出場した唐川侑己擁する成田が、投手力で東京準優勝の桜美林をかわしました。帝京の大田阿斗里も夏春連続出場と、甲子園経験は十分。千葉からの2校出場は初めてだとか。

◇東海・北信越

常葉菊川(静岡・3年ぶり2回目)
中京(岐阜・4年ぶり5回目)
日本文理(新潟・2年連続2回目)
創造学園大付(長野・初出場)

上位2校が問題なく選ばれた両地区も、すんなり決まった東海とは対照的に、北信越は決勝で大敗の創造学園大付に対し、優勝した日本文理にサヨナラ負けの星稜(石川)の逆転があるか?と注目されましたが。終わってみれば結局順当な形に落ち着きました。長野県からは7年ぶりのセンバツ出場。新潟県勢の2年連続出場は初めてとなりました。昨春ベスト8進出の日本文理、今年はどうか?

◇近畿

報徳学園(兵庫・3年ぶり16回目)
大阪桐蔭(大阪・3年ぶり3回目)
北大津(滋賀・2年連続2回目)
市川(兵庫・初出場)
北陽(大阪・13年ぶり8回目)
県和歌山商(和歌山・70年ぶり3回目)

最も選考が難航し、そしてサプライズ現象の起きた地区。ベスト4の4校は順当に決まったものの、残り2枠が困難になりました。近江(滋賀)、智弁和歌山(和歌山)の2校はコールド負け、東洋大姫路(兵庫)は、既に報徳学園・市川と兵庫県勢が2校選出されているため地域性で脱落。残った北陽が5校目に入りました。これで、兵庫と大阪が2校ずつ、滋賀が1校という顔ぶれになりました。近江が選ばれると、3県で6校を占めるのがよしとされなかったのか、近江が脱落。となると、智弁和歌山…と思われたところにまさかの逆転現象。近畿大会初戦で、北陽に敗れた県和歌山商が選ばれました。優勝した報徳学園に1点差ゲームを演じた熊野(和歌山)や、奈良・京都勢を押しのけての選出は、県大会決勝で智弁和歌山を完封した実績と、21世紀枠の近畿地区選出校となったものが評価されてのもののようです。前回のセンバツが昭和12年の第14回大会。それ以来の出場となりました。

◇中国・四国

広陵(広島・3年ぶり21回目)
関西(岡山・3年連続9回目)
宇部商(山口・2年ぶり7回目)
高知(高知・6年ぶり14回目)
今治西(愛媛・7年ぶり9回目)
室戸(高知・初出場)

中国・四国で合わせて5枠のところに、高知が神宮大会で優勝して四国に1枠増。恩恵にあずかったのは、四国大会2勝の室戸。準決勝でコールド負けを喫しましたが、同じくベスト4の徳島商もコールド負けと、ツキもあったでしょうか。残る1枠は宇部商と華陵(山口)の山口県勢同士の争い。結局、県大会での直接対決を制した宇部商に軍配が上がりました。21世紀枠候補にもなった華陵は今年も涙を飲みました。関西は5季連続の甲子園出場。

◇九州

熊本工(熊本・3年ぶり20回目)
大牟田(福岡・初出場)
小城(佐賀・初出場)
鹿児島商(鹿児島・21年ぶり12回目)

順当にベスト4が選ばれました。大牟田は春夏通じて初出場、小城は全国49代表校になって初めての大会となった昭和53年夏の甲子園以来の出場となりました。かつては鹿児島実・樟南(旧・鹿児島商工)と並び、鹿児島三強とされながら、平成7年夏以来10年以上甲子園から遠ざかっていた鹿児島商が久々の出場です。

◇希望枠

大垣日大(岐阜・初出場)

岐阜県大会を11試合でわずか6失点。東海大会初戦(準々決勝)も1失点に抑えた堅守の大垣日大が選出されました。最大失点は常葉菊川に破れた東海大会準決勝の4失点。春夏通じて初出場ですが、堅守の陰に公式戦の打率が.366と、出場32校中最高というのも意外性として注目です。


連続出場はわずかに4校、夏春連続も8校と、全体的にフレッシュな顔ぶれが揃った印象があります。果たして、頂点に立つのはどこでしょうか?

posted by soncho |10:14 | 高校野球 | コメント(2) | トラックバック(3)
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2006年08月22日

終止符

再試合は最後のバッターしか見られませんでしたが。

それが斎藤VS田中だったということが、この試合のラストを飾るにはあまりにもふさわしすぎて。

再試合のスコアも4-3。本当に紙一重だった。

なんだかんだで、毎年のように名勝負はいくつも聖地の歴史に刻まれていくわけです。

今から来年が楽しみだったり。

posted by soncho |10:48 | 高校野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2006年08月20日

最後の一人

早稲田実の斎藤佑樹は不思議なピッチャーだ。

1回戦からほぼずっと甲子園のマウンドに立ってきたエース。鶴崎工を一蹴し、大阪桐蔭の強力打線を封じ込めた。福井商戦では先制を許すも自らのホームランなどで振り切り、勢いに乗る日大山形・鹿児島工もねじ伏せた。

迎えた決勝は3連覇を狙う駒大苫小牧。エースの田中はマウンドに登っていなかった。3回戦・そして準決勝に引き続いてのリリーフ登板。そもそも、駒大苫小牧は準々決勝の後に一日空いた。対する早稲田実は準々決勝から3連戦。一人で投げ続ける斎藤はもはや限界と思われていた。

蓋を開けてみると、その斎藤が奮闘する。初回にヒットを許してから、中盤は駒大苫小牧の強力打線に点を許さない。相乗効果のように、3回の守りの途中からマウンドに上がった田中も早実打線をねじ伏せる。

試合は8回に両校が1点ずつを取り合った。ここから斎藤には徐々に疲れも見え出し、再三先頭打者を出してはピンチを招くがそれをことごとくしのいでとうとう延長15回。2アウトを取って打席には駒大苫小牧の4番・本間。すでに170球を投げていた斎藤はここで本間相手に直球を投げ続けた。それも140kmを超える、疲れを感じさせない速球を。

斎藤・田中の両投手の奮闘もあり、今年の決勝戦は37年ぶりに引き分け再試合となった。おそらく、両投手とも体力の限界はとうに超えているのだろう。明日のマウンドには上がらないのかもしれない。それでもいいかもしれない。二人の対決に白黒つけるのは野暮なことだったのかもしれない。

posted by soncho |17:39 | 高校野球 | コメント(0) | トラックバック(1)
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2006年08月04日

高校野球組み合わせ発表

仲間内でセンバツのベスト8予想をしたんですが、全部外すという、ある意味難しいことをやってのけました。智辯和歌山入れていたのになぁ…

そんなこんなで、今回も仲間内で予想をやるんですが、そのために組み合わせを整理しなければなりません。

【第1ブロック】
南陽工(山口)、駒大苫小牧(南北海道)、青森山田(青森)、延岡学園(宮崎)

駒苫は3年連続で2回戦からの登場だとか。昨年は初出場だった聖心ウルスラ(宮崎)との対戦でしたが、今回は春夏連続出場の南陽工が相手。とはいえ、南陽工も夏は久しぶりなので、やっぱり恵まれていることに変わりはないか。対抗馬を挙げるならこちらも春夏連続出場の延岡学園。

【第2ブロック】
桐生第一(群馬)、佐賀商、東洋大姫路(兵庫)、甲府工(山梨)

ここは団子状態のブロック。過去の実績十分の桐生第一、佐賀商。激戦区を勝ち抜いた東洋大姫路に、甲府工は春の関東大会準優勝の東海大甲府を破っての出場。どこが勝ち上がってきてもおかしくないブロックではある。

【第3ブロック】
専大北上(岩手)、福岡工大城東、如水館(広島)、帝京(東東京)

かつてなら帝京を本命に推すところだが、昔ほどの圧倒的な強さがないだけにこのブロックも混戦模様。帝京がわずかに抜けて見えるが、激戦区を勝ち上がった福岡工大城東あたりも面白い存在。

【第4ブロック】
日本文理(新潟)、香川西、鹿児島工、高知商、白樺学園(北北海道)

センバツベスト8の日本文理が最有力。センバツではリリーフ専門だった横山が県大会無失点のピッチング。夏は先発での起用も期待される。初出場の白樺学園に鹿児島工、2回目の香川西とフレッシュな顔ぶれの中、9年ぶり22回目の高知商が日本文理への対抗馬か。

【第5ブロック】
早稲田実(西東京)、鶴崎工(大分)、大阪桐蔭、横浜(神奈川)
清峰(長崎)、光南(福島)、福岡(富山)、福井商

最大の激戦区。センバツ覇者の横浜に準Vの清峰、ベスト8の早稲田実、昨夏ベスト4の大阪桐蔭に常連の福井商が軒を連ねる。春夏連覇を狙う横浜は初戦から大阪桐蔭、順当なら2回戦で早稲田実、3回戦では清峰との対戦が予想される。復活出場の鶴崎工、初出場の光南と福岡はどこまで食い下がれるか。

【第6ブロック】
徳島商、仙台育英(宮城)、日大山形、開星(島根)
関西(岡山)、文星芸大付(栃木)、常総学院(茨城)、今治西(愛媛)

このところ甲子園に出ずっぱりの関西が一歩リードするが、なかなか甲子園では勝ちきれないだけにどうか。東北との引き分け再試合を制した仙台育英は勢いをそのまま持ち込みたい。常総学院-今治西は渋い好カード。どちらも経験は豊富なだけに、勢いに乗れば一気に勝ち上がる可能性も。

【第7ブロック】
倉吉北(鳥取)、松代(長野)、千葉経大付、八重山商工(沖縄)
智辯和歌山、県岐阜商、浦和学院(埼玉)、金沢(石川)

第二の激戦区。実績では智辯和歌山が抜けているものの、春夏連続出場の八重山商工も個々の能力が高く侮れない。激戦区を勝ち上がった千葉経大付、浦和学院に、経験豊富な県岐阜商、金沢も絡む。若干倉吉北と松代が落ちるものの、この2校がブロックをかき回すと面白いことになる。

【第8ブロック】
八幡商(滋賀)、静岡商、愛工大名電(愛知)、福知山成美(京都)
熊本工、三重、本荘(秋田)、天理(奈良)

愛工大名電は準決勝で、福知山成美は決勝で9回に逆転するなど粘りのある両校が激突。春の近畿大会出場の八幡商にも地力はあるし、4年連続の天理、3年連続の熊本工も十分主役になれる。久々出場の静岡商、三重、本荘はどこまで食い下がれるか。

posted by soncho |08:34 | 高校野球 | コメント(0) | トラックバック(2)
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2006年07月24日

急流

神宮球場でコーラ売りのアルバイトをしています。

すると、今日のように高校野球の試合で売り子をすることもあります。

とはいえ、今日の東京はただでさえ平日だというのにあいにくの雨。日程が押し押しということもあってか、試合は行われましたが、見に来ているのは学校関係者がほとんど。数えたら200人いるかどうか…というくらい。

そんな中行われた第2試合、淑徳高校-都立大島高校の一戦。勝った方がベスト16進出です。

やはり離島からやって来た大島高校よりも、淑徳高校の方が若干客入りはよかったです。応援に乗せられる形で、4回に淑徳高校は下位打線から2点を先取。コーラが売れないから試合内容がよく分かる(爆)

淑徳高校は5・6回にも1点ずつ追加して4-0と大島高校を突き放す。大島高校もここまでか、と思いながらコーラの補充基地へ。

ところが、コーラを補充してスタンドに戻ると、大島高校が1アウト2・3塁のチャンス。次の瞬間、鈍い金属音が神宮の杜に響きわたると打球はセカンドとセンターの間にポトリ。3塁ランナーが還って1-4に。

すると、ここまで大島打線を抑えていた淑徳のピッチャーが突如コントロールを乱し、四死球を連発。押し出しを2つ与えて3-4と、1点差になったところでとうとうピッチャー交代となります。

この時、バックネット裏のお客さんが漏らした言葉が象徴的でした。

「ついさっきまでは完全に淑徳ペースだったのに、流れって急に変わるもんだなぁ…」

この言葉だけでも、いかに今まで淑徳高校が試合を支配していたかが分かります。結局、大島高校は代わった淑徳高校の2番手ピッチャーから犠牲フライで同点に追いつきます。その後も流れは変わらず、8回に2点を勝ち越した大島高校が4点差をひっくり返してのベスト16進出となりました。

淑徳 000 211 000 | 4
大島 000 004 02X | 6

今年は全国各地で強豪校が続々姿を消しています。他にも、埼玉ではノーヒットに抑えたのに負けた学校(西武台 0-1 栄北)があったり。高校野球の魔物があちこちに出没しているようです。

今日の神宮球場にも、淑徳高校の前に立ちはだかったのは大島高校だけではなかったのかもしれません。

posted by soncho |18:43 | 高校野球 | コメント(0) | トラックバック(1)
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2006年06月24日

高校野球出場校予想大会の宣伝

うちのHPで、高校野球の出場校予想大会を開催しています。
http://www.geocities.jp/muranagamura/kokosim
沖縄と南北海道の受付は終了(以降は参考記録扱い)しましたが、もしよろしければご参加くださいませ。

↓スポーツナビプラスの高校野球特集ブログです。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/baseball_hs_summer2006/

posted by soncho |02:44 | 高校野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2006年06月11日

夏の始まり

ワールドカップもいいけれど、こっちも重大なイベント。高校野球の組み合わせ抽選会が各地で始まった。

まずは沖縄から。
http://www2.asahi.com/koshien/data/88okinawa.html

センバツ出場の八重山商工、その八重山商工がいなかった春の県大会を制した中部商が比較的組み合わせに恵まれた感じ。この2校を追う他の学校が挑戦権を奪い合う格好になりそう。

特に沖縄尚学にはタフな組み合わせ。初戦の南部商は昨秋ベスト8、2回戦には古豪・豊見城南が控え、3回戦には沖縄水産。準々決勝には宜野座か那覇商あたりとぶつかりそうで、気の抜けない戦いばかりだ。春の県大会準優勝の興南も、同じブロックには浦添商、那覇といったあたりが控えている。

そして神奈川も組み合わせが発表。
http://www2.asahi.com/koshien/data/88kanagawa.html

センバツ覇者の横浜は、ベスト4あたりまでは固いか…?準々決勝には神奈川工や、横浜創学館、法政二などの曲者が控えてはいますが。ベスト4には桐蔭学園が有力…か。ただ、桐蔭学園の前には準々決勝あたりにノーシードの平塚学園が上がってきそうな…侮れない相手です。

もうひとつの第一シードは慶応が獲得。こちらはベスト16あたりから横浜商大高などが控える厳しい組み合わせ。夏は勝てない東海大相模、同じブロックにはノーシードで不気味な慶応湘南藤沢が。さらにベスト16あたりでは古豪・横浜商、ベスト8では昨夏代表の桐光学園が待ち構えている…という組み合わせ。

ただ、何しろ参加校が全国一、シードの学校ですら、7連勝しないと甲子園にはたどり着けない。それだけあれば、何かあってもおかしくはない…はず。

posted by soncho |04:07 | 高校野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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