2006年10月16日
祝!優勝!~東京六大学野球秋季リーグ 第6週 法政大学VS早稲田大学 第2回戦~
土曜日。早稲田が法政に3-0で勝利、明治が慶応に5-4で勝利していた。 これにより、日曜に明治が慶応に勝ち、早稲田が法政に勝つと、早稲田の優勝が決まることになった。 第1試合、明治が緊迫した投手戦(ヒットは明治3本、慶応4本)を1-0で制し、お膳立ては整った。 早稲田の先発は4年生右腕・大谷。その大谷の立ち上がりを法政が攻め立てる。1アウトから須藤・大引の連打で一・二塁のチャンス。バッターは4番の西川。しかし、ここは大谷の執念が勝った。注文通りのセカンドゴロダブルプレーでこのピンチをしのいだ。 大谷を援護したい打線は3回、春の胴上げ投手である2年生・小松に襲いかかる。1アウトランナーなしで、2番前田(将)。六大学随一の俊足選手だが、なんとこの場面で値千金の先制ソロホームランをライトスタンドに放つ。4年間で通算2本目のホームラン、しかもスタンドインは初めてだ。俊足の選手らしく?足早にダイヤモンドを駆け抜けていった。 伏兵の一発は覇権奪還を目指すチームを勢いづけた。この後、松本、田中(幸)の連打の後、一人凡退を挟んで6番・泉のタイムリー、7番・本田の2点タイムリー2ベース。この回小松から6本の長短打を集めて4点を先取した。 反撃したい法政は5回、2アウトを簡単に取られるも、8番・石川が四球。小松への代打・田中(庸)のサードゴロは早稲田のサード・大西のエラーを誘った。1番・秋本がヒットを放ち、ついに満塁。早稲田はサードを大西から3年生・小野塚に代えた。バッターは2番の4年生・須藤。 代わったところに打球はよく飛ぶ。 須藤の当たりは鋭いライナーで三遊間を襲う、次の瞬間。小野塚がダイビングキャッチのスーパープレー。法政は大チャンスを生かせない。 早稲田は6回・7回とノーヒットで1点ずつを加え、6-0とした。大谷が8回まで法政打線を0点に抑えきって、最終回、9回の守り。マウンドには大谷の直訴もあり、主将の宮本が上がった。この秋のシーズン、早稲田は宮本と大谷の左右二枚看板で白星を積み重ねてきた。土曜日も宮本→大谷の完封リレー。今日はその逆となった。 宮本はボールがやや先行しながらも、5番金丸・6番大澤を打ち取った。一塁側の早稲田応援席はすでに「あと一人」コール。盛り上がりは最高潮に達しようとしていた。 ところが、ここから宮本がもたつく。7番ピッチャー藤田への代打・續木にリーグ戦初安打となる内野安打を許すと、8番石川にもヒットを許す。途中から守備に入った9番前原のところでワイルドピッチもあり、結局四球。2アウト満塁で打順がトップに戻る。そして、1番秋本が押し出しの四球を選ぶ。 ついに1点返して1-6。なおも満塁で今日2安打の須藤、ネクストバッターサークルには主将の大引。神宮球場が異様な雰囲気になってきた。須藤、宮本の初球を叩く! その打球が力なくライト線際に上がり、ライトの松本が満員の一塁側スタンド前でガッチリと捕球した瞬間、神宮球場には歓喜の拍手が注がれた。 昨秋、今春と2位に終わり、法政に連覇を許した早稲田が、その法政の目の前で優勝を決めた。敗れたとはいえ、9回に下位打線が執念でチャンスを作った法政も見事だった。 早稲田が3季ぶり38回目の優勝を果たした。宮本と大谷の二枚看板を軸に、勝ち取った優勝。来年はこの2人がいなくなるが、果たしてどうなるか?
posted by soncho |21:50 |
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