2010年04月19日

青木選手敗戦/お知らせ等

 昨日のストライクフォース、青木真也選手は残念でした。とにかく目立ったのはギルバート・メレンデス選手の戦術の的確さ。押すところは押し、引くところは引く。そしてパウンドの正確さ。「その体勢で打てる箇所を、確実に打つ」感じで、無駄ダマの少なさも驚異的でした。
 負けたのは残念ですが、青木選手がまた立ち直る様に注目でしょう。これで川尻選手とのタイトルマッチがどうなるのか、個人的には「復帰戦」のような形で別の試合を挟んだ方がいいとは思いますが、そういった点も含めて、また機が熟したときに再チャレンジしてほしいと思います。
 さて昨日のネット中継ですが、午前9時50分にニコニコ動画に入場。アリーナの早い番号が取れたのですが、青木選手の試合が始まり、1Rゴングのまさに直後、「満席のため、席をお譲りください」の表示が! プレミアム会員になろうかとちょっと迷っていたのですが、後の祭りでした(苦笑)。すぐさまFEGのオフィシャルサイトに移動して見続けましたが、今度は3Rの途中でUSTREAMからのアラートが出て、視聴不可能な状態に。いやホント、この時は絶望的な気分になりました。
 しかしふと思いついて、ニコニコ動画に入り直してみたら、あっさり見られたのでした。2F中央の席に移動することになりましたが、まあ見え方は変わりませんからね。でも本当に、すごい時代になったものです。たった今、アメリカでやっている生中継番組が日本で見られるわけですからね。この生中継の実現にあたっては、本当にいろんな関係者の尽力があったようです。とりあえずはそこに感謝したいと思います。

 さて、ここからはお知らせ。個人的な意見からツイッターには否定的な態度を取り続けていましたが、ちょっと別方面で思うところあって、今朝、アカウントを取得しました。どんな風に付き合っていくかはやってみながら考えるつもりですが、とりあえずお知らせさせていただきます。アカウントは「solitario_k」。ご興味のある方はどうぞ。

 それから、3月末に終了した「kamipro事件簿」に代わって、同じkamipro携帯サイトでこの4月から「kamiのワイドショー」という新連載が始まっています。その週に起きた出来事をワイドショー的な感覚で取り上げるというコーナーなんですが、今朝更新された3回目は、「金原正徳VSマルロン・サンドロ」が発表されたSRCについて。こちらもよろしければご覧ください。

 今日から水曜までは取材三昧。移動距離も大変なことになってますが、頑張ります。では。

posted by solitario |12:18 | 格闘技雑感 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2010年04月18日

明日(というか今日)はストライクフォースを見るべし!

 今日はDEEP後楽園大会の取材でした。速報を打ちつつ、ほんの一時だけカメラも。大会が長かったのでちょっとだけ疲れました(笑)。
 で、その大会中にDREAMのスタッフの方から告知をいただきまして、ずーっとすったもんだしていた(らしい)明日のストライクフォース・ナッシュビル大会のインターネット・ライブ中継が決定したとのこと。こりゃめでたい!

 以下、リリースの告知部分。
「さて、現地時間4月17日(土)にアメリカ・テネシー州ナッシュビルブリヂストン・アリーナにて行われる『STRIKEFORCE - NASHVILLE』の日本でのインターネットライブ中継が決定いたしました。ファンの皆様の大きな声を受けて日本での視聴を実現するべく調整に調整を重ねてまいりました。STRIKEFORCE CEOスコット・コーカー氏の強力を経て、この度下記の通り実現することになりました。
『STRIKEFORCE - NASHVILLE』はアメリカ3大ネットワークCBSのゴールデンタイムに生放送されますが、プロ個人競技の日本人選手がCBSのゴールデンタイムで生放送されるのは史上初の快挙で、また、CBSの放送と同時に日本のインターネットで無料で視聴できるのも史上初です。」

日時は、日本時間で2010年4月18日(日)AM10:00頃
場所は、DREAMオフィシャルWEBサイトまたはニコニコ動画

 以前のストライクフォース、ヒョードルVSロジャースをネット生中継で見たときにも思いましたが、いやあ、すごい時代になったものです。国内での仕事のことなどを考えて今回は取材は見合わせましたが(いざその時期になってみたら、「こりゃ行けるわけなかったな」ってぐらい忙しい……)、それでもオンタイムで見られるとは素晴らしい!
 そして、何より青木真也選手の勝利を祈りたいところです。ギルバート・メレンデス選手は確かに強豪ですが、全米、いや全世界が注目している中で、青木選手の存在、その強さと技術、個性を見せつけてほしいものだと思います。
 というわけで、明日の午前中は予定を変更して事務所のパソコンの前にいることになりました。みんなで見届けましょう!

posted by solitario |00:17 | お知らせ&宣伝 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2010年04月12日

(実は)あの男が帰ってきた!

 相変わらずご無沙汰更新で申し訳ないです。先週はその前の週末の4・3K-1 WGP、4・4DEEP KICK大阪取材、そして5日月曜日に集中的に取材予定が入っていた上にカゼも重なって無理をしすぎてしまい、ちょっと体調を崩して休んだりしていましたが(詳しくは別ブログ参照)、週末からは大会取材にも復帰できるようになりました。
 当初、10日土曜日は「特に興行が入ってないなあ」と思っていましたが、あるところから「10日のグラチャンにトルネード・ソンが出場する」という情報が。慌てていろいろ確認すると、主要な格闘技メディアサイトのスケジュールにはどこも載っていませんが、確かにディファで「グラチャン」が開催されるようです。しかし、なぜどこにも載っていなかったのか?
「グラチャン」というイベントは今回で4回目。失礼ながら、自分は会見を取材したことはありましたが他の大会と重なっていたりしたこともあって、大会自体は初取材でした。金網の大会で、「アウトサイダー」的な選手も出て、音楽との融合を積極的に進めていて、これまでには横山兄弟のキックのタイトルマッチなんかも行われてきた……そんな大会という認識です。
 で、公式サイトを確認すると、確かに追加カードとして、「トルネード・ソン」の名前が。あ、ソン選手の説明もしとかないといけないでしょうね。本名はソン・オンシクという韓国の総合格闘家で、バックボーンは柔術。デビュー当初は「打撃家も倒せる柔術家」という触れ込みで、立ち技、寝技どちらもいけることをアピールしていました。
 ちなみにこのキャッチフレーズの元になったのは彼の初プロ戦、05年6月4日、ソウルで行われた「KOMA」というキックの大会での「柔術VSキック対抗戦(キックルール3VS3)」で勝利したことでした。で、実はたまたまこの試合を取材してまして。「グラジエーター」という総合の大会が直前に中止になり、取材のためにソウルに行っていた自分は同日に行われた「KOMA」を取材に行ったわけです。そこで、第1試合に出ていたのが当時本名のソン選手。その時は「普通にキックもできる選手だなあ」ぐらいにしか思っていませんでしたが、その後、何度も取材することになるとは夢にも思っていませんでした。
 で、ソン選手の正式なプロデビューは05年11月のHERO'Sソウル大会。キラービー(当時)の浅野倫久選手とオープニングファイトで闘い、テイクダウンはされつつも下からの腕十字で勝利しました(そういや、この大会も取材したなあ)。次いで06年4月にMARSソウル大会で勝利、初来日は同年5月のMARS幕張大会でした。矢野卓見選手に打撃でも寝技でも上回り、判定勝ち。そこからMARSのレギュラー選手となります。
 MARSでは07年7月までに計6試合をこなしましたが、一番印象深かったのは06年10月の「MARS BODOG FIGHT」新宿FACE大会。フィンランドのマテウス・ラーデスマキ選手と目まぐるしい攻防を展開した末にチョークで勝利した試合は、掛け値なしの名勝負でした。大会名通り、この試合はbodogの番組制作を兼ねており、アメリカではテレビ放映もされたはずです。
 7戦全勝(一本勝ち4、TKO1)という好成績を挙げ、MARSのエースにまでなったソン選手ですが、08年初旬からは兵役に入ってしまい(軍隊そのものではなく、関連企業でのデスクワークだったようですが)長期戦線離脱。その間にMARSも消滅し、秘かにその進路には注目していましたが、今回はCMA KOREAの一員として、「グラチャン」での復活となったようです。
 さて、ソン選手の復帰戦です。全17試合中のセミ前、第15試合に登場したソン選手の相手は、矢野卓見道場の上田厚志選手。「SWAT!」などで活躍しているようですが、自分は初見の選手でした。パーマをかけてちょっと印象の変わったソン選手は2Rの間優勢に進めてはいましたが、2Rにはパンチで追い込まれかけるなど、「圧倒」はできず。ブランクが影響しているのかどうか…。
 いずれにせよ、復活は喜ばしいことです。同じMARS出身の韓国人ファイター、ベ・ミョンホ選手やパーキー選手はすでにDREAMデビューも果たしていることですし、今後、DEEPなどで勝ち星を挙げれば彼もDREAM、SRCといった大会に出場できる可能性は十分あるでしょう。今後に期待したいと思います。
 ちなみに「グラチャン」の他の試合では、セミでクォン・アソル選手(戦極に出場経験アリ)がTEAM AKEBONOのノア・ヴィラヌエバ選手にTKO勝ち、メインでは梅田恒介選手がアームバー・キム選手(3月のSRCに出場)にTKO勝ちでした。しかし何でどこのサイトにも載ってなかったんだろう…。オクタゴンサイドのカメラマンもオフィシャルだけだったし。謎だ!

posted by solitario |06:11 | 取材記(総合) | コメント(1) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2010年02月08日

元気に生きております(笑)

 えー、「kamipro事件簿」での連載コラムが発端となって、何者かに個人情報をさらされるというとんでもない事態を迎えております、高崎でございます。あ、詳しい話はkamiproの携帯サイト「kamiproMOVE」をご覧くださいませ。有料なんで恐縮ですが。
 いろいろ話題になってるみたいで、その「kamipro事件簿」のアクセス数も結構なことになってるみたいなんですが、喜んでよいものなのやら…。
 昨日、今日とも複数の関係者にご心配のお言葉をいただきましたが、とりあえず元気に生きております。また、ライター仲間で「格闘秘宝館」仲間でもある橋本宗洋氏のツイッターにもご心配やご支援のお言葉を多数いただいているようで、合わせてありがとうございます。ただ、ここにも書いた通り、自分自身はツイッター始める気はありませんので、あしからず。
 また今回の発端となった「小田美代」氏の件、そしてこの「事件」(と言っちゃっていいよね?)についていくつか動きがなくはないんですが、もうちょっとまとまったら「kamiproMOVE」に出させてもらうことになると思います。そうなったらまたご案内しますので、よろしくお願いします。
 ま、とりあえずは変わらずやってます。あ、最後に一つ念押ししておきますが、自分は自演してないっつーの! 自分で自分の個人情報さらして、何のメリットがあるんだっつーの! ということで、よろしくお願いします。

posted by solitario |19:38 | とりあえず短信 | コメント(2) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2010年02月06日

格闘秘宝館にご来場ありがとうございました!/その他

 昨日はトークイベント「格闘秘宝館」に、たくさんのご来場ありがとうございました。
 最初のゲスト、青木真也選手は「今、思っていること」を率直に語ってくれて、今年いかにたくさん試合がしたいかがよく伝わってきました。
 次のゲスト、長島☆自演乙☆雄一郎選手とはK-1 MAX出場に伴う急激な環境変化、格闘技との出会い、そして今年の日本トーナメントへの決意を時に楽しく、時に真面目に語ってくれました。
 また、大会前日にもかかわらず二部の途中まで参加していただいた佐伯繁・DEEP代表にも、いろいろ話題を提供していただきました。
 最後は前回に引き続き、『kamipro』のジャン斉藤編集長を交えてのボーナストラック。気のせいか、いつもより編集長の発言がキラーだったような…(笑)。
 ご来場くださった皆様には、楽しんでいただけたでしょうか? 次回は4月頃の予定となっております。またよろしくお願いします!

 さて、前のエントリーにgryphon氏からコメントをいただき、携帯サイト「kamiproMOVE」で連載している「kamipro事件簿」の内容を案内した方がいいというアドバイスをいただきました。今日は更新日でもあるので、ちょうどいい…と思ったのですが、思わぬ展開が!
 先週から、「kamipro事件簿」ではこのブログでも以前に書いた「日刊サイゾー」の格闘技記事、それを書いた「小田美代」氏を追うというテーマでやっているのですが、なぜか自分の個人情報がネットでさらされるというとんでもない事態になっております。
 その辺も含めて記事に盛り込んでいるため、予定の更新時刻(本来なら今朝の午前6時)を遅らせて対応してもらっているのですが、ちょっといろんな意味で風雲急を告げています。
 とりあえず、掲示板上で自分が週刊誌編集部に対して出したとされるメールの件(格闘技の裏話を匿名で書かせてほしいという仕事の売り込み)は事実無根ですので、そのへんヨロシクお願いします! ま、誰も信じてないと思いますけど。
 というわけで、余計なことで忙しくなりそうな予感もしてきました。ホント、いろいろあります。とりあえず「kamipro事件簿」、更新されたらよろしくお願いします!

posted by solitario |11:50 | 格闘技雑感 | コメント(1) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2010年02月03日

【格闘秘宝館】青木真也選手、ゲスト出演決定!

 早いもので2日後に迫ったトークイベント「格闘秘宝館」ですが、ようやくゲスト第2弾が決定しました。前回、出演がキャンセルになってしまった青木真也選手が今度こそ登場です!
 自演乙選手と青木選手、そして例の「ボーナストラック」と、濃い〜時間になること間違いなし!
 ぜひともお誘い合わせの上、阿佐ヶ谷までお越しください! お待ちしております!

******************************************************

 格闘秘宝館 vol.9
  開催日時:2010年2月5日(金) OPEN:18:30/START:19:30
  開催場所:阿佐ヶ谷ロフトA
        http://www.loft-prj.co.jp/lofta/index.html
  入 場 料:2000円(飲食別)
  出 演 者:高橋ターヤン(映画秘宝、kamiproライター)
       橋本宗洋(格闘技ライター、映画野郎!レビュアー)
       高崎計三(格闘技ライター)
  ゲ ス ト:青木真也選手、長島☆自演乙☆雄一郎選手、他にもボーナストラックあり!
  告知URL :http://www.fight-hihokan.com/

******************************************************

posted by solitario |13:11 | お知らせ&宣伝 | コメント(1) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2010年01月29日

長島☆自演乙☆雄一郎選手と語る夕べ

 例によって、トークイベント「格闘秘宝館」のお知らせであります。このところ、昨年11月から12月、1月と何だか月例イベントみたいになってますが(それまでは3〜4ヵ月に1回ペースだったはず)、次も2月5日。4ヵ月連続ですよ!
 ま、こんな頻度で開催できるのも、毎回足を運んでくださる皆さんのおかげと、大変感謝しております。また、いろんな興味深い話を提供してくださるゲストの皆さん、そして会場である阿佐ヶ谷ロフトAの方々と、いろんな人々に感謝です。
 ……って、何だか終了後の謝辞みたいになってしまいましたが、次のイベントの話でした。2月5日って、もう1週間後なんですよ。いつも慌ただしい告知ですみません。で、やっと決まったゲスト第1弾は、長島☆自演乙☆雄一郎選手!
 自分からしたらけっこう前から縁のあった選手だし、このブログでも何度も取り上げていますが、聞けば「格闘技系のイベントから声がかかるのは初めて」とかで(笑)。その分、他のイベントでは聞けなかったような話もしてもらえるのではないかと思います。つーか、今のアニメの話をされても我々司会陣は口ポカーンなわけですが(笑)。
 立ち技系では初ということもあるし、どんな客層になるのかも含めて楽しみです。他のゲストももうすぐ発表できると思いますし、前回、大好評だった「ボーナストラック」企画は今回もありそうな気配です。今、一部でホットな“あの話題”について話すことになりそうな…。そうすると、自分もいろいろ話すべきことがありそうな…。
 そのへんのモロモロも含めて、また決定次第お知らせいたします。とりあえず、開催日は2月5日! ぜひお誘い合わせの上、お越しください! お待ちしております!

******************************************************

 格闘秘宝館 vol.9
  開催日時:2010年2月5日(金) OPEN:18:30/START:19:30
  開催場所:阿佐ヶ谷ロフトA
        http://www.loft-prj.co.jp/lofta/index.html
  入 場 料:2000円(飲食別)
  出 演 者:高橋ターヤン(映画秘宝、kamiproライター)
       橋本宗洋(格闘技ライター、映画野郎!レビュアー)
       高崎計三(格闘技ライター)
  ゲ ス ト:長島☆自演乙☆雄一郎選手、他にも豪華ゲストが登場!!
  告知URL :http://www.fight-hihokan.com/

******************************************************

posted by solitario |05:02 | お知らせ&宣伝 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2010年01月21日

先生のもう一つの仕事

solitario-137654.jpg


 前回のエントリーには様々な反響をいただきました。「よく書いた!」というものから、「あんなの相手にすることないよ」などなど。ずっと前からそうですが、何かに対して批判的なことを書くと注目度が上がりますね。痛し痒しというところではありますが。
 で、今回は批判とは全く関係ない話。というか宣伝です。
 今日発売の『Number』746号、「ナンバー・ノンフィクション」というコーナーに「先生のもう一つの仕事」という企画が掲載されています。『Number』には昨年4月、長島☆自演乙☆雄一郎選手のことを書いた時以来、2度目の登場となりました。
 今回のテーマは、「“先生”と呼ばれる職業に就きながらプロ格闘家としても活動する人々」。研修医、行政書士、非常勤講師、幼児体育指導員といった4人の“先生”たちの姿を取材しました。
 実はこのテーマでは以前にも書いたことがあって、02年末、『Sportiva』誌に「闘うセンセイたち」のタイトルで掲載されました。その時も取材したのは4人。中学教師、整体師、町会議員、麻酔科医という顔触れでした。雑誌も出版社も違いますが、自分の中では今回の記事はその続編のような気持ちでいます。
 その仕事の中身は様々ですが、「先生」と呼ばれる職業はおおむね、格闘技の活動とは真逆なものです。仕事に臨むテンションも違うでしょうし、また、2つの活動が互いに及ぼす影響はいいものばかりとは限りません。「先生」の職場で理解が得られるとも限らないでしょうし。
 そんなモロモロの視点から「闘う先生たち」が個人的に気になり続けていて、その興味が形になったのが前回と今回の原稿ということになります。普段、専門誌に書いているものとは少し傾向の違うテーマですが、興味のある方はご一読いただけると幸いです。批判モノだけじゃなく、こっちについても感想聞かせてください(笑)。


posted by solitario |07:33 | お知らせ&宣伝 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2010年01月15日

久々に笑わせてもらった記事

 まあまあ、まずはこれを読んでみてください。「日刊サイゾー」というサイトの「格闘技バブル本格崩壊の序章なのか......栄華を極めた『格闘技通信』に休刊の噂」という記事です。
 今週頭あたりからネットでも話題のネタなのでタイムリーではあるのでしょうが、小田美代さんという記者の署名によるこの記事、まあハッキリ言うとデタラメです。笑えるぐらい。
 一番ひどいのは、記事中に登場する「同誌の繁栄期に記者デビューしたフリーライター」なる匿名の人物のコメント。引用します。

「何しろ、格闘技の仕事だけで月100万円近くになったんですから。その中で最も『格通』からの仕事が多かったんです。ページあたりの原稿料は一般誌と比べても良かったですし、それに格闘技団体からこっそり渡される謝礼もバンバンあったんですよ。ぶっちゃけ、ワイロですね。それを貯めて数年で家が建った記者もいた時代。特に『格通』で書かれることは団体側にとっても魅力的だったんで、記者の間ではいかに美味しい思いのできる団体に可愛がられるか、がポイントでした。正直、ひどい試合内容でも褒めまくった記事を書いたこともありました(笑)」
 
 まず「格闘技の仕事だけで月100万円近く」ですが、これは頑張りようによっては今だって可能(なはず)です。というより、このスケールで「収入が凄まじかった」なんて言ってはいけない(笑)。あ、言っときますが、自分がそんなに稼いでいるかどうかはまた別問題ということで。
 で、明らかにウソなのはその後の「ページあたりの原稿料は一般誌と比べても良かった」という部分。「一般誌」というのはおそらく、大手出版社から発行されている週刊誌、月刊誌のことだと思いますが、大手には大手のスケール、専門誌には専門誌の相場というものがあるわけで。まあ出版界の常識として、どのジャンルにおいても専門誌の原稿料が一般誌よりいいことなんてほとんどありません。
 次の「格闘技団体からこっそり渡される謝礼もバンバンあったんですよ。ぶっちゃけ、ワイロですね」という部分。あらゆる時代のあらゆる団体を知っているわけではありませんが、そんなものが存在するなら自分だってほしかった(笑)。……というのは冗談として、いくら何でも「それを貯めて数年で家が建った」はあんまりでしょう。それが本当だとすると、月に数十万円〜数百万円、秘密の謝礼がもらえたということになるわけですよね。普通に考えても、リアリティーなさすぎです。
 そもそも格闘技ライターで持ち家の人なんて……あ、そういえばあの人は……というのも冗談ですが、まああんまり聞きません。だから当然、「いかに美味しい思いのできる団体に可愛がられるか、がポイント」なんてのも知りません。ま、知らないところでそういう活動に没頭していた人がいたというなら別ですが。
「正直、ひどい試合内容でも褒めまくった記事を書いた」というのも、そんなことばっかりやっていたら干されます(笑)。今と違ってネットも発達しておらず、専門誌の記事が重要な情報源だった時代があったことは確かですが、それでも誌面で褒めてもらうためにそこまでの金をかけていたら、間違いなく経費倒れでしょう。
 引用部分より後には同じライター氏が「仕事依頼がほとんどなくなって、今では妻の収入がないと食えない状態。それでも、大好きな格闘技をいくらでも無料観戦できるんで、記者は辞めたくない」と発言していますが、これも捏造と断言して構わないと思います。
 そもそも、格通繁栄期(これがどの時期なのかも、微妙っちゃ微妙ですが)にデビューして凄まじく稼いでいたライターだったらある程度の知名度も得ているはずで、それぐらいの立場の人が食えなくなって困っているなんて噂も聞きませんしね。
 それに、それだけ食えなくなっているのに「無料観戦できるから」という理由でしがみついている人も、少なくとも自分の知っている限りでは見たことありません。もしいたら、「悪いこと言わないから別の仕事を探せよ」とアドバイスすることでしょう。
 発言部分の後、「最近では、編集者も社員ではなくアルバイト採用された者が多いと聞く」というのも、誰から聞いたんだか。編集部には昔も今もアルバイトはいて、そこから編集記者になっていくのが伝統みたいな部分はありますが、どの雑誌も基本は社員採用された編集社が作っています。現在でも。
 まあこれだけデタラメな内容を堂々と署名入りで書ける小田美代さんという記者自体、実在しないんだろうと思うので、こんなに目くじら立てる必要もないんでしょうが…。あんまり面白かったんで、ツッコませていただきました。「ちゃんと実在します! 本物の格闘技ライターに取材しました!」と小田さんが反論してくださるなら、それはそれで歓迎ですが。そうなったら、どのライターが言ってたのかこっそりでいいから教えてください(笑)。
 というわけでファンの皆さんも、こんなデタラメ記事を読んで真に受けてはいけません。というか、書くなら書くでもうちょっともっともらしいやり方はできなかったのかなあ、とか思ったりして。
 最後に噂の真偽ですが、自分は内部の人間じゃないので知りませ〜ん。自分は自分の仕事しよっと。

posted by solitario |04:41 | 格闘技ライターとは | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2010年01月09日

「格闘秘宝館」にご来場ありがとうございました。

 昨日は阿佐ヶ谷ロフトAでのトークイベント「格闘秘宝館」に多数お集まりいただき、ありがとうございました。直前のゲスト変更、それに伴う内容、タイムスケジュールの変更…など直前までいろいろバタバタしたため、どうなることかと思いましたが、予想以上に多くの方々にお越しいただいて、本当にうれしかったです。改めて、ありがとうございました。
 さてトークの方は、菊野克紀選手&佐伯繁・DEEP代表がゲストの第一部は菊野選手のまっすぐな性格がよく出た上に佐伯さんも交えてにぎやかにお送りし、郷野聡寛選手がゲストの第二部は、「仙人のように」格闘技一筋の生活になった様子がしっとりと(?)語られました。そして第三部はボーナストラックとしてkamiproのジャン斉藤編集長を交え、同誌に掲載される座談会を公開収録。大晦日の件について、かなりいろいろ踏み込んでしゃべらせてもらいました。
 というわけで、終わってみれば三部の色がそれぞれきれいに違っていて、楽しんでいただけたのではないかと思います。来ていただけた方々は、どう感じられたでしょうか?
 次回は何と、2月上旬予定とか。昨年11月から4ヵ月連続って…! 次回も楽しんでいただけるよう頑張りますので、よろしくお願いします。来られた方のご感想、ゲストについての希望・要望などもお寄せいただけるとうれしいです。
 というわけで次回も、ご興味のある方はぜひお越しください!

posted by solitario |21:34 | お知らせ&宣伝 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加