2008年02月28日

こんな時期だから総合のルールを考える【お知らせ】

20080228-00.jpg

 油断している間に数日経ってしまいましたが、「Fight & Life」第5号が発売中です。今回は例によって長文で、「格闘技ルール考察~ルールの向こうに『総合の本質』が見える」という企画を書かせてもらいました。
 これはサブタイトルにもあるんですが、昨年春から国士舘大学大学院で総合格闘技のルールを研究しているパンクラス・松宮智生レフェリーにお話しをうかがい、まとめたものです。松宮氏の研究は格闘技に関わっている人間が見ると実に興味深いもので、今回、ご紹介できたのはその一端、という感じです。また、時節柄(?)三崎和雄VS秋山成勲戦を巡るルール問題についても語ってもらっています。
「Fight & Life」誌は後発ですが、必ずしも「今、話題の格闘家」や「業界最新事情」みたいなことでなくても、まとまった分量でキッチリ書かせてもらえています。今回もハデな話題ではありませんが、興味のある方はぜひ、どうぞ。




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2008年02月27日

PRIDE VS HERO'Sの図式の中で…

 もろもろの事情で、今月はブログ全般、かなりユルイペースでしか更新してませんで失礼しました。だいぶ充電できた(はず?)ので、またいろいろ書いていきたいと思います。
 3月15日、「DREAM.1」のカードが追加発表されました。現在、決定しているカードは以下の4つ。

青木真也 VS J.Z.カルバン
川尻達也 VS ブラックマンバ
宮田和幸 VS ルイス・ブスカペ
朴光哲 VS ヨアキム・ハンセン

 いずれも今大会で開幕するライト級GPの1回戦なわけですが、見事に「PRIDE VS HERO'S」の図式ですね。軽量級だけに、「PRIDE武士道 VS HERO'Sミドル級」というか。前から言ってるんですが、実際にこうなってくると、実は「HERO'Sミドル級の充実ぶり」が再確認される場になるのではないかと思っているのですが…。PRIDEに比べると、どうしても勝負論という部分で下に見られがちだったHERO'Sですが、特にミドル級に関しては武士道ファイターでも厳しいかもという過酷な闘いが繰り広げられていたと思うからです。
 その中で、もう一つ位置付けが微妙なのが「朴VSハンセン」の一戦。その理由は朴選手が昨年はCAGE FORCEで活躍していてHERO'Sには06年8月以来出ていなかったこと、そしてそれ以上に、ハンセン選手が両方に出場していて、「どっちの選手」というイメージが曖昧、ということがあるのではないかと。
 多くのファンの方にとっては「いや、ハンセンはれっきとした武士道ファイターだよ!」という感じかもしれませんが、自分にとってはハンセン選手が一度だけ出たHERO'Sで宇野薫選手にKO勝ちした印象がものすごく強いんですよね。
 だから、昨年末にハンセン選手がDynamite!!に出場したときも、何となく違和感がなかったというか。まあ、もしかしたらそれ以前に、「朴VSハンセン」というカードを見て「修斗じゃん!」と思ったからかもしれませんが(笑)。
 いずれにせよ、残ったカードも対抗戦っぽいものが並ぶでしょうから、期待したいと思います。できれば「こっちの選手!」というイメージの濃い人同士での、より対抗戦ムードが濃厚なカードが盛り上がりそうですね。



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2008年02月21日

戦極のカード、続々決定

※まずは、先日のイベントへのご来場者の方にいくつもコメントをいただきました。ありがとうございました!

 さて本日、藤田和之VSピーター・グラハムの一戦が発表され、これで7カードが並びました。
 
藤田和之 VS ピーター・グラハム
吉田秀彦 VS ジョシュ・バーネット
五味隆典 VS ドゥエイン・ラドウィック
三崎和雄 VS シアー・バハドゥルザダ
瀧本 誠 VS エヴァンゲリスタ・サイボーグ
川村 亮 VS アントニオ・ブラガ・ネト
ファブリシオ・ピットブル・モンテイロ VS ニック・トンプソン 

 リリースにはまだ、これで全カードとなる旨はないのですが、まだ追加カードはあるんでしょうか。ともあれ、見ていただければ分かるとおり、外国人同士の対戦が1試合ある以外は、すべて「日本人VS外国人」というラインナップになりました。
「日本人VS外国人」はよく言えばオーソドックスなカード編成ですが、ややもすれば感情移入が難しいということになりかねません。が、吉田VSジョシュ、瀧本VSサイボーグなどは外国人側もおなじみの選手なので、この2試合に関してはその心配はなさそうです。他のカードも、藤田選手や五味選手など「ほっといても感情移入してしまう」選手が日本サイドにいることで、多くのカードは大丈夫でしょう。
 そうなると、心配なのは川村選手の試合と、外国人対決の2試合。選手の知名度とカードの注目度という点で、この2試合はやや落ちるかもしれません。ただ、先日のイベントの時にも話したんですが、自分としてはこの2試合は面白くなると保証できます。川村選手はその熱い闘いぶりが多くのお客さんに知られるチャンスだと思いますし(相手が未知数なのが気がかりですが)、モンテイロVSトンプソンは技術もアグレッシブさもある強豪同士の対戦ということで、見応えのあるカードだと思います。
 これもイベントの時に話しましたが、戦極の注目ポイントは、「ストーリー」を作れるかどうか。次回に、そしてその先に続くストーリーが見えてくるかどうかで、イベント自体の先行きが少しでも判断できると思います。こればかりは、主催者の意図とは無関係に動き出すこともあり、狙いが外れてしまうこともありで、まさに生もの。まあ、ストーリー作りという点では、1試合ぐらい日本人対決があってもよかったような気もしなくもないですが…。
 とにかく、その内容の大部分が見えてきた戦極・旗揚げ大会。さて当日は…。




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2008年02月18日

DREAMファイターも登場! イベントご来場御礼

 こちらでも告知していた、新宿ロフト・プラスワンでのトークイベント「日本総合格闘技大復活祭!」ですが、昨日、無事に終了しました。予想以上のファンの方にご来場いただきまして、本当にありがとうございました。
 予告されていた近藤有己選手、佐伯繁・DEEP代表というゲストの他に、サプライズゲストとしてDREAM.1でJ.Z.カルバン選手と対戦する青木真也選手、パンクラスismの新道場長となった大石幸史選手、シュートボクシングから宍戸大樹選手なども登場。そのへんの時間は自分も客席で見ていたので、非常に楽しめました。
 ただ、何しろ自分が壇上に上がっていた時間がお客さんから見てどうだったのかは分からなくてですね、もし来場してくださった方がいらっしゃいましたら、感想など教えていただけるとありがたいです。次回があるかどうかは現時点では未定なのですが、参考にさせていただきたいと思いますので。
 最後の海外映像コーナーは時間配分などの関係でちょっと駆け足でしたが、その後のプレゼントコーナーで自分からは秘蔵のボードッグ・ニュージャージー大会パンフレット、ボードッグ・ネックストラップ、それから「UFO LEGEND」のウチワを提供。特にウチワが喜んでいただけて、出したかいがありました。
 こういう形でのトークイベントに参加するのは初めてでしたが、自分としてはなかなか楽しめました。次があったら、ぜひお会いしましょう。繰り返しますが、今回ご来場下さった皆様、ありがとうございました!




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2008年02月15日

総合格闘技、語ります!【お知らせ】

 以前にも一度、お知らせしたトークイベントですが、いよいよ明後日に迫ってきたので再掲させていただきます。17日に開催される新宿・ロフト/プラスワンで行われる「日本総合格闘技大復活祭!」です。
 前に載せた時は書いてませんでしたが、実は自分もゲストで出ます(笑)。タイトルのとおりに日本の総合が活気を増してきたようですし、秘蔵グッズなんかもプレゼントとして提供する予定ですので、お時間と興味のある方はぜひ、お越し下さい!


' 総合格闘技のメインストリームがアメリカへと移り、「ソウゴウ」が「MMA」になってしまった2007年。 
 しかし年末の『やれんのか!』開催、本年3月の『戦極』の開催や“大連立”のその後など日本総合格闘技界の大復活準備中とも言うべき流れの中で、今だからこそ総合格闘技の楽しさや面白さを徹底的に語り尽くし、また日本ではなかなか情報の入りづらいUFC、STRIKE FORCE、IFL、CAGE RAGEといった海外MMA大会の情報なども盛り込んだトークイベントです。 
 司会は映画秘宝ライターの高橋ターヤン。共同司会に格闘技ライターで映画秘宝クラブのレビュアーでもある橋本宗洋。 
 2007年の総括から2008年の展望、ゲスト陣の本音トーク、様々な団体の広報&選手による「ここがウチの見所!」大プレゼン大会などなど……。トークライブ居酒屋という特殊な形態のお店で多彩なゲストをお招きし、お酒や食事を楽しみながらリラックスした雰囲気の中で、コアなファンから最近ファンになったばかりという方までがご満足頂けるイベントとなること間違いなしです。 
 是非皆様のご来場をお待ちしております。 

【開催概要】 
 ★日   時:2008年2月17日(日) 17:30開場 18:30開演 22:40頃終了予定 
 ★場   所:新宿ロフト/プラス・ワン(新宿区歌舞伎町1-14-林ビルB2 TEL:03-3205-6864) 
        http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/ 
 ★入 場 料:1,500円(飲食代別) 
 ★主催・司会:高橋ターヤン(映画ライター) 
 ★共同司会 :橋本宗洋(格闘技・映画ライター) 
 ★ゲ ス ト:近藤有己(パンクラスism)、佐伯繁(DEEP代表)ほか 
 ★お問い合わせ:新宿ロフト/プラス・ワン(TEL03-3205-6864)
         高橋ターヤン(aohoshi666@yahoo.co.jp)
        
※内容に関しては一部変更がある場合があります。よろしくご了承ください。
'




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2008年02月11日

ついに新イベントの詳細が明らかに!

 訳あって、この3連休は今日のMARS・新宿FACE大会しか取材していないんですが、そのMARSにしてもちょっと今、何か書ける気分にはなく…でも今日のブログはどうしようか、もう今月はけっこう休んでいるし…と思っていたら、ちょうどいいFAXが(笑)。

「総合格闘技新イベント 公開記者会見のご案内」と題されたこのFAX、ウワサされていた新イベントについての発表がファン公開で行われる旨の告知であります。このブログはいわゆる「媒体」でも何でもありませんが、「一人でも多くの方々がご来場いただけるよう」とあるので、ここで書いても大丈夫でしょう。で、以下詳細。

日時/2008年2月13日
ファン受付開始16:00、会見開始17:00、終了予定17:00

会場/ホテルメトロポリタン エドモント 2F 悠久の間
〒102-8130 東京都千代田区飯田橋3-10-8

出席者/
●新イベント主催者
●日本人参戦予定選手
●海外大物参戦予定選手
●イベント制作チーム

とのことです。
なお、「ファンの皆様へのご案内」として

★ファンの方々の受付は16:00より開始いたします(16:00以前の受付には応じかねますのでご了承下さい)。
★ホテルメトロポリタン エドモント 2F 悠久横の「ファン受付口」にお越し下さい。
★どなたでもご来場いただけます。
★撮影並びに、選手・関係者へのサイン等はお断りさせていただきますので、ご了承下さい。

とあります。今年の日本格闘技界のカギを握りそうなこの発表、皆さんも楽しみなことでしょう。平日の夕方ではありますが、都合のつく方はぜひご来場下さい(って、自分が主催者みたいだな・笑)。





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2008年02月09日

インタビュー掲載されております。【お知らせ】

 2・13WECに参戦する前田吉朗選手、4月からのCAGE FORCEバンタム級王座決定トーナメントに参戦する藤原大地選手の、パンクラス稲垣組勢ダブル・インタビューがスポーツナビさんにアップされております。
 初の海外での試合に臨むパンクラス・フェザー級王者・前田選手、そして初の金網、初の王座に向けて自信満々の藤原選手、それぞれに新天地に向けての意欲溢れるコメントが満載されています。特に藤原選手の方は、ヤバい話もいろいろ…。
 こちらは登録不要だし無料なので(笑)ぜひお読みいただければと思います。そして、両選手の活躍に期待したいと思います!




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2008年02月08日

「K-1の打ち合い偏重」に反対

 以前にも書いたとおり、先日のK-1 MAXでは尾崎圭司VS城戸康裕の一戦で序盤からレフェリーによる注意が入るなど、いつにも増してパンチ中心の展開に誘導したいような場面が見られました。谷川貞治イベントプロデューサーの発言などを見ても、どうも「積極的=パンチで打ち合いにいく」という方向に傾いている気がします。もちろん、以前からあったことではあるのですが、最近はそれがいっそう顕著になっているような。
 主催者側やテレビ局が、「好ましい方」、つまり「より多くの視聴者が喜ぶ(と予想される)方」に向かって誘導するということは、実は格闘技に限らずどんなスポーツにもある話で、それはオリンピック種目になっているような競技にもあったりします。それが成功するか失敗するかは、その時々によるわけですが。
 今書いているK-1の件も、やはりパンチの打ち合いの方が分かりやすく、また比較的簡単に視聴者・観客を興奮させることができるということなのでしょう。ですが、そうした誘導によってあまりにも「パンチ偏重」「打ち合い偏重」になるのはちょっと違うような。
 昨年、今は引退して岡山県でジムを開いているガルーダ・テツさんという元キックボクサーを取材しました。テツさんはプロボクサーを引退した後に初めてキックボクシングを見て、「この程度のパンチ・テクニックなら、オレなら楽勝」と思ったそうです。ですが、自信満々で臨んだキック・デビュー戦で勝つことはできませんでした。確かにパンチのテクニックでは上だったのですが、そこに足技が混ざることで攻防は全く違うものになっていたのでした。
 ショックを受けたテツさんは、パンチから蹴りにスムーズにつなげるにはどうしたらいいか、というのを必死に研究したそうです。その末にたどり着いたのが、「ワンツーからロー」。「キックボクシング」は「ボクシング」ではないわけで、パンチだけでなく足も混ざるからこその攻防と、戦法が存在します。
 K-1もキックボクシングも同じことで、パンチャーに対抗する蹴りのテクニック、逆に蹴りを封じるためのパンチの入り方、様々な作戦なり闘い方があります。いろんなタイプの選手が相手のタイプに対応、対抗するためにいろんな作戦を練る。その上で、あえて足を止めての打ち合いに行くこともあるでしょう。要はそうしたことから生まれる幅の広さが、表面だけでない「面白さ」を生むと思うのです。
 もちろん、覚悟を決めての打ち合いに興奮させられた試合もたくさんあります。ハードパンチャーたちが作ってきたK-1の歴史というのも、確固たるものがあります。でもその一方で、93年、最初のK-1トーナメントでモーリス・スミスを仕留めたアーネスト・ホーストのハイキックの衝撃を、いまだに忘れられないのも事実です。ハードパンチャーと同時に蹴りのアーティストもどんどん出てくれば、この傾向もまた変わってくるのかもしれません。結局、同じような選手、同じような試合が量産されることが、最も恐れられるべきことではないかと思うのですが。




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2008年02月06日

新連載「金子賢はPRIDEファイターだったのか」開始!【お知らせ】

※昨日の「ソリタリオの格闘技PRESS!」とほぼ同内容のエントリーです。

 昨年から携帯サイト「kamipro hand」で毎週土曜日に更新されている「kamipro事件簿」を書かせてもらっていますが、久々の長編として先週土曜日から「金子賢はPRIDEファイターだったのか」が始まっています。
 2005年の大晦日に「PRIDE男祭り」でいきなりリングに上がった俳優・金子賢氏。翌年にはHERO'S~Dynamite!!に参戦し、3戦3敗という結果を残しました。
 彼の参戦は、一体何だったのか? その背景には何があったのか? そしてどんな反応、効果、影響が生じたのか? そんなこんなを、「今さら」いろんな関係者に直撃して当時を振り返ってもらい、考察していく企画です。そこから見えてくるのは一体……?
 昨年の「ヒョードルはミルコになれたのか」に続く長編企画、かなり気合い入ってますので読んでいただけると幸いです。よろしくお願いします!




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2008年02月05日

K-1 WORLD YOUTH、及び武道館大会に関して。

 勝敗予想ではオランダ・チームの選手情報があまりになかったために取り上げませんでしたが、当日のパンフレットでは「K-1 WORLD YOUTH」についてのコラムを執筆させてもらいました。K-1のパンフレットに書いたのはエラく久しぶりです。
 そこにも書きましたが、今や10代がめざましい活躍を見せているのはスポーツ界全体、のみならずいろんなジャンルでの傾向となっています。その理由や事情についてはここでは置いておくとして、当日の試合を見て感じたことなどを。
 3試合行われた「WORLD YOUTH」の試合は日本チームの3戦全勝に終わりましたが、選手に関してはまだ開きがあるように感じられました。ひとつは肉体面。HIROYA選手などは安心して見ていられるのですが(それはそれですごい話)、プロのリングで闘うにはまだ不安な感じがする選手もいたりして、どうなのかなあと。もちろん試みとして始まったばかりで、レベル的に玉石混淆な部分もあって当たり前とは思いますが、肉体面はまた別の問題なわけで。他のライターの方と開場で話していて、「WORLD YOUTHに関しては2分3Rとかでもいいのかも」という話にもなりました。
 大会後の谷川プロデューサーの話によれば必ずしも60kgにこだわっているわけでもないとのことで、各選手が本当に適正体重で闘えるなら、また話は違ってくるのかもしれません。
 前回のエントリーでも少し触れたとおり、今回の大会ではパンチの手数に特に重点が置かれている感がありました。これも特にWORLD YOUTHに関しては、慎重に考えなければならない部分だと思います。「若さ溢れる試合をすること」と「しゃにむに殴り合う」ことは決してイコールではないわけで。まあもちろん、主催者サイドは十分考慮しているとは思いますが。
 疑問ばかり感じたわけではなくて、いい効果を目の当たりにした部分もあります。その一つは、客席に彼らの応援団として同級生などの若い客層が多くいたこと。単純に客層の若年化にもつながりますし、リングに立っている彼らに刺激されて格闘技を始める子も増えるかもしれません。それがひいては競技人口の拡大にもつながるかなと。
 いずれにせよ谷川氏もWORLD YOUTHについてはやる気まんまんのようなので、今後の展開を見守りたいと思います。パンフのコラムに書いた、キック界で活躍するU-20選手たちの参戦にも期待したいところです。
 そして、今回の大会について。客席は…うーん、7割程度の入りといったところでしょうか? これを、「魔裟斗選手のいないMAXでこれは健闘」となるのか、「MAXの名前のついたイベントでこれでは…」となるのかは微妙なところですが(それは視聴率にしても同様)、MAX、特に日本代表トーナメントについては「魔裟斗選手の後」は常について回る課題なわけで。その結論は、まだ出せない気がします。といっても、そうそう待っていられる時間もありませんが。
 また、これも日本トーナメントにつきものではありますが、普段は後楽園ホールなどで活躍するキックボクサーの選手が多かったこともあって、彼らの応援団も詰めかけていつものMAXとは違う「キック寄り」な場内の雰囲気は興味深いものでした。自分などはいつも後楽園ホールで慣れっこですが、違和感を感じるお客さんもいるかもしれません。それと世界トーナメントの雰囲気の違い、これは両方あっっていいのかなと。そんなわけでモロモロ、考えることも発見も多い武道館大会でした。




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