2006年09月30日
…と言っても、K-1の誰かのことではありません、あしからず。つか、速報禁止ですし、昨日も書いたとおり大阪には行ってないですし。おっと、昨日は「日付が変わったらK-1の勝敗予想を」と書いてたんですが、口ほどにもなく、また寝てしまったのでした。申し訳ありません…。
んで、今日は大阪に行けなかった代わり、というわけでは全くないのですが、ディファ有明に「アジア太平洋キックボクシング連盟(APKF)」という団体を取材に行ってきました。
皆さん、この団体、ご存知ですか? 実はかなり昔からやってる(らしい)団体でして、今回の大会名は「THE SUPER KICK M-134」。この「135」というのがずーっと続いてる通し番号(らしい)です。今は「日本キックボクシング連盟」「K-U(キックユニオン)」と3団体で「NKB(日本キックボクシング統一機構」を組織しています。
ただし、このAPKFの大会はかなりすごいです、いろんな意味で。初めて会場に足を運ぶと、妙な空気に圧倒されます。その意味で、自分は大好きなのですが(笑)。
今日は私用のために会場入りが遅れ、取材できたのは後半5試合。5ラウンド戦に入ったところからでした。
この大会一番の話題は、少し前にこの団体で猛威を振るいまくっていた二人のタイ人選手が復活したこと。その二人とは、チャイデー力(りき。ちなみにカタカナ部分は大会によって「チャイディー」となることもあり、どうやらそっちの方が正式な気もしますが、今日のパンフ等の表記は「チャイデー」でした)選手と、ペッカセーム野獣選手。ね、何やらすごそうでしょ(笑)。チャイデー選手はライト級、ペッカセーム選手はウェルター~ミドル級で、NKBの日本人選手を総ナメにしている実力者。しばらくリングから遠ざかっていた二人ですが、今回、揃って復活となりました。
チャイデー選手はかつてタイのラジャダムナン・スタジアムでフェザー級王者だったのだから、強いはずです。2階級上の小又大貴(こまた・ひろき)選手と対戦しましたが、まさに比べるまでもない実力の差を見せつけました。1ラウンドに右フックでダウンを奪い、2ラウンドにも左フックで倒すと、そのまま試合はストップ。2ラウンド2分58秒、KO勝ちです。しかし、相手の小又選手は3戦2勝1敗で5回戦(通常、3回戦からスタート、戦績を積むと5回戦に昇格)、NKBミドル級6位とは…。
野獣選手(こう書くと何やらすごいですな)はメインに登場し、ミドル級からヘビー級に転向する(らしい)ロペス薩摩選手と対戦。陽気なタイの音楽でタイ人のお客さんと踊りながら入場する野獣選手に、ロペス選手は北島三郎の「祭り」に乗ってリングに歩を進めます。いやぁ、ここまで濃くなくても(笑)。試合は、独特の構えから左右のパンチを振り回すロペス選手に、野獣選手は得意のノーガード戦法で応戦。1ラウンドから左ハイやボディストレートなどを決め、試合を支配します。2ラウンドになるとヒジで額をカットし、さらにヒジの連打でドクターストップ勝ちをもぎとりました(2分24秒)。文字通りの圧勝です。
実は自分にとっての見どころは、この試合以外にもありました。それは、一つ前の試合(ダブル・メインなので、扱い上はこれもメイン)に登場したNKBバンタム級王者・中野智則選手の試合です。この中野選手、かつては現・NJKFバンタム級王者・国崇選手にもKO勝ちしたこともあり、攻撃の勢いの良さがウリ。キャラクター的にも、面白い選手です。…が、同級2位の野口康裕選手に3ラウンド1分53秒、KO負け。2ラウンドには右フックから左ストレートのコンビネーションでぐらつかせるなど、優勢に見えた中野選手ですが、3ラウンドに左フック、左ストレート、最後も左フックで3ダウンを喫してのKO負け。以前からディフェンスには難があったのですが、そこを見事に突かれた形となりました。
この中野選手、NKB王者でもあり、国崇選手との対戦経験(しかも勝利)があったことから、自分としては「真王杯」55kgトーナメントに出場してほしいと思っていました。少なくとも、トーナメントを盛り上げて、かき回してくれそうな気はしていたからです。ですが、諸事情により実現はしませんでした。それもあって、今日は勝ってほしいと思っていたのですが…。おそらく、次はタイトルを懸けての再戦となるでしょう。中野選手には頑張ってほしいと思います。
いつにも増して長くなってますが(笑)、長くなりついでに今回の大会で見つけた笑える小ネタを。
・会場で販売されていたパンフレットの表紙には「アジア太平洋は、30年の夢から覚める…」とのコピーがありました。「30年も夢見てたのかよ!」というツッコミもさることながら、その上にある大会名のサブタイトル「WE CHENGE VOL.1」。えー、言いにくいですが、正しくは「CHANGE」です…。
・この団体でずーっとやってるリングアナウンサーのおじいちゃん。美声は文句なしなんですが、いろいろと笑える言動が。
(1)選手に激励賞を渡すとき、「ほいよっ」って、しかもマイクを通して…。
(2)ある選手に大量の紙テープが。おじいちゃん、「メガネ壊れちゃったよ」って、これもマイクで…。
(3)言葉使いがいちいち古いというか、古式ゆかしいというか。ラウンド開始時、普通なら「第2ラウンド~」とか「ラウンド・ツー!」とか言うところですが、「2回目!」。
(4)同じ流れでもう一つ。この日の会場名は「デイファ有明」。イがでっかくなっただけで、違う名前に聞こえます。
(5)メインの選手に、試合前に記念品を渡すゲストが登場。そのゲストに向かって、「一言しゃべるか」。いや、確かにゲストさんの方が年下でしょうけども。
ま、そんな感じで個人的にめいっぱい楽しんでしまった(笑)デイファ大会でした。次の機会には皆さんも…って、オススメするのは考え物ですね(笑)。ま、こんな団体もあるということで。
posted by solitario |23:19 |
取材記(キックボクシング) |
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2006年09月29日
気がついたら日付が変わる直前だ! …って、イスに座ったまま陥落して寝ちゃったんですなあ。うーん、やられた(誰にだ)。時間があったら、明日のK-1開幕戦の勝敗予想などもやりたかったのですが。あ、日付変わってからちゃんとやればいいのか(笑)。
しかし、気になるのはジェロム・レ・バンナ選手の「前日会見欠席→前日来日敢行」ですよね。そんなことがあるんでしょうか。チェ・ホンマン選手との一戦は今大会の看板と言ってもいいだけに、というか、バンナ選手の優勝は常に多くの(ほとんどの?)K-1ファンが“悲願”として祈っているだけに、万全の状態で臨んでもらいたいものなのですが…。
ちなみに明日は、自分は大阪入りしません。日曜日、パンクラス梅田大会の取材で日帰りする予定です。では、日付が変わったら、また。
posted by solitario |23:46 |
とりあえず短信 |
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2006年09月28日
ちょっと、いろいろ立て込んでしまって、あまり時間がありません。書きたいことはたくさんあるのですが。
そんな中、昨日は亀田大毅選手のプロ6戦目が、何と昼間に行われてましたね。今回もテレビ観戦となりました。試合後には乱闘騒ぎもあったようですが、もちろんテレビではカットされてましたね。そりゃそうか。
判定自体はそれほど、どちらにも厳しいとは思いませんでしたが、疑問が二つ。あ、いつも言うようですが、ボクシングは門外漢なんで。…って、いつまでも言ってちゃダメですね(笑)。
一つは、「大毅選手はホントにパンチ力があるのか?」ということ。マスコミ報道ではパンチ力が最大の武器のように報じられていますが…どうなんでしょう。もう一つは、相手のバレリオ・サンチェス選手。後半を見るとアウトボクシングもできる選手なのに、なぜやらなかったのでしょう? 亀田兄弟はほとんどジャブを打たないスタイルなので、アウトの方が攻めやすいように見えたのですが…。あれ、素人丸出し?(焦) いかがでしょうか。ま、今日はこんなところで…(そそくさ)。
posted by solitario |23:11 |
格闘技雑感 |
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2006年09月27日
今日はHERO'Sの緊急記者会見に取材に行ってきました。すでに報じられているとおり、桜庭和志選手は10・9大会のライトヘビー級トーナメントを欠場します。欠場自体は残念ですが、事が事だけに、桜庭選手にはしっかり休んでもらいたいと思います。
さて、一つお知らせ。先週末に大阪に行きましたが、そこで取材したパンクラス稲垣組・前田吉朗選手のインタビューがスポーツナビさんでアップされております。パンクラス・フェザー級初代王座を戴冠後、初のインタビューであるとともに、今週末の10・1大阪・梅田ステラホール大会の見どころを語ってくれています。よろしければこちらからどうぞ。
今日は夜、余裕があったらまた書きます。あったら、ですが…。
posted by solitario |17:35 |
お知らせ&宣伝 |
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2006年09月26日
まずはお詫びと訂正から。真王杯の記事で、国崇選手が「右腕橈骨を骨折」と書きましたが、所属ジムの会長から、「骨折ではなかった」旨のご連絡がありました。試合後のリングドクターの所見では骨折だったようですが、地元に戻って検査したところ、幸いにも違ったようです。実際、検査した医師も「折れてないのは信じられない」と言っておられたようですが。ともあれ、骨折と書いたことに関しては訂正させていただくとともに、お詫びさせていただきます。
ただ、国崇選手が藤原選手のミドルを受けて右腕が動かなくなってしまったことは確かで、判定負けの要因はそこにあります。ですが骨折ではないということでしたら、復帰も早くなるわけで、また復活に期待したいと思います。
さて、表題の件ですが。金子賢選手の10・9HERO'S参戦、そして所英男選手との対戦が発表されました。いろんな意味で物議を醸しているようですね。
ライターや専門誌関係者の反応も、いろいろと分かれています。自分ですか? 金子選手に関しては、昨年の大晦日の後もずっと練習は続けていたようですから、試合をすること自体は否定しません。知名度も話題性もある人ですから、ビッグマッチに、テレビ中継付きで登場するのもまあ、アリではあるのでしょう。
ただ、所選手はHERO'Sでは、「シンデレラボーイ」的とは言え、トップどころのひとりであるはずです。前の試合から10ヵ月、我々(ファン)は金子選手がどれだけ成長しているのか、判断する基準がありません。経験も実績もある所選手と、対戦できるだけのものを持っているのか。それが提示されてさえいれば、これほど物議を醸すこともないと思うのですが。まあとりあえずは、試合を見てみたいと思います。
話題と言えば、先日のパンクラス・ディファ大会で本戦前の「パンクラスゲート」に出場した坂口征夫選手も大きな注目を浴びていました。念のため説明しておくと、「パンクラスゲート」とはプロへの関門(だからゲートなのです)となる試合のこと。アマチュア大会などで実績を挙げたり、推薦のあった選手がプロとして闘えるかどうかを判断される舞台で、今ではいろんなプロモーションがこのような試合を大会前におこなっていたりしますね。
そこに登場したのが、元プロレスラーの坂口征二さんの長男で、タレントの坂口憲二さんのお兄さんに当たる征夫選手。大応援団も来場し、熱気もすごい中の試合でした。
試合は、坂口選手がヒザ蹴りでKO勝ちを収めました。ですが自分が驚いたのは、その報道が一様に「感動のKO勝ち! いよいよプロへ!」となっていたことです。試合を実際にご覧になった方ならお分かりかと思いますが、坂口選手はパンチのガードという点でまだ難点があると言わざるを得ず、相手の左ストレートをかなりもらっていました。スタミナもなくなり、一時はかなり危ない状況でした。この点に関して、会場で観戦していたあるプロ選手は、「まだプロでやれるレベルじゃないですね。危ないですよ」と感想を漏らしていました。
もちろん、逆転KO勝ちしたことは素直に称えたいと思います。ヒザ蹴りは豪快でしたし、多くの人が称賛する気持ちの強さも、大きな長所だと思います。ただ、同じ試合を他の(特別な話題性のない)選手がやっていたら、「すぐプロへ!」とはなっていないような気がするのです。まあそんなこと、仮定の話でしかありませんが。
金子選手にしても坂口選手にしても、結局はリングでしっかりとしたものを見せれば、いろんな声は吹っ飛びます。逆にそれができなければ、必要以上の逆風に見舞われることにもなるでしょう。いずれにしろ、こちらは“見る"ことしかできません。であれば、しっかり見させていただこうと思っています。
posted by solitario |23:13 |
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2006年09月25日
いやー、またまたすごかった、真王杯準決勝。後楽園はソールドアウトで超満員、まさに場内は異様な熱気でした。そんな中行われた準決勝4試合は、本当に激闘の連続。マジで真王杯、すげーです。とりあえず、勝敗予想の答え合わせからいってみましょう。ルールはいつも通り、勝者も勝ち方も正解で1点。勝者のみ正解で0.5点。それ以外は0点。今回は4試合なので4点満点です。さて?
★55kg準決勝
○藤原あらし VS 国崇●
5R判定3-0
【予想=国崇選手のKO勝ち。0点】
うう~…。2R、国崇選手が右ストレートでダウンを奪い、「この後がカギだな」と思ったのが的中する形になってしまいました。2R終盤にあらし選手の左ミドルを受けた国崇選手が、右腕の橈骨(とうこつ)を骨折。以後、攻撃に全く精彩を欠き(当たり前です)、左ミドルの乱れ打ちに右腕と右脇腹をどす黒く腫らして判定負け。2年連続、あらし選手の勝利となりました。あらし選手、さすがです。
○米田貴志 VS 寺戸伸近●
5R判定3-0
【予想=米田選手の判定勝ち。1点】
予想自体は当たりましたが、もっと僅差になると思っていました。ですが、この日の米田選手は素晴らしすぎた! あの寺戸選手のパンチをほとんど完封し、自らの攻撃は蹴りもパンチも、上も下もすべて繰り出し、当てていくという、完璧な試合運び。惚れ惚れしました。決勝…どうなるでしょう?
★60kg準決勝
○桜井洋平 VS 大宮司進●
1R0分54秒、KO(右ストレート)
【予想=桜井選手のKO勝ち。1点】
真王杯のすごさは、ほとんどイコール、桜井選手のすごさに凝縮されていると言ってもいいかもしれません。今回も、相手のことなど全く構わないかのような猛攻、猛攻、また猛攻! 大宮司選手に何もさせずに倒してしまうのですから、ホント、恐ろしい勢いです。3戦連続1RKOで完全優勝か?
○中須賀芳徳 VS ラスカル・タカ●
5R1分24秒、KO(3ダウン)
【予想=ラスカル選手の判定勝ち。0点】
中須賀選手の、トーナメントにかける意気込みが非常に伝わる試合でした。このトーナメントで、彼は確実に一皮むけるのではないでしょうか? 終始アグレッシブに攻めてのKO勝ちで、決勝に進出。相手の桜井選手の勢いに呑まれず、しっかりと闘ってほしいと思います。
というわけで、決勝は55kgが藤原あらしVS米田貴志、60kgが桜井洋平VS中須賀芳徳の組み合わせとなりました。いやー、どちらもまたまた楽しみ。11月23日は、ホントに見逃せませんよ、これは! あっそうだ、予想は4点満点の2点。半分でした。
真王杯については、改めていろいろ書きたいと思います。
posted by solitario |19:08 |
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2006年09月24日
というわけで、行ってきました名古屋。「HEAT 2nd」取材のためです。前回は見てないのですが、会場の愛知県武道館は大きくて豪華な設備。3000人前後、収容できるようです。足を踏み入れると、まず目についたのが今回の大会スポンサーである「SLENDERTONE」のブース。ここは幕張メッセかビッグサイトか、というような感じで、フィットネス器具のデモンストレーションが行われていました。
アリーナに入って、これまたビックリ。場内の設備も豪華なのです。大型ビジョンが据えられ、入場ゲートもガッチリと作られています。照明といい音響といい、ホント、都内のビッグマッチと変わらない規模でした。
実は、地方会場での大会に行くと、こういうことがよくあります。キックボクシングの大会などでも、後楽園では考えられないほどライトアップされていたり。なかなか興味深いですね。
で、大会。全8試合、けっこうテンポよく進みました。やっぱり地元選手には大きな声援が飛んでいて、そこにニコラス・ペタス選手のようなビッグネームもいるのですから、そりゃあ盛り上がるというものです。名古屋は、実は東京の次に大会が開催されることの多い都市ですが、地元のファンにとってはやはり有名選手が出るのはうれしいでしょうね。
昨日は「テーマは“復帰”」と書きましたが、“復帰”の選手たちはおおむねよい結果を残しました。ペタス選手はさすがの強さと格の違いを見せてローキックで2RKO。しなしさとこ選手も同様で、“体に染みついた動き”の腕十字で秒殺。TAISHO選手はBarbaro44選手とドローに終わりましたが、若く勢いもあるBarbaro選手と互角以上の闘いを見せてくれたことは、失礼ながら正直、意外でした。逆に言えばBarbaro選手にしてみれば、このドローは痛い足踏みとも言えるでしょう。TAISHO選手は今後、また総合の試合をやっていくようですね。やる以上は、頑張ってほしいものです。
自分にとってお目当ての一つは、実はNJKFウェルター級王者の笛吹丈太郎選手でもありました。この笛吹選手、今、何かと話題の石黒竜也選手からベルトを奪って王者になった選手なんですよ。この日はオーストラリア人との対戦でしたが、やはり、強さを見せつけました。得意のボディを効かせ、右ストレート、右フックで3ダウン。話を聞くといつも、キックと「仕事と年齢と家庭」との狭間で「いつまでやれるか…」といった言葉が聞かれますが、いやいや、まだまだいけるでしょ? この日は珍しくNJKF以外での試合だったので、新鮮な気持ちで闘えたのではないでしょうか。
このところもう一つパッとしなかった滑川康仁選手は、韓国人選手に序盤、少し押されましたが、終わってみれば秒殺の快勝。またDEEPの最前線に戻ってきてほしいと思います。
“復帰”とは対照的な出来事もありました。第2試合でムアンファーレック・ギャトヴィチアン選手と闘った西村貴親選手は試合後、この日限りでの引退を表明。といっても、西村選手を知っている人はほとんどいないでしょうね。自分も、数年前にclub DEEP名古屋大会で一度、見かけて以来という地元選手。以前に見たときは力任せに振り回しているイメージがありましたが、今回はムアンファーレック選手の攻撃に耐え続けて、判定に持ち込みました。3ラウンドにダウンを喫してはいましたが、よく持ちこたえたと思います。それも、最後のリングだという思いがあったからでしょう(ムアンファーレック選手は、ちょっと遊びすぎなところもありましたが…)。
そんなわけで、なかなか楽しめた「HEAT」大会。そうそう、個人的には、大会スポンサーの外国人社長がテーマ曲付きで入場してきたのもツボでした。閉会式では何やらチャンピオンベルトを持っていて、「来年はこれを懸けて」というようなことを言っていたので、来年はそういう大会になるのでしょう。
いくら今、格闘技が盛んだと言っても、やっぱりそれは東京中心でしかありません。その意味で、名古屋という土地でこのような大会が見られたことはよいことだと思います。あとは、継続。年1回のペースでも、続いていけばいろいろと展開もしていくことでしょう。他の地方大会と同様、期待したいと思います。
posted by solitario |13:36 |
取材記(総合) |
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2006年09月23日
昨日書いたとおり、大阪に来ております。ある選手の取材で、実はその撮影に使用する物をお預かりして東京から運び、非常に緊張しました。近日、皆さんのお目に触れることになると思いますので、その際にはまたご案内します。その選手の話はいつ聞いても面白いのですが、今回もまたいろいろと聞くことができました。
で、今日はこれから名古屋に出かけます。愛知県武道館で行われる「HEAT」という大会を取材するためです。今回の大会のテーマは、ずばり「復帰」。メインではニコラス・ペタス選手がキックルールの試合を行うほか、昨年の試合を最後に総合に一区切りをつけたTAISHO選手がリングに戻ってきて、富山の新星・Barbaro44選手と闘います。また、8月に渡辺久江選手に敗れたしなしさとこ選手も復帰戦。その他、けっこう豪華なカードが並んでいます。
今日は都内でも後楽園でSB、新木場では例のベニー・ユキーデ興行があったりするんですが、自分としては取材したことのある選手がたくさん出ている(しかもみんな大事な試合)この大会を選んだ次第。大会の模様、試合がどうだったかは、また改めてご報告します。
posted by solitario |10:22 |
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2006年09月22日
今日から急に出張に行くことになりました。といっても、大阪~名古屋で一泊だけなのでそんなにたいそうなもんでもないんですが。
で、ちょっとリクエストがあって、魔裟斗選手のことを書くことにします。
今年7月のMAX決勝大会で途中敗退して以後、よく「魔裟斗選手がこのまま引退するのではないか」という話になります。記者の中でそういう風に言う人もいるし、全然、業界と関係ない人から「やめるんじゃないですか?」と聞かれることもあります。
自分は、恥ずかしながら魔裟斗選手を取材させてもらったことは一度しかなく、それももう3年ぐらい前の話で、親交があったりするわけでも何でもありません。ただ、そういうこととは一切関係なく、上記のような話になったら、一貫して「やめないでしょ、まだ」とあっさり言い切っています。少なくとも自分は、そう確信しています。
理由は、このままやめたらカッコ悪いと、本人が思うだろうから。あ、もちろん推測ですよ。
魔裟斗選手の周りには、結構前から「引退」の文字がつきまとっています。それは、本人が遠からぬ将来の引退を示唆する発言をしたことがあったこと、そして芸能活動などを並行して展開しているため、「それほど格闘技に執着がないのでは?」というイメージがあること、などが理由としてあると思います。
そもそも、彼が引退を口にしたのは、初の王座を獲得した後に「あと2回優勝したら引退する」という主旨のものでした。つまり、一番いいときにやめる、ということです。これは、いろんな選手が理想としながら、なかなかできないこと。本人の思うピークと周りの思うピークが違ったり、いざ頂点に立ってみたらいろんなしがらみでやめるわけにいかなくなっていたり、肉体・精神的なピーク時にいろんな事情で結果がついてこなかったりと、その背景は様々ですが、とにかく難しい。魔裟斗選手はそれを実現させたいと思っているわけです。
そう考えると、「優勝できなかったからやめるのでは」という憶測は、それとは対極にあることが分かります。MAXというジャンルを一人で作り上げたと言っても過言ではない魔裟斗選手の立場は、もはや当たり前に優勝を期待されるところまで来ています。そして、本人も「優勝はできなかったけど満足できた」などという低いところには、自分のハードルを設定してはいないはずです。そういう選手だと思います。
もう一点の印象。確かに魔裟斗選手はテレビに各種イベントにと引っ張りだこで、もしかしたらそちらの印象の方が強い、という人もいるかもしれません。実際、本人のこれまでの発言からも「生涯現役」というタイプの人でないことは明らかですが、それを「執着が少ない」と思うのは早計というもの。「今、自分がやっている」格闘技に対しては誰よりも執着し、ものすごく真摯に向かい合っているはずです。だからこそ、あれだけ練習に打ち込み、世界の第一線で闘っていけているのだと思います。
世界王者決定トーナメントには、今やベスト8に3人もの日本人選手がエントリーするまでになりましたが、やはり魔裟斗選手は別格。彼の頭には今でも、「優勝→ベストの状態で引退」ということしかないはずです。そして、魔裟斗選手ならそれができるはず。だからやっぱり自分は、「やめないでしょ、まだ」とあっさり言い切るのです。
posted by solitario |09:36 |
格闘家のこと |
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2006年09月21日
昨日書いたとおり、真王杯準決勝の勝敗予想を書いてみましょう。ま、「心を鬼にして」なんて書きましたが、当日発売されるパンフレットの勝敗予想に、すでに同じことを書いてるんですけどね。
★55kg準決勝
藤原あらし VS 国崇
【予想=国崇選手のKO勝ち】
まー、ここは1年越しのリベンジを果たしてほしいなと。というか、55kgは国崇選手の優勝を信じて疑わない状態なので。飛びヒザが決まればこれ以上なくドラマチックですが、さすがにそこまでは無理かな、と。パンチでKOでしょうか。
米田貴志 VS 寺戸伸近
【予想=米田選手の判定勝ち】
本当に僅差になる気がします。最後までもつれて、僅差で米田選手。いやーしかし、ホントに予想しづらいな、このカード(他も)。
★60kg準決勝
桜井洋平 VS 大宮司進
【桜井選手のKO勝ち】
希望は、短時間決着。前回のTURBO戦の勢いを、そのまま再現してほしいと思います。桜井選手の出来が、真王杯の成否を直接的に左右すると思っているので。
中須賀芳徳 VS ラスカル・タカ
【予想=ラスカル選手の判定勝ち】
これも難しいなあ。ヘタするとラスカル選手はまたドロー→延長という気もしますが、どうにか接戦をものにするのではないかと。
やっぱり、こう書いても難しい。でも極端な話、(いつもそうですが)いい試合が見られれば勝敗はその次、だと思います。とりわけこの4試合に関しては、“極上の”試合を見せてほしいと思います。それでは、会場でお会いしましょう!
posted by solitario |23:11 |
勝敗予想&結果発表 |
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