2008年09月03日

おそるべしチームドラゴン

 31日の日曜日は、後楽園ホールでJ-NETWORKを取材。あ、ちなみに昼は北沢タウンホールで「Gi グラップリング・トーナメント」の女子の部でした。夜の男子も見たかったんですが。
 この日のJ-NETは、昨年に続く「TEAM DRAGON QUEST」。全14試合、赤コーナーはすべてチームドラゴンの選手というマッチメークです。チームドラゴンといえば、5月31日の全日本キック・新宿FACE大会で全日本と10対10の全面対抗戦を行ったばかり。一ジムが一つの興行に10人なり14人なりの選手を出すことができるというだけでも驚きですが、そんな大会を3ヵ月のスパンで実現できてしまう層の厚さといったら…。
 さらに、8月はチームドラゴン側にデビュー戦の選手がいなかったというのも驚きです。普通、こういう場合は「この興行に間に合うように」という感じでプロデビューにこぎ着ける選手も多く、だからこそ多くの選手を揃えられたりするわけですが、この日はそうではなかったわけですから。
 数を揃えるだけでなく、5月は7勝(4KO)3敗、8月は12勝(6KO)2敗という戦績も見事というほかありません。しかも、K-1の澤屋敷純一選手や前田慶次郎選手など、これ以外の大会にも選手を出しているわけですから…。
 ただし、チームドラゴン並びに前田憲作代表としては、どちらの大会も手放しでは喜べなかったのではないでしょうか。もちろん全勝でないこともありますが、5月はメインの大将戦で梶原龍児選手が吉本光志選手に敗れましたし、8月はJ-NETライト級王者の細野岳範選手が黒田アキヒロ選手に敗れてベルトを失いました。それぞれの大会で、痛い星を落としてもいるのです。
 事実、先日の大会で個人的に最も印象に残ったのは、黒田選手の勝利でした。過去、秒殺も含めて2敗を喫している王者・細野選手に対する研究ぶりが目立つ闘いぶりで、「このままいけばもしかして…」と思わせた中の劇的KO勝ち。やっぱり、これだから格闘技は分からない。特に3ヵ月前にはNJKFで黒田選手がKO負けする様を見たばかりだったので、余計にうれしい驚きでした。
 ただやはり、その層の厚さ、全体的な実力では一ジムとしては抜きん出たものがあるチームドラゴン。今後の動きにも目を配っておいた方がよさそうです。

posted by solitario |22:25 | 取材記(キックボクシング) | コメント(0) | トラックバック(1)
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