2008年02月05日

K-1 WORLD YOUTH、及び武道館大会に関して。

 勝敗予想ではオランダ・チームの選手情報があまりになかったために取り上げませんでしたが、当日のパンフレットでは「K-1 WORLD YOUTH」についてのコラムを執筆させてもらいました。K-1のパンフレットに書いたのはエラく久しぶりです。
 そこにも書きましたが、今や10代がめざましい活躍を見せているのはスポーツ界全体、のみならずいろんなジャンルでの傾向となっています。その理由や事情についてはここでは置いておくとして、当日の試合を見て感じたことなどを。
 3試合行われた「WORLD YOUTH」の試合は日本チームの3戦全勝に終わりましたが、選手に関してはまだ開きがあるように感じられました。ひとつは肉体面。HIROYA選手などは安心して見ていられるのですが(それはそれですごい話)、プロのリングで闘うにはまだ不安な感じがする選手もいたりして、どうなのかなあと。もちろん試みとして始まったばかりで、レベル的に玉石混淆な部分もあって当たり前とは思いますが、肉体面はまた別の問題なわけで。他のライターの方と開場で話していて、「WORLD YOUTHに関しては2分3Rとかでもいいのかも」という話にもなりました。
 大会後の谷川プロデューサーの話によれば必ずしも60kgにこだわっているわけでもないとのことで、各選手が本当に適正体重で闘えるなら、また話は違ってくるのかもしれません。
 前回のエントリーでも少し触れたとおり、今回の大会ではパンチの手数に特に重点が置かれている感がありました。これも特にWORLD YOUTHに関しては、慎重に考えなければならない部分だと思います。「若さ溢れる試合をすること」と「しゃにむに殴り合う」ことは決してイコールではないわけで。まあもちろん、主催者サイドは十分考慮しているとは思いますが。
 疑問ばかり感じたわけではなくて、いい効果を目の当たりにした部分もあります。その一つは、客席に彼らの応援団として同級生などの若い客層が多くいたこと。単純に客層の若年化にもつながりますし、リングに立っている彼らに刺激されて格闘技を始める子も増えるかもしれません。それがひいては競技人口の拡大にもつながるかなと。
 いずれにせよ谷川氏もWORLD YOUTHについてはやる気まんまんのようなので、今後の展開を見守りたいと思います。パンフのコラムに書いた、キック界で活躍するU-20選手たちの参戦にも期待したいところです。
 そして、今回の大会について。客席は…うーん、7割程度の入りといったところでしょうか? これを、「魔裟斗選手のいないMAXでこれは健闘」となるのか、「MAXの名前のついたイベントでこれでは…」となるのかは微妙なところですが(それは視聴率にしても同様)、MAX、特に日本代表トーナメントについては「魔裟斗選手の後」は常について回る課題なわけで。その結論は、まだ出せない気がします。といっても、そうそう待っていられる時間もありませんが。
 また、これも日本トーナメントにつきものではありますが、普段は後楽園ホールなどで活躍するキックボクサーの選手が多かったこともあって、彼らの応援団も詰めかけていつものMAXとは違う「キック寄り」な場内の雰囲気は興味深いものでした。自分などはいつも後楽園ホールで慣れっこですが、違和感を感じるお客さんもいるかもしれません。それと世界トーナメントの雰囲気の違い、これは両方あっっていいのかなと。そんなわけでモロモロ、考えることも発見も多い武道館大会でした。




※こちらもどうぞ。
「ソリタリオの格闘技PRESS!」(もう一つの格闘技ブログ!)
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「monologues of solitario」(身の回りのことなど、私的な内容です)
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posted by solitario |22:30 | 取材記(キックボクシング) | コメント(16) | トラックバック(0)
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