2007年09月07日

秋山成勲選手の反則の件

 下記のコメントをいただきました。

高崎さんに言いたい事があるんですが 
>紙プロで秋山がやった事はたいしたことない サミングと違って体に危害を加えたわけじゃない 
この発言なんですが読んでてムカツキました 
体を滑らして防御できなくして桜庭の顔面をボコボコにして それで体に危害を加えてないんですか?


 確かにkamipro114号の中の「秋山成勲再考 さまよえる秋山問題座談会」の中で、自分はこう発言しています。熊久保英幸氏の、「1年間の出場停止がいい」という発言を受けてのものです。

「ボクは半年ぐらいでいいと思うんですよ。というのは、これもなかなか大きな声では言えない状況にあるんだけど、反則としては軽いと思うんですよね、秋山のやったことって。サミングみたいに相手の身体に直接、危害を加える反則とは違いますから」


 これは、実はここでいきなり言い出したことではなくて、すでに7月3日のエントリーで同様のことを書いています。具体的には下記の部分です。

 試合後のモロモロ、数々の混乱、そしてファンの感情…などを一度、抜きにして「秋山選手がやったこと」だけを前提に考えてみると、単純にあの反則で8ヵ月、3大会の出場停止というのは少々重い、と、個人的には思います。反則の質としては、サミングなど相手の体に直接、危害を加える反則とは違いますから。


 この点に関しては、自分の考えは最初からほとんど変わっていません。これまで、数え切れないぐらいの試合を取材・観戦してきた中で、反則行為も多々、見てきました。重いものも、軽いものも。その中でやはり、一番ひどいと思ったのはサミングです。その場で分かった時も、後から知った時もありますが、「故意に相手の眼球に指を入れる」という行為はそれこそ即刻、失格になるべき反則行為だと思います。
 例えば仮に、異物塗布が試合開始前に発見されたとします。レフェリーはどうするか。まず拭き取りますね。そして、拭き取れない場合は一旦退場させ、シャワーで洗い流させます(そういう場面も見たことがあります)。で、おそらくはイエローカードでしょう。レッドカードということはないと思います。その意味で、「反則としては軽い」ということです。
 注意していただきたいのは、ここではさんざん議論の対象となっている「故意か過失か」という問題は考慮していません。あくまで、「異物塗布という行為」のみについて考えています。また、「試合直後に塗布を認めなかった」ことが混乱と処分を重くしたということは承知しています。
 質問にある、「身体を滑らし」たことと「防御できなくし」たことは直結しないと思いますし、さらに「桜庭の顔面をボコボコにし」たこと自体が反則というわけではない、というのが自分の見解です。
 もちろん、反則がないことが一番なわけですが。



※こちらもどうぞ。
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posted by solitario |21:12 | 格闘技雑感 | コメント(43) | トラックバック(0)
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