2007年03月21日
激戦連続! 金網トーナメント
4大会感想特集、18日昼のパンクラスについては昨日「格闘技PRESS!」も含めてたくさん書いたので、他の試合については後回しにして、今日は17日のCAGE FORCEについて書きたいと思います。結局メインまで全8試合、すべてが一本/KO決着。攻防に見応えのある試合も多数あり、非常に満足度の高い大会となりました。これには、今回から始まったライト級&ウェルター級の王座決定トーナメントの効果も大きいと思います。 最も注目していたウマハノフ・アルトゥール選手は、ハワイのカイナン・カク選手を相手にやや苦戦かと思われましたが、最後は得意の「中途半端な体勢から顔面や頭部を潰すようなパンチ連打」で粉砕。結局はまた怖さを見せつけてくれました。 特に、金網際で投げ捨てるかのように相手を崩したテイクダウンは圧巻! どこからでも自分の得意な状態に持ち込める、またそれを支えるだけのパワーを持っているのが、この選手の強みの一つでしょう。ただここまで、日本で対戦したのは飯田崇人選手、宮崎裕治選手、伊藤崇文選手、そしてカク選手と、純粋なストライカーはまだいません。そういった選手を相手にもあの闘い方が通用するのかは興味深いところです。 第1試合で元パンクラス・暫定王者の井上克也選手を下した吉田善行選手は見事でした。これまでは柔道出身&朝日昇選手の弟子らしく投げ→テイクダウン→サブミッションというイメージが強かったのですが、この日は打撃オンリー。特に勝負を決めたと言っていいショートアッパーには目を見張りました。吉田選手、トーナメントのダークホースかもしれません。一方、井上選手はこのトーナメントにいろいろと期するものがあったに違いないだけに、痛い敗北となりました。右の威力は相変わらずでしたが…。 わずか9秒での勝利を収めた鹿又智成選手も、ライト級では注目ですね。ファンの間では、「鹿又選手ならウマハノフ選手に勝てるのでは」という声も多いようですが。準決勝で対戦するのは高橋渉選手。逆にキム・インソク選手の進歩が光る内容となってしまいましたが、粘り強く勝利しました。このメンツの中なら失うものはないはず。頑張ってほしいものです。 朴光哲選手、菊地昭選手のKILLER BEE勢は下馬評通りの勝利。朴選手のヒジ攻撃は見事でした。やはり金網とヒジはこのトーナメントのキモ。これを早くも制している感のある朴選手はかなり有利でしょう。また、そうした技術を必要とせずとも「普段通り」で勝てる菊地選手も、他の選手にとっては逆の意味で脅威です。 そして、ホームでの試合だった和術慧舟會の門馬秀貴選手と光岡映二選手。光岡選手はハラハラさせるシーソーゲームを制し、2戦連続のフロントチョークで勝利。門馬選手はやっと、以前の輝きを取り戻すかのような力強い勝利でした。試合後、「やっと勝てました」としみじみ語ってくれた姿が印象に残っています。 結局はウマハノフ選手以外、すべて日本陣営の勝利となった今大会。つぶし合いとなる次の大会は相当、期待できるのではないでしょうか。このトーナメント自体、もっともっと注目されていいと思うんですけどね。とりあえずは24日、テレビ東京での中継を楽しみにしたいと思います。 ※こちらもどうぞ。 「ソリタリオの格闘技PRESS!」(もう一つの格闘技ブログ!) http://blog.olga.to/solitario/ 「monologues of solitario」(身の回りのことなど、私的な内容です) http://solitario.exblog.jp/
posted by solitario |23:30 |
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