2007年03月06日
印象に残った、選手たちの“目”!
※今日は最初にお知らせから。 もう一つの格闘技ブログ「ソリタリオの格闘技PRESS!」、今日はHERO'S名古屋大会で永田克彦戦が決定している所英男選手について書いています。 http://blog.olga.to/solitario/ こちらもよろしく。 「monologues of solitario」(身の回りのことなど、私的な内容です) http://solitario.exblog.jp/ 時間が経ってしまいましたが、2・28パンクラス後楽園大会について。ボードッグとの提携第一弾ということもあり、特に後半戦はいつになく緊張感みなぎる試合が並びました。 その中で、自分の印象に残ったのは各選手の“目”でした。今回はそのことについて書いてみたいと思います。 まず、ボードッグ派遣選手第1弾、“第2のシウバ”として前評判の高かったチアゴ・シウバ選手と闘った、水野竜也選手。入場してきてボディチェックを受けている間、彼は先にリングに立っているシウバ選手から全く視線をそらさなかったのですが、その時の目つきには惹きつけられました。彼はあまり闘志を表情に出すタイプではないようですが、「ああ、男が手強い敵に挑もうというときは、こんな目なんだな」というのがビンビンに伝わったのです。相手が手強いというだけでなく、自分が勝てるという自信も感じられました。実際、彼は総合3戦目ですが、かなり健闘したと思います。今回は結果的に敗れましたが、日本人ヘビー級の中では将来への期待度が高い逸材でしょう。 セミの伊藤崇文VSウマハノフ・アルトゥール戦は、まずウマハノフ選手の冷たく刺すような目つき! ノーガードで細かい動きのフェイントを入れながら、リング中央に陣取り伊藤選手に強烈なプレッシャーをかける様子は、本当に背筋が凍るようでした。基本的に無表情ですが、よく見ていると時々、唇の端をわずかに上げています。「笑ってる!」。これ、対峙している選手にとってはたまらないんじゃないでしょうか? この日はビザ・トラブルにより試合直前の会場入り、そして日本に着いてから1キロ以上ウェイトを落としたことで(それでもオーバーでしたが)コンディションは決してよくなかったでしょうが、まだまだ底は見えません。ホントにこの選手の試合は、何度も見たくなります。 敗れたものの最後まで勝機を探る姿勢を崩さず、奮闘した伊藤選手にも拍手を送りたいと思います。判定結果を聞き、リング上ですでに泣き顔になって本部席の尾崎社長に何やら話しかけた伊藤選手の様子を見て、すぐメインがあるのですが、インタビュースペースに走りました。案の定、すぐに姿を現した伊藤選手は一気に、まくし立てるように敗戦の弁を述べ、最後に「次、リングに立っているかどうか分からない」という発言をしました。そして最後、泣きながら「ありがとうございました!」と我々に告げた彼の目も、忘れられないものになりそうです。いつも書いているように、進退を決めるのは常に選手自身であるべきで、我々に口出しできるものではありません。ですが、この日の彼は最後になるべき闘いぶりでは全くなかったと、それだけは言いたいと思います。 メインではやはりボードッグ派遣選手、グスタボ・PC選手と北岡悟選手が闘いました。グスタボ選手はあごを引いて相手を見据える目つきが怖い! ずっと前にパンクラスやPRIDEに参戦した、アラン・ゴエス選手をちょっと思い出させる風貌でした。方や北岡選手も、自信をみなぎらせた表情でグスタボ選手を見据えます。北岡選手の試合前の、自信と適度なリラックスと適度な緊張とがない交ぜになったような表情にはいつも目がいってしまいます。試合は判定にもつれ込みましたが、彼が随所で見せたテクニックの数々は本人が言うように、日々進歩しているようです。特に序盤のポイントだった、正面から絡みついてのフロントチョークから一気に自分の重心を使って倒れ込んだ場面は圧巻でした。試合後はPRIDE参戦への意欲をぶちまけましたが、その願いは叶うか? 注目したいと思います。最後は、この北岡選手の笑顔で大会が締められました。 この日に関して言えば、ボードッグとの提携効果、新たな闘いに踏み出したパンクラスの意欲は客席にも十分、伝わったと思います。これがより大きな波となるよう、期待したいと思います。
posted by solitario |19:19 |
取材記(総合) |
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