2006年11月27日
いよいよK-1決勝戦。あの男が帰ってくる!
タイトルのとおり、K-1 WORLD GP決勝戦・東京ドーム大会がいよいよ今週末に迫ってきました。各選手の公開練習なども行われているようですね。勝敗予想は改めて(明日あたり?)書きたいと思いますが、個人的に注目しているのはステファン“ブリッツ”レコ選手。ご存知のとおり、一時はPRIDEに参戦していたレコ選手は、昨年の東京ドーム大会からK-1のリングに帰ってきました。しかし、その大会では新星バダ・ハリ選手にKO負け。今年のGPには、そこから4連勝を果たして戻ってきたのです。 実は、レコ選手には二度、インタビューをしたことがあって、それがPRIDE参戦時と、今回の開幕戦直後の2回。記者の間では「気むずかしい」と言われることもあるレコ選手ですが、自分が接した限りではそれほどではありませんでした。まあ、にこやかに何でも話してくれる、という感じともまた違いますが、特に今回は、わりと舌も滑らかだった印象があります。 PRIDE参戦時には、総合への順応が疑問視されていたことは確かです。レコ選手がダメだというわけではなくて、あれだけのキャリアがあるのだから立ち技でもっと活躍してほしいという気持ちが、皆の心にあった気がします。そんな中で本人は、もちろん新しい舞台に意欲満々でした。そりゃそうですよね。 ですが残念ながら、結局彼はいい結果を残すことはできませんでした。厳しい局面に立ったとき、引くか進むか、その決断は難しいものです。レコ選手の結論は、「得意分野での心機一転」。それから1年あまりでまた最高峰の舞台に戻ってきた事実を考えると、彼の出した結論は正しかったということになります。 10月のインタビューでは、「総合に転向したのはミステイクだった。そこで得られたのは悲しみだけだった」と語っていたレコ選手。その際の表情は厳しいものでしたが、トーナメントについて聞くと笑顔も浮かべて、このトーナメントに戻ってこられたのがとてもうれしいということ、とても調子がよくて優勝する自信に溢れているということを、しっかりとした口調で話してくれました。 彼のウリは、そのスピード。参加選手の中では軽量ですが、それを補うのがスピーディーな動きです。ですが近年は、ルスラン・カラエフ選手、バダ・ハリ選手といった「若くて速い」選手たちが台頭してきました。それについては、「カラエフ? ただのバレリーナだろ? バダ・ハリ? あのビッグマウスがどうした?」と毒舌全開(笑)。そのあたりからも、自信のほどがうかがえたものです。 初戦の相手はレミー・ボンヤスキー選手。4年前に判定勝ちしている相手です。今回はどうなるのでしょうか。そして、レコ選手はどこまで上り詰めるのでしょうか? 最後に、「優勝の自信は?」と聞いてみました。すると、返ってきた答えは「99%」。残り1%は? 「(チームメイトの)セーム・シュルト、ハリッド“ディ・ファウスト”に譲るよ」と。一人0.5%ずつですが(笑)。帰ってきた男、レコ選手の闘いぶりに注目してみたいと思います。
posted by solitario |19:58 |
格闘技雑感 |
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