2006年11月26日
金網! そしてヒジ!
昨日はディファ有明にGCMコミュニケーションズ主催の「CAGE FORCE 01」を取材に行ってきました。前回までは「D.O.G」というタイトルだった大会ですが、世界各国のケージ大会を集めた組織「WWCN」を発足させたことで、「より世界に通用しやすい名前」として改称されたものです。 この大会の一番の特徴は、何と言っても現在国内では唯一、金網オクタゴン(八角形の試合場)を使用していること。ロープが金網になり、四角形が八角形になることで、当然闘い方は変わってきます。この大会を経験した岡見勇信選手が現在、UFCで連勝中なのはご存知と思いますが、やはり金網での経験が生きたと、インタビューしたときには語っていました。 で、名称も変更された今大会からは、新たな特徴が加わることになりました。それが、ヒジ打ちです。発表会見の時点で「UFCで活躍できる選手の育成」が主眼であることが明言されていましたが、UFCと他のMMAイベントとの(ルール面での)最大の違いであるヒジ攻撃への対応がこのCAGE FORCEでもテーマとなったわけです。 金網への対応という点では、すでに何人もの選手が細かい点でそれを見せています。今大会では、初参戦の砂辺光久選手が、相手の柔術家・ホベルト・マツモト選手に正面から飛びつかれた時、すぐに金網に押しつけたシーンが印象的でした。引き込み対策として、これは有効でしたね。また、テイクダウンの後に相手の頭を金網に押しつけに行くのは、すでに定番となっています。金網を掴むなどの行為は禁止ですが、一瞬だけ、金網を蹴ってポジションチェンジを図る選手も見受けられます。 もう一つのヒジ打ちについては、これも何人かの選手はすでに対応を見せていました。花井岳文選手に勝った井上克也選手などは、グラウンドで何度もヒジを入れていましたし、メインに登場した中原太陽選手も敗れたものの、パウンドとヒジを効果的に使い分けていました。 グラウンドでヒジを使うかパウンドを落とすかという選択は、状況や体勢によっていろいろだと思います。そのあたりの技術が発展していけば、闘い方の幅はさらに広がってくるでしょう。ただ問題は、日本ではこのルールが年4回程度の大会でしか行われないこと。選手の研究・練習のためには、もっと実践の機会が多いに越したことはないのでしょうが…。 おっと、試合結果にほとんど触れられないうちに長くなってしまいました。その件は改めて書きたいと思います。
posted by solitario |10:51 |
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