2006年09月24日
名古屋の大会は豪華でした。
というわけで、行ってきました名古屋。「HEAT 2nd」取材のためです。前回は見てないのですが、会場の愛知県武道館は大きくて豪華な設備。3000人前後、収容できるようです。足を踏み入れると、まず目についたのが今回の大会スポンサーである「SLENDERTONE」のブース。ここは幕張メッセかビッグサイトか、というような感じで、フィットネス器具のデモンストレーションが行われていました。 アリーナに入って、これまたビックリ。場内の設備も豪華なのです。大型ビジョンが据えられ、入場ゲートもガッチリと作られています。照明といい音響といい、ホント、都内のビッグマッチと変わらない規模でした。 実は、地方会場での大会に行くと、こういうことがよくあります。キックボクシングの大会などでも、後楽園では考えられないほどライトアップされていたり。なかなか興味深いですね。 で、大会。全8試合、けっこうテンポよく進みました。やっぱり地元選手には大きな声援が飛んでいて、そこにニコラス・ペタス選手のようなビッグネームもいるのですから、そりゃあ盛り上がるというものです。名古屋は、実は東京の次に大会が開催されることの多い都市ですが、地元のファンにとってはやはり有名選手が出るのはうれしいでしょうね。 昨日は「テーマは“復帰”」と書きましたが、“復帰”の選手たちはおおむねよい結果を残しました。ペタス選手はさすがの強さと格の違いを見せてローキックで2RKO。しなしさとこ選手も同様で、“体に染みついた動き”の腕十字で秒殺。TAISHO選手はBarbaro44選手とドローに終わりましたが、若く勢いもあるBarbaro選手と互角以上の闘いを見せてくれたことは、失礼ながら正直、意外でした。逆に言えばBarbaro選手にしてみれば、このドローは痛い足踏みとも言えるでしょう。TAISHO選手は今後、また総合の試合をやっていくようですね。やる以上は、頑張ってほしいものです。 自分にとってお目当ての一つは、実はNJKFウェルター級王者の笛吹丈太郎選手でもありました。この笛吹選手、今、何かと話題の石黒竜也選手からベルトを奪って王者になった選手なんですよ。この日はオーストラリア人との対戦でしたが、やはり、強さを見せつけました。得意のボディを効かせ、右ストレート、右フックで3ダウン。話を聞くといつも、キックと「仕事と年齢と家庭」との狭間で「いつまでやれるか…」といった言葉が聞かれますが、いやいや、まだまだいけるでしょ? この日は珍しくNJKF以外での試合だったので、新鮮な気持ちで闘えたのではないでしょうか。 このところもう一つパッとしなかった滑川康仁選手は、韓国人選手に序盤、少し押されましたが、終わってみれば秒殺の快勝。またDEEPの最前線に戻ってきてほしいと思います。 “復帰”とは対照的な出来事もありました。第2試合でムアンファーレック・ギャトヴィチアン選手と闘った西村貴親選手は試合後、この日限りでの引退を表明。といっても、西村選手を知っている人はほとんどいないでしょうね。自分も、数年前にclub DEEP名古屋大会で一度、見かけて以来という地元選手。以前に見たときは力任せに振り回しているイメージがありましたが、今回はムアンファーレック選手の攻撃に耐え続けて、判定に持ち込みました。3ラウンドにダウンを喫してはいましたが、よく持ちこたえたと思います。それも、最後のリングだという思いがあったからでしょう(ムアンファーレック選手は、ちょっと遊びすぎなところもありましたが…)。 そんなわけで、なかなか楽しめた「HEAT」大会。そうそう、個人的には、大会スポンサーの外国人社長がテーマ曲付きで入場してきたのもツボでした。閉会式では何やらチャンピオンベルトを持っていて、「来年はこれを懸けて」というようなことを言っていたので、来年はそういう大会になるのでしょう。 いくら今、格闘技が盛んだと言っても、やっぱりそれは東京中心でしかありません。その意味で、名古屋という土地でこのような大会が見られたことはよいことだと思います。あとは、継続。年1回のペースでも、続いていけばいろいろと展開もしていくことでしょう。他の地方大会と同様、期待したいと思います。
posted by solitario |13:36 |
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