2010年04月29日
いろいろあります。最初は1エントリーにまとめようと思ったのですが、一つ一つが長くなるので、順を追って。
まず、明日はパンクラス・ディファ有明大会を取材。後楽園ではKrushも行われますが、そちらは行けず残念です。大会が重なると、自動的にどちらかを選ばざるを得ず、取材する方はともかく、できない方に関しては「申し訳ない」と思うしかなく……。選ぶ要因もいろいろなんですけどね。個人的な希望とは別に、依頼とかで決まることもありますし。
で、明日のパンクラスのメインは「近藤有己VS金井一朗」のパンクラス・ミドル級王座統一戦。階級区分改正の際、ライトヘビー級王者だった近藤選手がミドル級に転向したことで暫定王者となっており、竹内出選手を下して新たに正王者となった金井選手と統一戦を行うことになったわけです。2人はパンクラスismの同門ですが、ism同門対決はいつ以来でしょうか。以前のパンクラスでは当たり前のように行われていましたが、最近はこういう機会でもないと実現しません。
これを読んでくださっている方々の間でも、知名度では近藤選手の方が上でしょうが、過去の実績とか抜きにして単純な「今の勢い」で言うと、金井選手が上かもしれません。デビューからしばらくは黒星先行だった金井選手ですが、長期欠場の後、05年末に復帰してからは8勝2敗の好成績。特に右ストレートを中心とする打撃の成長は目を見張るほどで、前述の戴冠劇もパンチでのダウンが効いてのものでした。
ただし、この一戦が近藤選手にとっても大きな意味を持つことは変わりません。いや、金井選手にとってよりもその意味は大きいとも言えます。個人的には竹内選手との統一戦をもっと早くに見たかったとも思いますが、直近の佐藤豪則戦では「今の状態の中で勝つ」姿を見せてくれており、タイミングとしてはよかったのかもしれません。
試合はスタンドの攻防が中心になると思われますが、金井選手にはよりアグレッシブに前に出る姿勢を見せてほしいと思っています。先日の「吉田秀彦VS中村和裕」に続く同門対決ですが、この試合は世代闘争ではあるものの、どちらかの引退試合ではなく、現役同士での闘い。遠慮ややりづらさが見えてしまっても、誰もフォローはしてくれません。
そもそも同門対決というのは、「普段は見られない」もの。それだけに技術面よりも、気持ちの部分に見所の重点が置かれるのだと思います。同門だからこそ、「越えたい」という気持ち。「越えさせられない」という気持ち。それが存分に見えれば、このカードの意味は伝わるかと。
他にもベルトを失ってから初となる砂辺光久選手の試合、久々のパンクラス復帰となる高瀬大樹選手の参戦など、見所多数。興味深い大会になりそうです。
※ツイッターやってます。アカウントは「solitario_k」。よろしくお願いします!
posted by solitario |04:17 |
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2010年04月26日
昨日は日本武道館で「吉田秀彦引退興行〜ASTRA」を取材。興行全体についてはいろいろあったし、個々の試合の勝敗について思うところもいろいろありましたが(長倉選手と長南選手の敗北にはビックリ)、そこは皆さんいろいろなところで書かれているので、まあいいでしょう。あと会場の様子とか演出とかについては、某誌(って別に隠す必要ないか)で書かせてもらってますので、その時はまた改めてご案内します。
さて、メインの吉田秀彦VS中村和裕。ご存じの通り、中村選手の判定勝ちでした。いろんなシチュエーションとか両者の立場とかプレッシャーとかを考えると批判されるような内容でもなかったとは思うんですが、最後の腕十字は、中村選手には極めてほしかった。中村選手が取りにいき、吉田選手が防いでいた時間の間、自分は「ここで取れるか取れないかで、中村選手の今後が変わってくるのでは」と思っていました。だからこそ極めてほしかったのですが、そこは残念でした。
あの試合、「これは中村選手は勝てないのでは」と思った場面がありました。それは試合前、両選手がコールされたときのこと。特別リングアナのつんく♂氏に中村選手がコールされたとき、吉田選手は拍手していたのです。一方、入場時から思い詰めた表情だった中村選手は、吉田選手のコール時には動きはありませんでした。
いくつか確認もしてみたんですが、吉田選手は相手のコール時に拍手するのがいつものことなのか、それともこの日だけだったのかはちょっと分かりません。柔道の頃にどうだったのかも(分かる方、教えていただければ幸いです)。ただ一つ言えるのは、少なくともこの日に関して、吉田選手は拍手をしていたということ。そして中村選手はしていなかったということ。
「勝てないのでは」というか、「越えられないのでは」という印象でしたあそこで拍手ができる余裕とか気持ちの強さ、それが吉田選手が持っているものであり、中村選手には足りなかったものではないかという。
結果、中村選手は終始吉田選手に対して攻めていき、判定勝ちも収めましたが、やはり「越えた」感を示すことはできませんでした。
それで思い出したことがあります。2週間前の4月11日、シュートボクシング後楽園ホール大会。この日のメイン、梅野孝明VSボーウィー・ソー・ウドムソン戦は掛け値なしに名勝負でした。互いに持ち味である、おっそろしく強烈なパンチを繰り出し合い、ダウンを奪い合い相手をフラフラにさせながら、最後はボーウィー選手が2RKO勝ちを収めました。
この時も、「あ、梅野選手勝てないのでは」と思ったシーンがあったのです。それは1R終了時でした。すでに1度ずつダウンを取り合い、さらに後半には梅野選手のパンチでボーウィー選手がぐらつく場面もありました。そして激しいパンチの応酬の中、ラウンド終了のゴング。場内は大歓声でしたが、それ以上に興奮していたのはボーウィー選手でした。
ボーウィー選手はゴングが鳴ると満面の笑みを浮かべて両手を突き上げ、すれ違いざま「もっとやろうぜ!」とばかりに梅野選手の肩をぽんぽんと叩きました。
ですが、梅野選手はそれには応えず、疲れ切った様子でコーナーへ。
いやもちろん、それだけ全力のパンチ合戦を繰り広げた直後ですから、当然ではあります。梅野選手が当たり前なのです。でも、その時ボーウィー選手は明らかに「ファイターズ・ハイ」みたいな状態になっていました。それを見て、「あ、これは“生き物”として違うのかも」と思わされてしまったのです。
吉田選手の余裕、ボーウィー選手の余裕。実際には2人とも余裕などなかったかもしれません。それでも、そう見せることができるということ。それは勝負として大切なことなのではないかと。一朝一夕で身につくものではなく、限られた人間にしか持てないものなのかもしれませんが。
※ツイッターやってます。アカウントは「solitario_k」です。よろしくお願いします!
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2010年04月19日
昨日のストライクフォース、青木真也選手は残念でした。とにかく目立ったのはギルバート・メレンデス選手の戦術の的確さ。押すところは押し、引くところは引く。そしてパウンドの正確さ。「その体勢で打てる箇所を、確実に打つ」感じで、無駄ダマの少なさも驚異的でした。
負けたのは残念ですが、青木選手がまた立ち直る様に注目でしょう。これで川尻選手とのタイトルマッチがどうなるのか、個人的には「復帰戦」のような形で別の試合を挟んだ方がいいとは思いますが、そういった点も含めて、また機が熟したときに再チャレンジしてほしいと思います。
さて昨日のネット中継ですが、午前9時50分にニコニコ動画に入場。アリーナの早い番号が取れたのですが、青木選手の試合が始まり、1Rゴングのまさに直後、「満席のため、席をお譲りください」の表示が! プレミアム会員になろうかとちょっと迷っていたのですが、後の祭りでした(苦笑)。すぐさまFEGのオフィシャルサイトに移動して見続けましたが、今度は3Rの途中でUSTREAMからのアラートが出て、視聴不可能な状態に。いやホント、この時は絶望的な気分になりました。
しかしふと思いついて、ニコニコ動画に入り直してみたら、あっさり見られたのでした。2F中央の席に移動することになりましたが、まあ見え方は変わりませんからね。でも本当に、すごい時代になったものです。たった今、アメリカでやっている生中継番組が日本で見られるわけですからね。この生中継の実現にあたっては、本当にいろんな関係者の尽力があったようです。とりあえずはそこに感謝したいと思います。
さて、ここからはお知らせ。個人的な意見からツイッターには否定的な態度を取り続けていましたが、ちょっと別方面で思うところあって、今朝、アカウントを取得しました。どんな風に付き合っていくかはやってみながら考えるつもりですが、とりあえずお知らせさせていただきます。アカウントは「solitario_k」。ご興味のある方はどうぞ。
それから、3月末に終了した「kamipro事件簿」に代わって、同じkamipro携帯サイトでこの4月から「kamiのワイドショー」という新連載が始まっています。その週に起きた出来事をワイドショー的な感覚で取り上げるというコーナーなんですが、今朝更新された3回目は、「金原正徳VSマルロン・サンドロ」が発表されたSRCについて。こちらもよろしければご覧ください。
今日から水曜までは取材三昧。移動距離も大変なことになってますが、頑張ります。では。
posted by solitario |12:18 |
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2010年02月06日
昨日はトークイベント「格闘秘宝館」に、たくさんのご来場ありがとうございました。
最初のゲスト、青木真也選手は「今、思っていること」を率直に語ってくれて、今年いかにたくさん試合がしたいかがよく伝わってきました。
次のゲスト、長島☆自演乙☆雄一郎選手とはK-1 MAX出場に伴う急激な環境変化、格闘技との出会い、そして今年の日本トーナメントへの決意を時に楽しく、時に真面目に語ってくれました。
また、大会前日にもかかわらず二部の途中まで参加していただいた佐伯繁・DEEP代表にも、いろいろ話題を提供していただきました。
最後は前回に引き続き、『kamipro』のジャン斉藤編集長を交えてのボーナストラック。気のせいか、いつもより編集長の発言がキラーだったような…(笑)。
ご来場くださった皆様には、楽しんでいただけたでしょうか? 次回は4月頃の予定となっております。またよろしくお願いします!
さて、前のエントリーにgryphon氏からコメントをいただき、携帯サイト「kamiproMOVE」で連載している「kamipro事件簿」の内容を案内した方がいいというアドバイスをいただきました。今日は更新日でもあるので、ちょうどいい…と思ったのですが、思わぬ展開が!
先週から、「kamipro事件簿」ではこのブログでも以前に書いた「日刊サイゾー」の格闘技記事、それを書いた「小田美代」氏を追うというテーマでやっているのですが、なぜか自分の個人情報がネットでさらされるというとんでもない事態になっております。
その辺も含めて記事に盛り込んでいるため、予定の更新時刻(本来なら今朝の午前6時)を遅らせて対応してもらっているのですが、ちょっといろんな意味で風雲急を告げています。
とりあえず、掲示板上で自分が週刊誌編集部に対して出したとされるメールの件(格闘技の裏話を匿名で書かせてほしいという仕事の売り込み)は事実無根ですので、そのへんヨロシクお願いします! ま、誰も信じてないと思いますけど。
というわけで、余計なことで忙しくなりそうな予感もしてきました。ホント、いろいろあります。とりあえず「kamipro事件簿」、更新されたらよろしくお願いします!
posted by solitario |11:50 |
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2009年09月01日
昨日から忙しウィークに突入。今週から来週前半にかけて、電話取材も含めて最低13人にインタビューしなければならないという…。ま、昨日すでに3人終えてきたわけですが。今日はもともと夕方に1人決まっていたところ、他からも依頼が来たのですが、泣く泣くお断りせざるを得ず。その選手にも久しぶりにいろいろ聞きたかったのですが、残念でした。
で、そんな中なので現実逃避的に(笑)、時事的でない事柄でも。最近はそういうことをあんまり書いてなかったので、たまには。
格闘家にインタビューする場合、大半は直近の試合に向けて、ということがテーマとなります。特にパンフレット掲載用だったりするとまさにそれのみに集中せざるを得ず、そうなると自ずから質問事項も決まってきます。
・練習の調子、様子。普段と違うことをしたりしているか、してないか。
・対戦相手についての印象。
・それに対し、どう闘うか。
・この試合に対して、特に掲げているテーマはあるか。
・勝った先に見ているもの。
……などなど。これに、試合や選手によって足したり引いたりしていきます。例えば、対戦相手が初来日の外国人で、明らかに「情報があんまりないだろうな」というような場合には「情報がない相手と闘う時の心構え」について聞いたりしますし、会見やメディア等で試合前の舌戦が展開されている場合には、もちろんそのことにも触れます。
その話の流れで、自分がよくする質問に「そもそも、対戦相手のことをよく研究するほうですか?」というのがあります。というのも、いろいろな選手に話を聞いていくうちに、これがパックリ分かれることに気がついたからです。
統計を取ったことはないので定かではありませんが、もしかしたら半々と言ってもいいぐらいに、「研究する」「しない」は見事に分かれます。
「研究する」派のことは、だいたい理解できると思います。「敵を知り己を知れば百戦危うからず」と『孫子』にも書かれているとおり、相手がどういう攻撃を使い、どこに穴があり、どんなクセを持っているかを分析し、それにどう対処していくかを考える……これは戦略の基本だと言えるでしょう。
ですが、「いや、自分は研究はしませんね」という選手も少なからず存在します。その理由は、だいたい以下のような感じです。
・対戦相手のビデオなどを見て、イメージが固まってしまうのが怖い。ビデオと同じことをしてくるわけじゃないから。
・相手の得意技を見てしまうとそっちにばかり意識がいってしまって、かえって他の攻撃をもらってしまうことがある。
・研究をすることで、相手に対する恐怖心が増大してしまう。
・相手がどうこうより、自分の動きを磨く方が大事。
・めんどくさい。
・興味ない。
・研究しようにも、資料がない。
中には信じられないものもあるかもしれませんが、全て実際に選手の口から聞いたものです。中には、「相手のビデオを見ると目に焼き付いてしまって、眠れなくなってしまう」という選手もいました。
逆に「研究する」派の選手の中には、「研究しないと不安で仕方ないから」という人もいました。その選手は、試合まで相手のビデオを繰り返し繰り返し、穴が空くほど見るそうです。不安感を抱く対象、そしてその不安の克服の仕方も、本当に人それぞれです。
「する」派・「しない」派の中間と言えるのが、「自分ではしないけど、師匠・トレーナーに任せている」というもの。実はこれもけっこうな割合ですが、この辺はその選手の置かれている環境にもよってきます。「任せられる相手がいるなんて、うらやましい」という選手だっているでしょう。
また、研究の成否がそのまま結果につながるとは限らない、という事実がことを厄介にしています。いくら映像で見てもその選手の本当の力や感触が分かるわけではありませんし、また、自分の研究の裏をかくために何かをしてくるかもしれません。一方で「よく研究して対策を練っていたんだな」と思わされる、「研究勝ち」みたいな試合も確かに存在します。「だからもっと細かく」となるのか、「だからしなくていい」となるのかは、最終的には個々の性格なのでしょうが。
ところで最近、7月のDREAMで快勝して一躍有名になったDEEPライト級王者・菊野克紀選手と、その師匠の高阪剛氏を取材する機会がありました。DREAMでのアンドレ・ジダ戦でも炸裂した“必殺技”の三日月蹴りや、空手をベースにした闘い方について「今後は研究されてくるのでは?」と質問したのですが、彼らの答えは明確でした。
「僕の得意技は三日月蹴りだけじゃないですから。パンチでもローキックでも、何でも倒せる自信があるから大丈夫です」(菊野選手)
「むしろ、どんどん研究してほしい。新しい技術が出て来て、それが研究されて攻略法が編み出され、さらにそれを破る方法を考える。それが総合格闘技の技術を一歩上に押し上げることになって、この世界に貢献することになる」(高阪氏)
高阪氏の答えには驚かされました。余裕ということではないでしょうが、いろんなことを大きな目で見ているんだな、と。研究について、こういう考え方もあるのかと思わされるものでした。
その選手が相手を研究するのかどうか、それが試合に影響しているかどうか。事前情報も含めてそんなことも考えながら試合を見ていくと、より面白いかもしれません。あ、ちなみに昨日取材した3選手で言うと、「師匠と一緒にしっかり研究する」が1人、「研究して負けても悔しいし」が1人、「しない。関係ない」が1人でした。ホントに皆さん、いろいろです。
※もう一つのブログの方にも書きましたが、自分のやっている「有限会社ソリタリオ」は本日、設立7周年を迎えることができました。今後ともよろしくお願いいたします。
posted by solitario |04:18 |
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2009年08月12日
7月の1st ROUNDも盛り上がった「Krush」トーナメント1回戦2nd ROUNDも早いもので明後日。今回も、前回に負けず劣らず熱いことになりそうです。
石川直生選手の会見を取材したときには、準々決勝(これも当日、行われます)で当たる確率が高いと目される桜井洋平選手について「オレが彼に負けるわけにはいかない」と言い切っていました。
「桜井選手は去年の11月、山本元気戦以来、試合をしていない。その間、オレはキックボクシングを引っ張ってきた。いいところだけ取ろうとする選手に、オレが負けるわけにはいかないんです」と。
その気持ちもよーく分かります。ですが、山本元気戦で壮絶な闘いの末に対日本人初敗北を喫した桜井選手がこの間に何をどう練ってきたかを考えると、彼の闘いぶりが俄然、楽しみになってくるというもの。
絶対の自信を持っていたはずの自分の戦法が通用せず、ずっと貫いてきた練習方針(スパーはせず、ミットのみ…など)も見直さざるを得なくなり、またボディの弱点もさらけ出す……これほど厳しい「出直し」はそうそうないはずで、それはこれまでの試合キャリアが圧倒的だったからこそ、逆にプレッシャーも大きいはずで……その桜井選手が帰ってくるわけですよ。
これまでの発言からも、自分のキャリアがあとそんなに長くないと思っていることも明らかで、だとすればこのトーナメントへの懸けっぷりも想像できようというもの。いや、周りが想像する以上、なことでしょう。
今まで長いこと、その実力を認められていながらも「他団体のトップ選手とやったらどうなるのか……」と言われていたのが、ついに実現した元気戦で敗北という結果。ですが、本当の実力計測はむしろこれからでしょう。K-1ルールへの対応も十分に念頭に入れていることでしょうし。
というわけで、「狂拳」よりずっと早く「狂蹴」のキャッチフレーズを戴いていた桜井洋平が明後日、帰ってきます。やはり見たいのは石川直生選手との決戦。実現すれば、「団体対抗戦」以上の緊張感が味わえそうです。
サッとやってきた選手がオイシイところだけかっさらっていく……そういうことが起こってしまうのも、また格闘技の面白さ。当日見られるのは「引っ張ってきた選手が報われる」場面なのか、それとも……。いよいよあさってです!
posted by solitario |18:29 |
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2009年06月29日
告知していたとおり、昨日は阿佐ヶ谷LOFT-Aで「格闘秘宝館vol.5」が開催されました。午後からけっこう激しい雨となる中、多くの方々にお越しいただき、本当にありがとうございました。
ゲストとして出演いただいた郷野聡寛選手、長谷川秀彦選手、青木真也選手もそれぞれいろんな話を披露してくれて、かなり盛り上がりました。特に郷野選手の野球バナシ、長谷川選手の掣圏道バナシ、そして青木&長谷川コンビの「喧大」バナシはドッカンドッカン来てましたね(詳しい話の内容は、いつもの通り来場された方の特権ということで)。
今回は共同司会の1人、橋本宗洋氏が新宿FACEでのシュートボクシング大会の取材のために終盤のみ参加。個人的には前半、自分にかかる比重がいつもより大きくてドキドキしてたんですが(笑)、どの選手も何度も取材させていただいてた関係もあって自分自身も楽しんで話すことができました。皆さんの感想はどうだったでしょうか?
また折を見て開催されると思いますので、今回の感想、呼んでほしいゲスト、ご要望などありましたらここのコメントなり、イベント公式サイトなりにお寄せいただければと思います。
今回は本当にありがとうございました!
posted by solitario |23:22 |
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2009年06月15日
更新が滞ってしまい、申し訳ありませんでした。「こんなことやあんなことも書きたいし、そろそろしっかりと更新するようにしなければ…」と考えていたところに、信じられない訃報が飛び込んできました。
昨夜は比較的早い時間に帰宅し、子供と一緒に寝たため、夜に臨時ニュースが流れていたことなどは全く知らず、今朝起きてきて一番に家人から聞かされたのが、「三沢光晴さんが亡くなった」という知らせでした。
もちろん、最初に聞いたときは全く信じられず…。いや、今でもそれは変わらないのですが、とにかくショックです。
普段、訃報に接してブログで何か書いたりすることは基本、しないようにしていました。それはこのブログでも、個人的なことを書いているもう一つのブログでも同じで、「存命の間に書かなかった人のことを、亡くなったからといって急に書くというのも…」という気持ちが強かったからです。
ですが今回は、三沢さんの言葉で忘れられないものもあり、書かないわけにはいかないと思い、書かせていただきます。
2002年頃、とある媒体の仕事で、三沢さんにお話をうかがう機会がありました。1回のインタビューではなく、定期的なもので、2ヵ月に1回で足かけ1年、つまり6回、インタビューしたわけです。
その都度テーマを設定して、それに沿って聞いていくというもので、あるときは「プロレス」そのものがテーマでした。デビューする頃の思い出、キャリアの中で印象に残っている試合、続けていく中でプロレスについて考えたこと…などを聞いていった中で、最後の方にした質問が「今、格闘技が人気を得ていることについてはどう思っていますか?」でした。
02年といえば、格闘技では夏に国立競技場で「Dynamite!」が行われ、ボブ・サップらが大人気の頃でした。現にこの年の末に決まった「2002年度プロレス大賞」のMVPは、サップが受賞しています。格闘技人気の台頭で、プロレスは厳しい……という見方が大勢を占めてきていた頃で、そんな背景を受けての質問でした。
選ぶのはお客さん、俺たちは飽きられないように頑張っていくしかない……そう答えた上で、三沢さんはこう言いました。
「こんな面白いものをなくしちゃいけないからね」
正式なインタビューという仕事の席で、プロレスリング・ノアの関係者の方も同席されていたにもかかわらず、自分はこの言葉を聞いて泣きそうになってしまいました。三沢さんのこの言葉は、今でもあの声と口調のままで思い出すことができるほどです。
当時でもかなり多様化していたプロレス界は、さらに様々な変化を遂げて、今に至っています。プロレス界全体が、大変な状況にあるのも確かでしょう。ですが、三沢さんのこの言葉が持つ意味は、いつも変わらないと思います。自分から立案して、媒体にも交渉して始めた企画でしたが、この言葉を聞いたとき、本当にその仕事をやってよかったと思いました。それは嘘も誇張もなしに、今も変わらず思っています。
訃報に接した14日、MA日本キックボクシング連盟の大会取材で、ディファ有明に行きました。敷地の近く、塀の外に、いくつか花束が置かれているのを見かけました。こんな日にディファに来るというのも何かの巡り合わせかなと思い、7年前、最初のインタビューの時に緊張しながら同じ場所に来たのを思い出しました。その日が初顔合わせだったのですが、三沢さんは気さくに接してくださって、6回のインタビューも非常にスムーズでした。そんないろいろを、今、改めて思い出します。もちろん、何度も何度も見たリング上の姿も。
最後になりましたが、三沢光晴さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
posted by solitario |01:14 |
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2009年03月16日
昨日は阿佐ヶ谷ロフトAでのトークイベント「格闘秘宝館Vol.4」に多数のご来場をいただき、ありがとうございました。
DEEP・佐伯繁代表には最初から最後まで参加していただき、北岡悟選手、青木真也選手にはいろいろと楽しく興味深い話を披露していただきました。
特に、先日の「DREAM.7」で開催されたフェザー級GPについては、3人ともかなり熱く語ってました。一般的には「盛り上がらなかった」「選手たちの気持ちが見えなかった」という評価の多い同大会ですが、それぞれに立場の違う3人の視点からの結論は「選手たちのせいではない」ということ。なぜそうなるのか、ということは来ていただいた方の特権ということで……。
また、青木選手が1回戦で敗退した大塚隆史選手のことを絶賛していたのも印象深かったですね。しかもモノマネ付きで(笑)。
まだ細かい日時は決定して言いませんが、次は6月頃になりそうな感じです。会場でもちょっと聞いてみましたが、「この選手をゲストに!」「この人を呼んで!」「こんなテーマで!」といったご要望などありましたら、ここなり「格闘秘宝館オフィシャルサイト」なりにでも書き込んでいただけるとありがたいです。あ、もちろん昨日の感想も。
今回はここでの告知が遅すぎましたが(すみません!)、次が決まりましたら、またお知らせしますのでよろしくお願いします!
posted by solitario |21:20 |
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2008年12月31日
書かねば書かねば…と思っているうちに12月になり、そしていつの間にか大晦日。ということで帰省先の福岡から直行してきた「Dynamite!!」会場、さいたまスーパーアリーナからお届けしております。飛行機が遅れたりして会場入りもちょっと遅くなったんですが、何とか第1試合のゴングには間に合うことができました。
例によって速報することはできませんが、とりあえずお客さんはいっぱいに入ってますね。いいことです。昨年は大阪ドームにいたので「Dynamite!!」は2年連続になりますが、会場の熱気は去年の大阪とは比べものにならない感じです。ま、言うなれば今年の「Dynamite!!」は去年の大阪とさいたまの「やれんのか!」を一緒にやっているようなものなので、そうなってくれなければ困るわけですが。
あと今日は「Dynamite!!」らしくDREAMルール、K-1ルール、K-1甲子園ルールなどが混在していますが、リングアナ、インターバルのBGMなどもそれによって変わっていることに今さら気付いたりして。オープンスコアリングシステムは今日も健在です。
今年最後の更新となるので(ま、今年はたくさん休んでしまいましたが)、今年の総括でも…とも思ったのですが、今も目の前で試合が繰り広げられている状態(いま第3試合)なので、年明けに譲ることにします。09年はもっとしっかり更新しますので…。
というわけで、08年はいろいろとお世話になりました。また09年もよろしくお願いします。来年、格闘技界がもっともっと活気づくことを願って──。
posted by solitario |16:22 |
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