2006年07月17日
大興奮のタイトルマッチ
昨日は原稿や作業の合間を縫って、後楽園ホールに新日本キックを取材に行ってきました。K-1 MAXに出場している武田幸三選手のホーム団体ですが、この日のメインはフライ級のタイトルマッチ。王者・深津飛成選手と挑戦者・蘇我英樹選手は今年3月、蘇我選手の地元・千葉県市原市で対戦。この時は僅差の判定で当時の王者・蘇我選手が防衛に失敗。判定を巡って場内は荒れ模様だったと聞きます。そのため、早い時期の再戦が組まれたわけです。 両者はそれ以前にも一度、ノンタイトルで対戦しており、蘇我選手が判定勝利。つまり1勝1敗のイーブンで迎えた決着戦でもあったわけで、場内はいやが上にもヒートアップしていました。 試合も、序盤からいきなりクライマックス。1Rに、深津選手が二度のダウンを奪い、もしや初回決着かというチャンスを迎えます。が、残り時間が少なく、ラウンド終了。次の大波は3R。再び深津選手が二度ダウンを奪い、またも大チャンス。しかしここでも、蘇我選手は逃げ切り。勝負は最終ラウンドにもつれ込みましたが、ここで何と蘇我選手がダウンを取り返します。ヒジの連打などかさにかかって攻め込み、深津選手は防戦一方。相手にしがみつくようにしてこらえるなど、あわやの展開となりましたが、何とかゴングまで凌ぎきりました。 ダウンの回数が4回と1回ですから、採点を聞くまでもなく深津選手の防衛なのですが、終了後の印象ではポイントほどの差は感じられない、という接戦。正直、かなりの好勝負でした。 各団体が続々と個性的なマッチメイクを放ってくる中で、この日のメインはそこまで大きな注目を集めていたわけではありません。それでもこれだけいい試合が見られるというあたりに、今のキックボクシングの底力が感じられた気がします。地上波放送には乗ることのない選手たちでも、遜色のない闘いはいつでも行なっている。それを確認した後楽園大会でした。
posted by solitario |22:44 |
取材記(キックボクシング) |
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