2010年05月25日
【FIGHT!宮崎】“闘うドクター”が語る東京と現地のギャップ
宮崎県の口蹄疫被害に対して義援金等の呼びかけを行っている「FIGHT!宮崎」キャンペーン、第2弾は宮崎県小林市出身で、RISEを主戦場に「闘うドクター」として活躍する池井佑丞(いけい・ゆうすけ)選手のインタビューをお届けします。 池井選手は医師として働く一方で、学生時代からキックボクサーとしてプロデビュー。現在は東京と宮崎の病院を往復して活動しているとのことです。その立場で接した口蹄疫問題は、どのように映ったのでしょうか。それではどうぞ。 ================================![]()
(写真協力・boutreview.com) ──池井選手は宮崎県のご出身で、ご実家は病院と伺ったんですが。 池井 はい、宮崎にずっといたのは小学校までですね。中学から隣の鹿児島県の学校に行っていて、週末だけ帰ってくる感じで。高校を卒業してからは東京に行きました。小林市というところなんですが、隣がえびの市(感染疑い例が出たが、現在は移動制限解除へ向けて検査中)なのでまさに現場の近くという感じですね。今まさに地元の病院で当直をやってるところなんです。 ──そうなんですか! では直接、仕事に影響する部分も? 池井 デイケアの送り迎えをするにも農家には車が入れないし、街中には消毒ポイントがたくさんありますからね。でも、農家の方は「家から出る気ないからいい」って言われます。友達とかからは「大変でしょう」って言われるんですけど、逆にそういう状態なので、こちらもやることがないという感じで。 ──そうですか…。以前は東京の病院で勤務されていたと思いますが、今は宮崎に? 池井 東京と宮崎で半々なんです。大体、週末は宮崎に帰ってきて実家の病院を手伝っているという感じですね。だから本当に、現場にいるという感じです。 ──街の様子はどうですか? 池井 農家の方が多いので、飲み屋とか繁華街には全然人が来ていないみたいで、街の活気にはかなり影響してるみたいですね。 ──やはり農業、畜産が占める割合は大きいですよね。 池井 そうですね。やっぱりお肉って一番自慢のものだと思うので、大きいと思いますね。 ──口蹄疫に関しては報道で知ったのが最初ですか? 池井 はい。ただ、最初はピンと来てなくて、帰ってくるまでは人に感染しないとか、元を断てばいいようなことを聞いていたので、そんなでもないのかなと思っていたんですが、実際に帰ってきてまざまざとというか、大変なんだなと思いました。 ──報道で知るのとはギャップがあったと。 池井 やっぱり東京にいて報道を見てる感じではそんなに緊迫感というか、大変なことなんだというのは自分の中では感じ取れてなかったので、そういう温度差はあったんじゃないかと思います。それと、宮崎の中心的な産業なので、報道にも繊細な部分があったのかなとは思いましたね。いたずらに不安だけ煽るわけにはいかないし、でも隠すわけにもいかないしというところで難しい面があったのかなと思いますけど。宮崎では呼びかけのCMなんかもかなり流れてて、それを見たら結構な問題なんだなと改めて思いました。 ──東国原知事が呼びかけるCMは見ましたが、知事についてはどうですか? 池井 政策とかそういう点では賛否両論あるでしょうけど、東京にいても「ああ、東国原知事のね」という感じで宮崎の認知度が上がっているのは感じましたからね。今回の件に関しても、やっぱり県から外に向けては彼の影響力とか発言力は大きいと思うので、今こそその力に期待したいなと思いますね。しっかり理解してもらえれば、周りの人の助けも得られる問題だと思うので、そういう役割を果たしてもらえたらいいなと思います。 ──なるほど。さて、話は変わりますが、池井選手ご自身は東京と宮崎の往復でお忙しいようですね。試合の方は…。 池井 いや、どちらかというと去年の方が忙しくて、格闘技ができる環境と、地元に少しずつ貢献していきたいという気持ちとをうまく調整するのに時間がかかっちゃったんですけど、今はある程度スタイルが出来上がって生活が安定してきているので、ぼちぼち復帰しようかなとは思ってます。 ──では、それに向けて練習の方も? 池井 そうですね、ぼちぼち始めているところです。離れることも一時期は考えたんですけど、やっぱり続けようと思いまして。 ──地元の元気のためにも。 池井 はい。一番大変な時期に、闘う姿を見せて少しでも元気づけられればと思ってるんですけど。まあ、早く解決してくれるに越したことはないので、何とも言えませんが。 ──では最後に、メッセージをいただければ。 池井 まず第一は、全国にいる宮崎出身の方たちが一番直接的に感じられるはずのことなので、ちょっとした想像力を働かせたりとか、口蹄疫のことに関してちゃんと調べてみたり考えてみたりすれば事の重大さも分かると思うし、地元への役に立ち方も分かると思うんで、あと一歩だけ踏み出してほしいなと思うのと、それ以外の方々も本当に小っちゃなことからでいいので協力してもらえたらうれしいなと思います。 ──ありがとうございました。 【池井佑丞選手プロフィール】 1980年12月31日、宮崎県出身。182cm。 RISEのアマチュア部門「KAMINARIMON」70kg部門で優勝し、2006年9月24日にプロデビュー。07年の「R.I.S.E. DEAD OR ALIVE TOURNAMENT '07」ではデビュー3大会目にもかかわらず連続KO勝利で決勝戦にまで上り詰めた。得意技は長身を利してのヒザ蹴り。現在までの戦績は10戦6勝(4KO)4敗。 ================================ 【義援金について】 ・宮崎県では「宮崎県口蹄疫被害義援金」を募集しています。利用できる銀行も増えました。詳細は宮崎県のサイトをご参照ください。 ・主要コンビニエンスストアでは店頭で「宮崎県口蹄疫被害義援金」の募金受付を開始しています。 ・都内にお住まいの方は、新宿南口方面にある「新宿みやざき館KONNE」にも募金箱が設置されています。ここでは宮崎の畜産品をはじめとする名産品が買えるほか、軽食コーナーでは名物「チキン南蛮定食」なども食べることができます。 ・Yahoo!ポイント、はてなポイント、TSUTAYA・Tポイント等でも募金ができるようになりました。 ・ほか、現時点での義援金等の情報は「ササクレ屋」さんのブログにまとめられています。ご参照ください。 【このキャンペーンについて】 これは個人的な活動です。当面はこのブログを使って展開する予定です。他の格闘家の方にも、ご賛同いただければ登場していただきたいと思っています。 格闘家の方(宮崎出身以外でも)、関係者、ファンの方でご賛同、ご協力いただける方がもしいらっしゃいましたら、コメント欄かメールでご連絡ください。メールアドレスはkeizo@solitario.jpです。 また義援金については上記の通り、宮崎県や各種企業が募集しているものを紹介する形とします。誤解や混乱を避けるため、このキャンペーンで自分がお金を集めることは意図していません。 このキャンペーンについて、情報を広めていただければ幸いです。また、義援金についてなどの情報提供も歓迎します。 やれることからやれるだけ。相変わらず微力ですがよろしくお願いします。
posted by solitario |17:24 |
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