2010年04月12日

(実は)あの男が帰ってきた!

 相変わらずご無沙汰更新で申し訳ないです。先週はその前の週末の4・3K-1 WGP、4・4DEEP KICK大阪取材、そして5日月曜日に集中的に取材予定が入っていた上にカゼも重なって無理をしすぎてしまい、ちょっと体調を崩して休んだりしていましたが(詳しくは別ブログ参照)、週末からは大会取材にも復帰できるようになりました。
 当初、10日土曜日は「特に興行が入ってないなあ」と思っていましたが、あるところから「10日のグラチャンにトルネード・ソンが出場する」という情報が。慌てていろいろ確認すると、主要な格闘技メディアサイトのスケジュールにはどこも載っていませんが、確かにディファで「グラチャン」が開催されるようです。しかし、なぜどこにも載っていなかったのか?
「グラチャン」というイベントは今回で4回目。失礼ながら、自分は会見を取材したことはありましたが他の大会と重なっていたりしたこともあって、大会自体は初取材でした。金網の大会で、「アウトサイダー」的な選手も出て、音楽との融合を積極的に進めていて、これまでには横山兄弟のキックのタイトルマッチなんかも行われてきた……そんな大会という認識です。
 で、公式サイトを確認すると、確かに追加カードとして、「トルネード・ソン」の名前が。あ、ソン選手の説明もしとかないといけないでしょうね。本名はソン・オンシクという韓国の総合格闘家で、バックボーンは柔術。デビュー当初は「打撃家も倒せる柔術家」という触れ込みで、立ち技、寝技どちらもいけることをアピールしていました。
 ちなみにこのキャッチフレーズの元になったのは彼の初プロ戦、05年6月4日、ソウルで行われた「KOMA」というキックの大会での「柔術VSキック対抗戦(キックルール3VS3)」で勝利したことでした。で、実はたまたまこの試合を取材してまして。「グラジエーター」という総合の大会が直前に中止になり、取材のためにソウルに行っていた自分は同日に行われた「KOMA」を取材に行ったわけです。そこで、第1試合に出ていたのが当時本名のソン選手。その時は「普通にキックもできる選手だなあ」ぐらいにしか思っていませんでしたが、その後、何度も取材することになるとは夢にも思っていませんでした。
 で、ソン選手の正式なプロデビューは05年11月のHERO'Sソウル大会。キラービー(当時)の浅野倫久選手とオープニングファイトで闘い、テイクダウンはされつつも下からの腕十字で勝利しました(そういや、この大会も取材したなあ)。次いで06年4月にMARSソウル大会で勝利、初来日は同年5月のMARS幕張大会でした。矢野卓見選手に打撃でも寝技でも上回り、判定勝ち。そこからMARSのレギュラー選手となります。
 MARSでは07年7月までに計6試合をこなしましたが、一番印象深かったのは06年10月の「MARS BODOG FIGHT」新宿FACE大会。フィンランドのマテウス・ラーデスマキ選手と目まぐるしい攻防を展開した末にチョークで勝利した試合は、掛け値なしの名勝負でした。大会名通り、この試合はbodogの番組制作を兼ねており、アメリカではテレビ放映もされたはずです。
 7戦全勝(一本勝ち4、TKO1)という好成績を挙げ、MARSのエースにまでなったソン選手ですが、08年初旬からは兵役に入ってしまい(軍隊そのものではなく、関連企業でのデスクワークだったようですが)長期戦線離脱。その間にMARSも消滅し、秘かにその進路には注目していましたが、今回はCMA KOREAの一員として、「グラチャン」での復活となったようです。
 さて、ソン選手の復帰戦です。全17試合中のセミ前、第15試合に登場したソン選手の相手は、矢野卓見道場の上田厚志選手。「SWAT!」などで活躍しているようですが、自分は初見の選手でした。パーマをかけてちょっと印象の変わったソン選手は2Rの間優勢に進めてはいましたが、2Rにはパンチで追い込まれかけるなど、「圧倒」はできず。ブランクが影響しているのかどうか…。
 いずれにせよ、復活は喜ばしいことです。同じMARS出身の韓国人ファイター、ベ・ミョンホ選手やパーキー選手はすでにDREAMデビューも果たしていることですし、今後、DEEPなどで勝ち星を挙げれば彼もDREAM、SRCといった大会に出場できる可能性は十分あるでしょう。今後に期待したいと思います。
 ちなみに「グラチャン」の他の試合では、セミでクォン・アソル選手(戦極に出場経験アリ)がTEAM AKEBONOのノア・ヴィラヌエバ選手にTKO勝ち、メインでは梅田恒介選手がアームバー・キム選手(3月のSRCに出場)にTKO勝ちでした。しかし何でどこのサイトにも載ってなかったんだろう…。オクタゴンサイドのカメラマンもオフィシャルだけだったし。謎だ!

posted by solitario |06:11 | 取材記(総合) | コメント(1) | トラックバック(0)
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(実は)あの男が帰ってきた!

コメント投稿者ID : OOH00007330

マスコミには、リリースしているようですが、反応が悪いようです。まだ、認知されていないからではないんでしょうか?

posted by 関係者の知人です | 2010-04-16 13:24

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