2008年01月11日

三崎和雄選手とは? 2

 昨日に続いて三崎選手のことを。彼のプロデビューは2001年、パンクラスのリングで、いきなりその年のネオブラッド・トーナメントを制覇しました。当時はパンクラス東京・横浜道場(合体してismになる前)とGRABAKAの対抗戦が盛り上がっている頃で、そこに投入された三崎選手はまさに「秘密兵器」といった感じでした。
 いきなり快進撃を見せた三崎選手でしたが、実は外国人選手相手にはもう一つ突き抜けられなかったのも事実です。デビューした年の年末にはクリス・ライトル選手に敗れて連勝は5でストップ。そして印象深いのが、翌年3月のネイサン・マーコート戦です。当時ミドル級王座は手放していたマーコート選手ですが、三崎選手にとっては大一番。一気に強豪越えが期待されていました。またその頃、放送されていた「格闘Xパンクラス」という番組では女子高生ナビゲーターが三崎選手に「一目惚れ」。手作り弁当まで持参して必勝を祈るというサイドストーリーもありました。
 しかしその試合で三崎選手は、開始直後にマーコート選手に投げられ、着地の際にヒジを脱臼。ドクターストップ負けとなり、半年の欠場を余儀なくされるという事態となりました。
 その後も、ヒカルド・アルメイダ選手やジェイク・シールズ選手といった強豪たちを相手に善戦はしたものの、勝ち星は挙げられず(アルメイダ選手には判定負け、シールズ選手とはドロー)。04年のPRIDE武士道初登場ではジョルジ・パチーユ・マカコ選手に判定勝ちして評価を上げますが、同年11月のマーコート選手との再戦(ミドル級王座決定戦)ではまた黒星。結局、パンクラスではベルトに手が届かないままに終わりました。
 05年からは本格的にPRIDE参戦し、06年のウェルター級GP優勝へとつながっていくわけですが、その裏にはパンクラス時代、海外の強豪たちに必死にぶつかっていった「苦闘の歴史」がありました。そうした一連の闘いを見てきただけに、よけいに今回の彼の活躍は感慨深いものがあります。




※こちらもどうぞ。
「ソリタリオの格闘技PRESS!」(もう一つの格闘技ブログ!)
http://blog.olga.to/solitario/
「monologues of solitario」(身の回りのことなど、私的な内容です)
http://solitario.exblog.jp/

posted by solitario |23:04 | 格闘家のこと | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/solitario/tb_ping/515
コメントする