2006年08月29日

「井上克也VS石毛大蔵」を見る幸せ

 いろいろ立て込んできましたよ(笑)。
 さて、試合を見ながら「これが見られるなんて幸せだなあ」と感じることが(たぶん、人一倍)多い自分ですが、パンクラス・横浜大会でそれを感じたのは井上克也VS石毛大蔵のウェルター級タイトルマッチでした。グラウンドもしっかりできるのに、これまでの試合ではスタンドの打撃で勝ち進んできた印象の強い両者。日本の格闘技界では中堅…と呼ぶのもまだ早い気がする二人(井上選手27歳、石毛選手25歳)のタイトルマッチでの対戦は、非常に興味深いものがありました。
 普通、「これが見られて幸せ」は例えばヒョードルVSミルコみたいな、「日本でこの二人の対戦が実現するなんて…」的な場面の時が多く、若い日本人選手の対戦でそれを思ったのは自分自身、珍しいことです。
 試合を見て感じたのは、両選手とも、しっかりと打撃の練習に取り組んでいるということ。井上選手は昨年のアライケンジ戦で、とてつもない激戦を見せてくれて、しかもガッチリ勝利。あの時も、井上選手のパンチのテクニックには唸らされたものです。
 今回、パンチのテクニックで唸らせてくれたのは、石毛選手の方でした。パンチのテクニック…というよりは、試合運びでしょうか。フェイントとトリッキーな動きをうまく織り交ぜながら、井上選手の攻撃をことごとく制していったのは見事でした。そして彼を勝利に、王座に導いたのはまさにこの点だったと思います。
 直接聞いたわけではないので想像でしかありませんが、石毛選手は、対戦相手に「こいつは強い!」と思わせる闘い方をする選手ではないでしょうか? これで、まだほとんど見せていないグラウンドテクニックもあるわけですから、もしかしたら長期政権を築くかもしれません。
 とにかく、いい試合を見せてもらいました。

posted by solitario |22:56 | 取材記(総合) | コメント(0) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/solitario/tb_ping/51
コメントする