2010年03月13日
石毛宏典が歩む道。
-石毛宏典の「独立リーグ」奮闘記- この選手の現役時代のプレースタイルは大好きだった。 そして、当然のごとく歩んでいくだろう指導者への道。それがどうしてこうなるのだろうかと疑問に感じていた。報道では知りえない内側を以前から知りたかった身として見れば、これで一挙解決かと思って読んでみた。 先ず最初の不思議は、西武ライオンズからホークスにFA移籍する時。次は、ホークス引退後のアメリカ留学から二軍監督就任、そして退団。またその次は、オリックスの監督就任から契約途中での解任、退団。 このリーグ立ち上げの功労者であるはずの彼が、どうしてアイランドリーグを追われる事になったのか。これが最大の疑問だった。 読んでみて「なるほど、そうだったのか」と言う部分もある。しかし、ほとんどは彼の一方的な言い分のように感じてしまった。彼は彼なりの筋を通したのだろう。彼の言い分だけを読めばそう思える。しかし、どうして次から次へと「喧嘩別れ」とまでは行かないにしても、円満では終わっていない離れ方をするのだろうか。ライオンズやホークス、バファローズやアイランドリーグ側の言い分も聞いてみたい気がした。 また、残念な箇所がいくつかあった。元木大介がドラフトでのオリックスの指名を蹴ってハワイへ野球留学をした事を例にとって、アイランドリーグがその場にならないようにNPBと掛けあったとのくだりがあるのだが、これは大きな間違い。元木を指名したのは、田淵監督の福岡ダイエーホークスであった。 石毛さんの勘違いなのだろうが、出版社としての校閲不足は責められても仕方がない。まして、こんな間違いが堂々と世に出て行ってしまうと、それを元に間違った知識を得る人が居ると思うと残念でならない。 あんな陽気で魅力的で、且つ、人が集まる様な人物像をイメージしてしまうが、深く付き合うと人が離れていってしまう人柄なのだろうか。 ただ、再び野球界のどの分野かは別にして、彼が活躍してくれる事を願って居る事に変わりはない。また新しい道を歩むであろう彼に期待したい。
posted by sohsyu |11:03 |
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