2008年07月08日

シード校の不幸?

 あちこちで夏の甲子園の予選が始まった。毎年日本一早く代表校が決まる沖縄は、順調なら今度の日曜日が決勝戦。

 
 この暑さに負けない熱い戦いがまだまだ続く。


 私が住む地方は全国でも激戦地区である。県予選も二つの地区に分けて行われるのだが、7,8校で分かれたパートに必ず1校居るシード校。


 ここに至るまでの戦績をポイントで評価して決まるらしいのだが、今年も一回戦でそのシード校が敗れる波乱が起きている。


 全国的な傾向として、シード校には公立校は少ない。ここもそうだ。


 この県予選で、野球部史上初のシード校に選ばれた県立校があった。


 そりゃ、その盛り上がりと言ったら・・・・・。


「甲子園がグッと現実になったぞ!」

「寄付金どうしよう」

「幾ら集めたらいいんだ」

「まだそんな話は早いだろ。でも、ひょっとしたら・・・・」

「甲子園か・・・・・」


 組み合わせ抽選の日。


 初戦の相手は私立の強豪校。数年前には甲子園にも出場した実績もあるし、シードこそされて居ないが今年も安定した力は持っている。


 評論家的な見方をすれば、


「コリャ、厳しいな・・・・」


 初めてのシード校と言う意識が、悪い方に作用すると直感した。


 慣れないシード校と言う扱い。別に取り立てて変わる必要はないのだが、初めてとなるとそうもいかない。


 シード校と対戦する時には、「ぶつかって行く」事は容易なのだろうが、「ぶつかってこられる」事に慣れて居ない。あくまでも相手がどうあろうと、自分たちがどうであろうと、普段の野球をすればいい事なのだが・・・・・。


 それが難しい。


 案の定、負けてしまった。いい所もまったく無く。


 ・・・・・コールド負け。


 
 もし、シード校と言う制度がなかったら・・・・。


 不必要な気負いも生まれなかっただろうし、背伸びをする事もなかったと思うのだが。



 シード校に選ばれた不幸・・・・・・この学校の場合そうだと思う。



 これを糧にする事で、また新たなその野球部の歴史が続いていく。どんな強豪校だってそんな歴史を持っているはずだ。


 そんな事で躓いていちゃ甲子園なんて夢のまた夢。



 それを乗り越える逞しさを来年の夏は期待する。

posted by 蒼洲 |09:46 | アマ野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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