2011年09月27日
最近あまり買わなくなった週刊ベースボール。
価格も上がったし、読み物が少なくなった傾向にある。
しかし、今週号は気になる特集が。
WBC問題。
問題と言っても、問題にしているのはNPB側なのだが。
第1回、第2回のあの興奮は記憶に新しいが、3回目を迎えるに当たってNPB側から大会での権利を主張する動きが出て、それを認めないWBCIとの話し合いも平行線のようだ。NPB側は出場を見送ることも覚悟の上での交渉のようだが、9月30日までに期限を切られた。その延長を望んでも認めないと通告してきたWBCI。
強欲とも思われる主催者側の利益配分を知ると、NPBの言っていることには共感できる。結果的にそれが認められずに出場しないということになっても、その姿勢を応援したかった。
しかし、一方では日本が出場しないことは野球ファンとして残念で仕方が無い。あの熱い戦いが忘れられない。だが、連続Vを成し遂げた日本だからこそ言うべきだと思っていた。
だが、考えさせられて見方が大きく変わった。
それは何故か。
この記事の中にある識者の意見。
どこかの国みたいに「言うことを聞いてくれないんだったら出ない」と言うやり方を批判しているやくみつるさん。少しずつ自分たちの理想に近づけていくのが正しいのではと仰る。そして、あの歓喜を思い出せば、システムの不備や利益を吸い上げられるという不満も、それを補って余りあるものがあったのではないかと。
福島良一さんは、WBCとはMLB機構とMLB選手会が主催する国際大会で、日本はそれに招待されたという形だという。お客さんの立場だから、お金のことを言うのはお門違いだとおっしゃる。長年夢見た国際大会が実現して、日本の選手たちが本場のメジャー球場でプレーし、一流のメジャーの選手たちと真剣勝負が出来るチャンスがあるだけでもありがたいと。
そしてデーブ・スペクターさんは、アメリカ国内では日本ほど盛り上がっていないこの大会。だから、アメリカよりも日本の方がこの大会の意味は大きいと仰る。注目度の高い大会ゆえに日本の企業が多くお金を出しているから、その分をきちんと分配せよという日本の気持ちは分かるが、それが認められないならWBC自体をを実施しなければ良いと。
この三人の中で二人はだまって出場しろと仰っている。
デーブさんの意見はおいておくとして、この二人のご意見は納得させられる。
確かに夢にまで見たメジャーリーガーも参加する国際大会。最初からこの制度をわかって参加した日本。それが連続Vで発言力も増したと思ったのだろうか。もしそれがそうだったら、「出ないぞ」と脅していると感じているやくさんの言うことももっともだ。
ホント、野球ファンとしてあの熱い戦いがもう一度見たいと言うのが今の正直な思い。利益分配だって、後出しじゃんけんではなく、それを承知で日本の企業もスポンサーに名乗り出たのであって、それはNPBの問題ではなくて企業側の問題ではないかと思う。その条件でいいと契約したのは企業だと思うから。
しかし、週ベとしてみれば、NPBとの関係からかやたらと批判的な記事が多い。多いと言うか、上の二人以外は全部批判的。NPBと結託してWBC問題キャンペーンを張っているようにしか見えない。
「狙われた日本~WBCIの実態と金にまみれたMLB~」と言うコラムがある。WBCIの実態を暴いて、NPBはそれと戦うべきだと。それはWBCを真の国際大会へ成長させるためだそうだ。
しかし、この意見も福島さんの「招待試合」と言われれば何も言えなくなる。日本の企業が出したスポンサー料が収入の4割近くを占めて居る事実と連続Vとが相まって、そんな態度に出るのか。だったら、その比率が低ければ言わないのだろうか。
選手会の宮本、新井の前・現選手会長の対談もある。
宮本選手は「本来プロ野球を目指す子供たちのために使われるはずのお金が、WBCIに吸い上げられている」という。
また新井選手は「20.30年先の日本野球界の未来を考え、きちんとした交渉をしてWBCを正しい構造に戻したい」と言う。
なんか違和感を感じてしまった。
子供たちのために使われるはずのお金・・・・・正当化したいがために無理やりこじつけた感がある。そして、正しい構造に戻したいって言うが、戻すも何も最初からこの大会はこうだったはずだ。
やくさんは言う。毎年毎年オフになると飽きもせずにメジャーへ選手が流れていく状況の中で発言力を高めたいならその流れをどうにかしろとも仰っている。現役バリバリのメジャーリーガーを引っ張ってくるくらいになるには100年かかかるかもしれないが、本質的にそれだけ時間が必要な問題だと仰る。
「不条理な参加条件のままなら参加しません」と言えばよほど潔いし、スポンサー権、商品化権を取り戻すために戦うと言うが、世界常識で言うと本来持っているものでも、WBCに関しては与えられては居なかったから取り戻すと言う戦いではないはずだ。
過去二回の優勝で、NPBの収支は賞金のおかげで収支はとんとんだそうだ。ならば第三回もそれを目指して欲しい。日の丸を胸に戦う舞台が存在するんだ。
自分たちだけの正義を楯に戦う姿勢を見せるが、一般の野球ファンとしてみればNPBが声高にそれを叫ぶほど距離を感じてしまうのではないか。
出場辞退も辞さない覚悟を後押ししていたが、知れば知るほど考えも変わってしまった。
今後どうなるのか。
納得いかないが日本の野球ファンのことを第一に考えた結果出場します・・・・と言って参加するだろう、きっと。そうでも言わないと落としどころが無い。
ここで初めて「野球ファンのため」にと出てくるのではないか。
こんな時はファンを利用しないで欲しい。
posted by sohsyu |09:21 |
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2009年06月23日
レッドソックス・松坂のDL入り。
故障の具合も気になるのだが、これがきっかけにWBC問題が再燃しそうなのが怖い。メジャーの、特に日本選手の相次ぐ故障や不調をこれのせいにするはっきりとした根拠はないが、そう言われても仕方がない現状。
MLBもこの大会の重要性は認識しているだろうから、中止などと言う判断はしないだろう。しかし、現場の立場からすれば、自チームの選手がこうなる事を誰も望まない。そうなるとあっちとこっちで大きな対立が生まれてきそうな気配がしてならない。
この大会の意義は誰もが認めるところ・・・・いや、それは日本だけかもしれないが、大会がなくなる事だけは絶対に避けてもらいたい。
となると、問題は開催時期なのか・・・・・。
一説には11月開催がベストだと言う。時期だけ言えばそうなのだが、この代表チームに選ばれた選手、特にMLBの選手の中には、ポストシーズンで精も根も尽き果てた選手も居るだろう。
そうなると、死力を尽くした戦いはもとより、参加することさえ拒否する選手も出て来るだろう。
日本だって、CSから日本シリーズ、そしてアジアシリーズ(今年開催されるかどうかは未定だが)と続いた後にこの大会があるとなると、いくら国を背負って戦うと言っても、そう簡単にモチベーションは上がるまい。
無理を承知で言わせて貰うなら、7月をその期間に当てて開催すれば、シーズンに与える影響も少ないのではないか。もちろんペナントレースを中断、もしくは縮小して。
暖機運転もままならないままに、いきなりトップスピードへ入れるリスクよりも、慣らし運転も充分済んだ後のこの時期なら、幾分リスクも回避できるのではないだろうか。その国の野球ファンがすべて注目する大会になればの事だが。
しかし、この2回の3月開催も熟慮を重ねて出た日程のはずだ。
この時期の開催をベストだとは思わないが、不満を持っているわけでもない。しかし、故障や不調がWBCを理由にされると今後の開催も危うくなってしまう。
いちWBCファンとして見守るしかないこの問題。
サッカーのW杯並みの権威を持つまでにはもう少し時間がかかると言う事か・・・・・。
posted by sohsyu |09:01 |
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2009年03月25日
心なしか、道路を往く車も少なかったように感じた。
桜の開花よりも人々の興味はこちらにあった。
試合中、男を下げた芸人の離婚会見も行われていたようだったが、世間の注目をかわすためにこの時間に行ったのかはわからないが、更に男を下げたように感じてしまった。そして、もう一人のイチローは涙目で会見したそうだが、同じ侍の国に住む男としては、女々しさが目立っていた。
正直、この侍大将に頼りなさを抱いていた。
周りを固める参謀たちの顔ぶれに、「船頭多くして、船、山に登る」的な危うさを感じていた。
しかし、どうだろう。
この指揮官の頑固さは。
スマートな笑顔の中に潜む性根の強さは。
World Baseball Classic。
手に汗握る試合を最後の最後で見せてくれた。
野球の面白さをこの一試合に凝縮したのは誰だ。
1点をめぐる攻防。
力と技との凌ぎ合い。
両指揮官の采配の妙。
痺れるほどの緊張感の中で繰り広げられる戦い。
世界中に侍の矜持を知らしめてくれた。
同じ国に住むものとして、これほど誇らしいことはない。
試合前。
王さんによるトロフィーの返還があった。
原監督と握手して、そして韓国の金寅植監督に歩み寄る王さん。二人が抱き合う姿は感動的だった。そこには邪念も醜い感情もなかった。目の前にあるトロフィーを野球人として奪いとると言う純粋な思いだけがあった。
この二つの国で発展してきた野球。
発展してきたエネルギーはそれぞれ違っていたのかもしれない。
しかし、この韓国の健闘にも頭が下がる。
この大会の中で、この両国はお互いにしか負けを喫していない。並み居るほかの大陸の強豪たちを跳ね除けた。まるで、自分たちの戦いを邪魔するものは容赦しないかの如く。
MLBも第3回を実施すると言う。
なんとありがたい。
誰に感謝の言葉を伝えて良いかは分からないが、野球の醍醐味をたっぷり堪能させて頂いた。
この国の野球ファンのために戦ってくれた侍に最大級の賛辞を贈りたい。
願わくば4年ごとではなくて、2年ごとでも出来ないものか。サッカーのワールドカップと違って、ほぼ既存の施設を利用できる点は、時間を空ける必要など感じさせないのだが・・・。
posted by sohsyu |09:08 |
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2009年03月24日
このWBCが始まる前。
どこかのテレビ局が、日韓が決勝戦に進むと最大5試合する事になると言っていた事が現実になった。この大会はきっとこうなると言って予測したわけでは無いが、慧眼ではある。
このWBC。
今日で終わりかと思うと寂しくてしょうがない。
この先、4年も経たないとこの興奮が味わえないなんて・・・・。
ある身近な高校球児が言っていた。
「また3年後に開催されるの?」
「いや、4年後だ。第1回目の開催が一年遅れたと言う事で、2回目が当初の予定通りの年に開催されたと言う事だ。だから4年後」
そして、今日の試合にもし負けたのなら、向こう4年間も韓国に見下されてしまう。
耐えられない・・・・・。
しかし、手に汗握る好試合を期待しよう。後世に残る試合を期待しよう。広い意味で言えば、アジアの野球を広く世界の人たちに知らしめる良い機会である。
でも、もし韓国が優勝した後の試合後の常識の無い?態度をやはり見たくは無い。日章旗を焼き捨てるまではしないだろうが、どうか素直にその勝利を称えられる態度をお願いしたい。
でも是が非でも勝って欲しい。
先発は岩隈と奉重根。
この先発両投手の出来にかかっている。
どちらが先に失点するのか。
そして、どちらの方に先にミスが出るのか。
この2点ではなかろうか。
独特の雰囲気と重圧を感じさせてくれるこの日韓戦。
3度目の対決では、それに飲まれてしまったのが日本だった。
しかし、昨日の試合からの勢いと言う点では、明らかに日本が勝っているし、奉重根だって、3度目も良い投球ができるとは思えない。見えない日本の勢いに押された奉重根がコントロールに苦しみ、その重圧に押された野手陣にミスが出そうな気がする。
そして、試合序盤にもう大勢は決してしまうのではないか。
もちろん日本の大差で。
誰がなんと言おうと今日が最後。日本が世界に誇る投手陣を総動員して、「顕微鏡野球」と揶揄した韓国をぐうの音も出ないほどに叩きのめして欲しい。
お勤めの野球好きは、この時間どう過ごすのだろう。
最初から最後まで観戦できる喜びを感じて全力で応援だ。
posted by sohsyu |08:50 |
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2009年03月23日
ロサンゼルスの大空に舞う、日の丸を誇らしげに付けた侍の乗る戦闘機。
零戦や紫電改や疾風が、グラマンのワイルドキャットやヘルキャットを退治する。最新鋭のムスタングも、熟練の侍にかかれば簡単に撃ち落されて行く・・・・。
ロサンゼルスの大空に残ったのは、侍たちだけだった。
そうなれば溜飲も下がると言うものだ。
しかし、これが戦の終わりではない。
先に待つあいつらと、もう一つ、最後の大一番が待っている。
勝利のあとのマウンドに小さな国旗を掲げる行為。
ベンチでは、背もたれに腰を下ろして、座る部分に土足のまま足を置く行為。
その国のニュースでは、「顕微鏡野球」と日本の野球を揶揄する。
過去の経緯から、一方的に戦意を高揚させるのは、この国の生い立ちからすれば無理も無いことかもしれない。しかし、こんな民度の低い国に負けたくは無い。
良くぞここまで勝ち上がってきた。最高のステージで相対する事が出来ることを幸せに思う。
そして、完膚なきまでに叩きのめして、誇らしげに日の丸を手にパレードだ。
あいつらに侍の矜持を見せてやれ。
侍ニッポンの行く手を阻むものに明日は無い。
posted by sohsyu |07:47 |
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2009年03月19日
ロサンゼルス行きを決めた侍ニッポン。
強敵キューバを2試合続けての完封勝利。背水の陣を敷いた・・・・わけでもなかったようだが、ここで原監督へのインタビューをどうぞ。
-ナイスゲーム、そして決勝トーナメント進出決定おめでとうございます。
「ありがとうございます。振り返ればここまでの道のりは長かった・・・・」
-いやいや、まだ先は長いですよ。明日も韓国戦がありますし。
「そうでした。しかし、あの韓国ナインの所業は許せませんね。前回もこんな煮えくり返る思いを王さんもしたのでしょうか。『明日は見ていろよ!』です。ハイ!」
-中島の全快で早速起用でしたが、川﨑起用への期待も高かったようですが・・・・。
「へえ~。知りませんでした。こっちでは誰も言っていませんし。そして私はこう見えても頑固者です。ハイ!」
-韓国戦での采配への批判が出ていますが。
「え?どこが?」
-『策がなさ過ぎる』だとか『継投のミス』のような・・・・。
「阿部は顔見せしましたし、亀井も頑張っていますよ、パシリで」
-いや、そんなことではありません^_^;
「もう良いじゃないですか、済んだ事だし(^_^)」
-明日の韓国戦。勝負の鍵は何になるでしょうね。心中しそうだったイチローも復活しましたし。
「心中?・・・「イク」時は一緒だと言っていた。でも言ったでしょ、1打席目にはヒットを打つと。私のすることに間違いはないんですよ。おそらく明日はホームランが出ますよイチローに。明日は誰を投げさせましょうかね・・・・・出番のない小松なんかどう?」
-はあ・・・・。小松も良いですけれど、イチローは3打席目のヒットだったような気がします。
「済んだ事、済んだ事・・・」
-そうですね^_^;・・・・。
ではズバリお聞きします。明日は何対何でどっちですか?
「ん~。難しいですね。2-1で韓国かな(*^_^*)。どうせ明日はレクレーションですし。出番のなかった選手を総動員しますよ!(^^)!内海⇒山口⇒亀井のリレーなんかどう?」
-亀井、投げるんですか(-_-;)。
「ん??いけませんか?」
-いえいえ。しかし、ファンとしてみれば、先日の屈辱を晴らしてもらいたい気もありますが。
「俺にマウンドに旗を立てろと?」
-いえいえ、そんなことじゃなく・・・・
「あんな民度の低い事を侍はやらない!正々堂々と受けて立って勝ちます。侍の矜持とはそう言うものですから。そして、私たちの目指すものはもっと先ですから。≪武士は食わねど高楊枝≫ですよ。」
-???(さっき韓国が勝つって・・・)
「なんなら、決勝戦で韓国と5度激突しましょうか。そして、サヨナラ勝ちでも見舞ってやりましょうか。サヨナラ勝ちとコールド勝ち、どっちが良いですか?」
-確か、決勝ラウンドはコールドゲームはなかったと思いますが・・・。
「あ、そう・・・」
-とにかく、ニッポンのファンに感動を与える試合を期待しています。
「御意!(~o~)」
posted by sohsyu |16:46 |
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2009年03月19日
昨日はZ旗を揚げるのを忘れていました・・・・・。
それが敗因。
もう予想などしません。
しかし、原さん。
イチローと川﨑の起用法を考えましょう。
頑固なところも良いですが、大胆に打線いじってみてはいかがですか?それぞれの持ち味がまったく生かされていないような気がします。この破壊力のない打線は寂しい限りです。
【背水の陣・・・・・漢の韓信が趙を攻めた時、わざと川を背にして陣どり、味方に決死の覚悟をさせ、大いに敵を破った故事から、一歩も引くことの出来ない絶体絶命の立場。失敗すれば再起は出来ないことを覚悟して全力を尽くして事に当たる事。 広辞苑】
わざとそう言う状況を作ったかどうかは別にして、まさに今がそうですね。
昨日忘れたZ旗を高らかに掲げます。
伊達に高い禄を食む侍たちではない事を、今日の試合で見せてください。
目指す頂はあなた達が上るためにあります。
道はまだ途絶えてはいません。そのしっかりと見えている道を、さあ登りましょう。
「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」
侍ニッポンは前に進む・・・・。
posted by sohsyu |09:08 |
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2009年03月18日
マウンドに上がったのはダルビッシュ。韓国人からクレームが来そうな手足の長さを備えた日本が誇るエースは、韓国打線を手玉に取る。
一部の隙も与えない投球は、城島の「野村ノート」さながらのリードと相まって、余力を残して5回を投げきり、病み上がりの中島のエラーとライト前にポトリと落ちるヒットで、二人のランナーを出しただけの完璧な投球を見せた。
一方の打線は、一次ラウンドで好投を見せたボン・ジュングンに相対した。
ここで原監督は、この左ピッチャーに対して大胆な打線を組んだ。そしてそれが機能する。
前回はまったく手が出なかったこの投手に、初回からじわじわとその牙を剥きはじめた。伊達に高い禄を食んでいるわけではない。再び先頭打者でイチローがヒットで出たものの、韓国の堅守に阻まれて得点にはならなかったが、間違いなく韓国に一太刀食らわせた。
そして、打線がふた廻り目に入った3回。
襲いかかる右打者。
9番片岡がしぶとくレフト前に落とすと、イチローがフォアボールを選び、先ほどのエラーを帳消しにする中島の左中間を破る2塁打で先制。右打者史上最高の打率を残した3番内川、4番男村田とそれに続く。
切れ味鋭い日本刀の餌食になったボン・ジュングンはこの回でノックアウト。
韓国打線の戦意を喪失させるには充分な5点が入った。
ダルビッシュの後を受けたのが渡辺俊介。
この日のために準備していた止まって見えるカーブに、韓国打線はきりきり舞い。予定の2回をこれまた完璧に抑え込んだ。
そして8回。配置転換を行った原監督は、ここで藤川を投入。
この大会、クローザーでは多少不安の残る藤川だったが、2つの三振を奪って完璧リリーフ。そして馬原にバトンを渡す。
その馬並みのストレートはさらにうなりを上げて、城島にダメ押しホームランを食らった韓国打線を翻弄する。
イケメンが先発でイケメンが締める。
日本の野球の歴史と伝統と実力とイケメンを見せ付けて、圧倒的に韓国を上回った。
沈黙する韓国・・・・・。
歓喜する・・・・・いや、平常心の侍ニッポン。
目指したところはここじゃない。
もっと先の頂点なのだ。
やはり勝ち色のユニフォームの威力は大きかった。
いや、韓国や他の国があの色を嫌っているのではないか。
他の国では呪われた色なのではないだろうか。
そんな気がしてきた・・・・・。
昨日のエントリーにはこんなコメントがあった。
《もし万が一、明日敗れてしまった時でも、その次のキューバ-メキシコの勝者と対戦する時も、同じく紺色のユニフォームですね。
さらに、第2Rを2位で通過すれば、準決勝も先行で紺色、
決勝は勝率で先攻後攻を決めるので、恐らく日本は先攻で紺色となりそうですね。
ゲン担ぎが好きな日本人としては、
明日の韓国戦に勝利し、順位決定戦には負け2位通過、そして準決勝、決勝と進めば、
紺色のユニフォームの神通力を、最大限に使う事が出来ます。》'
こうなりそうな予感がしてきた・・・・・。
posted by sohsyu |09:10 |
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2009年03月17日
今朝の新聞のテレビ欄に目をやると、お昼にWBCの中継が入っている。
「え~??」
キューバとメキシコの試合だった・・・・・。
日本が敗戦した場合の事を考えての事だろう。テレビ局としても最善の手を打っていると言う事か。こうなると、この試合はキューバに勝って貰いたい。キューバに比べれば情報量の少ないメキシコのほうが怖い気がするし、何より対戦した事のある経験が大きいだろうし。
そう言うと、韓国戦に敗れる事を期待しているように聞こえるが、まさかそんな事はこれっぽっちも考えているわけではない。
ただ・・・・・。
このホーム用の白いユニフォームの呪い。
何の呪いか分からないが、はっきりこのユニフォームを着ての試合は分が悪い。
これは、今回に限らず前回でもそうだった。
準決勝も決勝も、この紺のユニフォームで戦った結果だったし、ホーム用の白のユニフォームで戦った試合の韓国戦は何れも敗れてしまった。
そして今回。
力の差は歴然としていた中国戦は別にして、韓国戦の勝敗はこのユニフォームの色で変わってしまったし、昨夜のキューバ戦も、紺のユニフォームだった。
大会規定を詳しく知る方法がないが、一塁側ベンチの場合はホーム用ユニフォームを着用して後攻という決まりがあるのだろう。今回の大会でも、見た限りではほとんどそのようだ。
ならば、このホーム用とビジター用のユニフォームを、大会前にどちらがそうだと申告しているのだろうか。もしその申告した情報と違ったユニフォームを着る事が許されるのだろうか。大きな拘束力のない約束事ならば、迷わず、この日本古来の勝ち色である「紺」のユニフォームを身に纏えば、明日の韓国戦の勝利も確実なものになる・・・・・・・と言えば、消極的だと批判されるだろうか。
二次ラウンドの組み合わせを見ると、どうも先攻で、この勝ち色ユニフォームを纏えそうだ。
これに、昨日忘れてしまったZ旗を掲げれば、明日準決勝進出が確実のものになる・・・・・
なれば・・・・・
いや、なるはずだ。
侍ニッポン、頂上へ・・・・・。
《 かちいろ ・・・・・褐色(かちいろ)は、日本に古来からある紺色の一種。搗色・勝色とも表記されたり、「かちんいろ」と読まれたりする。とくに鎌倉時代の武士に愛好された色である。
平安時代に、舎人(とねり、皇族や貴族に仕えた武官)が着る服のなかに、「褐衣」(かちえ)という藍や紺で染めた服があった。これは、ごつごつした麻布に藍の染料をよく染み込ませ、さらに生地に光沢を与えるために、染めた布を板の上に拡げすり鉢で叩くという作業を行ってつくられた服である。この叩く作業を「搗く」(つく)または「搗つ」(かつ)と呼び、染め方を「搗染め」(かちぞめ)と呼んだ。この衣の名と作業名が複合され、「褐色」(かちいろ)と呼ばれるようになったと考えられている。
鎌倉時代になると、「搗つ」が「勝つ」に結び付けられ、縁起物としてこの色が武士に広く愛好されるようになる。当時は服のみならず、鎧にもこの色で染められた糸が使用された。
時代は下って江戸時代には「かちんいろ」とも称された。明治に入って日露戦争時には、当時の軍服の色が紺だったので特別に「軍勝色」(ぐんかちいろ)と呼ばれた。 》
《 Z旗 ・・・・・Z旗(ゼットき)は、船同士の意思疎通のために用いる国際信号旗のひとつ。
日本では日露戦争の日本海海戦に際して、東郷平八郎連合艦隊司令長官の座乗する旗艦三笠がZ旗を掲揚して全艦隊の士気の高揚を図った出来事が有名。
このときの意味は「皇国の興廃此の一戦に在り、各員一層奮励努力せよ」で、名文家として有名な秋山真之の作である。これはこの時に使用されていた連合艦隊向け信号簿で上記文言がZ旗に割り当てられていたというだけでしかなく、国際的にはZ旗は前節の意味しか有していない。
しかし、日本海海戦の逸話により日本海軍ではZ旗は特別な意味を持つこととなり日本海海戦以後、日本海軍では重要な艦隊戦の際にZ旗を掲揚することが慣例化した(真珠湾攻撃での赤城など)。
海戦に際してZ旗に上記文言が割り当てられて掲揚された理由は、トラファルガーの海戦におけるネルソン提督の行動に倣ったものとの説や、発祥は、"Z" がアルファベット最終文字である事から「後はない」という決戦の意思として用いたとの説もある。 》
・・・・・・・いずれも、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より
posted by sohsyu |08:59 |
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2009年03月16日
細かいところはどうでもいい。
勝利の予想だけ当たればそれでいい。
世界一の投手陣と、世界一の選球眼を世界に知らしめたこの一戦。
この高くて厚そうな壁は案外?いや、予想通り脆かった。考えてみればまだ21歳の若造を、そんなに恐れる必要はなかったのかも知れないが、磨かれた選球眼がこの壁の足元を揺るがせた。
キューバの継投も早かった。ボロが出る前にと言う親心からか。それに比べて松坂は流石のピッチングだったし、それぞれが背伸びすることなく、勝利へ一番最適の道を歩いてくれた。何より原さんの采配が光る。
願わくば、韓国が上がってきて、ここに勝って決勝ラウンド進出を決められれば最高かな。
不安?
ノムさんの城島バッシングと、出番のない阿部がグレる事くらいか・・・・。
posted by sohsyu |09:17 |
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2009年03月15日
SAMURAIJAPANの前に大きく立ちはだかるキューバ・チャップマン。日本古来の勝ち色で染められた紺のユニフォームの侍たちがそれに立ち向かう。
見上げるその壁は難攻不落のようだった。完膚なきまでに抑え込まれてしまう大半の予想を裏切って、果敢に立ち向かうSAMURAIたち。
原監督は、この相手に対して大胆な打線の組み換えを行う。破壊的な赤壁を後略するために遣わせた刺客が、川﨑・片岡・青木、そしてイチロー。この侍たちが赤壁の足元に襲いかかる。基礎が不安定なままに高くそびえた違法建築に似たこの赤壁。あっけなくその弱点は晒されてしまった。
初回は得点にこそ繋がらなかったが、その足元を襲われた赤壁は大きく揺れ始めた。青木、川﨑、イチローが右に左に小技で揺さぶる。今までに無い攻め方をされた赤壁は、その表情がイニングを増すごとに変わってくる。明らかに嫌がっている。
音を立てて崩れたのが3回。
精神的動揺から四球を出した二人のランナーを、気合一発で仕留めたのが村田。一気に3点先取。必死に気を取り直そうとするが、何も動く様子の無い小笠原、内川までに四球連発して、それは脆くも崩れていった。
二次ラウンドから球数制限が85に増えた。
下手すれば、この赤壁に5.6回まで沈黙してしまう危惧もあったのだが、最大の攻略目標がクリアできた。
一方、投手陣も大胆だった。
大方の予想に反して、先発のマウンドに上がったのは渡辺俊介。アンダースローなどの変則派に弱い定説はまだ生きていた。
面白いように討ち取られていくキューバ打線。
一回りを完璧に抑えきった渡辺を、迷うことなく松坂にスイッチ。2本のソロホームランを打たれるものの、要所はきっちり抑えてお役御免。
赤壁は倒したものの、その後のキューバが繰り出す投手陣をなかなか攻略できないままに試合は膠着する。7回を終わって4-2のスコア。このチーム相手に安全なリードではない事は誰にでも分かる。そして、日本が繰り出すセットアッパーたちも、必死の形相で襲い掛かって来る赤い悪魔たちに立ち向かう。
8回表。
ボールの球筋が不安視されていた藤川が連打を許したものの、どうにか二死までこぎつけて2.3塁。しかし、一打逆転のピンチには変わりない。そこでマウンドに上がったのが、新SAMURAIJAPANの切り札・馬原。
ここに来て調子も最高潮。まっすぐにキレも戻って、それに伴いフォームボールもよく落ちる。目の前真っ暗になる状況でも彼は冷静だった。
このピンチを凌いで、最終回も難なく三者凡退に退けた。SAMURAIJAPAN歓喜の勝利。一気にムードは高まり、連覇の光が射して来た。まず最初に立ちはだかったキューバを下したSAMURAIJAPAN。原監督の采配の大勝利であった。
しかし、まだまだ乗り越えなければいけない壁は厚くて高い。
・・・・・・となれば良いのだが、果たして明日の朝は?
これまでの試合の国歌斉唱を見ていて、原監督の姿勢に感心した。国歌が流れる中、選手のそのほとんどは帽子を胸に当てて聞いている。しかし、原監督は大きく目を見開いて堂々としていて、メジャー式?とは違った姿に好感を持った。
見掛けに似合わず最も侍らしいのがこの原監督なのではないだろうか・・・・・。
posted by sohsyu |13:36 |
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2009年03月06日
ひとまず緒戦を終えて勝ちを収めた事は喜ばなければならない。明日の試合が相手がどこになるのかを考えると、今夜の台湾対韓国の試合も興味があるところだが、中継はどこかであるのかな・・・・・。
今夜の一戦は注目しなければならないし、コタツの野球評論家としては、土曜日の日本の戦い方を探る上でも観ておかなければならない。
スカパーへ急げ!?。
昨日の試合・・・・。
力をつけた中国の実力に驚いた。中継では、昨年の北京では台湾を破った歴史的勝利のことを言うが、そんな情報は持っていなかった。
先発、ダルビッシュ。
中継では完璧なピッチングだと言っていたが、コタツの評論家にはそうは見えなかった。シーズン中のピッチングを求める事は出来ないにしても、未だボールに馴染んでいないのが分かったし、これから先の強豪に対して投げるとなると不安が一杯だった。
恐る恐るのスライダーも、多くはコントロールがついていなかったし、まっすぐだってキレがもう一つに感じた。結果的に抑えたものの、不安がたっぷりのダルに見えた。
それより、この打線・・・・・。
弱点が晒されてしまった事の方が怖い。
低めに変化球を集められるとこうも脆いとは。
コリンズ監督に翻弄されたような印象。
さすが、吉本の女芸人と付き合うほどの日本通である。
おそらく、ネット裏で観察していた台湾、韓国の関係者は、何か手応えか、いや、もっと大きな収穫があっただろう。あの手のボールに弱い事はもうバレバレ。果たして、韓国や台湾にそんなタイプの投手がいるのだろうか。居るとしたら苦戦は必至だ。
昨日の中国戦が尾を引かなければ良いのだが。
イチローはもちろん、小笠原だって岩村だって元気がない。
「凹みましたよ・・・・・・・。 ドーピング検査・・・」
試合後のイチローのジョークも痛々しいが、私も、先のエントリーを消されてしまって凹んでいる。
明日からの試合に向けて不安材料がいっぱい・・・・・・か?
いやいや、
SAMURAIは逆境に強い。
SAMURAIはこれくらいでは動じない。
SAMURAIは武士だ。
武士は忠誠、犠牲、信義、廉恥、礼儀、潔白、質素、倹約、尚武、名誉、情愛などを重んじ(広辞苑)・・・・・・。いくつか当てはまらないものもあるが、きっとやってくれるだろう。
明日は、相手は台湾だ!
「打倒日本!」の意気込みが空回りしてしまう韓国。
東京ラウンド決勝戦で待っているぞ!
posted by sohsyu |09:13 |
WBC |
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