2009年10月31日
昨日のエントリー。
文才の無さから、誤解されてしまっている。
そんな方に補足。図入りで。
このプロ野球連盟は3球団で編成されている。そして、その各球団が今回のドラフトで交渉権を獲得したい選手のリストを出した。この連盟は「選択希望選手優先順リスト事前提出制」を採用している。それが以下の名簿。ちょっとシュミレーションしてみる。
この連盟は、ドラフトの効率化とショーアップを目指している。
一位指名だけが重複した場合抽選で、2位以下はウエーバー方式をとっている。指名選手の数に制限は無く、欲しい選手が無くなるまで指名が続く。
ドラフトのシステムはNPBとまったく同じ。たった一つ違うのは、交渉権を獲得したい選手を、その順位をつけて事前にリストを提出する事。補強したいポジションはチームによって違う。それは当たり前の事だし、リストの順位もチームごとに当然違ってくる。
まず、一位。
北海道と東京が「山本太郎」を一位に挙げている。当然ここは抽選になる。そしてその結果、北海道が交渉権を獲得した。九州は「斉藤一郎」で確定。抽選に漏れた東京は、名簿順②の「秋田球児」が一位指名選手となった。
続いて二位。
これはウエーバー方式であるために、まずペナントレースで最下位だった北海道から始まっていく。
北海道は②に斉藤一郎を挙げているが、この選手は九州に指名されているし、その次の秋田球児は東京が指名している。となると、次に欲しい選手は宮城茂雄となり選択が確定。
次の東京。提出している名簿の③までは指名されている。となると指名選手は茨城英雄となる。
次の九州は千葉辰徳となる。そして三順目は続いて九州が・・・・・次の茨城も宮城も指名されてしまっている。今回のドラフトで欲しい選手はこのリストにある6人だったため、ここで選択終了。
続いて東京が品川克也を指名。
続く北海道は、品川を指名されて獲得したい選手は居なくなった。ここで北海道も選択終了。
四順目は東京が長野博満を指名して終了。
NPBの場合でも、各球団の手元には当然獲得したい選手の順位をつけたリストはあるはずだ。それがなきゃ、他球団の指名選手によって右往左往するはずだから。それをチームの戦略と言う方も居るが、そのリストから「売れた」選手を消していけばいいだけのこと。それをドラフトの運営側がコンピューターで瞬時にやるという事。
前の球団の指名した選手次第で、あのテーブルでいちいち議論していたのでは、とてもあの時間で終わりそうも無い。それが出来ているからこそ、あの時間で名前が出て来るのだ。
自チームが、自チームにとって獲得したい選手の優先順位をつけることは、今でもどこの球団もやっているし、それがドラフトと言うものだ。
このドラフト会議。
どう位置づけするのか。イベントなのか、それとも神聖な行事なのか。
私はイベントだと思う。
ウエーバーに入って指名していくあの間。無駄で稚拙だと思う。あらかじめ提出したリストを元に、運営側が多少の演出をして、順にモニターに表示していけば良い事だ。パッパッとが味気ないのなら、じわじわとやれば良い。
こうすれば、下位から指名を始める事だって出来る。このシュミレーションで言うと、
「北海道と九州は二順目で選択終了しています」
「四順目、東京、長野博満 内野手 善光寺高」
「三順目、東京、品川克也 投手 巣鴨大学」
「二順目、九州、千葉辰徳 投手 橋船商業」
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「一巡目、九州は斉藤一郎で確定しています。重複している北海道と東京で抽選をいたします」
「抽選の結果、山本太郎は北海道に交渉権が確定しました」
「東京の一巡目は秋田球児で交渉権確定です」
抽選の結果次第でいちいち選手名を提出する必要もないし、議論した上で提出したリストならば何の不安も無いはずだ。その為に何度と無く編成会議を行ってきたのだから。これを味気ないと思うなら、そう感じさせない演出など幾らでもある。
この重複指名選手の抽選で最高の盛り上がりをみせる演出も可能だ。この「リスト事前提出制」にすれば、下位からの選択選手の公表も容易に出来る。何度も言うが、選択終了した球団が会場を後にした図・・・・・殺風景過ぎる。
完全ウエーバー制ならネットでのドラフトも可能だろう。だがそれでは味気無さ過ぎる。
この提案が、ドラフト会議を冒涜したり軽視したり、まして、対象の選手の運命を弄ぶつもりがないことはもちろんだ。そして、ドラフト会議の存在をここでは議論しているのではないからだ。だが、同じことをやっているのなら、あんな無駄な時間を過ごしている球団首脳が不憫に思えたし、中継するほど、スポンサーが付くほどの「イベント」にするなら、もう少し腕の良い演出家でも入れたらどうだろう。
先のエントリーに対するコメント。
真意が伝わらなくて残念だった。
posted by sohsyu |08:46 |
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2009年10月30日
注目のドラフト会議。
スカパーの生中継を見ていると、何と菊池の名前が出てきたのが5球団目と言う驚き。それを抽選で確定したのが、顔の輪郭がまったく変わった渡辺監督。天にも昇る表情だったのが印象的だった。来季の起爆剤になりうる菊池の獲得。渡辺監督のあの笑顔も頷ける。
しかし、見ていて思ったのは、進行の稚拙さ。このITの時代に、指名選手が決まったらテーブルの球団旗を台に挿して、それを合図に係員が用紙を取りに来る。それをモニターに表示するのだが、もっとスムーズな進行が出来るのではないかとは思った。
指名する選手の名前が決まった合図に挿す球団旗。テーブルの中央にある台に挿すのだが、その竿は長くて挿す台の穴も小さい。すんなりと穴に挿せないシーンを良く見かけた。それくらいなら、手元においてそれを高く掲げる方が、簡単でよりスムーズだったのではないかと思ってしまう。
そして指名する手順。
一位は、重複すれば抽選。二位からはウエーバー方式。ウエーバーとはペナントレースの順位の下位から順に指名していく方法なのだが、これが退屈だった。先のチームが誰を指名したかで、次に指名する選手が変わってくる。それをいちいち確認して相談している球団首脳。
こんな無駄な時間を費やすくらいなら、もっと効率の良い方法があると思うのだが。
自分の球団が欲しい選手すべてを、欲しい順にリストを作成して、それを提出しておけば済む事なのではないか。チームごとにそこに書く選手の数は違うため、それが50人になるのか100人になるのかは分からない。指名されたのが66人。最高8人、最低4人で指名を終えたチームもあることを考えれば、50~60名のリスト(育成選手は別にして)で足りるだろうし、どの球団もその程度の数をリストアップしていたのだろう。
そしてそれを入力すれば、同じ選手でも上位にランクしている球団に、自動的に指名が確定するソフトくらい簡単に作れるだろう。それを運営側が粛々とモニターに表示していけばいい。そうすれば、今までより中身が濃く短い時間になるのではないか。趣向がそがれるというのなら、それを補う演出など幾らでもできる。重複抽選が起こりうるのは一位だけなのだから、そうなった時の準備も事前に出来る。
第一に、そのシステムを導入できれば、下位の指名選手からだって発表する事も可能だし、ドラフトのクライマックスである一位指名を最後に持ってくれば、演出効果も増す事は間違いない。
選択終了後に退席するチームを見ていると何か侘しいし、人が居なくなって空いたテーブルが増えると見ていて寂しいものだ。あんなシーンを見せられてはスポンサーも付くまい。
「人の人生をくじ引きで決めるなんて・・・・」と批判している人が居るどうかは分からない。だが、オフの最大のイベントである事に違いない。ここ数年に提出する義務が出来た「プロ志望届」。これを提出した選手はプロに行きたいのだが、最近はわがままな「逆指名」などは少なくなった。喜ばしい事だ。
今年初めて一般のファンを会場に入れる快挙。そしてもう一つ、ショーアップとスピードアップをお願いしたい。
クライマックスと豊田さん・・・・・まだ書きかけ。次回にはきっと。
posted by sohsyu |15:20 |
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2009年09月24日
この雑誌。
購読し始めて結構な時間が経った。
最初の頃は季刊だったと記憶するが、今は隔月の発売になっている。記事の中身で購入するかしないかを決めているのだが、ほとんど購入してしまうほど、読み応えのある雑誌である。
最新号は「パ・リーグ60年 魂の物語」。
次号のセ・リーグ特集をまだ読んではいないが、スタンドの観客の入りとは裏腹な熱い男の戦いが甦ってきた。
応援していたチームとそうでないチームを含めて、このリーグが好きだったし、それは今でも変わらない。
記事の中にある一枚一枚の写真。どれも思い出があるし、後楽園球場のスコアボード。日ハムの試合では、DH制のためにチーム名を入れるところに投手の名前が入っていた。見るからに可笑しい。
それは、巨人の家に居候させてもらっている日ハムの悲哀。
「勝手にDH制なんか導入しやがって。こっちはいい迷惑だ」
なんて、「プロ野球のメッカ」を自認するこの球場の声が聞こえてきそうだった。
たっぷり楽しませてもらった11月号だったが、とても残念でならない点が多かった。この雑誌の校正力を疑ってしまった。
19ページのカラーグラビア。
西武の黄金時代の森監督の胴上げシーンにあるキャプション。その中にこうある。
「田淵幸一、山崎裕之、大田卓司、野村克也などのベテランを補強してチーム改革を行っていく」
とある。
大田卓司選手は生え抜きで、他のチームから補強されたわけではない。
まだある。
69ページの千葉ロッテマリーンズのタイトルホルダーの欄。94年と98年に伊良部と黒木がそれぞれ20勝を挙げて最多勝利のタイトルを獲得したとある。確かにタイトルは獲得しただろう。黒木のあの年は最多勝が13で3人並んだ年だったのではないか。伊良部も含めて20勝の経験はないはずだ。
更には、埼玉西武ライオンズの同じくタイトルホルダーの欄。
最多安打のタイトルに名を連ねている松井。99年と02年となっている。しかし、この松井カズオの文字が「稼頭央」ではなく「稼頭男」となっている。かと思えば隣のグラビアは違っていない。
別冊宝島のプロ野球の号もたまに買うが、この雑誌の間違いの多さにも閉口してしまう。しかし、この号はそれに並ぶほどのだらしなさではないか。
ただのパ・リーグファンが読んでいっただけでこれだけのミスに気が付いたとするならば、注意深く校正すればもっと出てくるのではないだろうか。そんな気がした。
次号で訂正すればいい・・・・・・で終わってほしくない。
丁寧でキチンとした雑誌作りをしていることが窺えないのが残念。私はこの雑誌を出来る限り保存している。それだけの価値があると思っているから。過去の号だってたまに読み返すことだってある。
さあ、この声がベースボールマガジン社の編集部に届くのだろうか。
posted by sohsyu |08:15 |
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2009年07月18日
続いて内野手編。
三塁手は長嶋さんを抑えて富田勝。
法政三羽烏の一人として南海に入団したのだが、長嶋の後継としてトレードでやってきた。しかし、期待ほどの活躍は出来ず、あっけなく日ハムへ。大学出のスター選手、特に他の田淵・山本二人と比べると脚光が当たらなかった事が悲しい。長嶋と言う偉大な選手の後継には滝安治と言う選手も居たが、やはり偉大な選手の後では影が薄すぎた。
遊撃手は河埜和正。
広岡のプレーは見たことがないし、黒江では一時代前の遊撃手と言う感が強く、ここでは文句なしに河埜。この頃の日米野球で来日した監督が必ず言うのが「GIANTSのショートストップを連れて帰りたい」だった。あの守備はメジャー級との評価は高かった。打撃を期待されては居なかったが、あの守備をしてこの打撃は素晴らしかった。現役後半は「5」を付けていたが、「29」の印象が強烈だった。
二塁手はリンド。
唯一の外国人プレーヤーの登場。ジョンソンの契約が切れて、その後釜として獲得した選手なのだが、未だにこの選手を獲得した理由が分からない。土井正三とほとんど変わらない体躯は、どの打撃部門でも取り立てて数字は上げていない。長打力はないし俊足でもない。この選手の何を見て獲得したのか。それが不思議でここに入れた。安い買い物だったのだろうか。しかし、相手はGIANTS。そんなことはあるまい。しかし、理解に苦しむ・・・・・。
一塁手。王か川上で割れるところだろうが、ここはニセコージ・山本功児。
王の後継として期待されたが、流石にそれは荷が重かった。守備には定評があったが、一塁手としての打撃には寂しいものがあった。挙句、広島市民球場では「ニセ・コージ」と揶揄される悲劇と垢抜けしないマスクとで私にとっては印象が深い。そして力感のないスイングは心細かった。駒田に一本足を伝授する前に、この選手に伝授してほしいと思った。ロッテ監督時代の大島日ハム監督とのバトルは、顔に似合わず勇ましく映った。
つづく・・・・。
posted by sohsyu |08:08 |
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2009年07月17日
今発売中の「BRUTUS」。
全国民に捧げる読売巨人軍特集とある。表紙の秀逸さについつい買ってしまった。私も国民の一人として巨人軍には思い入れがある。ただし昭和50年前後に限ってだが。
この中に各著名人やOBが歴代ベストナインを選んでいる。
私もやってみたい。ただし、実績や知名度などまったく無視したこだわりのベストナインを。
まず外野手から。
一番手は末次利光。
無骨な物言わないキャラクターには好感を持った。ONの後を打つバッターであるが故に地味な印象はぬぐえないが、存在感は充分にあった。マムシ柳田の前の史上最強の五番バッターはこの選手だった。今みたいな情報量はなく、いつの間にか「民夫」から「利光」に改名した事をずっと後に知った。背番号「38」を見るとこの人しか浮かばない。
続いて松本匡史。
早大出のスマートさは売りだったが、ドラフトでも下位で入団。あのひ弱な体躯では無理もなかったのだが、まさかあれだけの選手になるなんて思いも寄らなかった。まして内野から外野へのコンバート。肩の弱さと垢抜けしない左打ちと銀縁のメガネが印象的だった。そしてとても外野手の番号とは思えない「2」も印象的だった。自慢は、つなぎのユニフォーム。おそらく球界初ではないか。
最後は高田繁。
三塁手にコンバートされたのは残念だったが、あの左翼守備は絶品だった。振り向きざまに二塁へ送球して走者を刺す。そのプレーに何度もうならせられた。俊足好打のの外野手の典型。スマートなスタイルとそのマスクは都会的な香りをプンプンさせていた。名物だった「高田ファール」。ホームランよりこっちでスタンドを沸かせたことが多かったのではないか。背番号「8」は、原よりこっちの方が似合っていた。
つづく・・・・。
posted by sohsyu |09:00 |
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2009年06月01日
これでもかと言わんばかりにテレビに出まくる「ROOKIES」の面々。テレビ局が積極的にバックアップしている事を考えれば無理も無い。
この映画が5月30日に封切りになった。
ドラマも見ていないし、原作もほとんど読んでいない。
予備知識としては、熱血先生が朽ち果てた野球部を再建して甲子園を目指すと言うストーリーくらいしか持って居ないままに観に行った。
今までの野球映画。
特に邦画の中では名作と呼ばれるものに出会ったことが無い。ここ最近では「キャプテン」や「バッテリー」。そして野球をしていた大学生が主人公の「出口のない海」など。
野球好きからすると、見るに耐えない描写が多くて、そのほとんどは裏切られてきたと言う思いがあった。
そして「ROOKIES」。
ストーリーは単純だ。
熱血新任教師が、暴力事件で出場停止になった野球部を再建して甲子園に出場するまでを描いている。荒くれ者の野球部員たちを、まっすぐな熱血教師が立ち直らせる。
「夢にときめけ。明日にきらめけ」
こんなくさい台詞がよく似合う青春ドラマ。
どんな夢も必ず叶うことを教えてくれる。
まだ観ていないという方は、これから下は見ない方がいいと思います。ネタバレではありませんが・・・・・。
しかし、本当の高校野球を体験したものから言わせて頂くと、あまりにも???が付くシーンが多い。
あんな雨の中。ほとんど水辺のようなグランド。
グローブは雨に濡れ、泥にまみれさせてまでノックを受けるのだろうか。そして、牛革のボールをあんな雨の中で扱えばどうなるかなど、硬球で野球した者なら誰だって分かる。
そしてそのグランド。
グランド整備のトンボなど引かれた様子も無いし、無精ひげのような雑草がすべてを覆っている。とても甲子園に出場した厳しい練習をしたチームのグランドには見えない。
また、彼らが着ているユニフォーム。
取って付けた様な汚れ方。
球場でベンチに居る部長先生。なんと監督と同じユニフォームを着ている。これはあり得ない。この学校の野球部はあの高野連とは違う組織に所属しているからか?
新しく入部した生徒が、何と大学の野球部で練習しているなんて・・・。
地方大会の決勝戦。場所は神宮球場。
始まったのはお昼時なのに、途中のシーンでは夕方になったりするかと思えば、その後のシーンではまた太陽が高い。分かり易く言えば、撮っている時間が違うのだ。それをそのまま繋いでいる。こんな事、映画作りではありえない事ではないか。
記者席のベテラン?アマ野球記者。
まったくクサイ台詞と演技。
その決勝戦で対戦した相手チーム。台詞も演技も無いのだから、野球の実力本意でオーディションをすれば、簡単に野球経験者が集まったのではないか。
高校を出たての経験者が。
このチームのエースのピッチングフォームのショボい事と言ったら・・・・。
最後に出てくる甲子園のシーン。
VFXを駆使して作られたのだろうが、これがまた稚拙。甲子園の外野スタンドがこの主人公たちのバックに映るシーンがある。その甲子園のスタンド。静まり返っている。観客の動きなどまったく無い。静止画でも合わせているのだろうか。
夢の甲子園に立った彼らの感動に水を差してしまった。
予算がそうさせたのか。
そして、最後の感動的なシーン。
この野球部の奴らが、熱血先生に卒業式当日にグランドでお礼を言う。ここに来てもこの先生を「お前」呼ばわりしている。不快だった。一人ひとりが挨拶して、最後にはこの先生に「ありがとうございました」と深々と頭を下げるのだが、その台詞だけではこの不快はなくならなかった。
二子玉川学園野球部のユニフォームやその着こなし。そして、ぶっ飛んでいるヘアースタイルや色。それをとやかく言う気にはならない。それがなきゃこの物語の面白味は半減してしまう。
実際に、こんなチームが甲子園に出たら、高野連はどう対応するのだろうかと思うだけで楽しくはある。未成年のタバコや飲酒は法律違反だが、服装の乱れやヘアースタイルについて指導はあるだろうが、何が悪いのですかと言われれば答えに窮するだろう。
この手の映画を見ていつも思うのだが、野球に造詣の深い人がどうしてもっと関わらないのだろうかと。細かい事を納得できる作りにする事が、その映画の感動をそぐ事になるとは思わない。
その丁寧に細部にわたってこだわった作品は、きっとその魅力を高めてくれるだろうと思う。それが無かった事がこの作品でも残念だった。
すべての野球好きがうなる邦画の野球映画に出会うことは出来ないのだろうか。
posted by sohsyu |09:43 |
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2009年04月23日
公認野球規則での各ベース間は27.431mと規定してある。
これはどの塁間も一緒。
もし、身長は180cmで足のサイズが27mの左バッターが居たら・・・・・・。
つま先を一塁方向へ向けてバッターボックスへ入る。
投球をコツンとバットに当ててフェアグラウンド内に転がせば、ほんの数十センチ動かせば一塁はセーフ。
時間はかかるだろうが、一塁上で盗塁の準備をする。当然つま先は二塁を向いている。
しかし、ここでリードを取ろうものなら、そのつま先はベースについてしまう。この選手、何故か左足は27cm。左足のつま先をベースに付けて、右足のつま先を二塁ベースに向ければ、その先数センチには二塁ベースがある。
ピッチャーが足を上げたと同時にスタート・・・・・・する必要もない。キャッチャーからピッチャーにボールを返すときでも余裕でセーフ。
これを二塁でも三塁でも繰り返せば難なく1点が入る。
ルール上、これは出来るのか?
バットやグローブなどの用具に対して大きさや重さの規定はあるが、スパイクに対しては、ゴルフシューズや陸上競技などのシューズに似た先の尖ったスパイクをつけたシューズを使用できない事と、かかとやつま先には、普通使われていない部品以外をつけてはいけないと言う規定があるだけ。
【公認野球規則 1・11 ユニフォーム(g)の項】
ならば問題はなさそう。
そして、バッターボックスから足が出ている事。
【公認野球規則 打者 6・03 の項】
打者は正規の打撃姿勢をとるためには、バッターボックス内にその両足を置く事が必要だそうだ。
この場合、当然バッターボックスから足ははみ出ている。しかし、入りきれないのだ。足の大きさを理由に反則行為とは審判だって言うまい。
【公認野球規則 6・06 打者の反則行為 (a)の項】
バッターボックスから出た打撃。スクイズプレーやバントの時に良く見られる、バッターボックスから足が出て居たかと言うシーン。白線の外に足の一部が出ていても、その線に足が残っていれば反則打撃とはならない。バッターボックスの白線の外に、完全に片足でも出ていればアウトになる。
だからこの選手の場合、ルール上は問題がない事になる。
可能性として、足のサイズが27mの人間など想像できないが、27mのサイズのルールに則ったスパイクを履けば・・・・・・。
どこが野球を科学する・・・・・・だ(+_+)。
ただの屁理屈ではないか(ーー;)。
正々堂々と戦う精神を踏みにじるな!!!
こんな輩が出てくる前に、野球規則の改正を希望します。
参考HP・・・・公認野球規則2007年度版
posted by sohsyu |09:17 |
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2009年04月15日
昨日のLionsとHAWKSの試合
HAWKSの先発はロー。
4回に2点を失った後の5回。
先頭打者のフライを捕手の失策でランナーに出すと、今度はローのけん制悪送球で3塁まで進めてしまう。次のバッターに四球で無死1.3塁。一塁走者が盗塁を企てて、二塁へ送球した捕手のボールがそれて1点。ランナーは三進。そして次のバッターに犠牲フライを打たれてまた1点。
合計、この回2失点。
ヒットは打たれては居ないのだが、この回のローの自責点は何点でしょう。
これが問題です。
・
・
・
・
・
・
・
・
答えは0。
自分のミスで進めたランナーの失点をどう考えるか。この場合、そのランナーは捕手のエラーだし、その次に生還させてしまったランナーは、これまた捕手の悪送球で三進したのだから、投手の責任にはならないのは分かる。
もし、エラーで出したランナーを投手のけん制悪送球で、一気に生還させた場合はどうなるのだろう。
私の記憶では、プレートを外して投げた牽制球と、外さずに投げた牽制球は意味が違ったと思う。前者は野手扱いで、後者は投手扱いだったような・・・・・。
それを踏まえて次の質問。
例えば二死3塁。ピッチャーはハイ。
このランナーには3塁打を打たれている。
そして次のバッターはピッチャー前のゴロ。
それをファンブルしてしまい、3塁ランナーは生還。1塁にランナーを生かしてしまう。
この場合、当然投手ハイの自責点になるようだが、野手としてのハイのエラーと言う扱いで自責点は付かなかったように思うのだが・・・・・・。
ルールの解説書で1度読んだ記憶がある。
だとすると、こんなケースが考えられる。
ペナントレースで防御率を争うベテラン投手Aが居て、このイニングを無失点に抑えればタイトルが手に入ると言う時、三塁打を打たれてしまう。次のバッターにヒットでも打たれて失点するような事になれば、苦節十年、待ちに待ったタイトルホルダーの称号が吹っ飛んでいく。
ならば、プレートを外して野手になって3塁へ悪送球してホームインさせれば、自分の自責点にはならない。野手Aのエラーと言うことで・・・・・。
しかし、長い歴史のプロ野球で、首位打者、ホームラン王争いなどではいろんな出来事が起こった。良し悪しは別にして、それは公式記録とのにらめっこだった。
最優秀防御率争いでも何度かあったが、その場合はあと何イニングを抑えれば・・・・的な計算だった。
だが、こんなタイトル争いでのエピソードは私は聞いた事がない。そんなケースがたまたまなかったからなのか、それとも私の記憶が違っているからか。
どなたか教えてください。<m(__)m>
posted by sohsyu |09:02 |
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2009年04月09日
第一回に続いて第二回も日本が優勝した事実。
これは紛れも無い事実。
そして、今までこの手の大会が無かったことを考えれば、「世界一」の称号は日本にしか当てはまるまい。また、それに見合うだけの試合を見せてくれた。韓国との決勝戦では、アメリカメディアも絶賛する試合だったし、改めて野球の面白さを堪能させてくれた。
また、日本の選手たちの能力の高さを実証できたし、韓国を含めたアジアの野球のレベルの高さを証明できた。
そう言うと、どこが強いだの、その強さを測る物差しなど必要ない気がしてくる。
結果だけを見て、それが強いチームだと言う事かも知れない。
では、どこでその物差しが必要になってくるのか。それは、優勝チームを予想する時だけになる。その予想をするために用意する物差しは、シーズンで残した過去の数字しかない。
その数字を元に、勝敗を予想する事が難しい。
難しいからしないのか。
いや、それが面白い。
このWBCのシステムがリーグ戦的な意味を持つ、例えば、「ひと月ほどの期間で、2リーグに分けて8チームづつが3試合程度の総当り戦を行い、それぞれの1位チームが7試合制の決定戦を戦うとする大会」になるならば、もっとこの物差しの正確さが増すのだろうが、その物差しになる数字も、所属するそれぞれのリーグで残した数字だけに、戦いのステージが変われば鵜呑みには出来ない。
大会が終わってみて、結果からその強さを考える事は出来るが、始まる前に強さを測るものさしなど・・・・・
・・・・・存在しない。
ただ、日本の連続優勝で見えてきたものがある。
トーナメントと言う戦いを、遥か昔から経験してきた日本ならでは遺伝子。負ければ終わりと言う戦いを経験してきた元高校球児たち。そんな彼らがその経験を生かす。
それが生きている限り、次回の大会も期待が出来そうだ。
posted by sohsyu |10:28 |
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2009年04月07日
この野球と言うスポーツ。
サッカーと比べるとその勝敗を予想する事は難しい。
たとえそのチームが持つポテンシャルが高くても、一試合に限ってみれば、それが必ずしも発揮されるとは限らない。日本が韓国にコールド勝ちした試合や、アメリカがコールド負けした試合などがそうだ。
そして、夏の甲子園大会でも、前評判の高い優勝候補が必ずしも頂点に登るとは限らない。甲子園どころか、県予選で敗退する事もしばしば起こる。10回やって1回しか勝てないでも、その1.回がトーナメントで出れば敗退してしまう。
だが、負けたチームは弱いのか。
勝ったチームは強いのか。
そうひと口に言えない所に野球の不思議と愉快がある。
天候やグランド、采配や選手の能力。数字に表れない精神的な強さやその日の調子などの勝敗に関わる要素。それらは小さいかもしれないが、時として勝敗を支配する事もある。だが、絶対的な投手力がそれらを凌駕してしまう事もあるし、圧倒的ではない打撃力でも、勝ち進む事ができる。勝ち進む事によって経験や自信と言う要素も加わってくる。
例えば、シーズン100試合で500の得点をあげたチームと100点しかあげられなかったチーム。そのチーム同士がトーナメントでぶつかった場合、5-1で試合が終わるなどと機械的に予想する事はだれもしない。
だから難しい。
だから面白い。
つづく・・・・。
posted by sohsyu |08:32 |
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2009年04月06日
このWBCと言う大会。
変則トーナメントのダブル・エリミネーション。
次回は多少の改善がなされるようだが、日韓が5度の対戦をしなければならなかったことは一考するべきだとは思う。しかしこの問題は、各国の組み分け、要は各POOLの組み合わせを見直せば良いだけの事で(キューバの亡命問題がどこまで・・・・・)、この時期のこの期間でこの規模の野球の大会を行うとすれば、このシステムは最適ではなかろうか。ほぼ一発勝負的な要素が多いと言う事は、その分緊張感も生まれる。それは観る人とってはリーグ戦と違った魅力ではある。
仮に・・・・・まさに空想に近いが、野球の試合が1イニングだったら。そして無得点の場合、ヒットの数や出塁したランナーの数で勝敗が決まるとしたなら・・・・。
先の選抜甲子園で優勝した今村投手を擁する清峰も、それなりの勝負は出来るのではないだろうか。
例えば、侍ジャパンと対戦したとする。
見下していた高校生チームのエースの球威に驚き戸惑い三者凡退。一方、岩隈の初球に、ダメモトで目を瞑って振ったバットにボールが当たって内野ゴロ。しかし、それをお手玉した野手がエラーして出塁させてしまう。
このシステムで試合をしてみたならば、10回に1回くらいはこんな事も起こり得るのではないだろうか。
こうなりゃ、プロでの実績もメジャーでの年俸もまったくその物差しにはならない。
話が飛躍しすぎたが、野球と言うものは、要はそのイニングの積み重ねであって、長ければ長いほど先に述べたアメリカやドミニカなどには有利になると思うし、こんなシステムだからこそ韓国や日本が決勝で戦う事が起きたと思う。
つづく・・・・・。
posted by sohsyu |09:03 |
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2009年04月02日
年間160試合以上を消化するステージで、チャンピオンを決めるプレーオフに勝ち上がってくるのは、日本、キューバ、ドミニカ、そしてアメリカではないか。
その後のプレーオフやシリーズは、短期決戦なのでここでは予想しない。たった数試合で一シーズンの勝者を決める事はここでは憚りたい(だがNPBのCSシリーズやMLBのプレーオフ制度は興行としては賛成なのだが)。
となると、この160試合を戦うリーグ戦という物差しで計れば、「強い」野球の国は当然メジャーリーガが多く存在するアメリカではなかろうか。
おそらく図抜けた成績を残すだろうし、それと同等の戦力を有するチームをあと数チーム組織できるほどの選手層。流石に強大だ。
しかし、WBCのシステムはそうではない。
ほぼ一発勝負的なこの大会のシステムは、勝利に必要な要素が複雑で、それが日々変化する野球と言うスポーツでは予想する事は難しい。しかし、この大会に選抜された選手たちの選考の基本は、それぞれのシーズンでの数字がその判断とされる。
ここでその強さを計るズレが生じてしまうのだと思う。
つづく・・・・。
posted by sohsyu |08:25 |
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2009年03月30日
例えば、今回出場した16のナショナルチームが、160試合のリーグ戦を戦うとする。二つのリーグと二つの地区に分けて。ひとまず、今回のWBCの組み合わせを当てはめてみる。
選手本人の意思に関係なく選抜されて、故障もなく一年間リーグ戦を戦ったとする。そうした時に、プレーオフや優勝決定戦に勝ちあがってくるチームは、日本や韓国ではなかったかもしれない。そう考えると、ドミニカだって素晴らしい勝率を残すだろうし、アメリカだってメネズエラだって絶大なパワーを発揮するだろう。
このWBCの大会前に予想された優勝候補。
それがまさに、これではなかっただろうか。
また、アメリカなどは、今回のチームと同じくらいの戦力を擁するチームがあと三つは出来るのではないか。
また、それぞれの国が3チームづつチームを編成して大会に臨むとすれば・・・・・。
こう考えると、その国の野球の強さを計る、また違った物差しが見えてくる。
つづく・・・・。
posted by sohsyu |08:24 |
野球雑学 |
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2009年03月28日
WBCが始まる前。
優勝候補に挙がったのは、ドミニカだったりキューバだったり、そして前回の屈辱を期すアメリカだったり。もちろんベネズエラやプエルトリコの名前も挙がっていた。
優勝候補に挙がると言うことは、当然強そうだと言う事で、その強さの物差しになったのが、野球の最高峰のリーグであるMLBに所属する選手の数がどれだけ居るかと言う事ではなかったか。
前回の優勝チームであるために日本の名前は出てきたが、とても優勝候補ということではなかったし、たった一人のメジャーリーガーしか居なかった韓国は、その下馬評にも挙がってこなかった。
その両チームが決勝で戦った今回のWBC。そして、優勝候補の一角だったドミニカは、顔ぶれでは明らかに見劣りするオランダに勝てず、一次リーグで敗退してしまった。
桁違いの高給を得るメジャーリーガー。高額の年俸を稼ぐと言う事は、当然それに見合う成績を残していると言う事だろう。また、それだけの期待をされても、それに応えるだけの結果を出してくれそうだとは容易に予想出来る。
高給を食むメジャーリーガーが、それを稼ぐステージ。
年間160を超える長丁場で残した数字。
しかし、WBCが終わった今。このメジャーリーガー顔ぶれだけが、このWBCのステージに限れば強さの物差しではなかったと言うことが明らかになった。
つづく・・・・。
posted by sohsyu |08:51 |
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2009年03月26日
韓国メディアのWBCの報道は、相変わらず憎まれ口を叩かなければいけないらしい。正々堂々としていなかったと言う。中島の併殺崩しのスライディングや、盗塁を企画した選手のヘルメットが割れるほどのプレーを言っているらしい。
こんなシーン韓国では放送禁止なのか。
何と的外れな・・・・。
こんなのまさに負け犬の遠吠えでしかないのに・・・・。
一方、侍JAPANでは優勝の裏で何かしこりが残ったようだ。Tigers藤川は起用法に拗ねているらしい。
自分の身の丈を理解できていない悲しさ。哀れである。
そして、IBAF(国際野球連盟)のランキングでは、韓国が3位から2位に上がり、日本は4位から3位に順位を上げた。1位のキューバは変わらず、アメリカが4位に順位を下げた。
国際大会である五輪やワールドカップ、このWBCやインターコンチネンタルカップなどの成績がその対象らしい。そして、大学野球などのアマチュア野球大会などもその対象になっていて、単にナショナルチームの強さではないらしい。
果たしてこのランキング。どこまで信憑性があるのだろう。
野球の強さとは?
強いチームとは?
田んぼの野球評論家が、草むしりをしながら考察する。
posted by sohsyu |09:32 |
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