2009年03月11日

桑田真澄さんのブログ。その1

 
 桑田真澄さんのブログを読んだ。

 正直に言うと、私はこの桑田さんに対して良い印象はない。

 プロ入り時のあのゴタゴタ。本人は決して早稲田を隠れ蓑に使ったわけではないと言うが、私にはそう見えている。未だに。そして、いつだったか、故障から復帰してきた時のマウンドでのパフォーマンス。プレートに手を置いて何かを呟くシーン。見ているこっちが恥ずかしかった。

 そして、このブログの書き出しはいつも「友へ」からだ。

 なんか臭ってくる・・・・・。


 本当の桑田さんは、付き合ってみると私の印象と違うだろう。おそらく「良い奴だ」と思わせてくれるだろうが、私は外からしか彼の人間性を知る術がない。

 
 そのブログの記事がこれなのだが、少し引用してみる。


友へ

おはよう!
元気ですか?
僕は、読書、読書、勉強、勉強の毎日で、少し目が疲れ気味です!
体を使う野球の練習も疲れるけど、脳を使う勉強も疲れるよね。 



-中略-


特に投手の、70球という球数制限。
WBCを観ていた、日本の野球指導者に、
勝った負けたよりも、ぜひ、「気が付いて」もらいたいね。

体力、精神力、技術を兼ね備えたプロの投手に、
70球以上投げてはいけないと言っているんですよ。
それなのに、体もできていない成長期の小学生、中学生、高校生、大学生に、
この現状は、とても恐ろしいことだよね。
 

 この70球と言う投球制限は、選手の故障に対する、特にメジャーリーガーに対する保険会社の条件だったはずなのだが。これを引用して、まだ成長期の彼らにそれ以上の球数を放らせる危険性を説くのだが、一つの試合での投球数だけを言っても無意味なのではないだろうか。

 
勝利至上主義以外、何物でもないよね。
学生時代は、育成が大切なのに、どんなことをしてでも勝つことしか考えていないん
だよね。
子供の将来なんて、何も考えていないんだよ。
そんな指導者に、子供を預けている親は、恐ろしいことをしているよね。
安心して子供を預けられる指導者は、どこかにいないのかね?
いるのなら、教えてほしいですよ。
 
日本中、何百というチームを見てきたけど、
子供達を怒鳴り散らしている指導者ばかり。
怒鳴らないと理解してもらえないほど、私には指導力がないんですと、
周りに言っているようなもんだよね。
そんなことも、わからないのかね?
恥ずかしいというか、あまりにもひどすぎるよね。

 
 自分が見てきた一部のチームの指導者がそうだったから、すべてそうだとは限らないと思います。どこにでも居ますよ、安心して子供を預けられる指導者なんて。比率は高くないかもしれませんが。

 私も経験からそんな指導者とよく出会った事があります。しかし、その指導者の練習やそれ以外での子供との関わり方を知りませんし、その子供がその指導者に対してどんな感情を持っているのかも聞いた事がありませんので、その試合での態度だけでその指導者を批判など出来ません。

 ただ、試合中の罵声や子供たちを口汚く罵る指導者には閉口した事は良くあります。確かにそんな指導者のその比率は高いかも知れません。

 そんな指導者は、子供たちに「出来ない」責任を押し付けている無責任さと、自分の指導力のなさを棚に上げる感じを受けるのも事実です。

「俺は何度も言ったのにこの子供達は出来ない・・・・・。俺は何度も言っているんだ。出来ない子供たちがいけないんだ」

と言う言葉が隠れているような気がします。それは、試合を見に来ている保護者などに対する言い訳にも聞こえます。上を向いてゲロを吐く行為そのものではないでしょうか。

 悲しいかな、それを自覚していない指導者が多いですが・・・・。



-中略-


何度も言いますけど、
ボランティア精神で、子供達を指導する熱意は、本当に素晴らしいですよ。
でも、熱意だけでは指導してほしくないし、
安全対策や怪我予防などにも、最善の注意を払わなければいけないんですよ。 
 

 確かに。

 熱意だけでは指導できないし、その熱意を盾に何も言えない状況を作って居る指導者も多いです。「ボランティアでやって居るんだ」と言われれば、預けている保護者としてみれば何も言えなくなります。少年野球に限らず、高校でも大学でも権限が集中した裸の王様的な指導者が居るのも事実です。


-中略-

それに、人間は、溜め込むことはできないんですよ。
投げ込み、打ち込み、走り込み。
すべて迷信です。
「気が付いてください」
昔を思い出してください。
投げ込みして、何が溜まりましたか?
走り込みして、何が溜まりましたか?
打ち込みをして、どうでしたか?
溜まったのは、疲労だけではないですか?


 そんなに身体に負担をかけなくても、
少しずつ、コツコツと積み重ねていけばいいじゃないですか。
食事だって、3食毎日食べるから健康でいられるんでしょ?
一度に1カ月分食べると体壊れますよね。


 打ち込みや走り込み、投げ込みで疲労だけしか溜まらないのなら、効率的で疲労が溜まらないトレーニング方法をがあれば教えて欲しいくらいです。まして、一度に一ヶ月分の食事をとる事に例えても説得力はありません。


-中略-


少年時代、練習に行って殴られなかった日は無いくらい、怒られ殴られた。朝から晩まで練習するのが当たり前の時代、
真夏でも水を飲めなかった時代だ。耐え切れず、トイレの水や雨上がりにできた水溜りの水を飲んだ経験もある。甲子園でプレーさせて頂き、ジャイアンツで、そしてメジャーでも投げさせて頂き、 野球というものを、ある程度は、熟知していると思う。そんな経験をしてきた僕が、今の日本の野球指導者にお願いしたいことです。
厳しい言い方かもしれないけど、
「気が付いてください」「気付いてください」よ。

 
 どうして殴られたのかは分かりませんし、殴ることは論外でしょう。しかし、子供たちと信頼関係があって、その叱られる理由を理解してくれれば多少の体罰は一つの指導法だとも思います。 

 そして、こんな経験や厳しい練習があってこそ、今の桑田さんがいるのではないかと私など思ってしまう。もし、桑田さんの言う指導者と彼が出会っていたなら、もっと素晴らしい成績を残して、まだマウンドに立っていたと仰るのでしょうか。

 
 つづく

posted by sohsyu |10:58 | アマ野球 | コメント(7) | トラックバック(1)
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指導者に「気づいて」欲しいこと。/桑田真澄さんblogより 【Pocketworks : Idea Portal】

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2009-03-16 06:26 | 続きを読む
この記事に対するコメント一覧
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桑田真澄さんのブログ。その1

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読解力が無くて申し訳ないのですが、これは桑田さんの内容を否定しているのですか?それとも肯定はするけども桑田だから受け入れられないと言うお話?

桑田さんのブログ見ました。
凄い共感できます。ただ、どのステージでの話をされてるのかは理解しづらい部分があるのですが。小学生、中学生、高校生、大学生。それぞれに指導方法は異なりますからね。

小学生、中学生には体をケアしながら基本的なところを指導する事が最も重要だと思います。このステージの指導者が一番エゴを持って指導してるんじゃないかなと思います。

高校生になれば、少し事情が変わりますよね。高校野球は教育の一環だとか言いながら結局は宣伝媒体になっているのも事実ですから。そのためにどうすれば勝てるかを常に考えながら指導する必要性が出てきますから指導者にとっても難しいところだと思います。

桑田さんのおっしゃるように残念な指導者は多いですよね。野球を理解せずにろくに勉強もせずに指導する人も多いと思います。

あと生活指導に対しての鉄拳制裁は有りかと思いますが、野球の技術指導に対しての鉄拳制裁はどうかなと思いますけど。。。
管理人さんの言う、叱られる理由って?
エラーをしたから?四球を与えたから?三振したから?
それって、計算式を間違えて殴られるのと同じレベルですよ。子供たちのための指導とはとても思えません。

罰として、グランド10週や腕立て100回ならわかりますけど。体罰と言う恐怖政治で野球の指導が出来るとはとても思えないですね。

posted by ひろのじ | 2009-03-11 12:35

桑田真澄さんのブログ。その1

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引用して記事を書くなら、せめて同量以上の自分の言葉を書きましょうよ。

posted by きりん | 2009-03-11 13:20

桑田真澄さんのブログ。その1

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非常に冷静に読み、的確に批判しており感心致しました。
正直、私も「なんか違うなあ」とは思いましたが、ここまではできません。

桑田氏が本当に学問を志し、勉強する気持ちがあるのなら、
むしろこのような批判から学び取ってほしいですね。

ただ関係者含め桑田氏のまわりは絶賛、感嘆するばかりでしょうから、
ほとんど期待はできませんが・・・。

posted by 青猫 | 2009-03-12 10:29

桑田真澄さんのブログ。その1

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連投ですみません^^;

> 打ち込みや走り込み、投げ込みで疲労だけしか溜まらないのなら、効率的で疲労が溜まらないトレーニング方法をがあれば教えて欲しいくらいです。まして、一度に一ヶ月分の食事をとる事に例えても説得力はありません。


このくだりは桑田氏の詭弁をシニカルに指摘してあり見事です。
ちょっと学問をかじり出した人間が真っ先に陥る罠が「詭弁」だと思います。
しかもそれを詭弁と理解できず「筋の通った理論」と錯覚している場面を多々みかけます。
桑田氏の発言の多くはそれですね。

posted by 青猫 | 2009-03-12 10:34

桑田真澄さんのブログ。その1

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まず、ここでレスつけている方と、桑田さんの立場の違いは考えないといけないですよね。 高校で、プロで、一線級を20年近くはり続け、メジャーでも投げている。そしてアメリカの球団からコーチの就任要請すらあった人物。 そこに払うべき敬意が欠けてしまうと、話はおかしくなってしまうjかな、と。絶対に他人にできない経験をしている人の言葉って、含蓄あります。本当に水も飲むことを許されない中で高校野球に励んでいた人物の言葉、アメリカで日本より20年進んだベースボールを目の当たりにしたショックから出てくる言葉、これに素直に耳を傾ける姿勢って、重要かな、と思います。 すべてが伝聞でなく、自分の体験に基づいてかかれている言葉。自分の身分を明かし、その責任のもとに書かれている言葉、含蓄があります。 現状の体制に対すす余計な批判などをかけば、敵を作ります。もしかすると自身の将来の監督・コーチへの道に、なんらかの差し障りがあるかもしれないことを承知でのある意味覚悟を決めた文章の公表。 この文章の重み、ただの批評家精神でなく、正面から受け止めたいです。

posted by なかむら | 2009-03-12 13:39

桑田真澄さんのブログ。その1

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(以下、貴殿のブログより引用)
またスポナビ事務局から「非表示にします」とのメールが来る前に、1度自分の判断で非表示にしたのだが、それが来てからでも良いかと思いまた表示に。
コメントに寄せられた著作権や転載許可などの意見は事務局に投げかけておりますが、出版された本の巻末にある、引用した書籍のリスト。それはその本の著者からは転載許可など基本的に貰っていませんし、今回はブログ。
例えば、この桑田さんのブログの記事を、さも自分が書いたように出版するなら著作権を侵害する事になるでしょうが・・・・。
(引用ここまで)

著作権について、全く理解しておられないようですね。

貴殿は、「出版された本」の例を挙げ、自らの行為が問題ないとしておられるようですが、それら出版物において引用が認められているのは、許可を得ない引用(著作権法32条等)の要件を満たしているからです。
(さらに言えば、要件を満たしていることの判断も、一個人の判断ではなく、関係法令や出版業界の慣行に照らし、場合によっては専門家の助言を仰ぐ等してなされているものです。)

そもそも他者の著作物を無許可で引用するに当たっては、「公正な慣行に合致し、研究・批評等、その目的において正当な範囲内」でなければならないという要件があります。
確かに、貴殿の文章は、桑田真澄氏の意見に対する「批評」と見ることもできなくはありません。
しかし、貴殿の桑田真澄氏に関する一連のブログの冒頭には、
「正直に言うと、私はこの桑田さんに対して良い印象はない。」
から始まり、
「なんか臭ってくる・・・・・。」
までで一まとまりとなる文章があります。
これは、特に最後の一文を見る限り、明らかに一種の人格非難といえましょう。
このような文章が冒頭にあることに鑑みれば、貴殿の一連のブログが、純粋に桑田真澄氏の「意見」を「批評」するためのものではなく、実質的には桑田真澄氏「自身」を「攻撃」するものと判断される可能性も十分にあるのではないでしょうか。つまり、そもそも貴殿の引用自体、「公正な慣行に合致」したものではなく、「その目的において正当な範囲内」のものであると言い得るのか、多分に疑義があるものと考えます。

また、引用が「正当な目的の範囲内」であるとしても、引用は、「引用の必然性」がある場合おいて、そのために必要な限りでなされなければならないとされています(他にも要件はありますが、省略します)。すなわち、引用はあくまで最低限にとどめることが求められ、質・量の両面において、引用者自身の文章等と引用部分とが主従の関係になければならないとされています。貴殿が挙げた「出版された本」における引用の代表例として学術論文における引用がありますが、あれはいわゆる典拠を示すためのものとして必然性があり、最低限であるからこそ認められているものです。
殊に、ある著作物の大部分を引用するようなものは、引用の必然性を満たしているか否かについて厳しく判断されます。大部分をそのまま引用しているということは、引用の必然性の有無を考慮した引用部分の取捨選択を経ていないと見ることができますから、厳しく判断されるのは当然です。
貴殿は桑田真澄氏のある1日のブログをほぼ全文引用されていますからこのケースに当たりますが、果たして「批評」目的であるとしても、そのためにこれだけの引用が「必然性」を備えているといえるのか、疑問です。
また、「批評」というよりもむしろ、貴殿自身の「意見表明」のためにブログを書かれたのであれば、必ずしも他者のブログを大量に引用しなくとも(ましてや特定の人物の意見や当該人物自身を名指しで批判せずとも)意見表明は可能ですから、やはり引用の必然性を書くことになるのではないかと思います。

そして、
「今回はブログ。
例えば、この桑田さんのブログの記事を、さも自分が書いたように出版す>るなら著作権を侵害する事になるでしょうが・・・・。」
とありますが、引用元がブログであれ、出版物であれ、また、引用先がブログであれ、出版物であれ、悪質性の度合いについて判断を左右する要素にはなり得る余地はあっても、そもそも著作権侵害に該当するか否かというレベルでの判断に差異を生ぜしめるものではありません。
また、「自分が書いたように」装っているか否かもまったく関係ありません。無許可引用が、著作権法上、適法と認められる要件を満たしているか否かが問題なのですから、いくら「自分が書いたものではない」と明言していても、それが引用の要件を満たしていなければ違法です。


小難しいことを長々と書いてしまったことはお詫びしますが、やはりあまりに著作権やその周辺のモラルについて軽視されているとしか思えません。
また、なぜコメント欄に貴殿の意見を叩くようなコメントが少なからず見られるかも考えてみられてはいかがでしょうか。貴殿の言うように、好きな選手(=桑田真澄氏)をけなされたから、という理由にはとどまらないのではないでしょうか。
貴殿の文章が、特定の人物自身に対する攻撃、人格非難でなく、ある意見に対する純粋な批評と捉えられたのであれば、それほど多く「叩く」コメントは来なかったであろうと思いますが、いかがでしょう?

posted by juan | 2009-03-12 14:25

桑田真澄さんのブログ。その1

コメント投稿者ID :

ただひとり戦争を生き残った兵士が言う
「イイヤツはみんな死んでしまった」
桑田氏の言いたいことってそういうことなんではないでしょうか

posted by naijel | 2009-03-13 12:24

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