2008年10月25日
◆●もうすぐドラフト会議△◎
装いも新たになった今年のドラフト。 ここ数年、自由獲得枠などと言う制度のお陰で、選手の経歴に、ドラフト3巡目だの4巡目だのと言う不可解な数字が並ばなくなる事はちょっと嬉しい。ドラフトの歴史を振り返ると、もともと複雑怪奇な制度の変更があった。 しかし、単純明快な制度に変わる今年の新人選手選択会議。 無責任ではあるが、他人事とは言えドラマを期待してしまう。 そのドラマの主役になるはずだった、新日本石油の田澤投手。各球団に指名拒否願いを出して、あくまでもアメリカ行きにこだわっている様子だ。 それはそれで個人の選択。傍がとやかく言うことではないし、大きな花を咲かせてくれることを祈念している。 そして彼の行動が元で、NPBとアマ側が意見交換をして、ドラフトを拒否して海外のプロ球団と契約した選手は、その球団を退団して日本の球団に復帰する場合、高校生の場合3年、大学・社会人の場合2年はドラフト指名を凍結する事で合意したそうだ。 この合意は、プロ側だけのものではなく、アマ3団体(日本野球連盟、全日本大学野球連盟、日本高等学校野球連盟)との合意と言うところに意味がある。 想像してみる。 ある有力な選手が、いや、ここでは田澤選手に例えてみる。 志高く、メジャーを目指してアメリカの球団と契約したのだが、どう頑張ってもメジャーの壁は厚く、3年で契約を切られたとする。 故障もなく、自分でも能力はあの年より上がっているとは思っても、その能力を生かすステージがない。 日本球界に復帰したい。 そう思っても、この規則が生まれたからには2年間をどう過ごすかが問題になる。独立リーグでやるか、それとも韓国・台湾か。何れにしても、この制度の2年間は埋まらない。 このルートを辿った選手にとって、NPBでの選手生活の道はほとんど閉ざされた事になる。 それほど重大な決断を、18歳や20歳過ぎで決断しなければならないなんて・・・・・・。 田澤投手は、自分の行動でこんな事になってしまった事を申し訳なく思っていると発言した。あなたが責任を感じる事は無い。この点をほったらかしにしておいたNPBが感じなければならないことだ。 後手後手に回っておいて、その当事者に恫喝の如く突きつけたこの合意。感じ悪い。 十数年前から、メジャーのスカウトが日本で活動していたことなど分かりきったことだった。いずれはこんな事態も容易に想像できたはずだ。彼だって、数年前にこの合意があったなら、また別の道を歩んだかもしれない。 いきなりアメリカではない道を。 この凍結期間を設けた合意に対して、目に付くのは「反対」意見が多かったように思う。そんな規則で縛ると、「有望な球児の芽を摘むのではないか」だとか、「そんな小さい事は言わずに、戻りたいし欲しい球団があるのなら自由に戻れるようにしろ(これは豊田泰光さんのご意見)」など。 しかし、私はこの合意がなければ、このNPBの存在するら無くなると思っている。まさに死活問題なのだ。たとえどんな反対意見が出ようとここは死守しなければならないラインだ。 確かに「外国行くなら、もう日本へは帰って来れないぞ。それくらいの覚悟があるのか」的で不快に感じる。しかし、それはNPBだけの問題に止まらず、大学野球や社会人・高校野球にも間違いなくその影響は及ぶはずだ。 アマチュアの有力選手をハイエナの様に掻っ攫って行かれるのは明白だ。いよいよ牙をむいたと考えなければならない。そうなると、そこには代理人が介在して、当然お金が飛び交いドロドロしたドラマが繰り広げられるのではないか。 珍しく素早い対処をしたNPB。それほど危機感を感じたということなのだろう。 ならば、もっともっとアメリカや韓国・台湾のプロ球界と会議を持たなければならない事があるはずだ。 メジャーへの選手供給源でしかないNPBにはなって欲しくない。世界に通用する選手を生み出して、その選手たちのプレーを日本で見たい。その選手たちが世界の舞台で活躍する姿をWBCで見たい。
posted by sohsyu |10:01 |
プロ野球 |
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◆●もうすぐドラフト会議△◎
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ドラフトは完全ウェーバー制、FA権取得(国内外移籍を問わず)は3年以内とすべきでしょう。
NPBで基本技術を磨き、MLBで10年プレーできる年齢で移籍できれば、選手本人にとって年金問題など福利厚生面からもいいのでは。
国民年金にしか加入できないNPBに長期間縛り付けるのはかわいそうです。そのかわり、契約金の高騰はなくなる。真の実力でお金を稼ぐ。こうあるべきでは?
posted by 野球 | 2008-10-25 11:53
◆●もうすぐドラフト会議△◎
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親孝行するなら、やっぱ斉藤みたいにプロ目指して着実に稼いだ方がいいと思う。フリーターで自信があるやつがマイナー目指せば誰も文句言わなそう。
posted by ぽにょ | 2008-10-25 11:54
◆●もうすぐドラフト会議△◎
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メジャーは遠い・・・足を運べる範囲に球場があってスター選手が見れることをファンは楽しみにしている。ワールドチャンピオンになった次の年に日本に帰ってきてほしい、スター選手になって。記録はイチローしか追ってないしね、他は帰って来い。
posted by ぽにょ | 2008-10-25 12:05
◆●もうすぐドラフト会議△◎
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MLBにも経済恐慌の影響が広がりを見せつつあり、一部の身売り球団も買い手のつかない事態が発生してます。
金目当てで渡米を希望する選手には歯止めになるでしょうし、スカウトも含めた米球団職員のリストラもあるかもしれません。
松坂や井川のようなバブル的な移籍は昔話になるかもですねえ。
さらに悪化している韓国からの売り込みも激しくなるかも。
posted by 植木等助 | 2008-10-25 13:58
◆●もうすぐドラフト会議△◎
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>その球団を退団して日本の球団に復帰する場合、高校生の場合3年、大学・社会人の場合2年はドラフト指名を凍結する事で合意したそうだ。
高卒3年、大卒2年というのは、ノンプロに進んだ選手のドラフト凍結と同じ年数なので、ドラフトのバイパスを防ぐための凍結期間で、期間はメジャーの球団を退団してからではなく、メジャーに入団してからの期間ではないかと思うのですが。
そうしないと、某球団あたりは、有力選手が同じ年度に重なった時に、1年メジャーに行かせて次の年にドラフトで取るとか平気でやりそうだし。
posted by 異なる観点から | 2008-10-25 15:23
◆●もうすぐドラフト会議△◎
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>どう頑張ってもメジャーの壁は厚く、3年で契約を切られたとする
無い無いw。
もしそんな事態になったとしたら、相当実力が疑問視されたか自らアメリカ野球から身を引いたのどちらかです。
それなりに実力がある選手ならメジャーの球団は数年かけてでも様子を見ます。
事実、マイナーリーグには20代後半~30代の選手もゴロゴロいます。
さらに、メジャーは球団拡張により相対的に投手陣の質は下がっており、さらに球団数増加によって門戸はかつてより大きく開かれています。
どこかをクビになっても別のどこかでチャンスが得られるケースがほとんどで、そこから這い上がった選手もたくさんいます。
つまり、意識とそれなりの実力、そして過酷なマイナーの移動・日程に耐えられる覚悟さえあればチャンスはいくらでもあるのです。
そういう現状において簡単にお払い箱になり、その後もどこからも契約を結べない程度の選手であれば、日本に戻ってきてもまず活躍できないでしょう。
posted by あれあれ? | 2008-10-25 23:34
◆●もうすぐドラフト会議△◎
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大きな事実誤認があるので指摘させてもらいます。
>そして彼の行動が元で、NPBとアマ側が意見交換をして、ドラフトを拒否して海外のプロ球団と契約した選手は、
>その球団を退団して日本の球団に復帰する場合、高校生の場合3年、大学・社会人の場合2年はドラフト指名を凍結する事で合意したそうだ。
>この合意は、プロ側だけのものではなく、アマ3団体(日本野球連盟、全日本大学野球連盟、日本高等学校野球連盟)との合意と言うところに意味がある。
違います。
NPBが採った流出阻止策はあくまでNPB側のルールであり、
アマ3団体はそれに対して「プロ側のルールであり、意見をする立場にない」としています。当然です。
合意したのは、「海外への流出阻止と日本球界を盛り上げる」という大筋においてのことであり、
NPBが今回採ったルールにおいて、アマ側が積極的に関わっているということはありません。
ただ、田澤投手への「後出し適用」は止めて欲しいということは要望していますが。
どういった意見をするかは自由だと思いますが、誤った認識を元にした意見では説得力がないと思います。
posted by 通りすがり | 2008-10-30 11:59
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