2008年06月21日

西武ライオンズ30年

 
 HAWKSは九州に来て20年だそうだ。


 LIONSは、所沢に行って30年になったそうだ。


 それぞれを記念して、ベースボール・マガジン社から出版されている記念誌を買った。


 随分前だが、あるテレビで東尾修さんが、広岡監督の退任を聞いて、選手たちと万歳をしたと言っていた。ようやく管理野球から開放されると言う思いが強かったのだろう。

 
 私は、これを聞いて残念だった。

 
 あれだけ低迷していたチームに、優勝と言う味を味合わせてくれたのは、他でもないこの指揮官だったのに。


 マスコミが名付けた「管理野球」。

 
 食事から私生活まで管理されて、そりゃ息苦しかっただろう。でも、本来プロとして自己管理をしなければいけないのに、それが出来ていなかった証左なのだ。


 そのLIONSの記念誌の中に、田淵幸一さんと彼の対談がある。


 お酒も禁止で、やかんでビールを飲んでいたとの思い出が語られている。コップではばれるので湯呑みで飲んでいたと。

 まあ、ヤンチャ坊主の仕業だと指揮官も多めに見ていたのだろう、きっと。


 しかし、その対談の中に興味のある会話があった。


「俺もオッサンもこうしていろいろ言っているけどね、広岡さんを監督にしたのはチームとして大正解。いい勉強をさせてもらったよ」


と語る東尾さん。


 自分も監督と言うポジションを経験してこそ出た言葉だろう。


 わがままし放題の田舎チームのスターが、都会的でスマートな指揮官と合うはずは無い。しかし、それは長い目で見ても彼の野球人生において、間違いなく大きな出会いだったはずだ。

 
 この指揮官との出合いがなかったら、彼の今はなかったと思う。


 こんな人と人との出合いが、歴史を作っていくのだろう。


 田淵さんは、最初のキャンプの前に練習したところが、品川のホテルの駐車場で練習していたと懐古する。


 親会社や球団のゴタゴタもひとまず落ち着いたようだ。


 これからまた新しい歴史をこのチームには築いて行って欲しい。

posted by 蒼洲 |10:03 | 野球雑学 | コメント(2) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
西武ライオンズ30年

確か西武も発足時は10連敗近くしたはず。
それが4年目に日本一。
全く広岡監督と土台づくりに専念した故根本氏の功績です。
アマ時代好守でなる石毛を「基本から間違っている」と指摘し、
猛練習の結果、稀代の好守のショート・サードに成長させました。
中日だ日ハムだと言っても、あの時代の西武の好守には及びません。

もうこういうチームは出現しないのでしょうか。
あるとすれば日ハムあたりでしょうかね。

posted by オールドタイマー | 2008-06-21 12:32

西武ライオンズ30年

◆オールドタイマー様

 コメントありがとうございます。

 記念誌を読んでいて、私もその当時の記憶が甦りました。10連敗じゃなく12連敗でした。

 フロントと現場が一体となって、強いチームを作りあげたいい手本だと思います。

 今後もこんなチームはきっと出てきますよ。

posted by 蒼洲 | 2008-06-23 12:00

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