2011年09月27日
最近あまり買わなくなった週刊ベースボール。
価格も上がったし、読み物が少なくなった傾向にある。
しかし、今週号は気になる特集が。
WBC問題。
問題と言っても、問題にしているのはNPB側なのだが。
第1回、第2回のあの興奮は記憶に新しいが、3回目を迎えるに当たってNPB側から大会での権利を主張する動きが出て、それを認めないWBCIとの話し合いも平行線のようだ。NPB側は出場を見送ることも覚悟の上での交渉のようだが、9月30日までに期限を切られた。その延長を望んでも認めないと通告してきたWBCI。
強欲とも思われる主催者側の利益配分を知ると、NPBの言っていることには共感できる。結果的にそれが認められずに出場しないということになっても、その姿勢を応援したかった。
しかし、一方では日本が出場しないことは野球ファンとして残念で仕方が無い。あの熱い戦いが忘れられない。だが、連続Vを成し遂げた日本だからこそ言うべきだと思っていた。
だが、考えさせられて見方が大きく変わった。
それは何故か。
この記事の中にある識者の意見。
どこかの国みたいに「言うことを聞いてくれないんだったら出ない」と言うやり方を批判しているやくみつるさん。少しずつ自分たちの理想に近づけていくのが正しいのではと仰る。そして、あの歓喜を思い出せば、システムの不備や利益を吸い上げられるという不満も、それを補って余りあるものがあったのではないかと。
福島良一さんは、WBCとはMLB機構とMLB選手会が主催する国際大会で、日本はそれに招待されたという形だという。お客さんの立場だから、お金のことを言うのはお門違いだとおっしゃる。長年夢見た国際大会が実現して、日本の選手たちが本場のメジャー球場でプレーし、一流のメジャーの選手たちと真剣勝負が出来るチャンスがあるだけでもありがたいと。
そしてデーブ・スペクターさんは、アメリカ国内では日本ほど盛り上がっていないこの大会。だから、アメリカよりも日本の方がこの大会の意味は大きいと仰る。注目度の高い大会ゆえに日本の企業が多くお金を出しているから、その分をきちんと分配せよという日本の気持ちは分かるが、それが認められないならWBC自体をを実施しなければ良いと。
この三人の中で二人はだまって出場しろと仰っている。
デーブさんの意見はおいておくとして、この二人のご意見は納得させられる。
確かに夢にまで見たメジャーリーガーも参加する国際大会。最初からこの制度をわかって参加した日本。それが連続Vで発言力も増したと思ったのだろうか。もしそれがそうだったら、「出ないぞ」と脅していると感じているやくさんの言うことももっともだ。
ホント、野球ファンとしてあの熱い戦いがもう一度見たいと言うのが今の正直な思い。利益分配だって、後出しじゃんけんではなく、それを承知で日本の企業もスポンサーに名乗り出たのであって、それはNPBの問題ではなくて企業側の問題ではないかと思う。その条件でいいと契約したのは企業だと思うから。
しかし、週ベとしてみれば、NPBとの関係からかやたらと批判的な記事が多い。多いと言うか、上の二人以外は全部批判的。NPBと結託してWBC問題キャンペーンを張っているようにしか見えない。
「狙われた日本~WBCIの実態と金にまみれたMLB~」と言うコラムがある。WBCIの実態を暴いて、NPBはそれと戦うべきだと。それはWBCを真の国際大会へ成長させるためだそうだ。
しかし、この意見も福島さんの「招待試合」と言われれば何も言えなくなる。日本の企業が出したスポンサー料が収入の4割近くを占めて居る事実と連続Vとが相まって、そんな態度に出るのか。だったら、その比率が低ければ言わないのだろうか。
選手会の宮本、新井の前・現選手会長の対談もある。
宮本選手は「本来プロ野球を目指す子供たちのために使われるはずのお金が、WBCIに吸い上げられている」という。
また新井選手は「20.30年先の日本野球界の未来を考え、きちんとした交渉をしてWBCを正しい構造に戻したい」と言う。
なんか違和感を感じてしまった。
子供たちのために使われるはずのお金・・・・・正当化したいがために無理やりこじつけた感がある。そして、正しい構造に戻したいって言うが、戻すも何も最初からこの大会はこうだったはずだ。
やくさんは言う。毎年毎年オフになると飽きもせずにメジャーへ選手が流れていく状況の中で発言力を高めたいならその流れをどうにかしろとも仰っている。現役バリバリのメジャーリーガーを引っ張ってくるくらいになるには100年かかかるかもしれないが、本質的にそれだけ時間が必要な問題だと仰る。
「不条理な参加条件のままなら参加しません」と言えばよほど潔いし、スポンサー権、商品化権を取り戻すために戦うと言うが、世界常識で言うと本来持っているものでも、WBCに関しては与えられては居なかったから取り戻すと言う戦いではないはずだ。
過去二回の優勝で、NPBの収支は賞金のおかげで収支はとんとんだそうだ。ならば第三回もそれを目指して欲しい。日の丸を胸に戦う舞台が存在するんだ。
自分たちだけの正義を楯に戦う姿勢を見せるが、一般の野球ファンとしてみればNPBが声高にそれを叫ぶほど距離を感じてしまうのではないか。
出場辞退も辞さない覚悟を後押ししていたが、知れば知るほど考えも変わってしまった。
今後どうなるのか。
納得いかないが日本の野球ファンのことを第一に考えた結果出場します・・・・と言って参加するだろう、きっと。そうでも言わないと落としどころが無い。
ここで初めて「野球ファンのため」にと出てくるのではないか。
こんな時はファンを利用しないで欲しい。
posted by sohsyu |09:21 |
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2011年07月22日
今日からNPBのオールスター戦が始まる。
今年は、復興中の仙台での試合を含めて3試合。
毎年の事だが、私にとって憂鬱なイベントでしかない。真剣味に欠けた試合など見たくもない。
広く機会を与えて、多くの選手が選ばれるように、手を変え品を変えて選手を選出する。今の小学校の運動会を見ているようだ。
初出場した選手は別にしても、この期間を休みたい、出来るならば出たくないと思う選手は多いのだろう。数年前はこの傾向が顕著だった。何かと理由をつけて休みたがる選手が居た事は事実。その防止策として、オールスターを辞退した選手の後半戦10試合出場停止がある。
出たくない選手がプレーする試合など面白くないに決まっている。
そして、それが3試合も。
NPBの貴重な収入源などの側面はあっても、それがこのイベントの価値を貶めてしまうなんて本末転倒ではないか。
ベンチの雰囲気。
まるで弛緩してしまった戦う男たちがニコニコ顔でベンチに座っている。たとえそうであっても、リーグの威信を賭けて戦う姿を見せてくれるのなら分かるが、勝負に対するこだわりは、ペナントレースのそれと比べれば比べるまでもない。
NPBのプロ野球選手のバラエティー番組ではないか。
ならば、ひとつの技術に拘った内容もありなのではないか。
例えば、ホームラン競争。
それもどれだけ遠くに飛ばせるか。
ストラックアウト。
チーム対抗の内野ボール回し。
外野手の強肩とコントロールを競う競技。
単純に50m走でも良い。
そして、それをリーグ対抗戦で。
いやいや、それこそ本末転倒。
3試合を1試合に減らして、出場選手も投票と監督推薦で各チーム20人まで。
当然、リーグの威信を賭けて勝ちに拘るため出場できない選手も出てくる。それが常識になるイベントであって欲しい。
posted by sohsyu |08:24 |
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2011年03月23日
蓮舫担当大臣の高飛車な物言いは嫌いだが、今回は「もっと言え」と応援したくなる。ここまで来ればもうセ・リーグも開幕延期の世論の流れに抗えないだろう。
しかし、コミッショナーの影の薄さと言ったらどうだ。この人の信念なんて感じたことはない。文部省へお伺いを立てた後、その足であの爺さんのところへ行ったのではないだろうな。
こうなりゃ、パ・リーグを下に見ている一部のお偉いさんも、お詫びして訂正したらどうか。それが早ければ早いほどファンも選手も支持すると思うのだが。
そして選手会は、日程が詰まってもダブルヘッダーも覚悟してペナントレースを戦う意思を示している。開幕に関しても一貫してぶれない姿勢は評価できる。
それに比べて・・・・・・。
臨時理事会を開いてなにやっていたのだろう、セ・リーグ。あの爺さんの独壇場独演会を聞く為に集まっただけなのか。
その復活しそうなダブルヘッダーと言えば、思い出がある。
ダブルヘッダーの名勝負と言えば、あの近鉄VSロッテ戦が有名。
しかし、そのもっと昔・・・・。
かつての野球場の入場券売り場には、入場料金表の中に「ダブル」との表示があった。昭和50年代初めには前後期の2シーズン制で、そして雨で順延になることも多かった野外の本拠地、そのシーズン終盤には良くダブルヘッダーが組まれていた。
ダブルの料金が単純に二試合分だったかは記憶がない。おそらく通常の二試合分よりは割安だっただろう。しかし、時期的に消化試合の趣が強かったせいか、観客はもちろんまばら。
確か、昭和50年だったと思う。
その当時無敵の強さを誇った阪急ブレーブスに入団したスーパールーキー山口高志。先発に抑えにと八面六臂の活躍をして新人王に輝いた年(未だに一番速いボールを投げていたのは彼だったと言う説もある)。当時の太平洋クラブライオンズとのダブルヘッダーの第一試合の抑えで出てきた彼は打ち込まれて試合を終えた。
すると上田監督はその彼に続く第二試合での先発を命じた。
記録を探しては居ないから正確にはわからないが、完投はしなかったもののそこそこのピッチングをしたように記憶する。時代が違うとはいえ、そんなことも起こっていた時代。
http://www.youtube.com/watch?v=rA6mYBETX1M
ああ、懐かしい・・・・・。
あの当時のパ・リーグを象徴するような投手だった。
小さい体から放たれる破壊的ストレートには、どのパ・リーグの打者も震撼した。
開幕が延期されて、シーズン終盤にダブルヘッダーが組まれたら、この山口高志さんの偉業?は必ずクローズアップされることだろう。
また、ダブルヘッダーならではの物語やエピソードも生まれることだろう。
そんな楽しみも増えると言えば不謹慎か。
開幕延期で日程が詰まることで生まれるダブルヘッダーと優勝争いが絡んで、いろんなドラマが生まれることをちょこっと期待している。
優勝が決まると言う日に、あちこちの球場でダブルヘッダー。
その日はお昼から夜まで野球漬け・・・・・なんて日もあるかな。
posted by sohsyu |08:42 |
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2011年03月19日
まず言っておきたい。
今月開幕する選抜高校野球大会。
一時は中止も危惧されたが、予定通りに開催されることに決まり大変嬉しい。
この大会の開催を議論する理由。東北地方がこんな状況の中で野球をやることの意味なのか。しかし、それも計画停電が行われていない関西という場所、そして野外の球場という点、さらには選抜された東北地方の学校が是非参加したいという意思表示や、会場での募金活動などで、中止にする理由はなくなった。
まして、極力ナイターを使わない為にも、試合開始時間の調整や応援方法などの対策を講じて開催に至ったことは嬉しい知らせである。まして大前提として高校野球は「教育の一環」がある。
その地方の代表校が、被災地の市民の応援を背に、一生懸命のプレーを披露する。それを見て被災地の人たちはどう思うだろう。
一方のプロ野球、セントラル・リーグ。
どうして予定通りに開催することにこだわるのだろうか。延期をしたらどうかといっているだけで、何もペナントレースを短縮しろだの中止しろだの言っているわけではない。開幕を少しずらしたらどうかといっているだけだ。
ましてこんな世の中の現状に逆行するようなことを強行する意味がまったく理解できない。
前にも書いたが、野外の照明を使わないで済む球場でデーゲームでやるか、それとも震災の影響のない地方での開催を議論するのなら分かる。今、セ・リーグやろうとしていることは、自己中心的な思い上がりによる暴挙でしかない。
25日に予定通り開幕することと、仮に3週間それを延期することで何がどう変わるというのか。開幕を延期することでプレーの質が落ちるとでも言うのか。プレーする選手の気持ちを慮れば、少しでも状況がより良い方向に向かう目処が立った方が、どれだけプレーに打ち込む環境が整うか。現に選手会の総意でそんな意見を伝えている。
一生懸命のプレーで国民に勇気や元気を与える・・・・・その時は今すぐではない。
例の爺さんが「プロ野球が国民を元気にする」と言う。思い上がりも甚だしい。すべてプロ野球、未だに独りよがりの旧盟主を中心に世の中が回っているかのような言動。同じプロ野球ファンでも、この言動は許しがたい。
今こそプロ野球を見たい・・・・・そんな広く多くの国民感情が醸成されてからでもいいではないか。
何度でも言う。
今はその時ではない。
posted by sohsyu |08:28 |
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2011年03月18日
球界のドンと言われる渡辺球団会長の面目を保つ為だけなのか、セ・リーグの25日開幕強行が正式に決定した。
この硬直頑固理不尽遺物モンスター御大を、一度被災地に連れて行くといい。そして被災者の声を聞くといい。原発事故の最前線で戦っている方々を見舞うといい。放水車に乗せて原子炉の前に立たせるといい。
一生懸命のプレーがこの大災難のときに勇気や元気を与えると言って、戦後の荒廃期に再開したプロ野球を例にとっているが、それだけを捉えて強行することに無理があるくらいどうして分からないのだろう。明らかにその当時と状況は大きく違うではないか。
原発事故の影響で計画停電も実施されている今、それが通常の状態に戻る見込みも立たないまま、例えば東京ドームで試合を行うと言うことがどれほどその動きに逆行するのか私でも分かる。
電車も止まり球場には行けない、行っても帰れないことになるのではと言う不安は容易に想像できるし、第一東京ドームで試合をするということは、6,200世帯分の電力を消費すると言うことらしく、この状況の中で試合を開催することの物理的無理、私にだって分かる。当然選手会もそれに反発しているが、それは至極もっとものことだと思う。
まして放射線と言う敵とも戦っている最中と言うのに。
単に、自粛しているばかりではいけないとの理由だけで強行することに説得力はない。
仮にどうしても強行しなければいけないというのなら、野外の球場でデーゲームで行うと言うのなら分かるし、ひとまず落ち着くまでは西日本の球場を使うことなどが提案されれば、まだ建設的であると思うのだが。
選手会も、単に駄々をこねているのではないと思う。ファンもそうだが、選手たちだって早く開幕して、そのプレーで思う存分楽しませたいと言う気持ちは強いはずだ。試合をこなすためにはダブルヘッダーさえ厭わないとの覚悟もあるそうだ。駅前に立っての募金活動や選手個々の支援金の申し出など、球団側よりはるかに積極的に支援しているように思えるのだが。
セ・リーグのこの判断の責任をすべてあの爺さんに押し付けるつもりはないが、あの人の言葉で他の球団関係者の発言がまったく聞こえてこないのは情けない限り。
あれもこれも駄目で日本の経済は停滞してしまっている。しかし、今は辛抱我慢の時ではないか。
新井選手会長。
この決定をひっくり返してやれ。
もしストに入っても支持するぞ。
あの爺さんの面目をつぶしてやれ!
posted by sohsyu |08:52 |
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2011年03月17日
大震災後、「思いやり」や「お互い様」と言うことばが飛び交っているのではないか。こんな言葉、おそらく英語にはないだろう。
そんな中、プロ野球の開幕をどうするかと言う議論がある。
結局セ・リーグは予定通りの25日開幕に決まったようだが、巨人軍の渡辺会長は、
「開幕戦を延期しろ、とかプロ野球をしばらくやめろ、とか俗説もありましたが…。戦争に負けた後、3カ月で選手、監督の方から“試合をやりたい”という声が上がってプロ野球が始まったという歴史がある」
と言う理由で25日開幕を推し進めたようだが、テレビでは足並みの揃わないパ・リーグに向けて「一緒にやりたくないなら勝手にしろ!」と言ったコメントも紹介された。
もちろんそれを進める理由はあるにしろ、思いやりだとかお互い様の精神はないのだろうか。
「(復興のために)あらゆる努力をする。その努力の源泉は明るい活力。明るい活力を持って国民大衆に示すことができるのはプロの選手たち。選手が全力でフェアプレーで緊張した試合をし、観衆が元気を持ってくれれば生産性が上がるんです」
と言う理由も理解できるが、パ・リーグだって予定通りに開幕したいのは山々なのだ。しかし、仙台を本拠地にする楽天が居ることを思えば、パ・リーグの予定通りの開幕に対して躊躇う・・・いや、物理的に厳しい状況は思いやれないのか。
プロの選手たちの全力のプレーが明るい活力になると言うのなら、球場へ向かう余裕が出るのを待つべきだし、せめてテレビで楽しむことが出来るまで可能な限り遅らせるべきではないか。まして、CSなどのポストシーズンでは両リーグが協力しないと出来ないこともある。それが分からないと言うのか・・・・・分からないのだろうな。
相変わらずの身勝手独善御大。
この爺さんの発言が、過去にどれだけいろんな災いを呼んだろう。しかし、その存在感と言い発言の影響力と言い、旧盟主幻影大巨人軍の時代遅れの象徴か・・・・・。
posted by sohsyu |09:12 |
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2011年03月04日
今ほど闇の社会との付き合いがうるさくなかった時代。
週刊ベースボールの選手名鑑にも、選手の自宅の住所や電話番号が載っていた時代。
あるチームに八百長の疑いがかかった。それを告白した選手が出たからだが、それをきっかけに球界は大揺れ。はっきりとした確証もないままに、将来のあるエースを含めて数人の選手が永久追放となった。
相撲と違って、それをやった結果ははっきりとは現れない。
果たして野球において八百長は可能なのか。
それをやる以上はバレてはいけないということを前提にすると、ほとんど実現する可能性は低いのではないか。
相手チームの監督を含めて両チームの選手全員でそれにあたっても、野球と言う複雑なスポーツでは勝負に関わる要素が八百長を行うには多すぎる。それがまた野球の面白さなのだろうが。
脚本のある映画でしか実現できないだろう。
しかし、実写では厳しいものがある。
ならばアニメか。
だが、それは八百長とは呼べない。
仮に、チームの中のレギュラーキャッチャーがそれに加担していたとする。そして、そのキャッチャーには二点差でその試合を負けろと言う指令が出ていたとする。キャッチャーと言うポジションの特性から、ピッチャーの投球に影響を与えることが出来る。しかし、打たせようと思って打席に打者の好きなコースに好きなボールを投げさせても、それがヒットにつながるとは言いきれない。
良い当たりをしても野手の正面をついたり、思いもしないファインプレーが出たりする事だってある。たとえ塁に出たとしても次のバッターが還してくれるとは限らない。また、予定通りに点数をとらせたにしても、自軍が予定通りの点数をとることができるかという問題もある。
では、両チームにそんな選手が居たとしたら・・・・・。
自分のところに飛んできた打球をエラーするぞと思っていても、果たしてタイミングよく飛んでくるのだろうか。そして、仮にエラーしてもそのプレーが試合を左右することになるかもまた分からない。
そんなプレーを見た監督が、その選手をベンチに下げれば、勝負への影響力はほとんどなくなってしまう。
では、ここでヒットを打たれたらサヨナラ負けと言う場面が来ても、そこでその指令を受けた投手に投げる機会が必ずあるかも疑問。
考えれば考えるほどその可能性が低い・・・・いや実現は不可能だと分かる。
可能性としてあるならば、人情相撲的にあと一本出れば三割打者になるという打席に立つ打者に好きなコースに投げてやることくらいか。しかし、そんなことが賭けの対象にはなり得ない。
それを思えば、かつての事件も本当にそれが実現したのだろうかって未だに思うことがある(コミッショナー委員の下した裁定には異論はない)。どう考えても描いた筋書き通りには進むはずがない。
だから、先日のプロ野球実行委員会からの通達。
ファンが球場に入ってからの親しげな態度を禁止すると言うこと。相撲の八百長問題が出てきたから、プロ野球もあらぬ疑いをかけられないように・・・・的なタイミングで出てきたことが残念だった。
Yahoo!のクイックリサーチでは半数以上のファンはこの私語禁止に反対している。
その数字に驚いたのだが、楽天の星野監督は大歓迎だと言う。
私もまさに同感。
posted by sohsyu |09:02 |
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2010年11月17日
「キャプテンとしてチームを引っ張ってチームにベストの結果を残し、個人の成績も良かったら、長年の夢をよろしくお願いします」
そう、昨年のオフに契約交渉の場で言ったマリーンズ・西岡。
「約束をほごにすることはしない」
と、メジャー移籍を球団は容認したのだが、
「もうしばらく残ってくれないかと説得しているが(移籍の)気持ちは強いし、かなえてもやりたい。悩ましいところだ」
とも言った。
結局、
「長年の夢をかなえてあげたい。最高のご褒美」
と、ポスティングによるメジャー移籍を認めたマリーンズ。
個人の夢をとやかく言うつもりは無いが、夢と言うメジャーを目指すなら最初からアメリカに渡ればいいことだと思う。
その当時は自信も実力も無かったから、とりあえず日本のプロ野球で実績を積んで、物言える立場になったらわがままを言ってみよう・・・・的な良いとこ取りの身勝手にしか聞こえない。
チームに貢献した実績とメジャー移籍をはかりにかけていたとなると、今までのそれも色あせてくる。
今季、主将としてチームを引っ張り、首位打者を獲得して日本一に輝いたと言う結果には、球団も昨オフからの経緯で移籍を容認せざるを得なかったのだろう。
ならば、今年の彼の頑張りは、少しでも早くメジャーへ移籍するためのものだったのか。
クライマックスシリーズで、ホークスを下した瞬間にうずくまって感極まったのも、日本シリーズでドラゴンズを下した後のあの歓喜の表情も、これでメジャー移籍が出来るんだと言う思いからなのか。
マリーンズファンは、当然チームやファンの為に頑張ってくれていたと思っているのではないか。
現在、正式な権利として海外へのFA権は認められている。
どうしてそれを行使しないのだろう。
どうしてそれまで待たないのだろう。
もちろん本人は「わがまま」だとは自覚しているだろうし、球団もそれを認めているのも事実。
NPBファンとしてみれば悲しくて辛くて情けない限り。
「気持ち良く送り出してあげたい」
落札球団からの補償金が入る事になって一安心なのか。だから気持ちよく送り出せるのか。
それが本音なのか、それとも・・・・・。
「金額じゃない」
「夢のため」
「気持ちよく出してあげたい」
こんなきれいごとは聞きたくない。
posted by sohsyu |10:04 |
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2010年11月09日
「コンチクショー」
「このヤロー」
埼玉西武ライオンズ、福岡ソフトバンクホークス、そして中日ドラゴンズのファンも煮え湯を飲まされた今年のポストシーズン。
史上初のシーズン三位からの日本一。
日本一と言う称号に違和感を覚える方も居るだろうが、千葉ロッテマリーンズの戦いは、充分それに値する戦いだったと思う。
日本シリーズは地上波の放送が1.2.5戦と行われず、プロ野球人気の低下と言われたが、その試合を見ていると、特に6戦7戦の戦いはプロ野球の醍醐味を充分味あわせてくれたと思う。そして第7戦の視聴率は20%を超えていたそうだ。
数字が取れないと中継を辞退したTBS。
そして関係者はこう言ったそうだ。
-「正直言って、日本シリーズは第7戦までもつれ込んでほしいのが本音です」と明かす。TBSは両日のゴールデンタイムには開催中「2010世界バレー女子」を中継することが決まっている。「裏番組でフジさんがバラエティーを放送した場合、世界バレーの視聴率がかなり食われてしまうでしょう。でも日本シリーズなら…。バレーボールを見たい人と野球を見たい人というのは重複しないと思いますし」-
プロ野球球団を持っている資格などないのではないか。
売り上げ第一主義を貫くのは結構なことだが、プロ野球に情熱を注ぐことをしない会社は、いずれ・・・・・と言うか、今もチームの買い手を探しているのだろう。「来シーズンは持つ」としか言っていない会社なのだ。早く情熱を注いでくれる会社を探すことだ。そうしないと選手やファンが不幸だ。
しかし、横浜のファンはチームの親会社が変わっても、本拠地は移転しないと高をくくっているだろうが、弱いから球場で応援しないでは、せっかくの球団も離れてしまう危機感を持つべきだ。
かつての福岡も大阪もそうだった。
福岡に比べれば、あれだけの経済基盤がある土地で球団が維持できないならば、本拠地移転の話が持ち上がっても仕方がないことを自覚するべきではないか。
失って初めて分かるその存在意義。
そこに居るのが当たり前のチームが居なくなる悲劇。
本拠地移転の反対運動をしても、失ってからでは遅すぎる。
球団に不平不満を言う前に、球団を支えているのはファンである自分たちだと言うことを自覚しないと。
幸い、向こう一年その心配はなくなった。
今ならまだ間に合うのではないか・・・・・・。
posted by sohsyu |08:35 |
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2010年11月08日
昨日の「そこまで言って委員会」。
ここに出演されている三宅久之さん。
歯切れの良い論調や、子どもっぽく怒ったかと思えば、魅力的な笑顔を見せてくれるこの政治評論家の私はファンである。この間のドラフト会議の日も講演会に行った。狭い会場だったので、聴講券が手に入らずモニターを見ながら聞く羽目に。
その三宅さんが昨日の番組の中で発言していたドラフト会議の件。
「憲法違反だ」
「人身売買だ」
と、過激な言葉でこれを批判する。
ちょっとまってよ、三宅さん。
巨人ファンで、そしてナベツネさんと親しいこともあってか、多分に影響を受けているようだ。そして、そんな意味合いのあるドラフト会議が高視聴率を稼ぐことが許せないと。
くじで行き先を決められる選手に対しては申し訳ない気もしないではないが、見る側としてみれば過去にもいろんなドラマがあって楽しい。仮に自分の息子が居たとして、そんな立場に居ても三宅さんのような感情は湧かないだろう。
「人の人生をくじで決めるなんて」
「職業選択の自由を憲法は保障している」
それが反対の理由なのだが、今までそんな意見は耳にたこが出来るほど聞いた。それを繰り返す三宅さんにがっかりしたのだが、この世界にあまり造詣が深くないのだろう。まして、「ジャイアンツ至上主義の現代の遺物」ナベツネさんとの交流がそんな意見を言わせるのだろう。
人身売買と言う点においては、プロ志望届けを提出した選手、即ちプロ野球という職業に就きたいと思っている選手を指名する(高校生・大学生)のだから、まったく当てはまらないにしても、果たして憲法違反なのか。
行きたい球団に入団できない点を批判しているのだろうが、それを言うなら就職活動している学生すべてに当てはまるのではないか。希望する会社に入りたくても入れない現実。就職すらままならない現実をどうお考えか。
三宅さんの理屈で言えば、これも憲法違反とはならないのだろうか。
まして、この世界に入って行く選手たちには、普通の社会では考えられない莫大な契約金をいただける。そして、初任給も法外だ。それには当然雇用する側の思惑がある。欲しい人材を選ぶことはどこの会社でもやっていること。プロ野球と言う職業を志す選手にとって、普通の会社に比べれば、はるかに恵まれているように思えるのだが。
投資するコストの大半はどぶに捨てることが多いことを考えれば、はるかにプロ球団の方が優しい。
そしてそこには、もちろん入団するしないの選択権は選手側にある。
残念だが、この件に関しては、いつもその思想を批判している田嶋陽子さんと同じ類に感じてしまう。
番組最後に、「人身売買をテレビで見られるのだから」と辛坊さんに突っ込まれて笑っていたところを見ると、そう強い信念の上で発言したわけではなさそうだが、おそらくナベツネさんからの請け売りからそんな事を言えば、評価が下がってしまいますよ、三宅さん。
posted by sohsyu |08:52 |
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