蹴鞠談議2

2017:A代表:親善試合:H:vsニュージーランド「ロシアへ向けて」

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日本vsニュージーランド:2-1 得点者:15大迫 勇也(PK)、9クリス・ウッド(11マルコ・ロハス)、7倉田 秋(19酒井 宏樹)

1、チーム情報&評点

評価基準

良:1~5:悪

H:日本

監督

ヴァヒド・ハリルホジッチ:2.5

スタメン

15大迫 勇也:2.5 9武藤 嘉紀:3.0、10香川 真司:2.5、11久保 裕也:3.0 2井手口 陽介:3.0、16山口 蛍:2.5 5長友 佑都:2.5、20槙野 智章:3.0、22吉田 麻也:2.5、19酒井 宏樹:2.5 1川島 永嗣:3.0

リザーブ

GK:12東口 順昭、23中村 航輔 DF:3昌子 源、4植田 直通、21酒井 高徳、24車屋 紳太郎 MF:6遠藤 航、17小林 祐希、7倉田 秋 FW:8原口 元気、14乾 貴士、13杉本 健勇、18浅野 拓摩

途中交代

15大迫 勇也→13杉本 健勇:3.0 10香川 真司→17小林 祐希:2.5 9武藤 嘉紀→14乾 貴士:2.0 11久保 裕也→18浅野 拓摩:2.5 2井手口 陽介→7倉田 秋:2.5 16山口 蛍→6遠藤 航:評価不可



A:ニュージーランド

監督

アンソニー・ハドソン:2.5

スタメン

9クリス・ウッド:2.0、11マルコ・ロハス:2.5 14ライアン・トーマス:3.0、8マイケル・マグランチィ:3.0、7コスタ・バーバルーゼス:2.5 18キップ・コルビー:3.0、5マイケル・ボクスオール:2.5、2ウィンストン・リード:2.5、22アンドリュー・デュランテ:3.0、16デーン・インガム:3.0 1ステファン・マリノビッチ:2.5

リザーブ

GK:12マイケル・ワウド DF:4テミ・ツィモプロス、17トム・ドイル、19サム・ブラザートン MF:6ビル・トゥイロマ、13モンティー・パターソン、15モーゼス・ダイヤー、21ジェームズ・ムサ FW:10シェーン・スメルツ、20マイヤー・ビバン

途中交代

18キップ・コルビー→17トム・ドイル:3.0 7コスタ・バーバルーゼス→10シェーン・スメルツ:3.0 11マルコ・ロハス→4テミ・ツィモプロス:3.0 8マイケル・マグランチィ→6ビル・トゥイロマ:3.0

2、得点経過

H:日本:1-0:15大迫 勇也(PK)

 右サイドの密集地帯の狭い所で、日本の選手がしっかり繋いで抜け出します。その流れで、少しスペースを見つけた16山口 蛍がそのままドリブルからシュートを放ちます。これが、22アンドリュー・デュランテのハンドを誘いPKの獲得に成功しました。  このPKを15大迫 勇也がしっかりGKの逆の右に決めて日本が先制しました。

 普段意識することなく、何気なく普通のプレーの様に見ていますが、日本のサイドのパス回しは、そこそこで、ニュージーランドに対してある程度有効に使えていました。ここは、日本のストロングポイントである事は間違いないでしょう。しかし、この試合では、ニュージーランド高さにクロスが跳ね返されてしまった事と、とシュートが枠に飛ばなかったので、得点を奪えませんでした。それでも1つの形として、日本のサイド攻撃からの展開の有効性を示せたPK獲得から得点までの流れであったと思います。

A:ニュージーランド:1-1:9クリス・ウッド(11マルコ・ロハス)

 ニュージーランドのスローインの流れから7コスタ・バーバルーゼスがドリブルでサイドから仕掛けていきます。5長友 佑都と2井手口 陽介が、ボールを奪いに行くもとれず、ルーズボールを11マルコ・ロハスに拾われて再び仕掛けられます。ここも守備のバランスの判断悪く2人で強引に取りに行こうした結果、スペースを突かれて、クロスまで行かれてしまいました。このクロスがピンポイントで速い精度の高いボールで、フリーでの高い打点のヘッドを9クリス・ウッドに叩き込まれて1川島 永嗣も飛び込むも防げず、同点ゴールを許してしまいました。

 日本としては、守備のアタックを仕掛けてボール奪取を試みましたが、フィジカルとテクニックによりサイドを攻略されてしまった失点でした。この試合では、こういったシーンの様に奪い切れずに何度か突破を許してしまったシーンも何度かありました。綺麗に奪いきるといういう部分で、改善の余地はあったと思います。デュエルの部分での意識は負けていませんでしたが、技術や組織の部分で巧くボール奪取し、サイド攻撃により高さを相手チームに活かさせないというのは、今後も課題として残ると思いますので、しっかり修正していって欲しいです。

H:日本:2-1:7倉田 秋(19酒井 宏樹)

 何度か日本がビルトアップからクロスやドリブルなどで、仕掛けるシーンが続いていました。その流れ中で、14乾 貴士がサイドからドリブルで、ニュージーランド陣地深くまで侵入し、クロスを入れます。このクロスは、ファーサイドの19酒井 宏樹にピンポイントで届き、19酒井 宏樹は、直接ゴールを狙わず、ゴール前に落とします。これに7倉田 秋が低空のヘッドで飛び込み、1ステファン・マリノビッチも反応しますが触れず、日本にとって待望の勝ち越しゴールが決まりました。

 14乾 貴士のこの時間帯にサイドから何度か仕掛ける事が出来ていた事で、こういった流れが生まれました。ドリブルのキレにパス精度とパスセンス、こういった持ち味を最大限活かせた素晴らしいプレーであったと思います。  19酒井 宏樹も日本のSBでは珍しい空中戦での強さを活かしたヘディングでのアシストも素晴らしかったと思います。  こういった感じに長所を巧く引き出すことが出来れば、チームとして得点を奪う事が可能かと思いますので、そういったチーム作りに注目したいです。

3、戦評

数値評

評価基準

良:A~E:悪

H:日本

攻撃評価:C 守備評価:C 采配評価:C 総合評価:C

A:ニュージーランド

攻撃評価:D 守備評価:C 采配評価:C 総合評価:C

文章評

 ロシアW杯の出場権をなんとか獲得する事が出来た日本代表が、ロシアW杯に向けてのチーム作り2戦目。この試合と前回の試合では、対戦チームが共にW杯出場に向けて、重要な位置づけを出来る試合であった事もあり、非常に良い試合となりました。主軸を考えるメンバーを残しつつ、様々な選手を試しつつ選手層に厚みを生み出しつつ、チーム作りを進める事が出来ていまし、良い感じですね。この試合は、結果というよりは、内容が求められる試合であったと思いますが、その点で、何点か収穫もあったと思います。

 まず、1つ目は、17小林 祐希が、攻守の一定の安定感があるという点です。パスやドリブルといった個で仕掛けてくるチームに対しての守備が通用するかどうかは不透明ですが、この試合では、セカンドボール回収やインターセプトといったプレーをポジショニングでしっかり出来ていました。  また、パスを繋ぐ場面でも的確に繋げていましたので、中盤の好守の要として起用していくのも1つの選択肢としては、ありかと思います。今後も長谷部 誠の後継者を探していく事になるかと思いますが、クラブでしっかりアピールしてそういったポジションを確保する選手が出てきてくれると信じたいです。

 そして、14乾 貴士ですが、本大会に向けて当確とももう言えるパフォーマンスで、ドリブルやクロス、パスなどで、崩せるチャンスメーク力は素晴らしいと思います。欲を言えば、ミドルシュートといった得点を奪う決定力があれば、申し分ないですが、終盤のジョーカー的役割もスタメンで攻撃を牽引しつつ、守備をしっかりこなしてくれる貴重な存在です。本大会での活躍が楽しみですね。

 9武藤 嘉紀に関しては、WG(SH)としては、単調で、現状の日本代表で輝くイメージは持てませんでした。ゴールに向かってそのまま突進して行く様な突破力も代表レベルでは厳しいですし、今後招集していく中で、持ち味を発揮される起用法を探す必要があると思います。  同様に13杉本 健勇も同様で、ボールに触れないシーンが多く、消えている時間帯が長いのが気になります。ただ、この試合ではシュートを打てましたし、代表という組織の中で、どう持ち味を発揮し、結果を残す事が出来るか。そういった分岐点に立っていると思います。

 また、この試合で感じた事は、まだまだフィジカルに特徴のあるチームに対して、まだまだ後手にとってしまう事です。失点シーンもサイドからのクロスに高さのあるヘッディングシュートにやられてしまいました。改めて、オーストラリア戦の時にそういったサッカーをされていたらかなり厳しかったと思います。デュエルを軽視しない方向で、局面局面での守備意識は、格段と上がった一方で、まだまだ最終ラインの脆さというのは、改善しておらず、しっかり育成からその部分に取り組んで行く必要はあると思います。

 最後に選手を試しつつ、チームをしっかり作っていく良い試合であったと思いますので、こういった試合をこなしていく中で、ロシアW杯で、史上最高の成績を残すために、チームとしてのこれからの成長に期待したいです。

試合評

MOM:14乾 貴士(日本) MIP:9クリス・ウッド(ニュージーランド) 満足度:6点(10点満点)

日本から世界へ To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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初めまして杉野雅昭と申します。
サカつくをきっかけにサッカー好きになりました。
2002年以来のサッカーファンです。
日本代表やJリーグに興味あります。
2008年以降は、ファジアーノ岡山のサポです。
昔はジェフも好きでした。
海外はバルサです。
何かあれば、こちらまで。
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