蹴鞠談議2

2017:A代表:ワールドカップアジア最終予選:6戦目:A:vsアラブ首長国連邦(UAE)「前回の対戦の雪辱を果たしW杯出場に向けて大きく前進」

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UAEvs日本:0-2 得点者:14久保 裕也(19酒井 宏樹)、17今野 泰幸(14久保 裕也)

1、チーム情報&評点

評価基準

良:1~5:悪

A:日本

監督

ヴァヒド・ハリルホジッチ:1.5

スタメン

15大迫 勇也:2.0 8原口 元気:2.5、7今野 泰幸:1.5、10香川 真司:2.5、114久保 裕也:1.5 16山口 蛍:2.5 5長友 佑都:2.5、6森重 真人:2.5、22吉田 麻也:2.0、19酒井 宏樹:2.0 1川島 永嗣:2.0

リザーブ

GK:12西川 周作、23林 彰洋 DF:2植田 直道、3昌子 源、20槙野 智章、21酒井 高徳 MF:7倉田 秋、13清武 弘嗣 FW:4本田 圭佑、9岡崎 慎司、11宇佐美 貴史、18浅野 拓磨

途中交代

10香川 真司→7倉田 秋:2.5 14久保 裕也→4本田 圭佑:3.0 15大迫 勇也→9岡崎 慎司:2.5

寸評

監督:ヴァヒド・ハリルホジッチ:17今野 泰幸の起用を含め、前回のUAE戦からチームを変貌させた手腕は素晴らしい。 GK:1川島 永嗣:決定機のビックセーブで、無失点に貢献。 CB:6森重 真人:危ないシーンに絡んだが、冷静にプレーし、無失点に貢献。 CB:22吉田 麻也:DFの要として、随所随所に安定したプレーをみせた。 左SB:5長友 佑都:スピード活かしたプレーを攻守で躍動感をみせた。 右SB:19酒井 宏樹:貴重な先制ゴールに繋がるアシストを記録し、ゲーム運びを有利にさせた。 DH:16山口 蛍:中盤の守備の要として、ボール奪取力を発揮した。 CH:10香川 真司:多くのプレーに絡み、パスワークに流れをもたらした。 CH:17今野 泰幸:値千金の追加点だけではなく、攻守での豊富な運動量で、チーム1の存在感を放った。 左WG:8原口 元気:記録には残らないが、攻守でハードワークで、チームの勝利に貢献。 右WG:14久保 裕也:1ゴール1アシストで、日本の全ての得点に絡んだ。 CF:15大迫 勇也:ポストプレーで、前線の起点として効いていた。 交代:7倉田 秋:粗削りながら積極的なプレーで、攻守に絡んだ。 交代:4本田 圭佑:カウンターの起点になるも、もっと時間が考えたプレーをして欲しかった。 交代:9岡崎 慎司:追加点を狙う惜しいシュートがあったが、決めきれず。



H:UAE

監督

マフディー・アリー:3.0

スタメン

10イスマイル・マタル:3.0、7アリ・マブフート:3.0 15イスマイル・アルハンマディ:2.5、21オマル・アブドゥルラフマン:2.0 11アハメド・バルマン:2.5、13ハミス・イスマイール:2.5 14アブデルアジズ・サンクール:2.5、6モハナド・サレム:3.0、8ハムダン・アルカマリ:3.0、9アブドゥルアジズ・ハイカル:3.0 12ハリド・エイサ:3.0

リザーブ

GK:1アリ・ハセイフ、22マジド・ナセル DF:3ワリド・アッバス、17ファレス・ジュマ、23マフムード・ハミース MF:4ハビブ・ファルダン、16モハメド・アルラキ、18モハメド・ファウジ、19イスマイル・アハメド、20ハッサム・イブラヒム FW:2サレム・サレハ、5ハルファム・ムバラク

途中交代

13ハミス・イスマイール→16モハメド・アルラキ:2.5 10イスマイル・マタル→2サレム・サレハ:3.0

2、得点経過

A:日本:0-1:14久保 裕也(19酒井 宏樹)

日本(ビルトアップ)→10香川 真司(サイドのフリーの選手へパス)→19酒井 宏樹(前を向くと判断良くスペースへスルーパス)→14久保 裕也(角度のない所からダイレクトで迷わず右足を振りぬく)→12ハリド・エイサ(反応するも届かず)→ゴール

A:日本:0-2:17今野 泰幸(14久保 裕也)

22吉田 麻也(ボール奪取から前線へのパス)→15大迫 勇也(空中戦で競り勝ち頭で繋ぐポストプレー)→14久保 裕也(仕掛けてクロスまで行く)→9アブドゥルアジズ・ハイカル(下がりながらの対応も落下点に間に合わず)→17今野 泰幸(後方から裏の落下点に入り胸トラップからシュート)→12ハリド・エイサ(触るも弾き出せず)→ゴール

3、戦評

数値評

評価基準

良:A~E:悪

A:日本

攻撃評価:B 守備評価:B 采配評価:A 総合評価:B

H:UAE

攻撃評価:C 守備評価:D 采配評価:C 総合評価:C

文章評

 前回の対戦で敗れているUAEとの大一番。アウェーという難しい条件での試合ではあったが、前回の対戦とはメンバーが大きく変わり、強く変貌した日本代表を示す事ができた試合でした。勝因のポイントは、若き15大迫 勇也と14久保 勇也、8原口 元気の3人の選手と、ベテランの17今野 泰幸の存在であったと思います。

 さて、この試合の日本の勝因に関してですが、前回との対戦との変更点を考えると、分かり易いと思います。まず、分かり易い変更点は、前線の3人とも走れる選手になったという事です。14久保 裕也は、90分間持たなかったが、1ゴール1アシストという結果を残して、交代するまで走り切りました。負傷によるアクシデントでの途中交代でしたが、15大迫 勇也も行くべき所でしっかり走っていました。中でも8原口 元気は、フル出場ながら最後まで走り切り、攻撃でも質を落とさず、チームの核として働きを見せてくれました。4本田 圭佑は、守備でサボる事も多く、近年はキープ力も落ちてきています。この試合でも試合時間を考えないエゴなプレーもあり、厳しい内容でした。守備の苦手だった4本田 圭佑と10香川 真司が、スタメンの主軸で、攻撃の核であった前回と違い、この試合では、ファーストDFが上手く機能していました。危ない場面がありましたが、完封という結果に繋がったのは、この部分の修正が大きいと思います。  そして、違う勝因として、判断の向上が挙げられると思います。象徴的なシーンは、2点目の追加点と言えるでしょう。22吉田 麻也が、ギリギリの対応でボール奪取し、前を向いて前線へのフィードを付けたシーン。縦に速くを応用したと考えられます。それは、奪ってすぐ縦につけるだけだった過去のハリルジャパンと違い、タイミングを見計らっての速攻であったという事です。ただ、「縦に速く」という言葉が1人歩きしていた時と違い、1つの方針として考えられているからです。勿論、ボールが収まる15大迫 勇也の存在も大きいとは思います。しかし、それ以上にポゼッションとカウンターのバランスの最適化が進んだと言えるでしょう。安易な判断でのボールロストは、減少して、安定感が生まれていることが強さに繋がっています。  更にDHが、嵌っていた事も大きな勝因です。司令塔やパサーをDHに置くことが多かった今までの日本代表でしたが、この試合では、完全に居なくなりました。中盤の底に16山口 蛍を配置し、しっかり危険の芽を潰すために中盤で躍動していました。その前にCHとして、17今野 泰幸と10香川 真司を配置し、こちらもある程度自由を持たせました。10香川 真司は、以前の8原口 元気のDH起用に近いイメージで、前へ運ぶ推進力を持たせる事。そして、10香川 真司の特性を生かすためにボールに触らせる事を考えてのCH起用と言えるでしょう。得点にこそ絡めませんでしたが、最低限の仕事は出来ていました。今後はより判断を向上させて、攻守で重要な選手になって欲しいです。17今野 泰幸に関しては、得点を決めただけではなく、守備でも効いていました。ボール奪取の仕方もインターセプトや1対1での対応といった多様でした。随所随所で良いプレーをしていたので、ベテランとは思えない豊富な運動量という印象を持てたので、UAEとしては、相当嫌なイメージを持ってたいと思います。詰まる所、良い守備から良い攻撃に移れており、局面を打開するパスが無くても、守備で局面を打開し、そのまま速攻に移れていたことが、この試合の最大の勝因であり、前回の対戦との最大の変化であると思います。

 これで、2位という立ち位置を維持できました。次戦で1位に躍り出るには、大量得点で、得失点差を伸ばす必要があります。しかし、オーストラリアが引き分けた相手という事で、難しい試合になるでしょう。それでもこの試合の勝利を活かすためにも勝ち点3は、最低限でクリアしなければならない結果と言えるでしょう。15大迫 勇也の状態が心配されますが、守備の比重の大きいタイに対して、どれだけ戦えるかというのは、ポイントですが、W杯に出場権を獲得するためには、崩さなければならない壁と言えるでしょう。

試合評

MOM:14久保 勇也(日本) MIP:17今野 泰幸(日本) 満足度:9点(10点満点)

日本から世界へ To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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記事カテゴリ:
ハリルジャパン
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攻守の切り替え
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ファーストディフェンス
攻守のバランス
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守備
ポゼッション
速攻
ヴァヒド・ハリルホジッチ
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UAE
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初めまして杉野雅昭と申します。
サカつくをきっかけにサッカー好きになりました。
2002年以来のサッカーファンです。
日本代表やJリーグに興味あります。
2008年以降は、ファジアーノ岡山のサポです。
昔はジェフも好きでした。
海外はバルサです。
何かあれば、こちらまで。
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