蹴鞠談議2

2017:J2:2節:H:vsロアッソ熊本「深まる不安と期待」

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岡山vs熊本:1-1 得点者:30豊川 雄太(21加地 亮)、23小谷 祐喜(7片山 奨典) 観客数:10,286人

1、チーム情報&評点

評価基準

良:1~5:悪

審判

主審:上村 篤史:2.5 副審:櫻井 大輔、細尾 基:2・5

H:岡山

監督

長澤 徹:3.0

スタメン

20藤本 佳希:3.0 30豊川 雄太:2.0、10大竹 洋平:2.5 17朴 亨鎮(パク・ヒョンジン):2.5、7伊藤 大介:2.5、5渡邊 一仁:2.5、21加地 亮:2.5 14喜山 康平:2.5.39篠原 弘次郎:2.5、2澤口 雅彦:2.5 13櫛引 政敏:3.0

リザーブ

GK:1椎名 一馬 DF:3久木田 紳吾、6竹田 忠嗣 MF:27塚川 孝輝、16関戸 健二、26田中 奏一 FW:11三村 真

途中交代

10大竹 洋平→27塚川 孝輝:2.5 30豊川 雄太→11三村 真:2.5 5渡邊 一仁→16関戸 健二:評価不可



A:熊本

監督

清川 浩行:2.0

スタメン

10平繁 龍一:3.0、14田中 達也:3.0 39嶋田 慎太郎:3.0、17岡本 賢明:3.0 20上里 一将:3.0、6村上 巧:2.5 7片山 奨典:2.0、4園田 拓也:2.5、23小谷 祐喜:2.0、2黒木 晃平:2.5 30佐藤 昭大:2.5

リザーブ

GK:21野村 政孝 DF:13三鬼 海、26光永 祐也 MF:19八久保 楓、38上村 周平、41菅沼 実 FW:36巻 誠一郎

途中交代

10平繁 龍一→巻 誠一郎:3.0 17岡本 賢明→19八久保 楓:2.5 14田中 達也→26光永 祐也:2.5

2、得点経過

H:岡山:1-0:30豊川 雄太(21加地 亮)

流れ

20藤本 佳希(ポストプレー)→10大竹 洋平(溜めてから丁寧なパス)→21加地 亮(緩く落ちてくるピンポイントのクロス)→20藤本 佳希(前で潰れる)→30豊川 雄太(GKの至近距離からヘディングシュート)→30佐藤 昭大(近すぎて動けず)→ゴール

コメント

緩くても正確なクロスが上げれば得点が決まるという事を証明できたシーン。そう考えると、21加地 亮には、もっともっとクロスを入れて欲しい。20藤本 佳希も不慣れながらポストプレーからしっかり繋いで、最後は前で囮になるとしっかり仕事をしたシーン。こういったプレーをしっかりして、選手とサポーターの信頼を掴み、ゴールという結果に繋げて欲しい。

A:熊本:1-1:23小谷 祐喜(7片山 奨典)

流れ

2黒木 晃平(サイドチェンジ)→7伊藤 大介(パスの先に寄せに行くも不十分)→8片山 奨典(時間が短く、間合いが十分あったので、アーリークロスを入れる)→岡山(ラインコントロールを失敗し、競り合いにいけず)→13櫛引 政敏(DF陣が競れないので飛び出すも間に合わず)→23小谷 祐喜(先にボールに触りにそのボールは、無人のゴールへ)→ゴール

コメント

やはり、この形で失点してしまったというのが正直な感想です。DFラインが180センチ未満のCBであり、空中戦に弱い事を考えるとこういった事態は起きやすいという事は、危惧していました。やはり、空中戦に強い選手というのは、急激に伸びた選手を除いて、空中戦の対応は得意な選手が多いです。昨季の岩政 大樹の事を考えても、しっかり跳ね返す事ができていました。このシーンも彼が居れば何も問題は、起きなかったでしょう。13櫛引 政敏の判断は、誤りかもしれませんが、そもそもの原因は、CBの選手が誰も競ることができなかった事の方が、大きな問題と言えるでしょう。元を辿ればアーリークロスを簡単に入れさせてしまって寄せが甘くなった疲れもあります。この失点を「判断ミスによる不運な失点」と、捉えるか、「チームの脆弱性を突かれての必然的失点」と、捉えるのかによって評価は変わってきます。個人的見解としては、試合終盤までになかった形に対応しきれなかったと考えています。その形とは、CBである23小谷 祐喜を上げてのパワープレーという高さが前線に生まれた事でした。熊本より高いチームは多数あり、こういった状況を作られる前に試合を決めておかなければ、苦しい戦いになると言えます。今のままでは、90分間良い内容でも勝てないという試合は、多くなるでしょう。

3、戦評

数値評

評価基準

良:1~5:悪

H:岡山

攻撃評価:B 守備評価:B 采配評価:C 総合評価:B

A:熊本

攻撃評価:C 守備評価:B 采配評価:B 総合評価:B

文章評

得点経過で、指摘させて頂いた点は確かに出たものの、ポジティブに考える事ができる内容であったと思います。DFラインからのスムーズなビルトアップは、開幕戦の名古屋戦とホーム開幕戦の熊本戦で見ることができました。更にこの試合では、ハイプレスからの組織的なプレーにより、相手の攻撃を封殺することに成功していました。しかし、岡山の弱点である高さ不足をパワープレーにより同点ゴールを許してしまった事で、露呈してしまいました。同点の追いつかれ方や対戦相手などの状況を考えると、とても看過できない課題と言えます。しかし、昨季以上の組織力というのを有しているのは、この2試合で、証明された内容であったことは、ポジティブに捉える事ができます。ここに24赤嶺 真吾や19片山 瑛一が復帰してくれば、攻撃にも厚みが生まれますし、得点力のアップが期待できます。そうすれば、2点差をつけて終盤戦でパワープレーでの失点を1失点に抑えれば勝てるわけでありますから、そういったストロングポイントを前面に出して戦っていって欲しい。

また、27塚川 孝輝が、今季の新人の中で、最初にJ2デビューを飾った訳ですが、技術的な問題や組織的な問題もあったことも事実です。しかし、シュート数が少ないというチーム課題があった岡山において、シュートを3本(公式記録は1本)も放つなど、その積極性は、素晴らしかったです。守備的なプレーもある程度する選手という印象を持っていました。しかし、この試合では、積極的に高い位置にポジションを取るなど、攻撃意識の高いプレーを見ることができました。まだまだ粗削りではありますが、DHに彼の様な当たりの強い選手が居る事は大きいと言えます。今後は、チーム戦術の理解とプロのスピードに慣れてくれば、もっと良いパフォーマンスをみせてくれる事は間違いないでしょう。

そして、7伊藤 大介のDH起用には、驚かされました。STを主戦場に起用してきたので、今季もその方針かと思いましたが、今季は2節にして解禁されました。長澤 徹監督の構想の中で、7伊藤 大介と10大竹 洋平の役割に関して、似ている印象かと思います。長澤 徹監督の構想では、前線は、1トップに収まる選手。シャドーに、パスで局面を打開できる選手と、得点を奪えるゴールに向かって行く選手。こういった構想は、就任以降崩されていません。ただ、10大竹 洋平は、開幕戦のポストバーに当たるシュートが示す通り、パスを出せて得点も奪えるというどちらも行ける選手です。そういった事もあり、7伊藤 大介と10大竹 洋平のダブルシャドーが成立しました。さて、7伊藤 大介に関してですが、30豊川 雄太への絶妙なスルーパスやパスワークは流石という出来でした。ああいったパスが出せて、チームにおけるポジションでのフィット具合を考えれば、DHで起用したいと思えるとパフォーマンスであったと思います。今後も1つの選択肢として、考えられる内容であったので、また見てみたい。

試合評

MOM:23小谷 祐喜(熊本) MIP:30豊川 雄太(岡山) 満足度:4点(10点満点)

岡山から世界へ To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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記事カテゴリ:
2017年ファジアーノ岡山
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塚川孝輝
組織力
空中戦
ハイプレス
高さ不足
パワープレー
櫛引正敏
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初めまして杉野雅昭と申します。
サカつくをきっかけにサッカー好きになりました。
2002年以来のサッカーファンです。
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2008年以降は、ファジアーノ岡山のサポです。
昔はジェフも好きでした。
海外はバルサです。
何かあれば、こちらまで。
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