蹴鞠談議2

2016:全国高校サッカー選手権:決勝:青森山田vs前橋育英「冬三冠で圧倒的な強さを見せて初優勝」

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青森山田vs前橋育英:5-0 得点者:10高橋 壱晟(11鳴海 彰人)、8嵯峨 理久(7郷家 友大)、11鳴海 彰人(8嵯峨 理久)、11鳴海 彰人(7郷家 友大)、9佐々木 快(6住永 翔)

1、チーム情報&評点

評価基準

良:1~5:悪

青森山田

監督

黒田 剛:2.0

スタメン

11鳴海 彰人:1.0 14住川 鳳章:2.5、7郷家 友太:2.0、10高橋 壱晟:1.5、8嵯峨 理久:2.0 6住永 翔:2.0 5三国 スティビアエブス:2.0、13小谷内 慎一郎:2.5、4橋本 恭輔:2.5、3小山 新:2.5 1廣末 陸:1.5

リザーブ

GK:12坪 歩夢 DF:2工藤 聖人、15天笠 泰輝、19鍵山 慶司、20佐藤 拓海 MF:16堀 脩大、17佐々木 友、18檀崎 竜孔 FW:9佐々木 快

途中交代

8嵯峨 理久→18檀崎 竜孔:2.5 14住川 鳳章→16堀 脩大:2.5 11鳴海 彰人→9佐々木 快:2.0 13小谷内 慎一郎→2工藤 聖人:評価不可



前橋育英

監督

山田 耕介:3.0

スタメン

24人見 大地:3.5、10飯島 陸:3.0 9高沢 颯:3.5、25田部井 悠:3.5 7大塚 諒:4.0、6長澤 昂輝:4.0 15渡邊 泰基:4.5、3角田 涼太朗:4.5、5松田 陸:4.0、19後藤田 亘輝:4.0 1月田 啓:4.5

リザーブ

GK:12松本 瞬 DF:2小山 翔、4浅賀 祐太、16金田 蓮 MF:8田部井 涼、11岩下 航、14塩澤 隼人、22八代 廉也 FW:18馬場 拓哉

途中交代

25田部井 悠→11岩下 航:3.5 19後藤田 亘輝→2小山 翔:3.5 10飯島 陸→8田部井 涼:4.0 6長澤 昂輝→18馬場 拓哉:評価不可

2、得点経過

青森山田:1-0:10高橋 壱晟(11鳴海 彰人)

8嵯峨 理久(サイドへのスペースへスルーパス)→11鳴海 彰人(快足を飛ばしてダイレクトでのクロスまで行く)→10高橋 壱晟(1トラップしてシュート)→前橋育英(DFに当たってコースが変わる)→1月田 啓(ディフレクションでコースが変わったため反応とは違う所に飛び触れず)→ゴール

青森山田:2-0:8嵯峨 理久(7郷家 友大)

1廣末 陸(ゴールキック)→前橋育英(前がブラインドになって足に当たるだけになる)→10高橋 壱晟(セカンドボールを回収して足下に付けるパス)→8嵯峨 理久(ダイレクトで中に預けてパス&ゴー)→7郷家 友大(ダイレクトで浮き球のスルーパス)→15渡邊 泰基(寄せに行く)→8嵯峨 理久(寄せを受けて難しい倒れながらのスライディングシュート)→1月田 啓(飛びつくも届かず)→ゴール

青森山田:3-0:11鳴海 彰人(8嵯峨 理久)

1廣末 陸(ゴールフィード)→11鳴海 彰人(受けてからサイドへ展開後パス&ゴー)→8嵯峨 理久(ダイレクトでのニアへのクロス)→11鳴海 彰人(胸トラップで前方へ浮かして落ちてきた所をボレーシュート)→1月田 啓(飛び出すも触れず)→ゴール

青森山田:4-0:11鳴海 彰人(7郷家 友大)

1月田 啓(ゴールキック)→7郷家 友大(競り勝って裏へ落とす)→11鳴海 彰人(裏へ抜け出して落ち着いてシュート)→1月田 啓(飛び出すも触れず)→ゴール

青森山田:5-0:9佐々木 快(6住永 翔)

青森山田(サイドから仕掛けようとする)→前橋育英(ボールを奪う)→8田部井 涼(前へ運ぼうとして前を向く)→6住永 翔(ドリブルを止めてボール奪取)→9佐々木 快(前にボールが来て止まったところをしっかりミートしたミドルシュート)→1月田 啓(懸命にジャンプするも頭の上を超えて行く)→ゴール

3、戦評

数値評

評価基準

良:A~E:悪

青森山田

攻撃評価:A 守備評価:A 采配評価:A 総合評価:A

前橋育英

攻撃評価:D 守備評価:E 采配評価:E 総合評価:E

文章評

決勝は、ここまで無失点で勝ち上がった群馬の名門前橋育英とここまで冬二冠の青森山田のカードとなった。 しかし、試合は意外にも前橋育英が大量失点し、逆に三本の矢活躍で青森山田が圧勝という結果になった。 三本の矢(決勝を見た私が勝手に命名)の3人の活躍を簡単に表現すると以下の様になる。 試合を通して、1廣末 陸のフィードは、攻撃の始点となっており、遠くまで速く正確なボールを蹴り、一気にシュートというシーンを何度も作り、実際2ゴールに繋がった。 11鳴海 彰人は、スピードと技術を備えた素晴らしい選手で、高い決定力で2得点で、今大会の得点王に輝いた。 10高橋 壱晟も先制ゴールを挙げて、チームの勝利に貢献した。 しかし、大差という結果にこそなったが、好機を前橋育英が決めていれば、少し展開が変わったかもしれない。 その象徴的なシーンが、前半終了間際の決定機で、5三国 スティビアエブスの好守で、ピンチを凌いだ次のプレーで、GKの1廣末 陸のキック一本で、一気に攻守を入れ替えて、電光石火のカウンターで、ゴールまで行った事になる。 流石に1廣末 陸の直接アシストではないものの、前橋育英からすればその前のプレーで好機であったのに、一転して自陣ゴール前まで運ばれて、失点をしてしまう。 サッカー怖さというのを痛感してしまうシーンであった。 つまり仮に試合を有利に進めても一瞬でやられてしまう怖さを前橋育英が持ってもおかしくない。 ましてや決勝まで無失点という驚異的な堅守を誇ったチームであれば尚更である。 今日の日本サッカーで言えるのは、全体的なレベルの向上による実力差が縮まっている事である。 先日のレアルと鹿島の1戦の様に世間一般的に実力差があると考えられたチームが善戦するという現象が起きており、チームによっては勝利して結果を残しているチームもある。 そう考えると、GKの一本のフィードやゴールキックなどで、一気に決定機を作られてしまうというのは、小さな差の様で、大きな差として結果に影響してしまう。 特にメンタル面で不安定な高校生となれば、余計にである。 それでも勝利への執着心であったり、ボールへの執着心。 こういったものに強い前橋育英のメンタリティを感じた。 この経験を人生の糧として、成長に繋げて欲しい。 プライドとプライドのぶつかった熱い一戦で、残念ながらスコアでは、大差となったが、スコア以上の素晴らしい試合であった。

試合評

MOM:11鳴海 彰人(青森山田) MIP:1廣末 陸(青森山田) 満足度:7点(10点満点)

高校から世界へ To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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記事カテゴリ:
高校サッカー
タグ:
三本の矢
均衡
攻守の入れ替わり
ゴールキック
フィード
速攻
三国スティビアエブス
高橋壱晟
廣末陸
鳴海彰人
決勝
全国高校サッカー選手権
2016
群馬県
青森県
初優勝
前橋育英
青森山田
高校
高校サッカー

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