蹴鞠談議2

2016:U-23代表:リオ五輪グループリーグ1戦目:中立:vsナイジェリア「OAを含め世界標準に戸惑い守備崩壊するも才能で対抗」

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日本vsナイジェリア:4-5 得点者:13サディ・コマル、13興梠 慎三(PK)、8オグヘネカロ・エテボ(4アブドゥラヒ・シェフ)、18南野 拓実(8大島 僚太)、8オグヘネカロ・エテボ、8オグヘネカロ・エテボ(PK)、8オグヘネカロ・エテボ、16浅野 拓磨(4藤春 廣輝)、9鈴木 武蔵(8大島 僚太)

1、チーム情報&評点

評価基準

良:1~5:悪

日本

監督

手倉森 誠:2.5

スタメン

10中島 翔哉:3.0、13興梠 慎三:3.0、18南野 拓実:2.5 8大島 僚太:2.5、7原川 力:3.5 3遠藤 航:3.0 4藤春 廣輝:3.0、5植田 直通:4.0、6塩谷 司:4.5、2室屋 成:3.0 1櫛引 政敏:4.0

リザーブ

GK:12中村 航輔 DF:17岩波 拓也、13亀川 諒史 MF:14井手口 陽介、9矢島 慎也 FW:16浅野 拓磨、11鈴木 武蔵

途中交代

7原川 力→16浅野 拓磨:2.5 13興梠 慎三→11鈴木 武蔵:2.0 10中島 翔哉→9矢島 慎也:3.5



ナイジェリア

監督

サモソン・シェアシア:2.0

スタメン

13サディク・ウマル:1.5 8オグヘネカロ・エテボ:1.0、10ジョン・オビ・ミケル:2.5、9イモー・エゼキエル:2.5 17ウスマン・ムハンマド:2.5、14オケチュク・アズバイケ:2.5 16スタンリー・アムジー:3.5、2ムエンフ・シンセレ:3.5、6ウィリアム・トローストエコン:3.5、4アブドゥラヒ・シェフ:3.5 18エマニュエル・ダニエル:4.0

リザーブ

GK:1ダニエル・アクペイ DF:3キングスレイ・マドゥ、5サタデー・エリムヤ、15ヌディフレケ・ウド MF:12ポポーラ・サリウ FW:7アミヌ・ウマル、11オルワフェミ・アジャイ

途中交代

17ウスマン・ムハンマド→3キングスレイ・マドゥ:3.0 9イモー・エゼキエル→15ヌディフレケ・ウド:3.0 10ジョン・オビ・ミケル→12ポポーラ・サリウ:評価不可

2、試合経過

ナイジェリア:0-1:13サディク・ウマル

4アブドゥラヒ・シェフ(スローイン)→4藤春 廣輝&10中島 翔哉(2人がかりでボールを奪いに行く)→9イモー・エゼキエル(2人をかわしてシュートまで行く)→1櫛引 政敏(セーブするも毀れる)→6塩谷 司&2室屋 成(シュートに飛び込む選手の前に入る)→13サディク・ウマル(ファーサイドで日本の6のマークを外してから2の選手の奥に飛び込んで押し込む)→ゴール

日本:1-1:13興梠 慎三(PK)

2ムエンフ・シンセレ(グラウンダーの縦パス)→8大島 僚太(パスが当たるもマイボールに出来ず)→2ムエンフ・シンセレ(セカンドボールを拾うも処理を誤る)→13興梠 慎三(隙を見逃さず寄せて奪うとパスで預ける)→8大島 僚太(ボールを奪われるもすぐに奪い返してラストパス)→18南野 拓実(ゴール前で受けた所を後ろから倒される)→PK(日本)→18エマニュエル・ダニエル(左に飛ぶ)→13興梠 慎三(冷静にGKの逆の右に蹴る)→ゴール

1-2:ナイジェリア:8オグヘネカロ・エテボ(4アブドゥラヒ・シェフ)

4アブドゥラヒ・シェフ(かなり高く上がったクロス)→2室屋 成(目測を誤り競るも触れず)→8オグヘネカロ・エテボ(絶妙なトラップからGK1の至近距離からシュート)→1櫛引 政敏(反応するも触れず)→ゴール

2-2:日本:18南野 拓実(8大島 僚太)

10中島 翔哉(サイドで受けて切り返しからパスコースを作ってパス)→13興梠 慎三(ダイレクトでポストプレー)→8大島 僚太(ダイレクトでスルーパス)→18南野 拓実(GKとの1対1で冷静に股下を抜くシュート)→18エマニュエル・ダニエル(前に出てシュートコースを消そうとするが足下を抜かれる)→ゴール

ナイジェリア:2-3:8オグヘネカロ・エテボ

10中島 翔哉(ドリブル突破を図るも止められる)→ナイジェリア(後ろから繋がれて一本のロングボールを入れられる)→6塩谷 司(マークに付くも簡単に振り切られる)→13サディク・ウマル(ラストパス)→8オグヘネカロ・エテボ(シュートするもミートせず)→5植田 直通(ヘッドでクリアも不十分)→8オグヘネカロ・エテボ(至近距離からダイレクトシュート)→1櫛引 政敏(慌ててコースに入るとするも間に合わ)ず)→ゴール

ナイジェリア:2-4:8オグヘネカロ・エテボ(PK)

6塩谷 司(突破を図ろうとするナイジェリア13番を抑える)→2室屋 成(体入れてボールをマイボールにしようとする)→13サディク・ウマル(日本6の抑えを突破し、日本2からボールの主導権を得る)→6塩谷 司(手を使って抑えてようとするが倒してしまう)→PK(ナイジェリア)→8オグヘネカロ・エテボ(左に蹴る)→1櫛引 政敏(逆を突かれて右に飛んでしまいセーブできず)→ゴール

ナイジェリア:2-5:8オグヘネカロ・エテボ

日本(後方でパスを繋ぐビルトアップ)→4藤春 廣輝(バックパスしようとするがカットされる)→10ジョン・オビ・ミケル(ボールを奪ってクロスを入れる)→1櫛引 政敏が飛び出してスライディングでクリア)→8オグヘネカロ・エテボ(セカンドボールをダイレクトシュート)→1櫛引 政敏(戻り切れず無人のゴールに入れられる)→ゴール

日本:3-5:16浅野 拓磨(4藤春 廣輝)

7遠藤 航(浮き球の縦へのパス)→13興梠 慎三(ボールをキープしてサイドへ展開)→10中島 翔哉(パスを受けて溜めて日本4の上りを待ってからパス)→4藤春 廣輝(フリーでパスを受けてラストパス)→16浅野 拓磨(冷静に押し込む)→ナイジェリア(クロスをクリアできず)→ゴール

日本:4-5:11鈴木 武蔵(8大島 僚太)

18南野 拓実(楔形パス)→16浅野 拓磨(1タッチでのポストプレー)→8大島 僚太(1トラップ後絶妙なパスを足下に通す)→11鈴木 武蔵(裏へ抜けると見せかけて切り返してファーを巻いていくシュート)→17エマニュエル・ダニエル(懸命に飛びつくとも届かず)→ゴール

3、戦評

数値評

良:A~E:悪

攻撃評価:D 守備評価:E 采配評価:B 総合評価:D

文章評

世界舞台での経験不足を強化試合のブラジル戦同様に露呈してしまった。 集中力を欠いたミスというよりは、世界レベルのフィジカル的なJリーグとのギャップに苦しんだ印象。 途中出場の11鈴木 武蔵が輝いたのは、フィジカルでナイジェリアに負けていなかったからであり、他の選手は、フィジカル差が大きく、プレーに直結し、パスミスやボールロストに繋がった。 初戦の緊張もあったとは思うが、4得点決めた通り、緊張を良い方向に働けていた。 頂けないのはOAの4藤春 廣輝と6塩谷 司の二人で、失点に直結するミスをした上に、チームの精神的支柱に成りえなかった。 4藤春 廣輝は、スピードを活かした仕掛けで、チャンスメークこそ出来ていたが、6塩谷 司は、攻守共に良い所が無く、完全に穴になっていた。 1対1で簡単に突破されるシーンも目につき、DFという事で、連携面に不安があったと言え、あまりに酷かった。 この結果を受けて、育成面でも世界的に見て日本におけるCBの実力不足を世界に露呈する結果となってしまった。 世界にどうCBを輩出していくのかという課題を改めて露呈し、CBの成長無くして、世界で戦えるレベルに到達するのは非常に難しいと言う現実を突きつけられた。 そして、もう1人のOAの13興梠 慎三だが、評価保留というのが妥当ではないか。 理由は、OAを2人擁したDFラインの乱れが、そのまま前線に波及し、4得点こそしたものの日本の持ち味であるパスワークから決定機を演出するという形に至る前のミスで、そこまで到達できなかったからである。 一方ナイジェリアも褒められた内容では無かったが、アバウトなボールでも前線に収まる選手が一人居た事で、ゴール前まで簡単に運び、日本の選手が、この世代トップクラスの未知のフィジカルの強さに戸惑っている所で、立て続けに日本から得点を奪った。 これは、A代表のハリルジャパンが力を入れて、改善しようとしているディエル強化。 この世代は、それを避ける傾向にあった事で、より鮮明に弱点となって現れた。 日本は確かに巧いが、ボール奪取力がJリーグで低いためにそれを活かし切れてなかった。 ボールを失わない技術の低さが目立ち、世界で戦える人材を若くから欧州に送れる環境を作るためにもボール奪取力を高める守備における個の力と、それを容易くする組織的守備といった部分を東京五輪までに少しでも改善しておきたいが、現状どちらも世界標準に程遠いと言わざる得ない。

しかし、それを今更言及しても遅いので、守備を中心に酷評して来たが、攻撃では、局面局面にセンスを溢れるプレーは見られたので、そちらにも触れておきたい。 まず、この試合では、ゴールという結果こそ残せたが、勝利という結果は残せなかったという事実。 これは繰り返しになるが、もっと若い時に、世界に触れられる場が少なかった事に起因する。 そういった経験があれば、速いパススピードや高いボールキープ力、広いシュートレンジ、判断の速さといった部分が、全然違って来た筈である。 もし、それに触れられる事が出来ていれば、本当にサッカーが好きな選手の集まりであり、もっと伸びていたである選手ばかりである。 それだけ才能があるセンス溢れる選手達なので、トゥーロン国際に続いて、強化試合のブラジル戦、本大会と短期間であるが、この経験を活かして、才能を覚醒させて、残り2戦を2連勝で予選突破して欲しい。

最後に個人的に好感を持てた点を何点か。 ゴールこ繋げられなかったが、10中島 翔哉の囲まれても仕掛けるドリブル勝負する強気なプレー。 失点に絡む判断ミスこそあったが、試合を通してみれば、2室屋 成のポジショニングに裏打ちされたインテリジェンス溢れるプレーには、期待感と安心感を持てた。 そして、ゴールという結果残した11鈴木 武蔵の野性的なプレー。 次の2試合では、他の選手もこういった良いプレーが見たい。 頑張れ日本!! 才能では決して負けてない!! やれば出来る!!

試合評

MOM:8オグヘネカロ・エテボ(ナイジェリア) MIP:11鈴木 武蔵(日本) 満足度:6点(10点満点)

日本から世界へ To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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記事カテゴリ:
サッカー(アンダー日本代表)
オリンピック
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乱戦
打ち合い
ボールの奪いどころ
サディク・ウマル
経験不足
世界標準
世界での経験
興梠慎三
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塩谷司
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