2009年01月10日
寒かったっす!! いや、寒いというより痛かった感じですね(笑)
しかし、試合の方は熱い熱い戦いが行われましたよ。
というわけで、高校選手権・準決勝のレポートです!
★1月10日(土)
<埼玉スタジアム>
準決勝 第1試合
【前橋育英 VS 鹿児島城西】
試合前から注目されていた"乱打戦”は予想通りの展開となった。いや、「なった」というより「なってしまった」と書いた方が正確かもしれない。
前半だけで7回もネットが揺れたこの試合の先制は、まだメモ帳にスタメンを書き込んでいる最中の1分に鹿児島城西が決めた。SB松井駿佑のコーナーキックにFW野村章悟がファーサイドからダイビングヘッドで飛び込んでゴール。
しかし、ここから前橋育英が猛反撃に出る。質の高い選手が揃ったMFを中心に、ボールポゼッションから右サイドをうまく使った攻撃で3分、10分と立て続けにゴールを決め逆転。さらに14分、CB代田敦資のロングフィードに抜け出したFW皆川佑介がループシュートを決めて3-1とする。
『3-1になって選手達がイケるなと思ってしまったのかもしれない。メンタルの部分でまだまだ指導が足りなかったと思う』と、前橋育英の山田監督は試合後に自分を責めたが、確かにこの3-1というスコアが今日の試合のキーポイントになっていたのかもしれない。
そして22分、その山田監督の言葉通り、GKとDFのイージーな処理ミスからFW野村章悟がゴールを決め鹿児島城西が1点差に迫る。
ここで試合は一旦落ち着き、前橋育英の1点リードで前半も終了かと思われた43
分。鹿児島城西の左SB松井駿佑がタイミングのいいオーバーラップから低いクロスを入れ、中で待ち受けていたFW大迫勇也が素早くマークを外して足から飛び込み同点ゴール。ここで手を緩めないのが鹿児島城西の素晴らしいところ。その1分後にはコーナキックから相手のオウンゴールを誘い3-4。なんと逆転に成功して前半を終了。
後半に入り両チームとも特に守備面での立て直しを図り、前半よりは締まった展開となった。『負けていたので縦に焦っていた部分はあった』と、MF米田賢生は振り返ったが、前橋育英は自慢のポゼッションからのサイド攻撃がうまく機能せず、73分、逆に鹿児島城西のDF成元将平にスーパーボレーシュートを決められ3-5で試合は終了。
『好んでノーガードの打ち合いをしている訳ではない。失点が多い所は修正していきたい』と、鹿児島城西の小久保監督も試合後に振り返った様に、予想が現実になった"乱打戦”は本来ならば防がなければならなかったのかもしれない。しかし、この「選手権」という大会の価値を考えれば、内容よりも結果からの方が得られるものが大きいと思う。
残すはあと1試合、決勝戦のみ。悔いのないように戦い、そして良い結果が得られれば素敵だなと、高校生を見ていて感じた。
前橋育英 3-5 鹿児島城西
≪中学サッカー小僧的MVP≫
鹿児島城西 11番 FW 野村章悟
特に前半苦しんだFW大迫勇也に代わり、今日2得点を挙げた。派手さはないが、負けん気の強いメンタルで決勝戦も活躍して欲しい。
★1月10日(土)
<埼玉スタジアム>
準決勝 第2試合
【広島皆実 VS 鹿島学園】
前半は0-0のようです……。第1試合後の監督会見、選手の囲み取材で前半は見られませんでした(汗)。ので、後半の模様と、決勝戦へ向けての展望をお伝えします。
国立での開幕戦を制した鹿島学園は2回戦で優勝候補の野洲を破り、素早い攻撃を武器に勢い良くここまで勝ち上がってきました。対する広島皆実は伝統の守備に「強攻」という特徴を加え、完成度の高いサッカーで対戦相手を封じ込めてきました。
後半は両チームともお互いの特徴を出すものの、広島皆実の素早いプレスとCAPでCBの松岡祐介を中心とした的確な守備で、鹿島学園にほとんどチャンスを作らせません。
そして、57分。広島皆実が待望の先制点を挙げます。ボールを受けたFW玉田耕平がエリアの右側外でうまく前を向き、長い距離を駆け上がった右SB村田俊介にスルーパス。低いクロスを中で受けたFW金島悠太が一旦は体勢を崩すものの、素早く立て直し冷静ゴール。
その後も広島皆実はゲーム全体を支配し続け、『チャンスらしいチャンスもなかった。本当に今日は完敗です』(鹿島学園・鈴木監督)という試合をものにし、広島勢としては40年振りの決勝の地、国立へと進んだ。
ちなみに、1月12日の決勝戦『鹿児島城西 vs 広島皆実』は今年度3回の練習試合を行ってるそうです。
対戦スコア→【0-1 0-1 2-3】
『(広島)皆実とは3回やって全部1点差で負けているので、決勝では(広島)皆実に勝って優勝したい』(鹿児島城西・FW野村章悟)
『(3回やって)全部勝っているが、大迫(勇也)に振り回された印象があるので、(練習試合に)勝ったことは気にしないでやりたい』(広島皆実・DF松岡祐介)
広島皆実 1-0 鹿島学園
≪中学サッカー小僧的MVP≫
鹿島学園 11番 FW 三橋隼斗
合計シュート数3本という形で完封された準決勝だったが、そのうち2本は彼が放ったものだった。ゴールにはならず枠にも飛んではいなかったが、コースを作ってからシュートまでの足の振りが素早くコンパクトで得点の匂いを感じさせた。来年も楽しみな2年生だ。
posted by だいすけ |21:49 |
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2009年01月06日
訳あってだいぶ遅くなってしまいましたが……、
高校サッカー選手権2回戦・3回戦のレポートを少々書いてみたいと思います。
★1月2日(金)
<駒沢陸上競技場>
【広島皆実 VS 徳島商】
『(1回戦の)帝京戦の勝利で強いものを学んだ。攻撃的なスタイルで勝ちたい』(藤井監督)という広島皆実は、その監督の言葉通り、3年生・崎原拓也に替わってこの日先発をした左SBの2年生・秦和広の果敢な攻め上がりと、10番・谷本秦基のゲームメイクを中心に攻撃のリズムを掴んでいく。
23分、その谷本秦基が起点となり、スルーパスに抜け出したMF佐々木進が先制点を挙げる。しかしその6分後、ここまで防戦一方だった徳島商のトップ下・佐々木一輝がエリアの外、左斜め45度から目の覚める一発をネットにつき刺し同点とする。
『追いつかれてから少し慌てた』(広島・藤井監督)というように、試合はここまで圧倒的な広島皆実ペースだったが徐々に徳島商もリズムを掴んでいく。しかし61分、本人が『風が吹いていたので狙い通りだった』と振り返ったように、左SB・秦和広が蹴ったコーナーキックが直接ゴールに吸い込まれ、この1点を守りきった広島皆実が勝利した。
広島皆実 2-1 徳島商
≪中学サッカー小僧的MVP≫
広島皆実 10番 左MF 谷本秦基
今年の広島皆実の攻撃サッカーを象徴するプレイヤー。彼がボールを持てばチーム全体が前に動き出す。ドリブル・パスで攻撃のタクトを振るうテクニシャン!!
★1月2日(金)
<駒沢陸上競技場>
【星稜 VS 作陽】
『(グラウンドの)アウトサイドを使いなさいというのがウチのやり方』(星稜・河崎監督)という星稜は、左MFの1年・木村祐太と右MFの2年・山崎裕平のサイドから切れ込むドリブルを武器に攻めたてる。対する作陽は、ボランチの淵本翔太と亀井拓実の長短を織り交ぜたパスワークからリズムを掴んでいく。
そして31分、先制したのは作陽だった。エリア内での混戦に、後ろから走り込んだ左ワイドの花瀬翔平が押し込む。
試合が大きく動いたのは後半。お互い1点づつを取り合い、むかえた67分。『みんながハードワークをして(フリーだった)僕にボールを預けてくれたら、前にスペースがあった』と振り返ったように、ボランチの淵本翔太がドリブルで長い距離を攻め上がり、GKとの1対1からゴール。
『3点目を入れられたのが大きかった』(星稜・河崎監督)というように、この淵本翔太のゴールが決定打となり、作陽が勝利した。
星稜 2-4 作陽
≪中学サッカー小僧的MVP≫
星稜 9番 右MF 山崎裕平
試合には負けてしまったが、パワフルなドリブル突破で星稜のワイドなサッカーを体現。来年も楽しみな2年生。
★1月3日(土)
<駒沢陸上競技場>
【那覇西 VS 国学院久我山】
高校卒業後の入団が内定しているFC東京の城福浩監督がスタンドで見守るなか、国学院久我山のエース・MF田邉草民が大活躍をした。
開始2分のゴールを皮切りに、55分、61分にもゴールを決めハットトリック。さらに、この日もう一人ハットトリックを決めた、『選手権が終わったら(東京大学への)受験を頑張りたい』というFW川久保理へナイスアシストを連発。
終わってみれば、国学院久我山が7得点の大暴れ。敗れてしまった那覇西は、49分にFW仲田一斗がロングシュートで1点を返すが連戦の疲れからか、いいところを見せられずに終わってしまった。
那覇西 1-7 国学院久我山
≪中学サッカー小僧的MVP≫
国学院久我山 監督 李済華
試合後の、『(試合を見てもらって)久我山でサッカーやりたいね。でも久我山でサッカーやるなら勉強もしっかりやらないと。と、親子で思ってもらえたら嬉しい』というコメントが非常に興味深かったので、選手ではなく監督を選んでみました!!
★1月3日(土)
<駒沢陸上競技場>
【広島皆実 VS 作陽】
今年の対戦成績(練習試合含む)は広島皆実の3戦全勝というこの日の第2試合は、1点を争うハイレベルな展開となった。
『皆実の歴史のなかで守備は評価されてきていますが、そこに攻撃という特徴を加えたい』(藤井監督)という広島皆実は、この日も左MF谷本秦基を中心に作陽ゴールに迫る。
対する作陽は、負傷により出場できないキャプテン・DF安良田恭平の穴を埋めるため、本来は攻撃の起点となるべきボランチの亀井拓実と淵本翔太が守備に追われる時間が長くなっていた。
試合が動いたのは前半終了間際の39分。MF浜田晃がセンターサークル付近でボールを受けるとDFラインの裏へ浮き球を入れ、『大分の家長さんが目標』と語るFW玉田耕平が抜け出し左足でゴールを決め、広島皆実が先制する。
『前半は、0-0か0-1でもいいかなと思っていた』(作陽・野村監督)という作陽は後半開始から『安良田を入れると守備だけでなく攻撃の起点にもなる』(作陽・野村監督)という、故障を抱えていたキャプテン・DF安良田恭平を投入。
しかし思うように1トップにボールが収まらず、なかなかチャンスを作り出せない。ハーフタイムにもう一人投入されたMF村上綾が何度かドリブル突破をみせるものの、シュートまでは行けず。
激しいプレスとミスのない展開、そしてお互いの手の内を知るチーム同士の対決は非常に見応えのある内容となったが、『今年は分が悪い(3戦全敗)ので、最後はなんとかしたい』(作陽・野村監督)という思いも届かず、広島皆実が勝利を収めた。
広島皆実 1-0 作陽
≪中学サッカー小僧的MVP≫
広島皆実 7番 MF 浜田晃
チームメイトから“ハマコー”の愛称で呼ばれている彼は、広島皆実の影のヒーロー。派手さはテクニシャンの谷本秦基に譲るが、堅実なパスと的確なポジショニングで攻守に活躍!!
posted by だいすけ |12:48 |
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2009年01月05日
■前橋育英 1-0 國學院久我山
前橋育英がいよいよ4強に!
ようやく市原臨海から解放され、都内の会場にやってきた。
会場の特徴か、天気もよく、試合に影響するような外部事項は見当たらない。絶好のコンディションである。
ボールポゼッションを大事にし、ショートパスを主体にワイドを効果的に使って攻撃を組み立てる両チーム。
特に中盤中央のボールキープ力の違いから、前橋育英がペースを握っていったように感じる。
しかし、前橋育英の悪い傾向でフィニッシュの精度だけがなかなか高まらない。
攻め疲れた彼らを相手に、久我山はFC東京入りが決まっている10番・田邉のドリブルからスルーパスでゴールを脅かすシーンを作る。
が、後半16分、焦りが募りだす前のギリギリの時間帯に前橋育英が得点をあげた。
六平(むさか)と米田の両ボランチによるワンツー突破から、六平がこの日数度目のスルーパスを通す。
それを受けた佐藤穣がゴール前で切り返しを入れ、空いたコースにボールを流し込んだ。
あとはポゼッション力の高い前橋育英が主導権を譲らないまま試合を終えた。
4人の中盤と2人のSBが絡むボール回しは大会一と言っていいだろう。
彼らが順次縦に追い越していく攻撃は美しいのだけれど、FWの強引さが欠けているように思う。
あとは2年生攻撃陣の、特に個人的には西澤の、ゴールが欲しいぞ。
■四日市中央工 0-2 広島皆実
広島皆実の勝ち!
一方、こちらは守備に特長がある2チーム。試合も中盤でボールが落ち着かない、競り合いの時間が長かった。
四中工の樋口監督は、「良い守備から良い攻撃を、という狙いだったが、前線からプレスをかけられず、最終ラインも下がってしまい、ボールを奪っても全体のバランスが悪くて攻撃を仕掛けられなかった」と振り返った。
広島皆実が数少ないサイド攻撃と、もう一本はコーナーキックからゴールに押し込んで2点をあげた。
同じようなプレッシングスタイルでぶつかりあった結果、四中工が力負けをしたという印象。
理想的ではないボール奪取のあと、どのように攻撃を組み立てていくのか。攻め方に切り替えが見られなかったのが残念だった。
■次は、埼スタで準決勝!
今年は日程の都合上、準決勝が埼玉スタジアムで行われる。高校生の夢舞台、国立競技場に立つためには、もうひとつ勝ちを重ねなければならない。
準決勝は日にちが空いて、1月10日土曜日に行われる。
☆第一試合(12:05〜)
前橋育英 vs 鹿児島城西
☆第二試合(14:25〜)
広島皆実 vs 鹿島学園
観戦試合数にかなり偏りがあるが、第一試合がよく言われる「事実上の決勝戦」であると感じる。
ここまですべての試合を支配してきた前橋育英と大量得点で相手をねじ伏せてきた鹿児島城西。
好チーム同士の対決が今から楽しみである。
4試合連続で2得点中の大迫勇也が歴代得点記録の9点を越えるとき、鹿児島城西が勝利を手にしていることだろう。
あぁ、ワクワクする!
posted by ヨシヅ |18:00 |
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2009年01月03日
■香川西 0-1 前橋育英
前橋育英が準々決勝に進出!
香川西のキャプテン登里が利き足を負傷している。それがこの試合の大きな分岐点だった。
少しでも回復していれば、というわずかな希望も野球並の連戦だけに、書くだけ悲しいムダなことだった。
左サイドの背番号8は、歩くにも足を引きずり、ボールのないところで倒れこんだ。
監督としても難しい決断だっただろう。後半6分に交代してピッチを後にした。
試合は前半12分に前橋育英の7番・六平(むさか)がペナルティエリア内で倒されて得たPKを、自らコロコロPKで決めてこの試合唯一の得点を記録。
その後も前橋育英が出足鋭くチーム全体が連動してゲームを支配する時間が多かったが、最後のところで決め切れず、ついに最後まで追加点を入れることができずに終わった。
シュート数は3対14。香川西のGK石川の活躍が目立つ内容だった。
香川西のDFラインは高い位置を保つ。石川は早い決断で積極的にGKポジションを飛び出し、最後尾のDFとしても相手の好機を潰した。
彼の活躍がなければ、試合終了間際に訪れた「香川西、あわや同点か!」というシーンも巡ってこなかっただろう。
■鹿児島城西 7-1 宇都宮白楊
○一点目(前半1分)
大迫勇也→野村、GKと1対1となり中央上に蹴り込み先制。
○二点目(前半5分)
大迫勇→外から走り込んだ大迫希→右クロス、ファーで室屋が合わせた。
○三点目(前半28分)
後向きに縦パスを受けた大迫勇、前を向き軽く右を向く状態からクイッと左に切り込み即左足ミドル。ゴール右上に決める。
○四点目(後半6分)
大迫勇のスルーパスで交代出場のFW平原が抜け出し、DF二人を無力化。冷静にゴール左に決めた。
○五点目(後半27分)
ペナルティエリア左端、ゴールライン間際のところでDFを抜き去り、角度はないがゴール前でフリーになった大迫勇。逆サイドネット目がけて強烈シュートを放つ。
○六点目(後半36分)
中盤中央の大迫希→平原右サイドを駆け上がりクロス→大迫勇、ニアで受け反転しファーへ流す→後方から走り込んだ河野がシュート。左ポスト内側を叩いてゴールイン。
○七点目(後半38分)
同じような展開。大迫希→右サイドの大迫勇、ドリブル低クロス→ニアで一枚潰れ、こぼれを室屋が押し込んだ。
●八点目(後半ロスタイム)
城西GK神園がエリア内で相手の突進を阻止し、一発レッド退場。三人交代済みの城西は一年生MF鮫島を臨時GKとして立たせたが、ノーチャンス。PKを決められた。白楊10番・小野が意地の一発を蹴り込んだ。
■次は、準々決勝!
5日月曜日に駒沢陸上競技場とニッパツ三ツ沢球技場で行われる。
☆駒沢陸上競技場
12:05〜
前橋育英 vs 國學院久我山
14:10〜
四日市中央工 vs 広島皆実
☆ニッパツ三ツ沢球技場
12:05〜
鹿島学園 vs 大津
14:10〜
滝川第二 vs 鹿児島城西
現在3試合6得点の大迫勇也。大会記録の9点を越えるか? という興味もあるが、大会の位置付けが年々変化しているなかで、どう捉えたらいいのか……悩ましいところである。
同じ高校年代では、Jユース杯を制したガンバ大阪の宇佐美(高校一年)にとって、今回のユース年代でのプレーは「ムダな時間だった」と評価されていると聞くが……。
posted by ヨシヅ |18:39 |
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2009年01月03日
●第一試合
大分情報科学
vs
鹿島学園
1-3
鹿島学園の勝利
・開幕戦勝利、そして野洲を破ったことで、「連戦の疲れはあるが、間違いなくチーム力があがり、選手に自信が出てきた」鹿島学園は、風上を有利にいかすべく、前半から攻撃的に出る。
サイドを起点に速くて低いクロスを積極的に供給し、度々大分のゴールをおびやかす。前半の2点もやはりサイドからの攻撃で得たもの。
ピッチに立つ全員が足を止めず動き回り、サイドの選手も攻撃に厚みをもたらしていた。
開幕戦よりも確実にチームの意識、力が上がった印象で、「全国初の3連勝ができた」好ゲームだった。
●第二試合
大津vs藤枝東
3-2
大津勝利
・前日、等々力ラウンドでともに素晴らしい勝ち上がりを見せた強豪校同士によるベスト8をかけた戦いは、しかし、あっさりと前半に大津が2点を奪いいきなり引き離す。
セカンドボールに対してほぼ負けていなかった大津は、藤枝東のパスワーク、個人技にあわてることなく対応し、ボールを奪うとシンプルにゴールを目指す。
「2点のビハインドは返せると思った」と語る藤枝東の大石監督はハーフタイム選手にゴールを意識するように指示。
より積極的に前に出た後半11分に藤枝東は1点を返す。
と、それを待ったかのように大津は両サイドの選手を2枚交代。この交代がはまり、右サイド交代で入った背番号15・藤崎がゴール。
その後藤枝東が1点返すものの地力の強さを見せた大津が勝利した。
●今日の選手
・大分情報科学
背番号5/河野斗馬
後半途中まではボランチ。その後右サイドバックに入ったが度々見せるオーバーラップ、オフザボールの動きが秀逸。
・大津高校
背番号15/藤崎裕太
途中交代での切り札。昨日紹介した17番の澤田ともに交代で入り両翼を担う。藤崎は右サイド。自慢のドリブルは相手DFを手玉に取る。ゴール前でのトリッキーなフェイントにも注目だ
posted by まさのり |16:59 |
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2009年01月02日
明けましておめでとうございます!
今年も当ブログと本誌『中学サッカー小僧』をどうぞよろしくお願いします。
今日も私は市原臨海競技場にて高校サッカー選手権取材をしてきました。
年をまたいだとは思えないほどの連続性(笑)。
一昨日とまったく同じ席に陣取ります。おそらく、これは人の性(さが)というやつなんでしょう。こうすると何だか安心感があります。
さて、それはともかく。
■市立船橋 1-2 香川西
イチフナ敗退!!
二回戦屈指の好カード。それゆえ市原臨海を避けられないのです。
今日はやけに風が強い。
イチフナの石渡監督は後半風上に立てるよう、権利をえたらコートチェンジするように指示したという。
前半は緊張感もあるため、辛抱強いサッカーをするのが得策という計算だ。
しかし、前半のうちに2失点してしまう。
高い守備力がイチフナのカラー。これは予想外だった。
最初は前半17分。川崎内定のキャプテン登里が得意の快速ドリブルで左サイドを切り裂き--速く細かい!--二人やっつけて中央にパス。一年生FWの大西がしっかり合わせて0-1。
2点目は前半24分。右SBの田中が縦に出したロングボールに飛び出した大西がヒーローになる。角度はなかったがバウンドに合わせて思い切りよく右足を振り抜いた。これで0-2。
風の影響でボールが予測不可能な軌道を描き、ゴール前に「エアポケット」ができてしまった。「1点はしょうがない」と考えていたイチフナだったが、厳しい展開になってしまった。
後半に入るとイチフナが怒涛の攻めに出た。
「あれは決めないといけなかった」(中村)
後半3分、京都入りが決まっているエース中村がGKと一対一になる。きわどいコースを狙ったいいシュートを放ったがGK石川のファインセーブが飛び出し決められない。
残り20分をきったところで、イチフナは守備の要・青木を前線にあげパワープレーにでた。
26分、コーナーキックからその青木がつめ1点差にしたが、もう1点がうばえないまま試合終了。
優勝候補が1試合で姿を消すことになった。
■前橋育英 3-0 武蔵工大二
前橋育英の勝ち!
磐石の試合運びだった。
17分、左SB笛田のパスを受けたFW西澤がダイレクトでループシュートを放ち先制。
続いて29分、右の10番佐藤がゴールライン際まで切り込んでマイナスのクロス。ペナルティスポット付近に走り込んだ二年生の中美はそれをフリーの状態でトラップ&シュート。ゴール左上に豪快に蹴り込んだ。
1)ボールホルダーにプレスをかけ、相手に楽にポゼッションさせないこと
2)体を使ってしっかりボールをキープし、周囲が動いてパスコースを複数作ること
前橋育英は攻守両面でやるべきことを忠実に行ったという印象。
点差がついたこともあり、後半は余裕も見えた。
後半12分、笛田の左クロスをキャプテン米田が頭であわせ3点差。
勝負を決める一撃だった。
その後もボールを保持し、試合終了。圧勝といえる内容だった。
■次は、香川西 vs 前橋育英
本日ここで勝ち上がった両者の対戦が明日、同じ会場で行われる。
香川西のエース登里は今日の試合で左足を負傷。足を引きずりながらも随所でスーパープレーを披露していたが、その影響は決して小さくないはず。
いわばチームとしても利き足にケガを抱えた状態だ。彼がどこまで本来のプレーを見せることができるか。拮抗した両チームの対戦はそこで勝負が別れるだろう。
posted by ヨシヅ |16:51 |
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2009年01月02日
みなさまあけましておめでとうございます。
今年も中学サッカー小僧をよろしくお願いします。
…さて高校サッカー選手権も3日目。
等々力ラウンド第一試合
●大津高校vs立正しょう南
4-1
大津の勝ち
・ワンタッチでつなぐことを意識しながらサイドを重点的に攻める大津が、前半に4点を入れて試合を決める。守っても効果的に攻撃につなげる守備で、相手にスキを与えなかった。
対する立正は得意のセットプレーで1点返すものの攻撃の形がつくれずに試合終了。
「今日はうちらしいサッカーができた。これからがもっと厳しくなる」
と平岡監督が語る通り、大津の目標は自分たちのスタイルを出した上でより高い場所を目指しているようだった。
第二試合
●境高校vs藤枝東
0-4
藤枝東に勝ち
・「今年は走り込みが増え、攻守の切り替えを意識することが多くなった」
昨年準優勝メンバーの藤枝東背番号10・藤田選手は、大石監督になってからのスタイルをこう話した。
試合は序盤いきなり藤枝東の先制点が決まると、チームとしてのまとまりを感じさせる運動量で、サイドを中心に相手を押しこむ。
守っても境FW住田をCBの二人がていねいに受け渡し、チャンスを作らせない。
藤枝東は効率よく前後半で2点ずつを取り初戦を上々のスタートとした。
期待された、住田であったが、ノーゴール。しかし前を向いた時のスピードど体のやわらかさはさすが。惜しいのはチーム全体として住田に点を取らせるようなシステム、戦術が完成していなかったこと。
「強引にいけるようなFWになりたい」
と話す住田だが、彼は良いパサーあってより輝くように見えた。プロに入ってからがより期待できそうだ。
●今日の選手
・大津高校
背番号17/澤田崇
平岡監督が語る「能力のある2年生」のひとり。途中交代で入ってきていきの良さをみせた。タッチ数の多いドリブルに注目だ
・藤枝東
背番号20/海野智之
サイドの起点となり中、外、縦を自在にいく。やわらかなボールタッチに注目だ
posted by まさのり |16:47 |
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