2008年12月31日
■青森山田 3-4 鹿児島城西
鹿児島城西の勝ち
一回戦屈指の好カード。試合を観戦しはじめてすぐ、どちらかが今日大会から去らねばならぬというのは、とてももったいないことだと思った。
開始直後、城西がネットをゆらす。
大迫希の左サイドFKからニアで大迫勇也が頭でそらしたボールにDFの藏園がつめた。しかし、これはオフサイド。
スコアが動いたのは17分、山田の左SB中島の好タイミングの攻撃参加が発端となる。
アーリークロスの落としを受けた見宝がDFをかわしてシュート。ゴール左に決めた。
その後、24分に北嶋の素晴らしいミドルシュートで2点差とした山田だったが、前半のうちに二人の大迫によるゴールで同点にされてしまう。
迎えた後半13分、大迫勇が追加点。ボールへの反応速度とゴール前の落ち着きぶりは圧巻である。
さらに24分、右サイドの大迫希の折り返しにうまく合わせた大迫勇! ハットトリック達成!! かと思われたボールは左ポストに阻まれるもツートップを組む野村がつめ、2-4。
最後まで戦い抜いた山田が途中出場の高屋の泥臭いゴールで1点差につめよるが、そこでタイムアップ。
自慢の攻撃力で打ち合いを制した鹿児島城西が二回戦に駒を進めた。
■不来方 0-5 大阪桐蔭
大阪桐蔭の勝ち
初出場同士の一戦は大差がついた試合となった。前半2得点、後半3得点の大阪桐蔭が終始ボールを支配したゲームであった。
試合を分けたのは、後半5分のPK失敗だったかもしれない。
後半早々に加点され0-3とされていた不来方だったが、10番佐藤がペナルティエリア内で倒されてPK獲得。
キッカーは北條。コロコロPKのようにGKとの我慢比べを仕掛けたが、GK藤原がよくそれに対応し、ストップ。反撃を許さなかった。
後半30分、残り10分というところでケガが癒えずベンチに入っていた不来方キャプテンの上小林が途中出場をすると、すでに5点差ではあったものの、不来方は勢いづいた。
監督が話したように彼が最初から出ていても勝負がどうなったかはわからない。しかし、スコアにはならなかったが、全国の舞台で確かに岩手の意地を見せた。
なお、大阪桐蔭の得点者は、保井、保井、高山、永澤、星原である。ツートップと両サイドハーフがそれぞれ結果を出した。
マンオブザマッチは背番号2番の左サイドハーフ保井隆志で文句ないだろう。
2得点1アシスト。SB福村とのコンビで左サイドを制した。
■次戦は鹿児島城西 vs 大阪桐蔭
どう考えても大迫勇は飛び抜けた存在だ。アントラーズ内定は伊達じゃない。
城西の右サイド、桐蔭の左サイドの攻防が楽しみだが、きれいに崩せなくても点が取れる城西が優勢だろう。
posted by ヨシヅ |18:23 |
高校サッカー |
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2008年12月31日
高校サッカー選手権1回戦
●帝京vs広島皆実
0-0
PK戦 4-5
広島皆実の勝利
…前半退場者を出し、一人少ないながらもシンプルに攻撃の形をつくりだし主導権を握った皆実。
一方の帝京は数的有利をいかすことができずPK戦に。
5人までにお互い一人ずつはずし、むかえた6人目。皆実の山室が落ち着いて決めたが帝京・稲垣がはずし試合は決着。「やることははっきりしていたが、最後の勝負所でのストライカーがいなかった」
という廣瀬監督の言葉の通り、一人多い帝京が詰めを欠き初戦敗退となった。
●韮崎vs徳島商
3-4
徳島商の勝ち
試合は前半戦に徳島商が相手3バックの裏のスペースをたくみにつき、2得点を奪い折り返す。
後半もボランチから最終ラインのポジショニングが不安定な韮崎DF陣の間をつき2点追加。
試合は4-0となり終わりに向かうかと思われた後半32分に韮崎が1点を返す。
その後、35分、40分と加点。1点差としてからの3分間のロスタイムは韮崎の猛攻。会場もこの日いちばん盛り上がりを見せましたが怒涛の放り込みも実らず韮崎が初戦敗退となりました。
●本日の選手権選手
・広島皆実
背番号10/谷本泰基
独特の感覚と間合いでパス、ドリブルをくりだす。彼にボールが渡ったら注目だ
・徳島商
背番号10/佐々木一輝
ボールを持って一歩目からグングン加速するアタッカー。縦への突破に注目だ
posted by まさのり |16:22 |
高校サッカー |
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2008年12月30日
ついに今日30日、冬の選手権が開幕しました。
12月末とは思えない陽気のなか、開会式後に茨城県代表…鹿島学園と奈良県代表…一条高校によるオープニングゲームです。
開幕戦、国立という舞台でお互い硬さの見られる前半戦でしたが、一条高校が左サイドをえぐってからのクロスのこぼれ球をきっちりとものにして先制します。
後半は中盤での圧力を強めた鹿島学園が、ゲームを支配。
むかえた後半15分過ぎ、主導権を握った攻撃から得た左からのコーナーキックに2番の阿渡選手がニアでふれて同点。
その後もほぼ鹿島学園がペースをつかむものの逆転ならずにPK戦へ。
鹿島学園のGKが2本ストップするなどしてPK戦4-2で茨城県代表が次戦に駒を進めました。
posted by まさのり |16:21 |
高校サッカー |
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2008年12月28日
昨日、西が丘サッカー場で行われた高円宮杯U-15準決勝を取材してきました。
まずは、結果を見てください。
高円宮杯第20回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会
準決勝(西が丘)
■11:00
レオーネ山口U-15 0−4 FC東京U-15深川
[得点者:FC東京U-15深川]
6・金田一樹(18分)
21・野沢英之(39分)
28・二瓶翼(44分)
7・中川大海(46分)
■13:10
コンサドーレ札幌ユースU-15 1−2 アルビレックス新潟JY
[得点者:アルビレックス新潟JY]
10・早川史哉(11分)
4・若月洋(53分)
[得点者:コンサドーレ札幌ユースU-15]
9・近藤勝成
これを見たら、ベスト4に残った4チームの中では、レオーネ山口の力が少々劣っていたのだろうと思われるかもしれません。
唯一のノットJ下部チームの力が。
でも、実はそうではなかった。
レオーネ山口は、技術力の高い選手を揃え、攻撃的な姿勢をつらぬく素晴らしいチームでした。
そのスタイルは育成年代の大会を見て回ってもなかなか目にすることができないものです。
監督は「自分たちのサッカーは1点取られても3点取るサッカー。失点のリスクを冒(おか)さないとチャンスは作れない」と話していましたが、私はちょっと誤解していました。このチームは敗戦のリスクを冒しているのではないかと。
「中学生年代は、勝敗じゃない。育成がメインテーマだ」という話はよく聞きます。その一方で「勝利を求めずにサッカー選手として真に育成されるのか」という議論はありますが、今はさておきましょう。
レオーネ山口のサッカーを見ていると、結果よりも重要なものが育まれているような印象を受けるのでした。
技術力と仕掛ける姿勢、そして何よりもサッカーを楽しむ心
といったような。
「中学生年代は、勝敗じゃない。育成がメインテーマだ」
このメッセージを実際にピッチ上で見たのは初めてでした。
勝敗基準でサッカーを見に行っていることをやましく思いつつ、ここまで勝ち上がり、素晴らしいサッカーを見せてくれたことに感謝する思いでした。
posted by ヨシヅ |16:07 |
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2008年12月17日
クラブワールドカップで来日しているマンチェスター・ユナイテッドの記者会見に行ってきました!!
記者会見とはいえ、サー・アレックス・ファーガソン監督の眼前に座るというのはどういう気分なんだろう。。。
サー・アレックス。ある意味、世界一の監督です。
ヨーロッパの数あるクラブの頂点に君臨するマンチェスター・ユナイテッドを、22年も率いている。
そもそもマンUをトップレベルにしたのがサー・アレックスなので、このクラブに歴史と伝統があるとしたら(あるけど)、サー・アレックスこそがその「歴史と伝統」そのものなのです。偉大です。
もう単なるボスじゃないんです。ボスのボスです。
実際、こないだやめちゃったけど、ロイ・キーン監督の監督だったし、昨日解任されちゃったけど、ポール・インス監督の監督だった。ウィガンでまだちゃんと監督をしているスティーブ・ブルースの監督でもあった。
どんな感じだろう。どんどんキンチョーしてきます。
あと気になっていたのは、どの選手が出てくるのか??
C・ロナウドやルーニー、リオといったスター中のスターは出てこないだろうけど、誰であれマンUの選手です。ハズレなんかない。
▼さぁ、いよいよ登場です。サー・アレックスと…
フレッチャー。
さすがだ。中盤のあらゆるポジションをソツなくこなすダレン・フレッチャー選手は、メディア対応もソツなくこなす。
いくら喋っても、監督やクラブを困らせるような発言は一切出てこない。
こういう選手がビッグクラブには必要なんだなぁと思いました。
▼フレッチャーなら安心のファーガソン監督。
質疑応答のなかで、興味深かったのは、「個性派軍団をまとめるコツ」や「時差ボケ対策」についてでしたが、もうひとつ。
ガンバ大阪で注目している選手を問われたサー・アレックスは、マスコミが要求した通りに遠藤選手の話をしたあと、「ブラジリアン・ボーイ」に注目していると言いました。
ルーカス選手。29歳。
若いクラブをひっぱる年長組ですが「ボーイ」と呼ぶ。そりゃそうですよね。そこには、なんか高校サッカーの監督さんと選手たちのような距離感を感じました。
さてさて、こんなサービスショットも撮って終始ご機嫌のサー・アレックスでしたが、
記者「イギリスでは、この大会はあまり重要視されてないと思うが…」
監督「重要視してないのはメディアでしょう」
というやりとりのときとか、ときおり顔が紅潮してくることもあって、そんなときは眺めているだけのこちらもハラハラするのでした。
すぐ顔にでるからなぁ。選手はさぞ怖いでしょうね。
選手のみなさんには悪いけど、明後日のガンバ大阪戦の夜だけは、イライラしているファーガソン監督が見たいものだ!
(帰り道、あぁ、もうクリスマスかぁと思いつつパシャリ)
posted by ヨシヅ |13:36 |
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2008年12月16日
こんばんは。
昨日到着したマンチェスター・ユナイテッドを追って、横浜はマリノスタウンに行ってきた。
日本にいる間のトレーニングを見学に行って、誌面でなんとかみんなの役に立つような記事にしたいと考えていたんだけれど…。どうもこの分だとずっと冒頭公開か非公開になりそうなんで、ブログにアップしますね。残念だけれどそれだけ本気だという考え方をすれば楽しみは増す。
さて。予定では19時30分から冒頭15分公開ということだったが。
選手たちをのせたバスがマリノスタウンに着いたのは19時50分頃。
すでに寒空のもと1時間近く待たされた身としては、はっきりいってイラっときてたが、真横を通るバスの中の選手を見てその気持ちは一瞬でどこかへ。
すでにジャージに身をつつんでいる選手たちの真横を通ってスタンドから練習見学。
20時ジャストのスタート。
▼GK組とフィールド組に分かれてフルコートを2周するジョグ。
2周目を終えたところで、フィールドプレーヤーはサイドステップ→かかと上げなどをして3周でジョグ終了。
……バスの中から一緒だったアンデルソンとC・ロナウド。どうも2人は仲がいいようでジョグ中もキャッキャ言ってふざけあう。そしたらコーチに怒られてた。わりと本気でバロンドーラーが怒られてた。
▼次に、輪になってストレッチ→2人一組でのストレッチ
▽その間、GK組は2人一組でサイドステップしながらのキャッチ練習
……しかし、ファンデルサールは滅茶苦茶大きくて雰囲気がある。中村俊輔選手が以前FKを決めたが、良く決めたなと思えるくらいの迫力を感じる。
GKはこのトレーニング以降、すべて足下のコントロール&パスの練習。とっても印象的。
▼フィールドプレーヤーは4~5mのグリッド間をステップ走で抜けていく
その後ストレッチをはさんで今度は、3m弱の間に6個のグリッドを置き、そこを細かなステップで抜けていく。
……ファーディナンドはDFの選手らしくどすどすと音が聞こえてきそうなステップ。
対して、ルーニー、テベスといった攻撃の選手のステップは細かく軽やか。
特にロナウド。今にも飛んでいきそうな柔らかさと速さがあってビックリ。
ふさわしい例えかどうか分からないが、一瞬ディープインパクトを思い出す。
▼その後、8対2のボール回し.....半径2mくらいの輪になって、ワンタッチ
おそらくサブ組とスタメン組で分かれた(?)のでふたつの輪ができあがる
……最初はゆっくりとやっていましたが、怪我に気をつけながらだんだんスピードアップしてくる。これだけの近い距離なのに、ボールスピードが速かった。そしてそれに対してのコントロールが正確!!
ゆっくりと笑顔でやりながらもコントロール&パスには意思があるのがここで見ていても伝わる。
ボールを取られたパクが頭を抱えて悔しがっていたのが印象的。
まだアップなのに。
………
と、ここで練習公開は終わり。
なんのかんので実質25分くらいあった。
ベルバトフの背中の大きさに思わず声が出て、ルーニーとスコールズの小ささに希望が持てた…気がした。
しかし、ギグスのかもしだす重厚感ってやつは。いてくれるだけで勝てそうな気がしてくる。
スタンド、グラウンド入り口ではサッカー小僧たちが、サイン待ち&食い入るようにその姿、練習を見ている。
すごくいい光景だと思った。
チーム事情があるので仕方ないが、こういう機会はより多くの少年たちに見せてあげるべきだと思う。
『おまえミーハーだからな』と、からかわれていたマリノスのJrユースかなんかの選手へ。
ミーハーは向上するためにはとっても大切なことだから、もっとミーハーになってもっとうまくなってください。
posted by まさのり |18:04 |
海外サッカー |
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2008年12月15日
こんばんは。
ここ数日でかなり冷え込んできましたね。
みなさん体調を崩さないように気をつけてください。
ところで、タイトルにもあるように12月はサッカーの大会が目白押し。
現在行われている主だったものでも…
★クラブワールドカップ
12月17、18、21日
★Jユースカップ
ベスト8 12月20日
準決勝 12月23日
決勝 12月27日
★U-15高円宮杯
12月20、21、27、29日
…とこんな感じでしょうか。
加えて12月30日からは高校選手権も始まります。
TVで生観戦でぜひレベルの高い試合を見て欲しいものです。
※※※※※※※※※※
お詫びと訂正
10月10日発売の中学サッカー小僧2008秋冬版において次号12月12日刊行予定と告知をしましたが、諸般の都合により2009年の2月刊行となりました。
訂正告知が遅れたことをこの場をかりてお詫びいたします。
また、発売日に書店等へ足を運ばれた読者様、わざわざお電話をくださった読者様には大変ご迷惑をおかけしました。
今後このようなことがないように気をつけていきたいと思います。
年明け2月に刊行を予定しております中学サッカー小僧では、より一層の内容でみなさまにお届けいたしますので、今しばらくお待ちください。
今後ともよろしくお願いいたします。
posted by soccer-kozo |16:58 |
中学サッカー |
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2008年12月08日
まさか、こんなゲームになろうとは。
試合後、駅に向かう途中、ジェフサポの会話が聞こえてきました。
「シーチケ(シーズンチケット)買わなきゃじゃん」
「これ見たらやめられないでしょ」
「やめられないね」
取材に行った僕も幸せな気分になりました。
クラブとしては、ミラー監督が言うように「リーグで優勝することが成功」というのが正しいのでしょうけど、この日成し遂げた成功というのも確かにあったように思います。
▼試合前。いろいろ結果を予想していましたが、まだ僕は何もわかっちゃいなかった。
▼後半8分に0-2になった。陽も大きく傾いて、いよいよ真っ暗になるのかと思いました。
▼後半29分、32分とジェフが立て続けに得点し、一気に同点にした。さらに35分PK獲得。
▼レイナウド、うりゃあ! なんとまぁ。リバプールvsACミラン以来の逆転劇です。
▼さらに1点加えて試合終了(4-2)。他会場の試合結果もわかり、ジェフ千葉残留です!
▼試合後。あのとき想像していた風景とは違って、スタジアムも誇らしげに見えました。
▼まさに「奇跡的な残留」。ジェフ千葉のみなさん、おめでとうございます!
posted by ヨシヅ |19:21 |
プロサッカー(国内) |
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