2011年05月17日

イベント告知

「プラチナ世代のW杯 2014年・2018年の日本代表メンバー」(白夜書房)刊行記念 

ロンドン五輪予選目前!!
ユース教授が語りつくすU‐23とプラチナ世代~彼らは世界で羽ばたけるのか?

安藤 隆人(サッカージャーナリスト)

■2011年6月11日(土)19:30~

6月19日から始まるロンドン五輪予選を目前にして、日本代表を担うであろう若手世代について、日本の育成年代、若年層を完璧に知り尽くす、安藤隆人氏にU-23世代、特に期待値の高いプラチナ世代を中心に語りつくしてもらいます。
「ここ数年U-20で世界大会進出を果たしていないが、ロンドン五輪予選は大丈夫か?」
「プラチナ世代の実力は?」
「こんないい選手がまだ代表に選ばれていない!」
「宇佐美選手は海外に行くのか?」
「今後代表で頭角をあらわす選手は?」
……など、A代表にも今後招集されるであろう有望選手や、現役選手のユース時代など、育成取材のプロがみなさん抱えている日本サッカー若年層の疑問に徹底的に答えます。

☆会場・・・4階喫茶にて。入場料1,000円(ドリンク付)
☆定員・・・40名
☆受付・・・1階サービスカウンターにて。電話予約承ります。
ジュンク堂書店 池袋本店 TEL.             03-5956-6111       FAX.03-5956-6100

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2011年04月30日

プラチナ世代

告知です。

彼らを知らなければ未来のワールドカップは語れないかもしれません。

宜しければ、お手に取ってみてください。

5月20日(金)発売です。


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2010年09月06日

新書の第3弾出ます

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みなさまご無沙汰でございます。 毎日毎日ほんと暑い日が続きますね。 こんな陽気も続きすぎると早くおさらばしたい気分になります。 週末の昼間の試合なんかはほんと、選手たちにとっては厳しいんじゃないでしょうか。 4日に行われた、高円宮杯西が丘ラウンドでは、グラウンドの気温が公式発表で39度だったらしいですから。 その9月4日に新しい船出をかざった日本代表。 見事勝利で飾ることができ、そして会場に足を運んだファン、サポーターのみなさんも満足したんじゃないでしょうか。 選手たちがすごく自信にあふれてプレーしていたのがとても印象的なゲームでした。 そんな日本代表にスポットをあてた新書の第3弾が、今月22日に刊行されます。タイトルは 「心理戦術」が日本サッカーを進化させる です。 南アフリカの闘いを中心に選手たちの言葉、行動等をメンタル面から解説しています。 また、今や日本の中心選手として活躍がきたいされる本田圭佑選手のメンタル面にも大々的に切り込んでいます。 いちばん最初にのせた画像はできたてホヤホヤのものです。 発売までもう少し先ですが、みなさま楽しみにしていてください。


posted by soccer-kozo |19:42 | プロサッカー(国内) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年06月30日

もっと先がみたい。もっと上へ──。

現地レポート/飯塚健司

 こう着状態が続き、緊張感のある120分だった。

 対戦相手のパラグアイは日ごろからブラジルやアルゼンチンと戦っている南米の雄で、堅守には定評がある。対する日本代表も今大会に向けた準備のなかで構築してきた阿部をアンカーとする布陣が機能し、守備には自信を持っていた。一方で、「われわれはもともと得点力がない。数少ないチャンスを生かさないとゴールを取れない」と岡田監督が試合後に語ったとおり、攻撃力に乏しい一面があった。とはいえ、これはパラグアイも同じで、攻撃力はグループリーグで対戦したオランダやデンマークに比べると落ちる。すなわち、お互いに守備には自信があり、攻撃には難があった。そんな両者の対戦は、必然としてゴールチャンスの少ない試合になった。

 だからといって、ただ漫然と120分が過ぎたわけではない。「勝敗は紙一重の差。どちらもゴールを狙っていた」と語ったのは中村(憲)で、集中力を欠いたほうがやられる。致命的なミスは許されない。終始、そんな緊張感に包まれていた。そんななか、日本代表は前半に2度、決定的なゴールチャンスを作り出した。しかし、22分にあった松井の右足ミドルシュートはゴールバーに弾かれ、40分にあった本田の左足ミドルシュートも、ゴール枠をとらえることはなかった。

 120分間のなかで、日本代表はさまざまな策を講じた。前半途中には遠藤のポジションをひとつ前にあげ、阿部、長谷部のダブルボランチに変更した。攻撃的な4-2-3-1へとシフトしたのである。後半には選手交代によってこう状態の打開を狙った。65分には疲労のみえてきた松井に代えて岡崎を投入し、1トップの本田に近いポジションを取ることで前線の活性化を図った。さらに80分には守備的MFの阿部に代えてトップ下に中村(憲)を投入した。遠藤が守備的MFに下がり、攻撃陣にもうひとつフレッシュな『足』が加えられたのである。しかし、パラグアイの堅守を崩すにはいたらず、どうしてもゴールが遠かった。

 延長戦後半には、途中交代の玉田が左サイドを突破し、岡崎との連携でビッグチャンスを作った。しかし、走り込んだ中村(憲)にラストパスが渡らず、シュートにはつながらなかった。各選手が最後まで集中力を維持して戦い、ゴールを許さなかった。あとは1点があれば・・・という展開だったが、日ごろから南米でもまれているパラグアイは守り慣れしていた。「延長戦であれ、90分であれ、点を取って勝とうと言っていた」と試合後に語ったのは岡田監督だが、日本代表のシナリオどおりにはならなかった。勝敗の行方は、PK戦へとゆだねられることとなった。

 PK戦に関しては、もはや語ることはない。ゴールの大きさ、距離を考えると、キッカーが有利なのは明らかだ。しかしそれだけに、キッカーには『決めなくては』という大きなプレッシャーがのしかかる。ましてや、舞台はワールドカップ。しかも、ベスト8進出がかかった試合だ。日本代表にとってはじめての経験であり、日本人のサッカー選手はまだ誰も経験したことがない領域だ。ついでにいえば、観戦しているわれわれも、誰ひとり味わったことがないPK戦だった。

 しかし、いまはもう違う。
 われわれは、ひとつの経験をした。ワールトカップのベスト8進出がかかった試合は、たとえゴールチャンスが少なくても、身の置きどころがないような緊張感があった。頭痛がしてきたり、身体がプルプルと震えてきた人もいたのではないだろうか。PK戦がはじまってからは、とくにそう。先攻のパラグアイに、後攻の日本代表。ひとりひとりのキックに、日本国内で歓声、悲鳴があがった光景が目に浮かぶ。だからこそ、結果は敗戦だったが、残念だったとは決して思わない。

 よい経験ができたのは、選手だけではない。観戦するわれわれも、よい経験ができた。サッカーの世界には、まだ上がある。まだまだ上がある。いまよりももっと、緊張感や高揚感を味わえる舞台がある。どうせなら、いつの日か味わってみたい。自分が生きているうちに──。試合が終わったロフタス・バースフェルドの横に設置されたメディアセンターで、そんなことを考えさせられた試合だった。


岡田監督
選手たちに『なにがしてやれたんだ』と考えたときに、私の勝利への執着心が足りなかったかもしれない。もっと自分自身が、勝つことに執着心を持たないといけなかった。選手たちは、すばらしく、すばらしく日本人として、アジアの代表として誇りを持ってやってくれた。勝たせてやれなかったのは、私に責任があると思っている。

松井大輔
くやしいけど、一生懸命に戦った。顔をあげて日本に帰りたい。五分五分の戦いで、どっちが勝ってもおかしくなかった。ホントによい戦いができた。力いっぱい戦った。

中村憲剛
自分が攻撃の基点になって、ゴールにからみたかった。チームがひとつになって戦えていた。ホントに、ひとつになるというのは、大きな力になると思った。勝敗は紙一重の差。どちらもゴールを狙っていた。

posted by soccer-kozo |05:47 | プロサッカー(国内) | コメント(1) | トラックバック(0)
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2010年06月25日

気持ちを揺さぶられた夜

現地レポート/飯塚健司

 引分けでも決勝トーナメント進出が決まる一戦だった。だからといって、日本代表が引分け狙いの戦いをすることはなかった。

「0-0は考えない方がいい。われわれは点を取らなければいけない。いつもどおり、勝つためにスタートする」(岡田監督) 
     
 試合前日に指揮官が語っていたとおり、日本代表は守備に細心の注意を払いつつ、一方では素早い攻撃から積極的にゴールを目指した。守備的MFに阿部、遠藤の2人を起用し、攻撃的な4-2-3-1の布陣でスタートしたのは「守りに入るな」という岡田監督からのメッセージだった。

 ところが、デンマークのトップ下を務めるトマソンの動きは巧妙で、2人の守備的MFではうまく対応できなかった。2分、6分と立て続けに危ない場面を迎えるなど、立ち上がりは劣勢を強いられた。すると、ベンチがすぐに動いた。10分を過ぎたころ、カメルーン戦、オランダ戦と同じく、阿部をアンカーとする4-3-3の布陣に戻したのである。

 本田の無回転シュートが決まったのは、その直後の17分である。この先制点は大きかった。なにしろ、今大会の日本代表はカメルーン戦、オランダ戦を経て守備に自信を得ている。デンマーク戦後に「(守備面は)今大会に入って手ごたえを感じている」と語ったのは長谷部で、ちょうど中盤の布陣を手ごたえを感じているという4-3-3に変更した直後に1点をリードしたのだ。この先制点は、本当に大きかった。

 日本代表の布陣変更、そして先制点によって、試合の流れは一気に変わった。ゴールが必要なデンマークに対して、自陣にしっかりと守備のブロックを作って容易にはチャンスを作らせない。逆に前線の本田を基点に、松井、大久保がからんで効果的なカウンターを仕掛け、30分には大久保が倒されて得たFKを遠藤が決め、決勝トーナメント進出にグッと近づく追加点を奪った。

 前半途中に2-0である。
 正直、誰がこの展開を予想しただろうか。
 目の前で繰り広げられているのは、夢でも幻でも親善試合でもなく、まぎれもなく現実の戦い、ワールドカップのグループリーグ3戦目で、引分けでも決勝トーナメントに進めるデンマーク戦で、しかも日本代表が2点をリードしている。
 正直、誰がこの展開を予想しただろうか。

「まだ危ない」
「2点差は一番恐い。1点返されたら、どうなるかわからない」
 日本サッカー界は、これまでに何度も悔しい思いをしている。その目撃者は多く、ハーフタイムになると記者席では過去の経験を踏まえた会話がいくつかかわされた。

 後半に関しては、誰がどんな気持ちで観戦し、どんな感想を持ったとしても、それは自由だ。イケルと思っていた人がいてもいいし、油断するなと気持ちを引き締めていた人がいてもいい。中澤やトゥーリオが空中戦を演じるたびに絶叫し、川島がトマソンのPKをセーブした瞬間、思わず腰を浮かした人がいてもいい。もう、なんでもアリである。

 ひとついえるのは、現地観戦はもちろん、テレビ観戦していた人も、平常心ではいられなかったはずだということ。久々に気持ちを揺さぶられる試合に出会った。多くの人が、同様なのではないだろうか。ひとりでガッツポーズをした人がいれば、家族や友人と喜びを分かち合った人もいたはず。もちろん、「これで決勝トーナメントにいけるほど甘くない」と考えた人もいたはずだ。それでいいのだ。たとえ同じ試合でも、受け止め方は千差万別、十人十色。だからこそ、サッカーは世界の人々を魅了しているのだ。

 ただ、選手たちはあくまでも冷静だった。デンマークが繰り出してきたパワープレーに圧されることなく、各選手が身体を張って跳ね返した。いったん攻撃に移れば前線で本田がキープし、大久保、遠藤、松井、交代出場の岡崎が積極的にゴールを狙った。拙攻によって何度かゴールチャンスを逃していたが、試合終盤を迎えてもなお、驚くほどに各選手の足がよく動いていた。

 勝敗を完全に決定づける3点目を奪えたのは、日本代表の選手たちが実直にプレーを続けていたからこそ。2010年に入っての不調を考えると、この結果を予想するのは難しかった。日本代表を信じきるのは難しかった。とくに、大会前のデキは悪かった。しかし、心配は杞憂に終わった。

 無論、日本代表の強化に関して、いろいろと正すべき改善点はある。勝ったいまだからこそ、指摘すべきこともある。しかし、いまそれを行なうのはヤボだとも思える。束の間、純粋に日本サッカー史に残る歴史的な一試合を目の当たりにしたのだと、感慨にふけっていたい。とはいえ、次のパラグアイ戦のことを考えると、そんなゆっくりした時間はないが・・・。


岡田監督
選手たちは臆することなく、冷静かつ激しく戦ってくれた。われわれのチームには、他チームにない強さがある。予備登録の選手、チームスタッフも含めて、全員がひとつの目標に向かって戦っている。サッカーがチームスポーツであることを証明しようという意識でやっている。ただ、ここが終着点ではない。明日からパラグアイ戦に向けてスタートしたい。

本田圭佑
まだ上には上がいる。だから、予想以上に喜べなかった。まだ、上にいくつもりがある。ひとつひとつ上のステップに挑戦していきたい。それができるチームになりつつある。

長谷部誠
うまくいかないときもあったけど、自分たちを信じてやってきた。チームとしてまとまっているし、試合に出ない人もサポートしてくれている。チームワークが本当に強み。

posted by soccer-kozo |12:21 | プロサッカー(国内) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年06月20日

勝つためにはゴールが必要

現地レポート/飯塚健司

 点差は僅差ながらも、やはり実力差は大きかった。いくつかのゴールチャンスがあり、ひとつでも決めていればと考えたいところだが、勝負の世界に『たら・れば』はない。オランダはきっちりゴールを決め、日本代表は決められなかった。ここに、日本サッカーと世界トップレベルとの差がある。

「(この1点差が)日本がなかなか乗り越えられないカベだと思っている。どこに敗因があるとかではなく、ボール際の強さ、ポゼッションなどすべてのこと。日本サッカー界全体の差だと思う」(岡田監督)

 前半はほぼプランどおりに進んだ。前線からボールを追いかけるのではなく、自陣にしっかりとブロックを作ってオランダに攻撃する時間とスペースを与えなかった。完全にボールを支配され、主導権を握られるも、日本代表の選手たちは集中力を保ち、オランダの攻撃を跳ね返していた。

 すると、30分を過ぎたころから形勢が逆転し、日本代表に何度かゴールチャンスが生まれた。32分にはFKから本田がヘディングシュートを放ち、35分にもやはりFKからトゥーリオがヘディングでゴールを狙った。さらに、37分には松井が左足ミドルシュートを放った。いいリズムで攻撃を仕掛け、フィニッシュまでつなげていたが、いずれもゴールネットを揺らすことはなかった。

 前半を終えて手ごたえを得ていた日本代表だったが、後半の入り方が悪かった。最初のパスミスでカウンターを食らい、悪い流れを作ってしまった。このスキをオランダが逃すはずがなかった。47分にファンブロンクホルストに左サイドを突破され、ゴール中央でファンペルシにフリーでヘディングされる。48分にはファンボメルのタテパスをまたもファンペルシに、今度は左足ボレーシュートで狙われた。失点にはならなかったが、明らかに危険な時間帯を迎えていた。

 そして、53分である──。
 それまで阿部が徹底的にマークしていたスナイデルが、左サイドに流れてボールをさばき、中央に入ってきた。そこに、トゥーリオのクリアを拾ったファンペルシからのやさしく、ていねいなラストパスが出された。チャンスを決めるか、決めないかの差はあまりにも大きい。スナイデルの放った強烈なシュートは、GK川島が両手ではじき返す寸前に大きくブレた。

「30センチ手前までボールは見えていた。はじくイメージもあった。最後のところでブレた」(川島)

 オランダ1-0日本。
 こうなると、ゴールを狙いにいかなくてはならない。中盤でのポゼッションを高めるべく、64分にキープ力のある中村俊を投入。さらに、77分に玉田&岡崎を送り出して前線に『フレッシュな足』を投入したが、どうしてもゴールが遠い。最後にはトゥーリオを前線にあげてロングボールを放り込み、89分にはそのトゥーリオのヘディングによるパスを受けた岡崎がこの試合最大のゴールチャンスを迎えたが、左足で放ったシュートは、わずかにゴールバーを越えていった。

 どれだけ守備を意識して戦っても、失点は防げなかった。もとより、勝負に勝つには、やはりゴールを奪わなければならない。もう一歩、あと一歩だったかもしれない。どれかひとつシュートが決まれば、勝点を取れていたかもしれない。しかし、現実としてシュートは決まらず、勝点は取れなかった。

 日本代表に休んでいるヒマはなく、すぐにデンマーク戦がやってくる。引分けでも決勝トーナメント進出が決まるが、オランダ戦でわかったようにどれだけ守備を意識して戦っても失点を防げないときがある。勝点を奪うには、どうしてもゴールが必要だ。そもそも、サッカーはゴールを奪い合うスポーツだ。しつこいようだが、勝つためには点を取らなければならない。デンマーク戦では、日本代表のゴールに期待したい。


岡田監督コメント
勝点を取りたくて選手たちは全力を尽くしたが、残念ながらおよばなかった。しかし、下を向いている時間はない。次のデンマーク戦に向けて、疲れを取って最高の状態で臨みたい。

川島
(失点シーンは)30センチ手前までボールは見えていた。はじくイメージもあったが、最後のところでブレた。(試合終盤に続けてあった1対1は)『絶対に決めさせない』というつもりで防いだ。もうひとつ防げればよかった。

岡崎
(ゴールを)決めたかった。次は絶対に決めたい。どん欲にいきたい。最後のシュートは力が入り過ぎて上に蹴ってしまった。右サイドに転がして決めるのが本当のストライカーだと思う。2試合続けて同じような形でシュートしているので、次は決めたい。

長谷部
簡単に勝たせてもらえなかった。次のデンマーク戦がすべてなので、気持ちを切り替えて戦う。これで落ち込む必要はない。まだ次もある。

posted by soccer-kozo |06:27 | プロサッカー(国内) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年06月15日

いやぁ、よかった。やばい。しびれる

現地レポート/飯塚健司

「いやぁ、よかった。やばい。しびれる」

 これは、試合後の長友選手の第一声だ。日本代表が国外でのワールドカップで勝利したのは、はじめてのこと。日本サッカー史に、またひとつ新たな歴史が加わった。さっそく、記念すべき一戦を振り返ってみよう。

 日本代表の岡田監督は、試合前日に「われわれが勝つとしたら、1-0や2-1。なので、前半を0-0、0-1なら問題ない」と予想を立てていた。

 いざ試合がはじまると、岡田監督の予想以上の展開になった。日本代表の作戦は前線からボールを追いかけるのではなく、ある程度はカメルーンにボールを持たせるというもの。この狙いがうまくいった。素早いパス交換、素早い攻守の切り替えはなかなかなかったが、落ち着いて守備をすることでミスを犯すことがなく、冷静に試合を進めることができた。

 そんなかか、日本代表は少ないチャンスを生かして先制点を奪った。ゴールキーパーの川島選手が前線に出したボールを前線で本田選手が受け取り、中盤の遠藤選手へパス。遠藤選手がすぐに右サイドの松井選手にパスを出すと、フリーでこのボールを受けた松井選手は華麗にワンフェイントを入れて、左足でゴール前へ折り返した。

 ゴール前には大久保選手、本田選手がつめていた。カメルーンのDFもしっかり人数が揃っていたが、大久保選手が2人をひきつけることで、ファーサイドで本田選手がフリーになっていた。

「ボールがよかったので、しっかりと足元に止めて決めるだけだった」(本田選手)

 ゴールが決まった瞬間、日本代表のベンチからはサブの選手も含めて全員が飛び出していた。その歓喜の輪のなかへ、本田選手も長い距離を走って飛び込んでいった。このシーンは、記者席に設置されたテレビで何度も何度も繰り返し流された。映像を製作する他国のスタッフからみても、感動的なシーンだったのだ。

 岡田監督の予想を上回る1点のリードで後半を迎えると、同点を目指すカメルーンの攻撃がパワーアップしてきた。中盤にエマナ、ジェレミを投入し、前線にイドリスを入れて早い段階からパワープレーを仕掛けてきた。しかし、日本代表の選手たちは決してあわてなかった。

「イドリスとジェレミを入れてロングボールを蹴ってくるのはわかっていた。こぼれ球を拾うように指示していた」(岡田監督)

 日本代表のカメルーン対策は万全だった。これまでは終了間際になると運動量が落ちることもあったが、この日は各選手が最後まで足を動かし、懸命にボールを追いかけた。ロスタイムにエムビアのミドルシュートがゴールバーを直撃する危ないシーンもあったが、最後までカメルーンにゴールを許さず。本田選手が奪った1点を全員で守りきり、貴重な勝点3を得た。

 勝因はいくつかあげられる。韓国、イングランド、コートジボワールと戦った最近の強化試合では結果が出ていなかったが、逆に問題が明らかになったことで本番を迎えるまでにしっかりと準備することができた。フィジカル、メンタルともに選手たちのコンディションもよく、チームに一体感があった。そのため、運動量が落ちることなく、最後まで戦い抜くことができた。

 とはいえ、まだワールドカップははじまったばかり。岡田監督はもちろん、選手たちもすぐに次へと気持ちを切り替えていた。なにせ、次の対戦相手はオランダだ。またしっかりと準備をして、臨んでほしいところだ。


監督&選手コメント

岡田武史監督
「疲れたな」というのが本音。しかし、試合後は次のオランダ戦のことが浮かんだ。はじめてアウェイでのワールドカップで勝点3を得たが、まだ何も得ていない。

本田圭佑選手
自分たちの強みは団結力。最後まで自分たちの力を信じて守ったのが大きい。(ゴールシンは)ボールがよかったので、しっかり足元に止めて決めるだけだった。

長友佑都選手
いやぁ、よかった。やばい。しびれる。やっぱり、みんなで勝ち取った勝利なので。

駒野友一選手
最後まで無失点に抑えたのは、次につながる。緊張することなく試合に入れた。(前回大会の)経験が生きた。

posted by soccer-kozo |03:47 | プロサッカー(国内) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年04月16日

ベスト4より、ベストゲーム

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みなさん、こんにちは。

バルセロナのグアルディオラ監督は、試合後の記者会見を必ずあいさつから始めるそうなので、真似してみました(笑)。
もちろん、彼の語り口調、振る舞い、ユーモア、雰囲気があってのことだと思いますが、このあいさつによって記者たちは話しに引き込まれていくそうです。

さて、本題です。

最近は沈静化(?)しつつある「ワールドカップでベスト4」議論。
一国の代表チームを率いる監督が発した言葉なわけですから、当然、ファンやマスコミはもちろん、プレーしている選手たちも、その言葉の意味や期待や不安を考えていると思います。

また、岡田監督は「世界を驚かせる」というキーワードも残しています。

ワールドカップで素晴らしいサッカーを披露し、世界を驚かせ、ベスト4に入れれば、それはそれは最高の結末になるでしょう。

しかし、果たしてそのような最高の結末をどれくらいの人が“本気”で求めているのでしょうか。
もちろん、無惨に負けるような代表の姿は誰も見たくありませんが。

それよりも、将来の日本のスタイルが確立されるような、小・中学生のサッカー小僧が目指せるようなサッカーを披露して、たとえグループリーグで負けてしまったとしても、「世界を驚かせる」ことができれば、ワールドカップに参加した意味があるのではないでしょうか。

ベスト4より、ベストゲーム。

冒頭の“あいさつ”で紹介したグアルディオラ監督が率いるバルセロナは、このどちらも両立させている世界で唯一のチームといってもいいでしょう。

中学サッカー小僧の誌面上で何度も紹介しましたが、ユースカテゴリーからトップまで、チームにかかわる全ての人が同じスタイルを目標にサッカーをしています。

かといってバルセロナが全てだとは思いませんが、そのチーム、その国によって少なからず目指すべきところがあるのがサッカーだと思います。

スペインならパス。ブラジルならテクニック。イングランドならフィジカル。イタリアなら守備。アルゼンチンならマラドーナ(笑)。

というように、ファンもそうしてサッカーを見ていると思います。

開幕まで2ヶ月を切りましたが、日本サッカーの未来が見えるようなワールドカップになってくれるといいな、と期待しています。

posted by soccer-kozo/だい |13:25 | プロサッカー(国内) | コメント(1) | トラックバック(0)
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2010年03月04日

ワールドカップまで……99日!

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いや~、ご無沙汰してしまってすみません…(汗)
ワールドカップまで100日を切ったというのに、ブログ更新を怠けていてはいけませんね。。。反省反省。

ブログは少し怠けていましたが、次号の中学サッカー小僧の製作は順調に進んでいますよ。
雑誌の顔となる表紙の打合せをイラストレーターさんとしたり、取材のアポを取ったり、やることは無限大です。

そんなことより、日本代表です。

細かい事は抜きにして、勝利することは大事です!

ここ3年間で6度目の対戦となるバーレーンが相手なだけに、ワールドカップでベスト4を目指す日本としては負けている場合ではないんですが…。

恥ずかしながらBS放送が見られないので、youtubeにて長めのダイジェストを3回くり返して見ました。

個人的な感想は、攻撃時のフィールドの横幅と縦幅の使い方がうまくいっていた感じがします。

相手DFを横に引っ張れれば、FWの抜け出しやMF・SBの飛び出しが活きる。また、フィールドの中央も使いやすくなる。
相手DFを縦に引っ張れれば、後ろからの攻撃参加が効き目を増す。また、中央のマークが甘くなる。

youtubeのダイジェストを見ての感想ですが(汗)、こんなことを感じました。

でわ、また。

posted by soccer-kozo/だい |15:47 | プロサッカー(国内) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年12月07日

ワールドカップ。最高の組み合わせ

サカつくのやりすぎで左手が腱鞘炎になりました。
あれって結構痛いですね。

でもそれにめげずに手で持たずテーブルの上におきながらやっています。

それにしても我がチーム。J1昇格は夢のまた夢のようです。
最高順位5位を記録しても、それより上はのぞめません。今のところ。

ゲームとはいえ、クラブ経営、監督業の難しさを痛感しております。
現実のJクラブ、世界のクラブの方々はすごいなぁ、と関心することしきりです。




ところでついに決まりましたワールドカップの組み合わせ。
我らが日本代表。オランダ、デンマーク、カメルーンと同組。厳しいグループですね。


しかし、世界の有名選手を抱える強豪国との3試合。
予選という試験を突破したら最高のご褒美が待っていました。



どう考えても現状では相当に厳しいですが、冷静に、サッカーにおける世界の中の日本という立場を見つめ直して、自分たちになにができてなにができないかを----対戦相手も決まったので----(メンバー再考も含め)今後の6ヶ月でどう整えるかです。



考えておきたいのは、まだまだ日本はサッカーにおいて発展途上にあるということ。そしてまだまだ強国から多くを学ぶ姿勢が大事であるということ。
誤解を承知で言えば勝つことだけがなにかをもたらしてくれるわけではないということ。




日本の立ち位置を考えればある意味最高の組み合わせなわけです。




〝革命を起こす〟舞台は整ったわけで、あとはそこでどう監督、選手が振る舞えるか。



かなり示唆に富んだ今回の組み合わせ。
半年後がかなり楽しみになってきました。

posted by まさのり |16:24 | プロサッカー(国内) | コメント(1) | トラックバック(0)
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