2007年07月18日
■Owen scores in Allardyce opener (From BBC SPORT)
経過は良好のようだ。ニューカッスルに所属するマイケル・オーウェンがハートルプールとの親善試合でゴールを記録した。リバプール復帰やシティーへの移籍が噂されたオーウェンだったがどうやらニューカッスルに残ったまま新シーズンを迎える模様。アラダイスの戦術にフィットするかは見てみないとなんともいえないが、まずは個人のパフォーマンスを上げて怪我をしない体を作り上げてほしい。
そしてもうひとつ。密かに期待しているショーン・アメオビもこの試合の出場した。マーク・ヴィドゥカの加入により、来期から出場機会は減ると思われるが、ナイジェリア系で抜群の身体能力を誇るアメオビにもチャンスは訪れるはず。もともとマグパイズのサポーターからは期待されている選手だけに、少ない出場機会をいかして将来につなげてもらいたい。
■Mido poised for Birmingham move (From BBC SPORT)
フラム以上に地味だが着実に補強を重ねているのがバーミンガムだ。そして今回、スパーズでポジションを確保できなかったミドの移籍が決まりそう。1シーズンでのローン移籍となりそうだ。
その身体能力と勝負強さで将来を期待され、ローマから移籍したミドだったがベルバトフの牙城を崩すことは出来ず。しかしローマからのローン移籍でスパーズに加わっていた2シーズン前はほぼレギュラーとして活躍しており、周囲をうならせるパフォーマンスを披露したからこそ完全移籍の運びとなったのだ。ベルバトフが凄過ぎるだけで、ミド自身の実力が低いわけではない。
誰とコンビを組むかはまだ不明だが、FW陣の柱にすらなりうるプレイヤーだけに、活躍に期待したい。
■Villa complete deal for Harewood (From BBC SPORT)
バーミンガム・ネタでもうひとつ。ウィガン移籍が濃厚とされていたヘアウッドだったが一転してヴィラへ移籍することとなった。ウィガンでメディカルチェックまで受けていたようだが、ヘアウッドはマーティン・オニール監督の傘下に入る。移籍金は明らかにされていないが、ウィガンが提示していた£4mを上回ると見られている。
ヘアウッドはウエストハムで178試合に出場し、56ゴールを記録。特にプレミア昇格を決めた翌シーズン、彼はトップリーグにおいて16ゴールを記録し、ウエストハムの躍進(リーグ9位)と一役買った。ヴィラではおそらくカリューの控えになると思われるが、トップフォームならば怪人的破壊力で敵をなぎ倒すほどのパフォーマンスが出来るプレイヤーだけに、期待したいところだ。
posted by so-ma |19:48 |
情報 (移籍、怪我人等) |
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2007年07月17日
レッズにとっては主力メンバーが代表召集や故障で不在、ユナイテッドにとってはこれがシーズン初めてのオープニングマッチ。お互いに万全の状態とは言えない中行われた試合だったが十分に見ごたえのある内容、結果だったように思う。
今回は細かな試合展開の羅列は省くとして、いくつかピックアップすべき点を記しておこう。
1.個々の能力の高さ-ユナイテッド
当たり前であるが個々のパフォーマンスはずば抜けてユナイテッドに分がある。プレミアシップを制したメンバーが大半であり、1試合目だったとはいえ、コンディションはまずまず。何より感じさせられたのは基本技術の重要性だった。
C・ロナウド以外は皆難しいことをやっていたわけではない。ただシンプルな技術の精度が極めて高いからレッズは苦労したのである。素早いショートパス、正確なロングフィード、何よりファーストタッチのコントロールetc…。流れるような連動性や危機察知能力、あるいは行動範囲の広さといった点は特に日本の選手たちにとって学ぶべき点が多かったのではないか。
2.やっぱり山田はすごい!
いくつもの伝説を持つ男、山田暢久。プロなのに「面倒くさい」からマッサージを受けずに帰り、そのくせ怪我には強い、反面風邪は引きやすい謎の男。「海外で通用するのは小野より山田」といわれるほど評価が高いのに「(海外は)飯がまずいからやだ」と全く興味を示さない無気力男。そしてその実態は……レッズのキャプテンにしてユナイテッド相手に一歩も引かなかった影の実力者。ロナウドのドリブルに怯まず、的確なポジショニングと再三の仕掛けで相手を揺さぶっていたのは他でもない山田だった。
今期もレッズの柱は闘莉王であり、ワシントンであることは間違いないが、山田(と阿部)がいなければもっと厄介なことになっていたかもしれない。代表とはあまり縁のない選手だが実力だけならば今頃アジアカップで右サイドバックの役割を担っていても何らおかしくないほどの力を持っているのだから。ただ本人いわく「もうサイドはやりたくない」らしいが。
3.レッズは負けていない
確認しておくが別にわたしはユナイテッドを侮っているわけでもレッズを過大評価しているわけでもない。ユナイテッドに関してはシーズンに入ればほとんどの試合に目を通すし、“シアター・オブー・ドリームス”に足を運んだことはもう10回近くになるだろう。逆に今期、一番足を運んでいるのは埼玉スタジアムであるからどちらかに偏って見ていたわけではない。
その上での感想なのだが、個々の能力で劣るレッズだが必ずしも負けているわけではなかったということだ。C・ロナウドとの1対1でも山田は引けを取らなかったし、前半は守備に回る機会が多かったがほとんどの場面で数的優位を作り出しており、決定的なチャンスを与えなかった。攻撃面でも少ないタッチでボールを運び、ファンデルサールを脅かすシーンを作ったし、結果も2-2のドロー。ユナイテッドのコンディションやモチベーションがレッズのそれよりも低かったことは否めないが、これらの要素は素直に評価すべきである。
出来れば両者共にある程度のメンバーとコンディションを揃えた上での対戦が見てみたいと思うが(現在韓国で行われているピースカップのような小大会を企画するクラブが現れても面白い。今の時期は疲労をとりたい時期なのだろうが…)このような親善試合を通して世界との差を掴み、自信を手にしてくれれば単なる海外からの“営業周り”の相手をするだけではなくなるのだから、良いと思う。こういった少ない機会を生かして、日本サッカー発展に貢献できる選手が生まれてくれれば…非常に好ましいのだが果たして。
posted by so-ma |21:09 |
Jリーグ |
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2007年07月17日
■フットボールはハイテク化すべきか? (元ネタ)
フットボールのハイテク化(ビデオ判定導入等)に関する記事を書き、その中でひとつ忘れられているのではないかと思った項目があるので、追加して記したいと思う。これは判定問題云々以前にフットボールを…いやスポーツを見るにあたって最も重要な項目であるとわたしは考えている。少し主観的になりすぎるかもしれないが辛抱して読んでくださることを望む。
さて、何に忘れられている可能性を感じたのか?それは“フットボールは誰のためのものか”ということである。厳密に言えば答えはないのかもしれない。誰のため?などという不恰好な質問形態も少なからず失笑を買うような問題提起に思える。だが非常に重要なことなのだ。
■本当にハイテク技術は不満を解消してくれるのか
ハイテク化についての議論がなされるとき、ハイテク化推奨派は決まって「公平性」や「事実の重要性」を訴える。当然のことと思えるだろう。公平に判断し、厳粛な判定の下、間違うことがないレフリーという概念をプレイヤーが持てれば試合は安定する。
ただ考えて見てほしい。これはほぼ不可能な要求だ。例えばビデオ判定を例に挙げると分かりやすい。前回の記事に「PA内だけに限定すればビデオ判定の導入も可能ではないか」といった主旨のコメントを何人かの方からいただいた。
しかしである。PA内でPKの判定が下された際、PKを取られた側がクレームを唱えたとしよう。さて、ビデオでどのように判定をするのか。結論から言えば、明らかなシミュレーションや同様のファールではない限り、この微妙なシーンに明確かつ公平性がある判定を下すことは不可能である。
「足がかかった」「この程度ならノーファール」「足はかかってないがユニフォームを引っ張られている」etc…。こういったシーンに対する見解は十人十色の答えがある。ビデオまで判定を延長してきたところで、明確な回答は得られない。また、微妙なシーンで判定が覆った、あるいは覆らなかった場合、どのように説明するのだろうか。それでファンは納得するのだろうか。
つまり何が言いたいかといえば、ビデオが全てを証明してくれるわけではないということである。そもそもビデオに映ったプレーを判定するのもまた人なのだ。完全な公平性を与えてくれるわけではない。むしろ我々を混乱に陥れる要素であるとすら考えられる。それに審判問題の根本にあるのはレフリーの権威回復といった問題だ。必要以上のハイテクノロジーに頼ってしまった時、審判の権威は地に落ちるだろう。これでは本末転倒はなはだしい。
こういったデメリットがあるのであれば、人の目で裁いた方がよほど健全ではないか。不満が出るのは当然であって、この古典的かつ独裁的ジャッジメントのほうがアナログなフットボールにはお似合いだ。
■フットボールは誰のためのものか
おっと、話がずれたので元に戻そう。フットボールは誰のためのものか。
ハイテク技術やビデオ判定がなぜ議論に上がるようになったのか。答えは実に明確。技術が発展したからである。ビデオ技術が発達し、テレビでサッカーを見ることが出来る環境が出来、今ではチップをボールに組み込めるまでになった。よって、これらを生かす手はない、との議論が多くなったわけだ。
だが、よく考えてみてほしい。なぜ昔はこのような議論が持ち上がらなかったのか。技術がなかったから。確かにこれも答えのひとつだろう。だがわたしの見解は違う。
昔、フットボールは会場にいる者たちのためにあった。スタジアムの空気に触れ、ピッチの音を感じ、汗臭さと熱気に包まれる空間がフットボールだった。判定に文句を言い、笑いのネタにすることも含めて、それこそがフットボールだったのである。
だが近年はビデオ技術が発達したがために、テレビ画面に映るプレーが全てだと思っている者さえいる。これが悪いとは思わない。昔は労働者階級のスポーツだったフットボールを見るのに、今では多額の費用が必要だし、チケットを取ること自体が困難な試合もある。国際試合のアウェイ戦ならなおさら。あるいはフットボールを生で見る事の出来ない環境にいる方からは、もしかしたら「差別だ」とのお叱りを受けるかもしれない。判定問題を追求することも重要な要素であると思う。
しかしスタジアムの雰囲気を知っている者からすれば、テレビ画面を重視する者たちの主張など、所詮は“余所者の戯言”なのだ。試合に水を指すような、流れを切る判定方式など彼らは納得しないだろう。
考えてみてほしい。判定がなぜ覆ったのか、なぜ覆られなかった、一番に知る権利のあるスタジアムで見ていたファンたちがその内容を把握できずに、フットボールはテレビの前の多くの余所者たちと判定を巡って議論を始め、試合を進めようとするのだ。(場内アナウンスで知らせる?ファンは迷子ではないのだ!!)こんな理不尽で不条理なことがあっていいはずはない。
チームの勝敗やクラブの利益、公平性を考えるのは重要な要素のひとつである。ただ最も重要な、議論の核にあるべき要素ではないということを忘れてはならない。フットボールはテレビで見るものではなく、スタジアムで見るものなのだ。根本にある、スタジアムにおけるフットボール、という要素を絶対に忘れてはならない。
posted by so-ma |10:32 |
渾身コラム |
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2007年07月16日
■日本対ベトナム-詳しい試合経過はこちらまで
試合前、わたしは3つの注目点をあげた。1.立ち上がり、2.勝負の姿勢、3.リードしてからの展開。1に関しては先制点を与えてしまったため、満場一致でクリアしたと判断されるかは微妙だが、相手に崩された失点ではなく、その後のリカバリー(同点弾)も早かったため、まずまず悪くない展開だったといえる。2,3に関してはスコア、内容両面で文句の言えないものだった。グループステージの総括は後日改めて書こうと思うが、ひとつ言えることはこの3戦で日本はやるべきことをやり“3連覇に向けた準備を整えた”ということである。
■王者の試合運び
警戒していたはずの立ち上がりのセットプレーで“ラッキーパンチ”を許してしまった辺りはいただけなかったが、それ以降の試合運びは文句のつけようがなかったというのが印象だ。その鈴木のオウンゴールも、会場を盛り上げるための特殊効果、あるいは自らを奮い立たせるための目覚まし時計だった、と評価できるほどその後の内容はポジティブだったといえる。
予想通り徐々に中盤の構成力で上回る日本がボールを支配すると、中村俊輔が個人能力の高さを見せ付けるプレーで巻の大会初ゴールをアシスト。前半の内に高原が得たFKを遠藤が見事に決め、逆転に成功すると後半に入っても日本の力は衰えず。日本らしい相手を揺さぶる素早いパス交換が中村俊の3点目を生み、得意のセットプレーから巻が駄目押しとなる4点目を叩き込んで見せた。ここ2戦まだ本来の力を発揮していなかった中村俊と得点を奪えずにいた巻がそれぞれの批判を一蹴する活躍を見せた辺りも決勝トーナメントに向けて大きな要素だといえる。
4点を取ったことで早い時間に試合を終わらせることが出来、交代枠をフルに使うことが出来た。そして課題として挙げられていた試合の終わらせ方についても、文字通りそんな批判を終わらせる内容で無難に乗り切った。あるいは出場停止者や怪我人といった予期せぬ事態が起こることもなく。考えうる大きな課題をほとんど克服し、非常に良い状態で第3戦を終えることが出来た、と評価しても何ら支障のないほど日本代表の披露したサッカーは完成度が高かったといえるだろう。
■危惧すべきこと
ただ何度も指摘しているようにサッカーは難しいスポーツなのだ。順風満帆に試合日程を消化していたアルゼンチンが、賛否両論あり風当たりの強かったブラジルに0-3で敗れて準優勝に終わってしまうなどということが日常的に起こるのである。
だからこそ、この“順当な結果”による楽観視に警告を鳴らしたいし、手放しで喜ぶべき結果ではないとわたしは考えている。前回大会の内容があまりにも不甲斐なかったから、あるいはワールドカップでの惨敗から、この“順当な”予選突破を必要以上に喜び、優勝を当然と思う者は間違いなく出てくることだろう。しかし強調しているように、この結果はあくまでも順当なものであり、ポジティブな内容だったことは間違いないが、だからといってトーナメントをスムーズに駆け上がれるとは限らないのである。
例えば、上手く行き過ぎたゆえに危惧することも出来てくるだろう。リードされた際の試合運び、勝負を仕掛けなければならない局面での選手交代、あるいはもっと実力が拮抗した相手との試合におけるゲームプランなどはグループリーグで試す事の出来なかった事項である。決勝トーナメントでは間違いなく相手のレベルが1ランク上がる。そうした場合、必ずしも日本が力を発揮できるとは限らないのだ。
素晴らしいグループリーグだった。自信はもっていい。だが、もう一度リセットしよう。
慢心することなく、相手を侮ることなく、日本のサッカーに誇りを持って、決勝トーナメントに挑んでもらいたい。
選手もコーチもスタッフも、そして多くのファンにも。
posted by so-ma |21:11 |
日本代表 |
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2007年07月16日
■スタメン
GK
1 川口能活(cap)
DF
3 駒野友一
21 加地亮
22 中澤佑二
6 阿部勇樹
MF
7 遠藤保仁
10 中村俊輔
13 鈴木啓太
14 中村憲剛
FW
12 巻誠一郎
19 高原直泰
■展望
第1戦、第2戦ではガラガラだったスタンドが満員に膨れ上がる。やや涼しげだった眼差しは熱視線へと代わり、ピッチに注がれる。歓声は増し、スタジアムには本来のサッカーとしてのあるべき姿が誕生する可能性が高い。
そしてそれらが日本代表にとって有利に働く可能性が低いということもまた明白である。
第3戦、グループリーグ最終戦はホームのベトナムと対戦……つまりアジアカップが始まって以来初めて本当の意味でのアウェイと対峙することとなる。これまでは気候、環境など相手にも同じように降りかかる“天災”が多く、また各自の努力で解決できる問題、差であったが今回はそうもいかない。相手はいつもこの高温多湿の中、劣悪なピッチでプレーしているホームのベトナムであり、しかも彼らにはホームの大歓声がある。日本にとってはどうにもならない差が生まれてしまうのだ。
この差は少なからず勝負に影響をもたらすことだろう。ホームの大歓声に後押しされ、ホームチームが開始直後怒涛の攻撃にできることは珍しくないし、後半スタミナ切れを起こすとも考えにくい。あまりにも絶望的な大差がつかない限りモチベーションの低下を招くこともないだろう。日本にとってはここ2戦よりも厳しい戦いになるといえる。
ただ、である。これらのアドバンテージを埋められるだけの実力差が日本とベトナムの間にはあるとわたしは考えている。
日本代表 ~結果を出した内容ある第2戦~
リンク先に述べたことだが、ここ2戦日本はいい状態で来ている。コンディションは上がっており、2戦目では結果も出た。何より日本のやりたいサッカーがある程度体現できており、その反面1,2戦を通じて克服すべき課題を持ち帰っているため、慢心したり、自信を失ったりする要素は少ないといえる。言い換えれば日本は良い状態で敵地に乗り込むことが出来る。
ゆえにここ2戦同様、日本がゲームを支配できる可能性は決して低くない。むしろ、立ち上がりを間違えなければ、それほど苦労せずに日本の望む結果になりうるのではないかとすらわたしは思っている。
オシムが述べているように、相手をリスペクトしなければならず、侮ってはいけない。サッカーは何が起こるかわからないスポーツであり、日本が敗れて大会から姿を消す可能性もゼロではない。ただ逆に悲観する必要はない。強豪国が苦戦を強いられている中、これまで日本が見せてきたサッカーは十分に期待するに値する。
まとめれば…
1.立ち上がりを警戒
2.実力的には日本が上。勝負の気持ちを忘れずに
3.リードした際の試合運び(これまでの課題)を克服する
この3点がしっかりできれば、グループリーグ首位通過が見えてくると共に、頂点へ立つための下準備が出来た、といえるだろう。全てが上手く行かないのがサッカーというスポーツではあるがひとつでもポジティブな収穫があるように期待し、ベトナム戦を見守りたいと思う。
posted by so-ma |18:10 |
日本代表 |
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2007年07月16日
■Ashton had doubts over comeback (From BBC SPORT)
昨シーズン、イングランド代表に招集され、その将来が期待されていたディーン・アシュトンだがギリシャ戦を控えたトレーニング中に足首を故障し、結局シーズンを棒に振るほどの期間を治療に費やした。ウエストハムの歯車が噛み合わなかった原因は、彼の負傷から始まったとわたしは見ている。それほどまでにウエストハムにおける彼はFW陣の核になるべき人材として期待されていた。
そんなアシュトンがようやく戦線に復帰し、元気な姿を見せてくれた。得点はなかったものの、クロスバーを叩く惜しいシュートを放つなど出来はまずまずのよう。しかもフィジカル面ではスピード強化を重点に置き、50mを6秒の走力をつけたのだとか。もともと空中戦に強い選手だけに、オールラウンドプレイヤーへの成長を期待させる報告である。彼のパートナーがテヴェスになるのか、あるいはベラミーになるのかはまだ不明だがアシュトンが1シーズンをコンスタントに出場することが出来たならチームもそれ相応の結果を残すことだろう。
そしていずれはイングランド代表にも。マイケル・オーウェン、アンドリュー・ジョンソン、ピーター・クラウチ、ダレン・ベント、ジャーメイン・デフォーetc…。ウェイン・ルーニーのパートナー候補には何人もの名前が挙がっているが、実はわたしが一番に推奨したいのは他でもないディーン・アシュトンである。
(ちなみに練習試合は2-0でウエストハムが勝利を飾った。先制点はこれも一押しマーク・ノーブルのフリーキック。2点目は相手のオウンゴールだったようだ。)
■Everton see off N Ireland Select (BBC SPORT)
エバートンも始動した。ケーヒルなど主力を欠いた試合ではあったがきっちりと2-0での勝利。もともと守備はいいクラブなだけに、攻撃面で大きな役割を担うであろうA・Jやプレミア最年少ゴール記録を持つヴォーンに期待してみて行きたいと思う。
■Bolton suffer Gardner injury blow (BBC SPORT)
■Aurelio will miss start of season (BBC SPORT)
怪我人情報を少し。ボルトンのガードナーとリバプールのファビオ・アウレリオの開幕戦に黄色信号がともった。共に左サイドのプレイヤー。ガードナーは6週間、アウレリオは昨期のPSV戦で受けた怪我の回復が思わしくないらしい。
ガードナーはまだしもアウレリオにとっては厳しいスタートとなった。もともと左サイドは人材が豊富だったがその割りにメンバーを固定することが出来ずにパフォーマンスもその日替わりだった。だからこそ今期はラファの信頼を勝ち取るためには序盤からアピールしたいところだったが…。このままではリーセやキューウェル(彼はSBは出来ないが…)に遅れをとってしまう。実力的には拮抗しているし、ラファはターンオーバーを好むためメンバーの入れ替わりが激しいが果たして。
ある程度プレミアの水に慣れただけに、怪我を早めに治し、ピッチに戻ってきてほしい。ただ正直、彼の背後を突くのが相手チームにとっての鉄板になりつつあるので、低い位置での起用は勘弁してほしいが。攻撃面で良い面を発揮してくれたほうが、マスチェラーノとトーレスが加わったチームにとっては都合がいいだろうし。
posted by so-ma |00:50 |
情報 (移籍、怪我人等) |
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2007年07月15日
■Wenger wanted Henry stay (From SKY SPORTS)
アンリはヴェンゲルがアーセナルに残る保証がなく、またディーンの辞任も移籍を決めるにあたり、大きな要素となった。実際、今でもアンリはヴェンゲルに絶大な信頼を寄せており、プライベートの付き合いも含めて関係は良好だとか。しかしアーセナルの絶対的エース放出はヴェンゲルにとって避けて通りたい道だったようだ。ファンもこの決定に多かれ少なかれ失望している。
指揮官にとっては難しい選択だった。ファンに愛されているクラブの象徴であるアンリ放出は戦力の面でもマーケティングの面でもファンに対するクラブの姿勢を打ち出す意味でも避けたいものだったようだ。もちろん、アンリがクラブを去ったからといってヴェンゲルでありアーセナルが歩みを止めるわけではない。同様にアンリが去ったことをポジティブに考えようとするファンは決して少なくない。
ただ…。何度も指摘しているが4強体制が崩れる要素は十分に揃っていて、4強から堕ちるから最有力候補は他でもないアーセナルだとわたしは考えている。今後の動向を見守りたいが果たしてヴェンゲルはチームを立て直せるのか。今期の成績次第で彼もクラブを去るのではないかと、もっぱらの噂ではあるが…。
■Jose makes peace with Roman (From SKY SPORTS)
関係は修復された…らしい。リンク先のヘージではないが、アブラモビッチとモウリーニョが笑顔で写っているツーショット写真を掲載しているサイトも。もともとアブラモビッチは現場の意見を尊重し、補強やマーケティングを敢行していたため1,2シーズン目は上手く行っていたのだ。昨シーズンはシェフチェンコやバラックを獲得するなどモウリーニョの意思にそぐわない動きを見せ、両者の間に亀裂が走ってしまったわけだが彼らの関係がリペアされたのなら今期のチェルシーは今まで以上に強いかもしれない。
プレシーズンマッチでも勝利を収め、まずまずのスタートを切ったチェルシー。今期も目が離せない。
■Curbs hits back at Fergie (From BBC SPORTS)
泥沼化しているテヴェスの移籍問題に関して、ウエストハムのアラン・カービッシュリー監督が苦言を呈した。まだまだどのような決着を見るのか予想できないが、動向を見守りたい。そして何度も言うがわたしはテヴェスの移籍には反対である。
posted by so-ma |23:42 |
07-08 英国フットボール |
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2007年07月15日
■Milner secures new contract (From YAHOO!SPORTS)
大好きなプレイヤー。ジェームズ・ミルナーがニューカッスルとの契約を延長した。これから本格的な建て直しが始まるニューカッスルにおいて若きウィンガーが担う役割は小さくない。今期は彼のクロスを決めてくれるヴィドゥカという存在もいる。彼が右サイドを切り裂くことにより、ポイントを獲得できる試合も増えてくるだろう。
願わくばもうワンランク上のプレイヤーになるために、今シーズン以上に積極的にトライしてもらいたい。同じくプレミア最年少得点記録を持っていた才能あるプレイヤーのウェイン・ルーニーなどと比較すると変に枠に収まってしまうシーンが少なくないのだ。
ベッカムが代表を去る日、その後を継ぐのはレノンでもS・W=フィリップスでもなく、ジェイムズ・ミルナーであるとわたしは信じている。だからこそ、熱い熱いファンの多いニューカッスルにて、飛躍への会談を登ってもらいたい。
■Harewood in Wigan talks (From SKY SPORTS)
忘れもしない2005年9月12日、マジック・マーロンはヴィラを相手にハットトリックを達成した。その時、アップトンパークにいたわたしにとっては決して失われる事のない記憶として刻み込まれている。
そんなマジック・マーロンことヘアウッドも昨シーズンは不調に陥り、チームに貢献できず。アシュトンやベラミー、(そしてテヴェス?)あるいは昨シーズン評価を上げたボビー・ザモラがいてはポジションを獲得することは難しい。必然的に移籍という選択肢を選ぶことが濃厚のようである。
マン・C、バーミンガムも名乗りを上げたがどうやらラティックスへ行く模様。ウィガンにはヘスキーもいるため、彼とのポジション争いになるだろうがスタメンを確保できるよう願っている。
■Black Cats close on Richardson (From SKY SPORTS)
ウエストブロムからユナイテッドに復帰後、どうも伸び悩んでいる感の否めないリチャードソン。今期はナニ、アンデルソンなどライバルが増加し、現段階ではレギュラーとして出場できる可能性は極めて低い。もともとギグス、C・ロナウド、パクチソンなど強力なライバルがいるだけにベンチにも入れるかどうか…。
ということでロイ・キーン率いるサンダーランドが目をつけ、獲得を目指している模様。本人のためにはウエストブロム時代のようにコンスタントに出場できる環境と監督からの信頼性があったほうがやりやすいだろうし、代表定着に向けてもいい選択だと思うが果たして。
posted by so-ma |09:49 |
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2007年07月15日
それにしてもガンバは強い。ヤマザキナビスコカップ準々決勝対レッズ戦は、今シーズン幾度となく強さを見せ付けられてきたとはいえ改めてその力を感じざるを得ない試合となった。
両チームとも代表選手や怪我人を抱えていて厳しい台所事情ではあったが、だからこそチーム力が浮き彫りになる。結果としては5-2でガンバの勝利。そしてこの数字は極めて妥当なものであり、内容的にもガンバはレッズを圧倒していた。
ガンバは攻撃陣に離脱者が多く、レッズは守備面に不安があったが、ガンバは例えマグノとバレー、遠藤が抜けたところで、他にヒーローになれる選手がいたわけである。この日、役割を担ったは間違いなく家長だった。仕掛けるドリブルほとんどで相手を翻弄し、3点に絡み、その存在感は抜群。ただ一言、ずば抜けていたとの言葉が適切かと思う。
怪我のため代表を離脱し、この日も出場が危ぶまれていた播戸も1得点を上げ、相手を釣る動きで中盤の押上げを助長するなど力を見せてくれたし、U-20代表から帰ってきたばかりの安田や若い倉田なども素晴らしい動きを見せた。エキサイティングでガンバらしいサッカーはメンバーを変えても変わらなかったわけである。言い換えれば強いチームを証明したことになるわけだ。
逆にレッズは……。レギュラーの守備陣が堀之内(と相馬)しかいなかったとはいえ、正直お粗末だったとしかいえない。これでは闘莉王に依存していると言われても仕方ないだろうし、闘莉王の代わりになれる選手がいないことも証明されてしまった。そして現時点ではガンバの方が上だ、ということも。
ユースが充実していて普段から積極的に若手を起用するガンバ西野監督に比べるとオジェックは若手の起用に消極的だ。というかオジェックの場合、一部報道によると控え以下の選手たちに対する対処(メンタル面でのケア等)が相当下手らしい。この辺りの差が出てしまっているのだろうか。
だがJを盛り上げるためにはレッズの頑張りが必要不可欠。ACLを戦いながらここまで健闘していることは賞賛に値するし、疲労があるのは分かるが、この万博の夜のような戦いをしていてはサポーターが満足するはずもない。高い要求をされるのが王者の宿命でもある。
今一度言うが、レッズの奮起に期待したい。
■Man City seal £8.8m Bianchi deal (From BBC SPORT)
エリクソンの最初の買い物。ただやや危惧されるのが、イタリアからプレミアシップに来た者は多かれ少なかれ必ず壁にぶち当たることだ。プレースピードが違いすぎるし、プレーの内容もしかり。
クレスポ、ヴェロン、フェラーリ、ファンデルメイデ、シビエルスキーetc…。
壁を乗り越えればいいが…。ん?というか、期待している“プチバティストゥータ”サマラスの居場所はあるのだろうか。心配である。
posted by so-ma |00:47 |
Jリーグ |
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2007年07月14日
■Liverpool complete Babel transfer (From BBC SPORT)
■Benayoun seals Liverpool transfer (From BBC SPORT)
これはもはや“乱獲”とすら表現できる動きである。記事のとおり、マージーサイドの赤にバベルとベナユンが加わることになった。だが、何度かこの移籍情報の際触れてきたがリバプールのマーケットでの動きはやや常軌を逸しているといわざるを得ない。
これはわたしの好みかもしれないが、チームというのは極力選手を入れ替えず、ウィークポイントを補強で埋めていくものだと考えている。ワンランク上のレベルの選手を獲得する方法もある程度まではわかる。だが今オフのレッズの動きはどうだろう?
トーレス、ヴォロニン、ベナユン、バベル、そしてアレクサンドロフ、クラウザー、サン・ホセ、パチェーコ、ミハイロフ、ネメート、サイモンといった若手をごっそり獲得。
そして同じくベラミー、L・ガルシア、ゼンデン、ファウラー、シセ、シナマ=ポンゴーユ、デュデクを放出…。
まだ獲得、放出の噂はあり、今後再び入れ替わりがあることだろう。……これを見て入れ替わりすぎだと思うのはわたしだけだろうか。バベルを獲得するまでもなく、ベラミーがいたし、ベナユンを獲得するまでもなくL・ガルシアがいた。ベラミーには性格に難が、L・ガルシアにはトーレスの移籍問題と絡んだ何かがあったのかもしれないし、年齢を見ても若返りは見せているとはいえ、本当に彼らを入れ替える必要があったのかは正直疑問である。しかも実力的には2人ともベンチに座る可能性が高い。
それほど買い物上手だとはいえないラファ・ベニテスだが「下手な鉄砲~」というヤツなのだろうか。わたしとしてはあまり好みの手法ではないが。これではマージーサイドの青、最大のライバルクラブの敵将であるディヴィッド・モイーズが激怒するのも頷ける。
■Striker Healy agrees Fulham move (From BBC SPORT)
■Fulham snap up defender Konchesky (From BBC SPORT)
■Fulham sign Kamara from West Brom (From BBC SPORT)
移籍マーケット、表の主役がリバプールやマンチェスター・ユナイテッドなら裏の主役は間違いなくフラムだろう。獲得する選手は地味かもしれないが皆実力者で、かつチームにとって無駄のない非常に効果的な補強をしている。アーロン・ヒューズ、スティーブン・ディヴィス、クリス・ビアード、そしてさらに3人のニューフェイスが加わることとなった。
北アイルランドコネクション第4の男にしてスペインを沈めた小国の星、ディヴィッド・ヒーリーは噂どおりフラムにやってきた。直接的に彼のプレーを見た機会は少ないが不調に喘ぐリーズにおいて孤軍奮闘していた模様。WBAから獲得したカマラと共にフラムの新たな力になるはずだ。
そしてディフェンスラインの補強にもしっかりと着手。かねがねカービッシュリー監督との不仲が噂されていたコンチェスキーをウエストハムから獲得した。昨シーズンのパフォーマンスはお粗末だったが本来の彼はA・コールやブリッジに次ぐ評価を受けているほどの選手だけに新天地での活躍が期待される。
posted by so-ma |19:49 |
情報 (移籍、怪我人等) |
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