2007年07月11日

モウリーニョの攻撃 ~シーズン幕開けの合図~他

Mourinho turns up heat on Man Utd (From BBC SPORT)

毎年恒例の行事が今年も例外なく行われた。チェルシー、モウリーニョ監督によるライバルクラブへの攻撃である。ユナイテッドは大金をつぎ込んだのだから成功する必要を強いられている、と。ユナイテッドが£50Mを費やしているのに対して、チェルシーはピサロ、シドウェル、ベンハイムを移籍金ゼロで獲得し、まだマルダを£13.5Mで獲得したにとどまっている。

カレンダーには記されていないが毎年人々の関心を集める舌戦という行事だが今年はマイクパフォーマンスの面でも激しい戦いが見られるのではないか。昨シーズン、3連覇を逃し、CLでも頂点に立つことはできなかった。現地のあるチェルシーファンからの情報では「モウリーニョは5冠(プレミア、CL、FAカップ、カーリングカップ、世界クラブ選手権)を取ってチェルシーから出て行くつもりではないか」との噂もあったほど。それぐらいの気持ちの入れようだったのだから、カップダブルを達成したとはいえ彼にとっては十分なシーズンではなかったといえる。(事実5冠を取れる可能性は十分にあった。)

ゆえに今期にかける想いが並大抵のものではない可能性が高い。プレミア王者の奪還、念願のCL制覇、そして世界へ。ロンドンの青きクラブと、そのチームを率いるポルトガル人監督は、今期も期待できそうだ。


Bates buys back Leeds (SKY SPORTS)

数年前はバレンシアでCL準決勝を戦っていたリーズがいまや実質3部リーグまで転落。経営破綻、スタジアムの売却などリーズファンにとっては厳しいシーズンが続いた。そして今期、再びベイツがリーズの経営権を握ることとなる。果たして堕ちた名門を立て直すことができるのか。


Nugent seals £6m Portsmouth move (From BBC SPORT)

サンダーランドやエバートンへの移籍が噂されていたニュージェントだったが結局ポンピーへ。個人的には攻撃の駒がもう一枚ほしいエバートンに、あるいはロイ・キーン監督で注目を集めているサンダーランドへ移ってほしかったが、プレミアシップで最も南に位置する野心あるクラブへの移籍も悪くない。

カヌ、ベンジャニ、ルアルアのアフリカンパワーに加えてニュージェント。ヨーロッパを狙うポンピーにとってもオプションの増える良い補強なのではないだろうか。

posted by so-ma |23:37 | ■07-08 英国フットボール | コメント(6) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年07月11日

日本代表についての見解(御礼および回答編)

この度は未熟なわたしの記事などに多くのご意見いただきありがとうございます。勿体無いお褒めの言葉、ありがたい励ましの言葉、あるいはわたしの考えとは異なる貴重なご意見など、本当に嬉しく思っています。わたし自身、皆様のコメントを読むと勉強になりますし、こういった議論の行えるような記事を書いていければと考えております。

今後ともよろしくお願い申し上げたいと思いつつ、今回はコメントいただいた中でいくつか気になるご意見をいただいたので、そのことについて考えてみたいと思います。


■結果か内容か?

「プロは結果が全てではないのか」

何人かの方からこのようなご指摘をいただいた。カタール戦、引き分けたにもかかわらず、わたしが内容を評価する記事を書いたのだから、このような反対意見があるのは当然だろう。再度改めることになるがカタール戦についての考え方を記しておきたいと思う。

これについてのわたしの考えはハッキリしている。

“現段階では”評価を下すことは時期尚早である…と。

まだ結果は出ていないのだ。カタール戦が大事な一戦であった事は間違いないがグループリーグは3試合ある。そして決勝トーナメントもまだ残っている。初戦を終えたことでオシムは何らかの策を講じるだろうし、選手たちは少なからず危機感を感じているはずだ。つまり日本代表の打開策、および修正具合を見るためには最低でも残り2戦の猶予を与えるべきなのである。

そもそも1試合でそのチームを判断することなど不可能なのだ。試合数の少ない代表チームだけに、あまり余裕を与えすぎることはマイナスだがオシム就任後、最初の真剣勝負の舞台の、しかも1試合目でチームの価値を決めてしまうなどということは賢明な判断とは思えない。チームに対する侮辱ですらある。

救いようが無いほどあまりにも悪ければまだしも、繰り返すが内容的には悪くなかった。初戦にかかるウェイトは大きく、1ポイントしか獲得できなかったことはマイナスだが完全なる悲観目線で見るべき内容でなかったことは明らかだろう。であるならば、紙に書かれた結果という単純な基準ではなく、明確な基準が無いゆえに判断は難しいが、それでも内容を重視してしかるべきではないか。

もちろん、いくら内容がよくとも予選で敗退してしまえば、それなりの評価を下そうと思うし、決勝に出場しようとも危惧すべき点があるならば、そこは躊躇なく指摘するべきだとわたしは考えている。

ゆえにまだ評価を下す時期としては時期尚早。まずはグループリーグの3試合が終わるまで、彼らのパフォーマンスを見守るべきである。


■スペシャリストの必要性

これに関してはわたしも必要だと感じている。今野よりも小宮山や相馬の方がSBとしての動きは慣れているだろうし、阿部よりもCBとして力を持った選手はいる。ではなぜオシム監督はポリバレントを求めているのか。固執しすぎてはいないか。いくら短期決戦では想定外の事態が起こるとはいえ、リスクマネージメントにとらわれすぎて肝心のチームが機能しないようでは…。

ただこれにしてもまだ見守る段階であると思うし、オシムが使わざるを得ないというほど強烈なインパクトを与えたプレイヤーが他にいなかったなら仕方ない。専門家とユーティリティーなプレイヤー。五十歩百歩ならばチョイスされるのは後者だろう。(個人的には相馬を使ってほしいし、栗原も試してほしいと思っているが。青山、前田、杉山などもまたしかり。)

これに関しては今後の展開を見守りたいと共に、ひとつ気になることがあるので、ここで挙げておこう。

というのは、怪我人、未招集組に専門家がいるのだ。闘莉王、中田浩二(彼はボランチの選手だがもはやSBですら専門職といえる)、稲本、松井etc…。CB、左SB、ウィングは偶然にもカタール戦でユーティリティーな選手が務めていたポジションである。稲本にしても、現在の代表に求められている前線への飛び出しができる数少ないプレイヤーだ。

つまり今回は様々な事情で彼らを招集していないが、将来的には彼らをチームに加えることを考えているのではないか。現在はユーティリティーな選手たちは専門家のバックアップとしての目処が立つかをテストしている段階…と考えられなくもない。

正直、これは憶測の域を出ないわたしの勝手な考えだが少し興味深い要素ではある。この先、オシムがどのような選択をするかは彼のみぞ知るところではあるが、良い方法をチョイスしてくれるよう期待したいと思う。

posted by so-ma |01:32 | ■日本代表 | コメント(23) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年07月11日

移籍情報…ベラミー、東ロンドンへ。ベッカムはアメリカへ他

West Ham seal £7.5m Bellamy deal (From BBC SPORT)

予想通り、ベラミーはウエストハムへ加入することになった。ベニテスでさえ手に負えなかったこの諸刃の剣をカーブスがどのように使いこなすのか、楽しみである。

何度かウエストハムへのベラミー加入にネガティブな見解を示してきたが実はわたしはベラミーが大好きである。ニューカッスル、ブラックバーン時代のスピード感溢れるキレキレのプレーには毎度胸が躍った。事実、リバプール加入を知ったとき、大喜びしたものである。結局、1年でマージーサイドを去ることになったがバルセロナ戦でゴールを奪うなど随所で良さを見せた。わたしにとってもあのカンプノウの夜を忘れることはできない。

ではなぜベラミーに乗り気でなかったのかといえば…代わりに出て行くのが他ならぬテヴェスになるからである。もはやこのアルゼンチン代表のマンチェスター移籍は99・9%決定事項になってしまった。

ただ終わったこと(あるいは終わったに等しいこと)を嘆いても仕方ない。ベラミーもかなりの実力者であることは間違いないし、何よりディーン・アシュトンとの2トップは非常に魅力的だ。ベラミーにとってもレッズ時代のクラウチとは比べられないほどプレーしやすくなるだろう。強さのアシュトンと速さのベラミー。彼らがプレミアシップに旋風を巻き起こしてくれることを切に願う。


Babel will cost Liverpool £13.5m (From BBC SPORT)

正直、無駄遣いなのでは…と思ってしまう。トーレス、カイト、ボロニンにクラウチ。ベラミーを放出したとはいえ十分な要人なのにまだ獲得を狙うとは。しかもバベルだったらベラミーを残した方がよほど利益になると思うのだけれど。やっぱりマーケットに関して、ラファの考えることはちょっと分かりません。


Boulahrouz set to leave Chelsea (From BBC SPORT)

当然の報いといっていいだろう。ブラルーズのチェルシー退団。チームに迷惑をかけにだけやってきた男とまで非難されたが、反論できないほど彼は何もしていなかった。スペインへの移籍が噂されているがどうなのか。ディフェンスにかかる負担が少ない…というかディフェンスがそこまで重視されないイベリア半島のリーグではそれなりの結果を残せるのかもしれないが。


Beckham reveals Real regret (From SKY SPORTS)

近いうちにベッカムについてのコラムを載せたいと思う。といっても以前書いたものに少し書き足すぐらいなので、今期の活躍云々はあまり触れないが。ベッカムの人間性が誤解されていることに少々納得いかない部分があるので。

ひとつだけハッキリしていることは、マドリーがベッカムの人間性の判断を誤り、リーグ優勝に導いてくれた偉大なジェントルマンを放出してしまったという事実である。早くも来期のマドリーに暗雲が…。デルボスケを解任して以降のチームに戻らなければいいが果たして。

posted by so-ma |00:02 | ■情報 (移籍、怪我人等) | コメント(6) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加