2007年07月03日

メンタルコントロールの難しさ

森上がヴィーナス・ウィリアムスに敗れた。

非常に惜しい試合、悔やまれる敗戦だった。第3セットは5-3とリードし、サービスをキープさえ出来れば金星を挙げられる状況だったのだから。

この試合では普段の試合に増してメンタル面の重要さを感じた。
というかメンタルが勝負を分けた。

森上は40-0をすんなり取ることが出来ず、勝負どころでのミスに泣いた。全体的には十分に良くやっていたし、ストロークではヴィーナスを追い詰めていたが、この重要な場面でのメンタル的な弱さをのぞかしてしまった。

逆にヴィーナスはこの日サーブの調子が今ひとつだったのだが0-40に追い込まれた時には必ずといっていいほどエース級のファーストサーブを叩き込んできた。これだけでもメンタル面の強さを感じさせる。

森上が5-3とリードし、サービスをキープすれば試合が決まるはずだった第9ゲームではラブゲームで落としている。しかもダブって。

う~ん…。世界の壁は高い……。

それにしても惜しかった。。。

posted by so-ma |02:03 | テニス | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年07月03日

U-20日本代表 ~ウェイト50%の手応え~

「これ3-0だろ」

試合が20分ほど過ぎようとしている頃、思わず私はこんな独り言を発してしまった。試合の評価を下すのには時期尚早であることは承知していたし、この年代のチーム同士の対戦では突如として試合展開が変わることなど日常茶飯事である。あまりにも安易な感想だったと思う。

ただ、U-20日本代表に抱いた印象はそれほどまでに新鮮かつ希望の持てるものだった。実際、大量得点後の気の緩みから1失点を喫してしまったものの、日本はほとんどの時間帯でフィールドを支配し、3-1で初戦を飾っている。

どこが良かったのか。

ありきたりな表現で大変恐縮だが“日本らしいサッカーの体現”が出来ていたことに尽きると思う。テクニックとアジリティーを活かし、2タッチ以下でボールを簡単に繋ぐ素早い展開が出来ていた。チームの核である中盤に柏木、梅崎、田中といったすでにJでレギュラーを獲得している選手がいるのだから、これも納得である。青山にしてもJでは出番が少ないがアンカーのポジションを見事にこなし、攻守に渡って貢献していた。

また、“日本らしくないサッカー”をも彼らは行っていた。梅崎の2点目と青山の3点目がミドルシュートだったことは特出すべき事項だろう。一般的に日本サッカーの特徴であり欠点はミドルシュートの少なさだと思う。各年代を通じて、ミドルシュートより繋ぐことが優先されている。

ただミドルシュートは今や世界のトレンドだ。“打たなければゴールは得られない”“打てば可能性がある”の得点を意識したミドルはもちろん、ミドルシュートを打つことは伏線としての役割を果たす。DFにミドルを意識させたからこそ、引っかかるフェイントや通るパスは必ず出てくるわけで、つまり攻撃側の選択肢が格段に増えると同時に、守備側に混乱を与えるのだ。この日の日本代表はまさにミドルシュートを有効活用していたように思う。柏木とのコンビネーションから内田が放ったミドルや梅崎がドリブルから打ったミドルが伏線としてあったからこそ、スコットランド守備陣は的を絞りきれずに、簡単なフェイントやコンビネーションに引っかかったのである。

そしてなんと言っても素晴らしかったのはサイドバックだと思う。内田と安田。共にJで上位を走る鹿島とガンバでレギュラーを張っているプレイヤーだ。これほどレベルの高いサイドバックを持った代表が近年あっただろうか?攻守におけるバランスはもちろん、中盤のプレイヤーとの密な連携で相手を崩す場面が何度も見られた。安田は守備でバタバタしてしまったがこれを差し引いても及第点以上の活躍といえる。

強いて挙げれば一回り体の大きいCBがほしいところだが、体格が無い分、日本に欠けがちな“声”という武器でチームを盛り立てている辺りは各プレイヤーが自分の役割を演じて、出来ることを精一杯やっている印象を与えてくれる。

得点後のパフォーマンスもしかりだ。得点をしても日本人プレイヤーは喜びを体現しないことが多い。本来は得点したことによってチームが活気付くのだが、淡々とプレーが再開されてしまうシーンを多く目にするのはわたしだけではないだろう。だかこのチームには活気がある。見ている者を惹きつける魅力がある。若さゆえというより天性の明るさといった方が適切だろう。こうなれば日本の躍進に一役買うかもしれない“ビリー”にすらお礼を言いたい気分だ。

まだ1戦が終わっただけ。しかし“ウェイト50%以上の初戦”を3-1で勝利し、内容的にも完勝した若き日本代表の躍進に期待を膨らませて、次節に望むことにしよう。

posted by so-ma |00:57 | ■日本代表 | コメント(4) | トラックバック(1)
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