2005年01月02日

プレミアシップ観戦ガイド、その2 ~心構え~ 【プレミアF】

■渡英にあたる、心構え

「人間は無知がゆえに、必要以上に恐怖心を抱いてしまう」(なだいなだ)

初めて海外に出る人間にとって、これ以上にうってつけの言葉はないと思う。日本とは違う言語、環境、人種と文化があり、それは魅力であると同時に恐怖心を我々に与える。「はじめに」で記したタクシー・ドライバーしかり。言ってみれば、慣れ親しんだ木造の日本家屋から暗闇が広がる世界へと飛び出し、馴染みのないレンガ造りの家が並ぶ薄暗い道を歩かなければならないわけだ。地図や言葉など、最低限の準備をしておかなければ大変なことになりかねない。

だが、経験することによって真っ暗だった部屋は徐々に変化する。マッチよりロウソク、それより暖炉の方が便利であることが分かってくるし、暖炉が使えれば部屋全体も見渡せる。暖かくもなる。世界が広がっていく。

ここではまず、薄暗い家にロウソクを灯してみましょう。それほど難しくはありません。

1.まず踏み出すこと
2.弱気にならないこと ~Take it easy!!~
3.自分自身を心得ること

個人的にはこの3つさえ心得ておけば、ある程度のことが起こっても対処できると思っている。

日本国外に出た経験がない60歳のタクシー・ドライバーがそうであるように、年齢を重ねられた方に多い傾向だと思うのだが「言葉が通じない」「外国人が苦手」等でネガティブな発想を抱き、暗闇への冒険を断念する方は多い。

ただ全く個人的な見解を述べさせてもらえば、行ってしまえばどうにかなる。ならなければ毎年数百人、何千人もの死者が出ているはずだが現実はそうではない。言葉が出来なくても何とかなる。(ただ、言語が出来なくても“良い”ではなく、出来なくても“大丈夫”というニュアンスだが。)この“恐怖”は個人による観念が様々であるため、振り払うための答えを「○○」と明確に導き出すことは難しいが、人には適応能力があり、経験は知識に還元するわけで、その環境に入ってしまえばとにかく何とかなるのだ。少しの勇気とケセラセラ、Take it easy!!これらの心構えが大切である。

しかしひとつ忘れてならないと思うのは、自分自身を心得ること。セルフィッシュになりすぎてしまうことは良い傾向ではない。英語は出来なくても何とかなるが、英語は出来たほうが間違いなく良いし、視野も広がる。「日本人だから○○(その国独自の制度やマナー)が分からなくても仕方ない」ではなく、郷に入ったならば郷に従わなければならない。

これら精神的要素のバランスを上手く保っていけば、海外旅行などそれほど難しいものではないと私は思う。もちろん危険なものでもない。ツーリストは戦地に赴く戦士ではなく、初めてのおつかいに出かける5歳児のようなものなのだから。


■リンク集

プレミアシップ観戦ガイド、その1 ~はじめに~
プレミアシップ観戦ガイド、その3 ~ツアーの是非~
プレミアシップ観戦ガイド、その4 ~チケット入手方法~
プレミアシップ現地観戦に関する体験談、大募集!

posted by so-ma |00:00 | ■英国フットボール 観戦ガイド | コメント(2) | トラックバック(0)
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