2008年03月31日

白熱のチャンピオンシップ 【プレミアF】

アーセナルが奇跡的な逆転劇を演じ、ユナイテッドがビラを一蹴し、チェルシーがフラフラしながらもバーに救われ、優勝争いに踏みとどまっている今日この頃。ボトム3…いわゆる降格争いも白熱しており、北部のライバルがいずれも勝点3を積み上げ、残留に向けて大きく踏み出した今週。

だが、今回はプレミアシップのひとつ下に位置するチャンピオンシップにスポットを当ててみよう。以下が現時点での順位表である。


(左から順位、クラブ名、試合数、勝点)
 
1 Bristol City 41 70 
2 Stoke 41 69 
- - - - - - - - - - - - - - - -(自動昇格圏内)
3 Hull 41 68 
4 West Brom 39 66 
5 Watford 40 65 
6 Wolverhampton 40 61 
- - - - - - - - - - - - - - - -(プレーオフ圏内)
7 Ipswich 40 60 
8 Plymouth 41 59 
9 Crystal Palace 41 59 
10 Burnley 41 58 
11 Charlton 41 57 
12 Cardiff 39 55 
13 Sheff Utd 40 53 
14 QPR 41 53 
15 Preston 41 53 
16 Blackpool 41 50 
17 Norwich 41 49 
18 Coventry 40 48 
19 Leicester 41 47 
20 Barnsley 40 46 
21 Southampton 41 46 
- - - - - - - - - - - - - - - -(残留圏内)
22 Sheff Wed 39 45 
23 Scunthorpe 41 38 
24 Colchester 41 33 

より詳しいTableはこちらへ。


■混戦のプレーオフ進出争い

見てお分かりのように、非常に混戦である。特に上位3位~6位までに与えられるプレーオフ出場権獲得争いが熱い。6位以内に位置しているチームはもちろんのこと、試合の消化が2試合少ない12位カーディフまではチャンスがあると見ていいだろう。

個人的にはロンドンに住んでいるだけに、チャールトンやクリスタルパレスといったクラブに注目しているのだが、後者はなかなか中位を抜け出せず、前者はつい最近までプレーオフ進出圏内に位置していたにもかかわらず調子を崩して今ではこの争いから脱落しかねないまでになっている。

チャールトンの試合は先日、リーグ4位でFAカップでもセミファイナルに進出したWBAとのプレーオフ圏内をかけた決戦を見てきたのだがあまり状態がいいとはいえなかった。攻撃力抜群のWBA…とりわけ元プレミアシップ得点王のケビン・フィリップスの巧みな動きを前にディフェンスが混乱し、ホームでありながら押される展開となってしまっていた。結局、引き分けには持ち込んだものの、ライバルとの直接対決を制せないのでは今後厳しいといえる。冬にサンダーランドへと移籍したリードの穴が大きいのだろうか。

ちなみに稲本選手が所属していたことでお馴染みのウエストブロムはなかなかいいチームだった。先に紹介したケビン・フィリップスを筆頭に、ゾルタン・ゲラ、グリーニング、ロビンソンなどプレミア経験のある選手(というより降格してもチームに残留した選手)が多く、経験値やチームの完成度はなかなかのものといえる。来期、プレミアシップに昇格できたとして、どこまでできるのか。それをポーツマス戦で計ってほしいところだ。

話は戻って、同じくロンドンのクリスタルパレスにしても残念ながら安定した戦いができていないようだ。例えば土曜日のブラックプール戦、スタメンにはシーズン終了までのローン契約で獲得したばかりのシンクレアとアシュトンの名前があった。確かに期待をこめて獲得したのはわかるがいきなりスタメンでの出場というのは厳しい台所事情が伺える。試合内容もシンクレアや、後半から出場した同じくローンで獲得したカエル・リードの個人技に頼りがちで、守備陣はヨレヨレ。辛くも引き分けに持ち込んだが、勝点2を失ったというより1を得たといった方が適切な試合内容だっただけに、今後も厳しい戦いが予想される。


■得失点“2”の首位

さて、首位争いを見てみるとトップに立っているのはブリストル・シティ。ちょっとした驚きは、詳細の順位表を見ていただければ分かると思うが得失点差わずかに2で首位に立っていることだろうか。いかに勝負強いチームかが伺える。2位のストークは昨シーズンに続いて安定した戦いを続けている。昨シーズンは惜しくも昇格を逃しているだけに、今期にかける思いは強いのだろう。


■後がない名門セインツ

そして残留争いだが…モウリーニョが印象に残るスタジアムとして名前を挙げたセント・メリーズに本拠地を構えるセインツことサウサンプトンにお尻に火がついている。ウエストハムからリチャード・ライトを獲得するなど残留に向けて動いてはいるが…逃れることができるだろうか。個人的にも足を運んだことのあるクラブだけに、なんとかリーグ1行きは回避してほしいものだが…。また、降格の危機に瀕していたコベントリーの監督を引き継いだクリス・コールマンだが、見事にチームを残留圏内に導いている。伊達に若くしてプレミアシップのクラブを率いていただけあり、その実力は本物といったところか。


■プレミア復帰の難しさ

それにしても昨シーズンはプレミアを戦っていて、戦力的には他よりも充実していると思われたシェフィールド・U、チャールトン、そしてワトフォードだったのだが、最高順位はワトフォードの6位というのだから、やはりこのリーグにも独自の難しさがあることが伺える。


これから佳境に入るチャンピオンシップ。プレミアシップの影に隠れながらも必死に日の目が当たることを夢見てプレーする選手たちの奮闘をお見逃しなく!

posted by so-ma |08:20 | ■07-08 英国フットボール | コメント(2) | トラックバック(0)
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白熱のチャンピオンシップ 【プレミアF】

コアな情報どうもありがとうございます!
クリスタルパレスとかチャールトンとか何シーズンかまえかは普通にプレミアにいたのに残念ですね。特に今年はフルハムがやばいし、チャールトンには頑張ってほしいんですけど。

posted by Tome | 2008-03-31 08:54

白熱のチャンピオンシップ 【プレミアF】

コメントありがとうございます。

私もロンドンのクラブには検討してほしいんですけどね。ウェンブリーでのプレーオフを、見に行くことを楽しみにしているのですが…。

posted by so-ma | 2008-04-01 21:45

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