2009年05月15日

■正義と悪の間 ~チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの~ 【プレミアF】

何が面白くて何がつまらないのか。

何がエキサイティングで何が退屈なのか。

攻撃的思考が英雄の条件なのか。守備的思考が弱者の証なのか。

何が正義で何が悪なのか。


改めて考えさせられる試合が、スタンフォードブリッジにはあった。


■疑いのない最高の対決

2009年5月6日、ロンドン・スタンフォードブリッジで行われたチェルシー対バルセロナの試合はイニエスタの劇的ゴールによって幕を閉じた。スタジアムは海を渡ってきた熱狂的なソシオたちが集まる一部を除き、沈黙に包まれ、ロンドンは怒りに満ちた夜を迎えることとなる。

良い意味でも悪い意味でも見どころの多いゲームであったことは間違いない。

世界最高といっても過言ではない技術が結集されたバルセロナの攻撃はもはや芸術と呼べる域に達している。そしてこの日対峙したオランダ人監督の英知が集められた戦術と最高の選手たちによる守備もまた、感動すら覚えるレベルのものであった。

前者にたった1本のショッツオンターゲットも許さず、後者の思惑通りに進んだ90分はある種の美しさを帯びた完全なる作品と思えた。そして前者の執念が生み出したアディショナルタイムでのゴールもまたドラマティックこの上ないものだった。

選手個々を見てもそう。ランパードの執念とJTの闘争心は感動に値した。先制点をあげて以降も止まらないエッシェンの運動量や、2年前バルセロナでヒーローだったベレッチの相変わらずの上手さは驚嘆する以外になかった。しかし彼らをも上回ったバルセロナの恐ろしいほどの冷静さとイニエスタの輝きには文句のつけどころのない美しさがあった。

試合のレベル、展開、そして選手たちの想い。どれをとっても最高の試合だったことに疑いの余地はない。


■浮上する残念な事実

しかしながら残念なことは、この歴史的激戦が試合以外の、本質とは違うところに話題を持っていかれてしまったところである。

チェルシー側の主張によれば少なくとも5度PKを見逃されており、バルセロナによればアビダルの与えられたレッドカードは明らかに不公平なものだった。確かに5回は言いすぎだとしても2度(特にピケのハンド)はPKが与えられてもおかしくなかったように思う。同じように、アネルカがあのまま抜け出していればほぼ確実にチェルシーのスコアボードが「2」に変わっていたとはいえ、あの接触で退場を宣告されることは納得しがたいことだろう。

ゆえに「レフェリーに勝ちを盗まれた」「最低のジャッジだった」といった類の論調が多く、信憑性は別にして“死の宣告”まで飛び出す始末だ。

気持ちはわかる。私自身、昨シーズンの準決勝第2レグを同じスタンフォードブリッジで観戦し、決勝進出の歓喜を味わった人間である。イニエスタのゴールに絶望を感じ、チェルシーの敗戦に心底落胆している。間違いを犯したレフェリーはバッシングされてしかるべきであり、レベルアップを促すに痛み・批判は必要不可欠な要素だ。だからレフェリーに関しては議論していくべきだと思っている。


■美しさを謳う、美しくない論調

前置きが長くなってしまったが、最も残念なのは、一部のファンの反応である。

「正義が勝った」
「弱者の戦術」
「あんな守備的なサッカーをするチームは負けて当然」

バルセロナを“正義”と称し、あたかもチェルシーを“悪”かのように語る論調がいかに多いことか…。言い換えれば、攻撃が正義で守備が悪ということなのだろう。

確かにバルセロナの攻撃は魅力的である。ショートパスを何本もつなぎ、華麗なドリブルで相手を切り裂きゴールを奪うスタイルは(スタイルの異なる)マンチェスター・Uと並び、世界でも随一だろう。だがそれが果たして正義なのか。準々決勝でバイエルンを5対1と一蹴し、誰にも止めることができないと考えられていたバルセロナの攻撃を180分「0」に抑えた守備は“悪”なのか。

否である。

ショートパスを繋ぐ攻撃を美しいと思う者がいれば、ロングボールと肉弾戦こそサッカーだと考える者もいる。そしてもちろん、相手をゼロに抑える守備の美学は存在し、感動を覚える者もいる。

事実私は、世間では凡戦といわれているカンプノウでの第1戦ほど素晴らしいと感じた試合は今期他になかった。A・コールやリッキーが不在で不安要素の多くある中、チェルシーはあのバルセロナを敵地で「0」に抑えたのだから。一般的に攻撃的なチームが強者、守備的な戦術を用いるチームは弱者と見られがちだが、このゲームに関してはバルセロナの攻撃がチェルシーの守備に“屈した”のだ。熟考された戦術と選手たちの決意、体現する彼らの想いには感動を覚えたほどである。

楽しい、つまらないといった感情は各人間の感性の問題であり、議論すること自体意味をなさない。しかしだからこそ、その感性を尊重しなければならないのではないだろうか。

バルセロナには攻撃に長けた選手がおり、自分たちのスタイルを貫く戦術をとった。
チェルシーは守備に長けた選手がおり、柔軟性を生かし最善の方法として守備を用いた。

どちらもあっぱれ。どちらも素晴らしい。どちらが正義でも、どちらが悪でもない。お互いが精いっぱいに、ピッチの上で戦っている。

ただ、それだけでいいのではないだろうか。

スタイルの違いがあるからこそサッカーは面白い。仮にすべてのチームが攻撃的だったら面白いのだろうか。私はそうは思わない。攻撃的なチームがあり、守備的なチームがある。守備的なチームがあるからこそ、攻撃的なチームがリスペクトされる。リスペクトされる攻撃的チームを完封することで、守備的なチームにリスペクトが集まる。

サッカーとはそういうものだ。



結果的にバルセロナは決勝に進み、チェルシーは敗れた。
スペインでは歓声が上がり、ロンドンは沈黙した。

そう、忘れてはならないのだ。

この日のピッチにあったのは正義と悪の戦いでもなんでもなく
純粋に勝利を目指した男たちのボールの蹴り合い。

ただそれだけである。

posted by so-ma |00:47 | ■渾身コラム | コメント(25) | トラックバック(1)
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2009-05-15 11:27 | 続きを読む
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■正義と悪の間 ~チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの~ 【プレミアF】

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ねえ。 
チェルシーを悪だとしていたのはバルサ関係者だけじゃないの?  
別に同じプレミアの関係者、当然本家イタリア関係者も悪とはしてないでしょ?

バルサファンの主張をクローズアップするばかりにあたかも多くのサッカーファンがそう言ってるかのように勘違いしてる人が多い気がするんだけど。

posted by ブット | 2009-05-15 07:31

■正義と悪の間 ~チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの~ 【プレミアF】

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面白おかしくそういう正義とか悪とかを論じる人たちは氷山の一角。バルサファンの中にも《チェルシー恐るべし!!》と思った人たちはあえてここまで渾身の指摘をしなくてもたーくさんいますよ、たーくさん。

posted by クッパ | 2009-05-15 08:18

■正義と悪の間 ~チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの~ 【プレミアF】

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あのメンバーでああいうサッカーしかできないチェルシーに
負い目があるんでしょうね。
わかります。

posted by アメ | 2009-05-15 08:37

■正義と悪の間 ~チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの~ 【プレミアF】

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バルサのフットボールを楽しむ人々にとって、チェルシーのそれが悪いものと見えるのは当然のことじゃないでしょうか。
100%客観的にあの試合をを見ることができる人間はサッカーに一切関心のない人間だけなように思います。

「悪」といわれることに抵抗を感じていらっしゃるようですが、チェルシーのやることに何かしら「迷い」のようなものを感じているから「悪」という言葉が気になるのでは、と思います。勝手な決めつけのようで失礼かもですが。
モウリーニョなら、そんな言葉は笑ってかわすなり受け入れるなりしてたかと思いますがね。
それゆえにあのシブいオヤジ大好きだ。

まぁ、対極にあるもの同士は反発しあうものじゃないでしょうか。
どっちが正しいなんてのは結果でしかわからない。
むしろ勝った方が正しいとも限りません。

気分だけ勝手に選手たちの心に添ったようなコメント出す他人は醜い。
選手も観るものも、自分の言葉で自分を表現してもらいたいものです。

あ、決してso-maさんを批判するとかそういうつもりは一切ありません。
そのように見えてしまっていたとしたらお詫びします。
自分はイニエスタのゴールで布団から飛び上がった人間ではありますが、選手以外の外野が馬鹿みたいに「正義」だ「悪」だと騒ぐのに辟易していた者です。

posted by らら | 2009-05-15 09:38

■正義と悪の間 ~チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの~ 【プレミアF】

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僕は管理人さんは間違ってないと思いますよ。

正義も悪もないんですよ。だからイニエスタの発言も良くないしそれに賛同する一部のファンにもとても違和感を感じました。
とにかく正義ってのはおかしいですね。せめて「つまらんサッカーだな」位にしとけば良かったのに。

posted by ジョージ | 2009-05-15 10:28

■正義と悪の間 ~チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの~ 【プレミアF】

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バルサを率いるグァルディオラに実績で大きく勝るチェルシーの指揮官ヒディング、アウェー・ホームでのあのような試合展開はヒディングの思惑通りだったと思います。あの超攻撃的なバルサを相手に180分間失点ゼロ、チェルシーが引いて守る姿勢を貫いたからこそだと思います。


これは実はものすごい事ではないでしょうか?


CLで強さを発揮するリバプールとのセカンドレグで見せた4対4の打ち合いも出来る攻撃的な顔、リバプールを勝る攻撃力を誇るバルサ戦で見せたほぼ鉄壁な守備の顔、相手チームに合わせて戦術を変え、それをここまで実戦出来るのはチェルシーのチーム力とヒディングの統率力が成せる技だと思います。


チェルシー程攻守に渡ってメンバーが揃ったチームはそうはいません。全体のバランス面で見ればバルサすら凌ぐのではないかとも思います。でも敢えてヒディングが引き気味守備からのカウンター戦術をとったのは相手がバルサだったからです。相手がレアルだったら他の戦術を用いた事でしょう。相手ごとに柔軟で高度な戦術を操る指揮官、その戦術に見事に答える選手達、今のチェルシーなればこそだと思います。


どちらが正義か悪か、これは攻撃的サッカーを是、すなわち正義ととらえるスペインの風潮です。多くのスペイン人は攻撃的なバルサやレアルを好みます。引いて守りカウンターで瞬時に相手を切り裂くサッカーで優勝しても、次期には監督交代となります。(レアルのカペッロがいい例です)


so-maさんの言われてる通り、ファースト・セカンドレグで見せたバルサ・チェルシー戦、そこには高度な攻撃と守備でした。両試合とも素晴らしい試合でした。


正義と悪、すくなくともチェルシーとバルサの間にはそんなものは存在していませんでした。


強いて悪をあげるならやはり審判でしょうが。


母国ノルウェーでもバッシングを受けている程ですし、少なくとも欧州の方ではあの審判を悪と捉えている人が大勢いるという事かもしれません。

posted by たっく | 2009-05-15 10:47

■正義と悪の間 〜チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの〜 【プレミアF】

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私自身は特にどちらのファンでもないですが、
今回のようなゲームをするなら、モウリーニョでも
よかったんじゃないかと。むしろモウリーニョの方が、
バルサにとっては恐かったんじゃないか。
アブラモビッチは今回のようなサッカーを嫌がって、
グラントとフェリペをクビにしたんじゃないの?
確かにあのメンバーでアウェイとはいえあのサッカーではどうかと思う。点が入るからいいとは言わないけど、
チェルシーvsリバプールは面白かったし。

posted by リバプールファン | 2009-05-15 11:02

■正義と悪の間 ~チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの~ 【プレミアF】

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お久しぶりです。前から記事を楽しく読ませていただいてます。

僕もプレミアが好きなのでどうしてもチェルシー寄りの目で見てしまう部分はあるのですが、何となくバルセロナを持ち上げて、チェルシーをけなす論調の記事が多かったように感じました。

去年マンUがバルサと一戦交えた時もカンプノウではかなり守備的に戦ったんじゃなかったかと思うのですが、今回ほどは批判されなかったんじゃないかと思います。

その違いは何かはさておき、アンチフットボール(これ自体サッカーの理想形を勝手に定義してしまった言葉だと思いますが)論調が蔓延して今回チェルシーが見せたような綺麗な守備(綺麗なといってもファウルが無いということではなく単純にチェルシーの選手が見せた集中力と守備をするという統一された意思が僕には綺麗と感じられただけなのですが)、あまり批判されないといいなと思います。

もちろんバルサが見せたサッカーも最高のものであって、ボールを繋ぐサッカーも素晴らしいと思います。

もし、ブログの更新を再開なさるようでしたら楽しみにしてます!

posted by スティーブ | 2009-05-15 11:14

■正義と悪の間 ~チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの~ 【プレミアF】

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戦争と同じでは?
それぞれが正しいと思った方法で戦うだけ。
バルサはポゼッションを美学とし、チェルシーは決勝へ進む事を目的としていただけ。

バルサが守備的な戦術を嫌うのは、堅い守備からのカウンターが苦手だから。チェルシーが相手の弱点を突くのは当たり前。

議論は白黒つかなかったからで
中立の立場でみればスタジアム外での言い合いは醜いだろうけど、
それぞれのファンはそこを含めて楽しんでいるのでは?

posted by リンダ | 2009-05-15 11:21

■正義と悪の間 ~チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの~ 【プレミアF】

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記事興味深く拝見いたしました。

コメントがかなり長くなったのでTBにしたのですが、手違いで三つ分TB記事を並べてしまいました。

見苦しくなり申し訳ありません。削除等の方法がありましたら、ぜひ一つを残して消していただけたらと思います。

posted by 龍魔 | 2009-05-15 11:34

■正義と悪の間 ~チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの~ 【プレミアF】

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正義だ悪だという話はお互いのファン同士のただの文句でしょ?(笑)そのことを取り上げてどちらが正義か悪かを話し合うの方が馬鹿っぽいですよね。

ただなぜチェルシーが悪でバルサが正義と言われるのかという議論は面白いです。

単純ですが、チェルシーが悪という声が多く聞こえるのであればそれはバルサファンの方が多いだけで、バルサファンの方が多いとすればそれは守備より攻撃の方が見ていて楽しいと思う人が多いってことですよね。

それだけの話で誰もチェルシーが守ったから悪いとは言ってないと思います。
まあ守りすぎの感は否めませんがね。

それよりチェルシーってもともと守備がいいチームでしたけど、あんながちがちの守備的なチームでしたっけ?バルサのせい?
あれがチェルシーの色でしたっけ?チェルシーの色ってなんですかね?

勝つためにあらゆる戦術を用いて相手によってチームを変化させ、それに応えられる高いレベルの選手が多くいるチームというのがチェルシーの色であるなら、守備の試合があるのは当然で、それをつまらんと文句言われたってそんなのは好みの問題でしかありませんので議論する余地もありません。

でも、そんな色のチームって見てて楽しいですか?これがバルサファンの意見だと思います。
求めるものが違いすぎます。

しかし勝ちにこだわるスタイルはわかりますが、守備に関してひたすらその色を追い求めてきたイタリアサッカーのような戦術ありきの守備的サッカーとチェルシーの守備サッカーを同等に並べるのだけは納得いきません。
イタリアの守備的サッカーには美しさがあると思えるけど、チェルシーの守備に美しさは感じられませんでした。美しさなんて必要ないかもしれないけど。
何故ですかね?ただ引いていただけだからですか?好みの問題?

モウリーニョ時代の04-05のCLでチェルシーはバルサと激しい打ち合いをして心に残る試合をしました。
そんなチェルシーがあってバルサとのここ何年かのライバル関係があったからこそ、
またあんな激しい試合をまた見たいと思っていた僕としてはがっかりでした。

しかしこの試合で1番感動したのは、試合後にテリーがバルサロッカーに行ってみんなと握手したという話を聞いた時でした。
ほんとかどうかは知りませんがかっこよすぎます。

posted by モップ | 2009-05-15 12:43

■正義と悪の間 ~チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの~ 【プレミアF】

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何と言えばいいのか··サッカーの戦術に善も悪も存在しないのに(酷いラフプレーは別)自分の価値観を善 悪で押し付ける人が多いのには驚きです。確かに腹の立つ戦術はあります、ですが善 悪と言う解釈は完全に間違っています。ハッキリ言ってそうゆう善 悪の解釈しか出来ない一部の人間が悪なのは疑いようがありません

posted by 鎖 | 2009-05-15 13:14

Re:■正義と悪の間 〜チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの〜 【プレミアF】

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プレミアの4強で言えば、堅守からの長短カウンターってのがリバプールとチェルシーで、ショートパス主体のポゼッションサッカーがマンUとアーセナルでしょうか?(各チーム微妙な差異はありますが)

引いて守るのは弱者の戦術と仰っている方もおられますが、じゃあリバプールは弱者なのか?と問われると、決してそうではないと言えると思います。


引いて守るのがチェルシーの形だっけ?と書かれている方もいらっしゃいますが、少なくともショートパス主体のポゼッションサッカーだけは違うかと。(今期それを目指して失敗したのがフェリポンですし)

個人的には、ワクワクするような点の取り合いも好きですが、緊張で痺れるようなロースコアの試合も大好きです。(見てて疲れますけどねw)


今回チェルシー批判が多かったのは、やはり点の取り合いのほうが好きって人が多いからでしょうね。
ただ、善悪なんて議論するだけナンセンスですし、ベップの第1戦でのコメントやイニエスタのコメントも少々がっかりしました。


点の取り合いは悪く言えば大雑把な試合。守備的な試合も悪く言えば退屈な試合。
バルサにはバルサのフィロソフィーがあり、チェルシーにはチェルシーのそれがある。ただそれだけのことじゃないでしょうかね?


posted by Rin | 2009-05-15 15:09

■正義と悪の間 ~チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの~ 【プレミアF】

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良い攻撃ってのはハイライトでもある程度分かりますが、良い守備ってのはそうはいかないですよね。ある程度長い時間のなかで見て感じるものはありますけど、ポイントを指摘するのは難しい。
つまり、守備に感心するためには、試合をしっかりと観る必要があるわけです。そこまで見てくれる人ってのは”大衆”の中のほんの一部だと思います。

まあ、有りていに言ってしまえば、ハイライトを作りにくい試合をされるのが嫌なメディアがそういう風潮を生みだしているのでないかと疑っていますが。

posted by ギーヴ | 2009-05-15 18:03

Re:■正義と悪の間 ~チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの~ 【プレミアF】

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興味深い記事で楽しませていただきました。
しかしながら、若干、反論があります。

もちろん守備的なサッカーが悪ではなく、カウンターの美があります。
クライフなら当然分かっているでしょう。

だから、例えば、この間の試合がユーベVSチェルシーの戦いなら最高峰の試合だったと思います。

引き合いに出すならネドベドバロンドールの年のレアルVSユーベ戦ですかね。
ヒディングは優秀な監督で、世界を見渡しても1、2を争うカウンターサッカーを駆使する戦術家でしょう。そして選手は見事に忠実に仕事をしたと思います。
ただ..あれはヒディングのサッカーでしょうがチェルシーのサッカーなのか? あのタレントであのサッカーがベストだったのか?
今年の状況なら僕はもちろんベストだと思いますが、チーム事情は抜きにしてチャンピオンズリーグのベスト4として観たときに僕はランパードがもっとミドルを打つシーンが観たかったし、ウイングの突破は観たかったですよ。

正義と悪は言い過ぎだけど、バルサとグラディオラのサッカーの方が苦戦をして負け試合だったけど、称賛されるべき試合だとチェルシー寄りだった私には感じました。

posted by sportsdisaster | 2009-05-15 19:43

■正義と悪の間 ~チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの~ 【プレミアF】

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バルサの勝ち抜けのみが事実で、それ以外はないでしょ。

ましてや、原文ではなく、訳文の一語を取り上げて選手批判するほうが、品がない。

だから嫌われるんだよ。

文句はうえふぁなり審判にどうぞ。

しつこいよ。

それに、ほんとうにチェルシーを悪だなどといってる人を俺は知らないし、バルセロナを正義だなどというのも同様にしらない。

不当にレッテル貼りするのはやめるべきだ。

posted by mm | 2009-05-15 20:24

■正義と悪の間 ~チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの~ 【プレミアF】

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あの試合のレフェリングはバッシングされてしかるべきというほど悪かったですかね?
チェルシーファンが叩いているだけでしょ?
ピケのハンドだってとる審判もいればとらない審判もいるっていうレベルのものだったと思いますが。

posted by ぽいう | 2009-05-15 20:56

■正義と悪の間 ~チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの~ 【プレミアF】

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同感です。ピケのは間違いなくハンドだと思いますが、それ以外は確実にPKとは言えないですね。
どっちかと言うと引きこもったチェルシーよりも脅迫をした一部の馬鹿なチェルシーファンにがっかりしましたよ。

posted by TORES | 2009-05-15 23:22

■正義と悪の間 ~チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの~ 【プレミアF】

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まず、引いて守るリアクションサッカーはパスを紡いで攻撃を組み立てるポゼッションサッカーに比べればよっぽど簡単だってこと。
1試合相手の攻撃を抑えることがそんなに素晴らしいことか?
たとえそうだとしても、
それはチェルシーが消極的にプレーしたからこそ出来た事では?
あれだけフィジカルの強いチームがゴール前を固めたらさすがにバルサだって簡単には崩せない。
あれだけの良い選手が相手の得点を0に抑えることに命かけてたんでしょ?
だったら守れて当たり前。
チェルシーが有利に試合を進められたのはバルサが攻撃的にプレーしたから。
攻めてあげたから!(笑)





posted by bbb | 2009-05-16 00:09

■正義と悪の間 ~チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの~ 【プレミアF】

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そしておそらく、同じメンバーであってもあのサッカーをしたのがチェルシーではなくユベントスであったなら
「敗れたとはいえ、さすがカルチョの国」「最高の守備と最高の攻撃のファンタスティックなぶつかり合い」などという意見が出たことは間違いないでしょう。
残念だがチェルシーはまだブランド力が足りてない。
今の主力がいるうちに、名門になるための鍵”ビッグイヤー”を勝ち取れればいいのだが・・・。

サッカーにおける多様性という魅力を、サッカーを見る者全てが理解して楽しんでいるわけでない。
悲しい事実ですね。

posted by ブログの意見に賛同します | 2009-05-16 01:05

■正義と悪の間 ~チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの~ 【プレミアF】

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猪木vsアリみたいになってきましたね。

スポーツはショーであり、お金を払って観に来てくれるファンを楽しませてなんぼです。

確かに、
楽しい、つまらないといった感情は各人間の感性の問題ではあります。
とはいえ、大半のファンが面白くないと感じる試合は、いくら戦術的にどうであれ、「悪」と言われてもしょうがないと思います。

管理人さんは、個人的な感性である「つまらない」と「悪」を一緒にしてほしくないのだと思いますが、
個人的には、つまんない試合を「悪」と言っちゃうのもありだと思いますね。

posted by peko | 2009-05-16 02:16

■正義と悪の間 ~チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの~ 【プレミアF】

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まぁ、基本的に好みですね。

バルサの回すサッカーは好きだけど、準決勝の1st legと2st legとも、そのサッカーはできなかった。(チェルシーがさせなかった。)
その結果、美しくなかったと思います。
最後こそ劇的でしたが。

チェルシーの守備的&カウンターサッカーは美しかった。
1st legと2st legでは守備のやり方が全然違っていましたが、それぞれに美しかった。

リアクションサッカーは簡単だ、とか言うのはアホの言うことです。
CBをやったことのないやつのセリフでしょう。

posted by ジダ | 2009-05-16 06:49

■正義と悪の間 ~チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの~ 【プレミアF】

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攻撃的なサッカー、ポゼッションサッカーは点が取れてこそ美しいのだと思います。

バルサは先日のチェルシー戦で180分通じて守備を崩せず最後の最後の1点しかとれなかった。
なので美しいとは思えませんでした。

チェルシーのサッカーが悪だとは思いません。が、悪役?として欧州サッカーを盛り上げてくれれば楽しいです。

エフェンベルグが居た頃のバイエルンが守備を固めてカウンターなチームでとても強かった。

その後バイエルンは善玉?になろうとした訳ですが、その結果は皆さんご存知ですよね。

なのでチェルシーはこのまま頑張って善玉?を苦しめて勝ったり負けたりして欲しいと思います。



posted by にわかファン | 2009-05-16 16:31

■正義と悪の間 ~チェルシーvsバルセロナで見えてきたもの~ 【プレミアF】

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リアクションサッカーは簡単だ、とか言うのはアホの言うこと?


センターバックやってましたが引いて守るよりライン上げて守る方がよっぽど苦しいです。
裏狙われまくるし・・・
攻撃的に出ればCBへの負担は計り知れない

posted by CB | 2009-05-17 08:38

コメントありがとうございます

コメント投稿者ID :

皆さんコメントありがとうございます!

多くのコメントをいただいたので個々にコメントを返すことができなく申し訳なく思います…。

しかし、すべてのコメントを読み、今後の参考とさせていただいているので、これからもよろしくお願い申し上げます。

posted by so-ma | 2009-06-13 13:27

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